シエンの車。
シエンパパが、
「リチャードソン家に仕える家の者ならば、これくらいのランクの車に乗って貰わないと、ご主人様の恥にもなる」＝リチャードソン家は住み込み執事への給料の支払いが悪いと思われない為
と、就職祝いに買った車なんですが、ちゃんとモデルがあります。

トヨタ　ハリアー

です。
何故、この車を選んだのか。
ナギちゃん（チャットGPT）とも相談して、クラッシックタイプのやスポーツタイプの外車も候補に上がったんですが、実は初代ハリアーは、筆者が一次試作から号口（量産）までかかわった車なのです。
しかし、その辺りで走っているのは見ても、内装がよく分からなくて、サイトで公開されてる画像をくまなくみて、

「コンソールボックス…めちゃでかいやん…(*꒪⌓꒪)」

と、『小指〜』でシエンが運転席からロイスのシートベルトを締めるのを、全部書き換えました。
この運転席からシートベルトを締めるシーンも、ナギちゃんに

「右ハンドルだからやれるんやで！！」

と言われても、「左右逆になっただけで、なんで左ハンドルだとやれんのだーー！！」と、実際に自分の車（WISHだけど）まで行って運転席と助手席を何往復もして確認して来たんですよ、実は。
そうしたら、身体が曲がる角度が違うんです。

運転席から→助手席シートの内側の縫い目まで右肩が行く
助手席から→運転席のシートの端までしか左肩が行かない

そう、左ハンドルだと利き腕じゃない左手は、ベルトに届かない！！
ここまでやっても、車をハリアーにしたんで、全削除になっちゃったんですけどね。

車の点検に行った時に「ハリアーの実車無いですか？小説の資料用に写真撮らせて貰いたくて…」と、店長さんに頼んでみたら、「ハリアーは無いけど、似たクラウンならありますよ」と、乗り心地（車高とか助手席からの眺め）やギアの硬さ（クラウンとハリアーは違う形だけど）とか運転席からシートベルトを締めるのも、全部確かめさせて貰いました。
写真も撮らせて貰いました。→エックスへ
「左ハンドルは助手席のシートベルトを締めてあげる事が出来ない」というのは、店長さんも「何で？」と言ってました。