あとがき

　まずは、最後まで読んでくださったあなたに心から感謝を。
　この小説を読んでくださって、ほんとうにありがとうございました。

　「ひかりのそばで、またあした」は、
　初作で、何回も読み直しながら書き上げた分、非常に感慨深くもあります。
　
　もともと「アホな子な主人公・短編・ライト」をテーマに書き始めた作品でした。
　それが気づけば長編になり、主人公の性質だけを引き継いで、あとは野となれ山となれ状態に。
　
　そんな初作でございましたが、楽しんでいただけたなら幸いです。

　なお、何度も見直してはおりますが、誤字や言葉の選び方で至らない点があるかもしれません。
　気づいた時に都度修正は行なっておりますが、ご容赦いただけますと幸いです。
　（修正した「ep21　友人A」のくだりはすみませんでした…）

　
　本作はここで終わりですが、ヒナタとセリアスの日常は続きます。
　きっと、事件もありつつ楽しく領地経営をやっていくことかと思います。

　裏話をひとつだけ言うとすれば、親友はきっと召喚されない世界線ではパートナーになっていたかもしれない、という事です。
　結構好きなキャラでした。

　
　次に告知でございますが、明日より次作【獅子は鬼を喰らうか】の連続投稿を開始します。
　こちらも完結済み・毎日投稿ですが、本作より癖が強く、完全18禁作品となります。
　
　
　最後に、なぜ小説を書くに至ったのか、少しだけ自分語りを許してください。
　本職の激務で疲れていたところに、ふと「そうだ、小説を書こう」と思い立ったのがきっかけです。
　本業と副業をやりつつ、睡眠時間を削って書き上げて、そうして公開する頃には不安がいっぱいでした。

　最後まで寄り添ってくださった方、ブックマークやしおりを入れてくださった方。
　そのまま次も投稿していいんだよ、と背中を押していただけました。
　すべての方々に、心から感謝しております。

　なのでやっぱり、最後はこの言葉で締めさせてください。

　ひかりのそばで、またあした。

　あなたの明日にもたくさんのひかりと幸福がありますように。