橋本 直

橋本 直

通りすがりのSF書きです

『遼州戦記 司法局実働部隊の戦い 別名『特殊な部隊』と誕生日』更新しました!

最新話『第49話 窓はスクリーン、偶然は段取り』更新しました!
誠とカウラが家路を急ぐ姿を向かいに立つ高級ホテルの一室から見下ろす二人の人影があった。
身なりのいい老人はコートの若く見える中に日本刀を仕込んだ製図用の筒を脇に置いた男に誠の姿をこの目で見ることが出来たことは幸運だと喜んで見せた。
無関心に酒を飲み続ける若く見える男、桐野孫四郎にネオナチの首魁である老人ルドルフ・カーンはいっそのことこの場で誠の首を取ったらどうだと提案する。
桐野は興味無さそうに酒を飲みながらそれには彼の主君である『廃帝ハド』の許可が必要だし、桐野には誠の上司の嵯峨の首にしか興味が無いと返す。
そんな桐野にカーンは最近の桐野が続けている辻斬りについて忠告した。
斬るのは全て女。しかもそのままその死体を犯すという。
理解不能だとカーンが言った時に部屋に入って来たのは桐野の相棒の北川公平だった。
彼は黒い質素なドレスの少女を連れていた。
北川は少女にビールを出すように命じた。
少女は目の前に手をかざし、手の中に缶ビールを転移させた。
その無駄な法術の使用に頭を抱えながら北川はこんな強制的に法術師として覚醒させた法術師など役に立たないと言ってカーンをにらみつける。
元左翼活動家である北川にとってネオナチのカーンは敵でしかなくただ共通の敵である同盟司法局の為に一時的に同盟を結んでいるに過ぎない。
北川は少女のまるで自分の言葉が理解できないような態度を見て彼女には老人の世話係の方が戦うより向いていると皮肉を言った。
カーンはそれなら『ハド』に払った大金が無駄になると返し、北川や桐野のように人に紛れることもできるような法術師の犬の飼い主にはなる自信が無いと笑った。
犬扱いされてムキになる北川を制して桐野はとりあえず指示通り少女と他の二人の法術師を街を歩いていても不思議に思われない程度の教育すると約束すると同時にその時はカーンの安全は保証しないと警告した。

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登録日 2026.03.14 19:53

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