『理外令嬢』の補足&歴史背景②(アリア文化について)
こういった異世界モノでは、『お米』の入手が一つのテーマになることが多いのですが、ミルドガルド大陸の中では珍しく、アリアは『コメ』を食べる文化があります。
異世界ならではの設定として、この世界では下記を規定しました。
〇この世界での米は、『短粒種(ジャポニカ米)しか存在しない』
インディカ米と異なり、粘り気が強く、製粉するよりも粒のまま食べたほうが美味しいジャポニカ米しか世界に存在しないため、アリアでは下記の流れで流入しました。
〇第一段階 東方より流入
本来のヨーロッパではイスラム勢力経由でインディカ米が流入しましたが、この世界はジャポニカ米しか存在しないため、『水田』と一緒に流入します。
〇第二段階 アリアでの受け入れ
ミルドガルド大陸唯一の島国であるアリアでは古来より魚食文化が盛んでした。
先に流入していた小麦・大麦文化と一時的に競合しますが、魚と合わせやすい米が徐々に勢力を拡大します。また、アリアは急峻な地形が特徴の島国であり、大陸最南端に位置するという、季節風の影響を受けやすい土地です。
そのため、雨天が多く、急峻な河川が多いことも水田の拡大に寄与しました。
〇第三段階 アリア以外の大陸各国での水田
一方、肉食文化やハーブ文化が強い大陸各国では水田が定着せず、廃れていきました。(所謂欧州風の食事形態になっていきます)
また、小河川が少なく大河に集約されていることや、アリアよりも北に位置しているため、熱帯性のコメの育成に不向きだったことも影響しています。
〇第四段階 カラトリーの進化
粘り気のあるジャポニカ米を食べるのに、ナイフとフォーク、あるいはカラトリー以前の『手で食べる』文化は都合が悪く、アリアでは東方から流入した「箸」を主に使用するようになりました。ミルドガルド大陸で唯一箸を使用するのはこのためです。
〇第四段階 現代(作品中の時代)
米と魚文化が小麦文化と並存することになり、現代日本に近いハイブリットな穀物文化が隆盛します。パスタ、パン、パエリア、そして寿司(押し寿司)と小麦、大麦、米を問わない多種多様なアリア独自の料理が発展しています。
以上、アリアでコメ文化が存在する理由でした。
引き続き作品をお楽しみくださいませ!
異世界ならではの設定として、この世界では下記を規定しました。
〇この世界での米は、『短粒種(ジャポニカ米)しか存在しない』
インディカ米と異なり、粘り気が強く、製粉するよりも粒のまま食べたほうが美味しいジャポニカ米しか世界に存在しないため、アリアでは下記の流れで流入しました。
〇第一段階 東方より流入
本来のヨーロッパではイスラム勢力経由でインディカ米が流入しましたが、この世界はジャポニカ米しか存在しないため、『水田』と一緒に流入します。
〇第二段階 アリアでの受け入れ
ミルドガルド大陸唯一の島国であるアリアでは古来より魚食文化が盛んでした。
先に流入していた小麦・大麦文化と一時的に競合しますが、魚と合わせやすい米が徐々に勢力を拡大します。また、アリアは急峻な地形が特徴の島国であり、大陸最南端に位置するという、季節風の影響を受けやすい土地です。
そのため、雨天が多く、急峻な河川が多いことも水田の拡大に寄与しました。
〇第三段階 アリア以外の大陸各国での水田
一方、肉食文化やハーブ文化が強い大陸各国では水田が定着せず、廃れていきました。(所謂欧州風の食事形態になっていきます)
また、小河川が少なく大河に集約されていることや、アリアよりも北に位置しているため、熱帯性のコメの育成に不向きだったことも影響しています。
〇第四段階 カラトリーの進化
粘り気のあるジャポニカ米を食べるのに、ナイフとフォーク、あるいはカラトリー以前の『手で食べる』文化は都合が悪く、アリアでは東方から流入した「箸」を主に使用するようになりました。ミルドガルド大陸で唯一箸を使用するのはこのためです。
〇第四段階 現代(作品中の時代)
米と魚文化が小麦文化と並存することになり、現代日本に近いハイブリットな穀物文化が隆盛します。パスタ、パン、パエリア、そして寿司(押し寿司)と小麦、大麦、米を問わない多種多様なアリア独自の料理が発展しています。
以上、アリアでコメ文化が存在する理由でした。
引き続き作品をお楽しみくださいませ!
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登録日 2026.04.13 00:07
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