統子

統子

王族・貴族・能力が交差する世界で、独占欲強めの王×静かな努力家を書いています。 甘さと溺愛あり。更新頑張ります。

綺麗なリュシーを書きたかっただけなのに

最初はただ、綺麗なリュシーと、カッコいい王太子のお話が書きたかっただけなんです。

不遇な伯爵家次男が王子に見初められて、愛されて、幸せになる。

そういうお話だったはずです。

それがどうして、

王位継承問題を越え、
王国の財政と流通を立て直し、
帝国との外交交渉が始まり、
北方諸国の食糧事情と傭兵契約が絡み、
今は雪原で王旗を掲げています。

おかしい。

私は綺麗なリュシーが見たかっただけなのに。

王太子も、いつの間にか国王として軍を率っています。
リュシーも、儚げな伯爵家次男だったはずが、王配として山岳街道の補給線を語り、シルヴァンタール軍へ命令を出しています。

そして作者は現在、

「帝国軍は正面から押すのか」
「峠道の冬季補給はどうするのか」
「傭兵国家が食糧を握られたらどうなるのか」

などを真剣に考えています。

恋愛小説を書いていたはずが、気づけば政治劇になっていました。
でも雪原に黒金の王旗と白銀の王配旗、シルヴァンタールの狼旗が並ぶところは、
ものすごくカッコよく書けたと思っています。

綺麗なリュシーとカッコいい王太子が見たかった。
その願い自体は、たぶん今も叶っています。
ただし、二人とも国と軍を背負うようになりました。

物語も終盤です。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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登録日 2026.07.04 09:55

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