桃源ハルト

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ゆっくり距離を縮めていく主人公達をお楽しみ下さい。

第17話「記録詰所に残る声」を公開しました。

『銀の目の逃亡者』第1部 魔族王都編
第17話「記録詰所に残る声」を公開しました。

文書保管庫から持ち出された記録を追う中で、
黒燈が突き止めた、旧記録運搬詰所。

かつて文書や封緘箱を運ぶために使われていた場所は、
今では記録に関わった者を脅し、
口を閉ざさせるための場所へ変わっていました。

そこに囚われているのは、
文書保管庫管理官の妻と幼い娘。

救出へ向かうカインとゼル。

侵入口に仕掛けられた罠。
記録棚の手前に埋め込まれた拘束術式。
そして、カインの左側を狙う白梟の実働員。

「君の左は、私が見る」

ゼルが拾った一拍分の輪郭を受け取り、
カインは迷わず前へ踏み込みます。

敵を殺すためではなく、止めるために。
罠を破壊するのではなく、人質へ届く道だけを開くために。

一方、黒燈へ保護された管理官は、
自分が手を貸した事実と向き合うことになります。

無実ではない。
けれど、妻と娘を人質に取られた末に、
すべての責任を押しつけられて消されてよいわけでもない。

償いは、生きた後に残るもの。

家族との再会。
白弦商会を通して届けられた指示。
グレイル家筋と白梟を結ぶ工作。

白梟が消そうとした声を、
黒燈が証言として残していく回です。

読んでいただけたら嬉しいです。

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『銀の目の逃亡者』公式WEBサイトでは、
登場人物、世界観、用語集、ギャラリーなどを掲載しています。
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登録日 2026.07.20 00:19

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