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コンビニで勤務する美帆は、人には言えない特殊な力を持っている。
日頃からお金を握りしめる彼女の姿に「ゼニゲバ」と同僚達は馬鹿にするが、彼女がお金を握るのにはワケがあった。
客として知り合った浩一は、そんな美帆の能力に、寄り添い始める。
「私、“お金”が辿ってきた『記憶』が見えるんです――――」
浩一と出逢ったその日の夜、彼に提供された紙幣を持った美帆は、驚いて投げ捨ててしまう。紙幣から見えたのは、とある男性が殺された記憶だった。
※エブリスタ(別サイト)にてミステリトレンドランキング(2025/4/6)最高1位。ルーキー特集(2025/4/3)にて掲載。
文字数 3,594
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.06.14
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