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閉店したお店が多い狸商店街。昼間も人影がまばらだが、商店街の掲示板には一枚の紙が常に張り出されている。
『狸商店街でお店を開業したい方、ぜひ狸盛り上げ隊にご相談を! 今なら空き店舗多数(笑)につき、格安で選び放題です! ご連絡はお気軽に隊長の鈴木まで!』
三島光喜はこの商店街の裏に引っ越してきて半年、奇妙なことに気づく。
商店街の空き店舗が改装され、新しいお店がオープンしそうだったのに、結局空き店舗に戻っていたお店。そんなことが、半年に二回続いた。
何が起きたのだろう?
三島は商店街に不気味さを感じ始めていた。
ある日、アパートの隣人の遠野敬太から、狸盛り上げ隊に来ないか誘われる。
三島は再就職先を探していて忙しいと断るが、遠野から仕事を紹介するからと言われ、会合に参加してしまう。
そこから、三島の薄っすらした不安が濃くなっていく。
文字数 527
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
深夜2時、行く宛もなく線路沿いを歩いていた俺は、小さな喫茶店に入った。
狐目の店主が差し出したメニューには、『ホットケーキ』『コーヒー』『空き家』。
店主曰く、日割りで空き家を貸しているらしい。
行く宛もない俺は、空き家を借りることにしたのだが……。
文字数 339
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.31
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