世界経済を支配する大財閥・ネビュラの若き総帥ネルウス。人混みを嫌う彼が退屈な夜会を抜け出した先で耳にしたのは、伴奏もなく奏でられる一本のヴァイオリンだった。
名も名乗らぬまま気安く笑う青年。だがその正体は、軍で「氷華のレイヴェル」と呼ばれる冷徹な参謀――レガリア王国第二王子・リヒトラーデ。
王族として、軍人として生きることしか知らなかったリヒトの元に、ある日突然「お前が欲しい」という真っ直ぐな言葉が届く。
初めての感情に戸惑いながらも、心を開いていく二人の物語。
文字数 127,119
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.04