高校ニ年生の西野景は、誰とも深く関わらずに生きている少女だった。だがその内側には、前世――命のやり取りが当たり前の世界で、人を守るために生きていた記憶が眠っている。だからこそ、向けられる悪意にも、自分の痛みにも無頓着だった。
そんな景の前に現れたのは、困っている人を放っておけない少女・日向光。
「ひどいことをされたら、ひどいって思っていい」
まっすぐな優しさに触れたとき、景の止まっていた心が、少しずつ動き始める。
※この作品は、カクヨムでも投稿しています。
文字数 22,813
最終更新日 2026.05.18
登録日 2026.05.16