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取りこんだ洗濯物が、毎日一枚多い。夫の物でも自分の物でもない、Lの白いシャツ。夫と二人暮らしだという依頼人は、それを書きとめた手帳を、警察に見せられる一覧にしてほしいと頼んできた。朝だけ玄関にある作業靴、一膳ずつ減るご飯、開かない2階の物置。気づくとシャツを2階へ運んでいる、自分の手。この家で、何が起きているのか。
※この作品はフィクションです。
文字数 1,507
最終更新日 2026.10.14
登録日 2026.10.14
関東の山に近い町で、夕方のチャイムが冬の時刻の4時半に変わった。その日から、子どもたちにだけ、もとの5時にもう一度チャイムが聞こえるようになる。大人には何も聞こえない。見守り隊の記録と娘の日記をたどるうち、母親は、その音の鳴る場所に今は何もないことを知る。日の短くなっていく5時に、呼ばれているのは誰の子か。
※この作品はフィクションです。
文字数 13,098
最終更新日 2026.10.01
登録日 2026.09.29
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