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"貴方は何も知らないの。私の過去も、秘める想いも。かつてあの場所で何を学び、何を期待されて生きてきたのかも。"
イヴェリアはかつて妃候補と目されていた天才令嬢。とある事情で表舞台を去っていたが、成人式のために数年ぶりに屋敷を出て王都へと向かうことに。しかし成人式の場でイヴェリアが召喚した獣は"忌み魔"と糾弾され、ふたりはあわや断罪の窮地に立たされるが―――。
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「すごいわ。常にこの量ですか」
「......多分。いや、わからない」
「二回で100CC以上出ているんじゃないかしら。もしそうなら馬と同じくらいの放精量です」
「んな出るか誰が馬だ」
「お嫌いですか?馬」
「好きだが心外だ。種馬扱いされてたまるか」
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毎日1話か2話更新しています。
かなり長めの話を予定しているので、長いの無理ィ!!な方には推奨しません。
文字数 192,447
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.06.05
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