盗まれた鵲

盗まれた鵲

かつて小説を書いていた者です。 誰にも読まれないのはかなしいので、お焚き上げをすることにしました。 よろしくお願いします。

ミリカの棋力について(おもいつき)

ごきげんよう。

作中で何度か圧倒的な将棋の強さを披露するヒロイン、ミリカちゃんですが、
実のところ、こども将棋クラブの先生、アマチュア四段のおじいさんの手を捻ることもできるくらいの棋力を、通い始めてさほど経たない内に手に入れています。
どれだけIQなんぞが高いのかは作者の私も想像できませんが、それでもミリカちゃんはまずは角落ちでおじいさんと対局を始めた……という裏設定があります。

なぜなのかというと、それは当然、ミリカちゃんが平手で指すと、おじいさんに対する勝ち目がないから……ということになるのですが、
それは矛盾しているだろう、とは誰でも指摘できるでしょう。
では、どうしてハンデをもらっているのか、
それは、ミリカちゃんは、こども将棋クラブでは、"昔の定石"で将棋を指すように心がけているから、という理由によるものです。

当然のように、こども将棋クラブに通い始めたミリカちゃんは、自宅のパソコンでAI将棋ソフトを動かして、棋譜を観察したり、自分で対局してみたりして、ある程度の手応え(ある程度、というのがどれくらいなのかは想像におまかせします)を感じています。
もちろん、先生にも勝てることは明白だったのですが、
"AIの定石"で先生に勝つと、なんだかイヤな印象を与えるかもしれないと思って、将棋クラブでは、わざわざおじいさんの薦めてくれた古い入門書に従った将棋を指しているのです。
(まあ、そんな舐めプでも、もはやアマ四段の腕前に追いつきそうになっているのですが……)

以上、唐突に説明しておこうと思った裏設定でした。
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登録日 2025.09.27 03:46

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