盗まれた鵲

盗まれた鵲

かつて小説を書いていた者です。 誰にも読まれないのはかなしいので、お焚き上げをすることにしました。 よろしくお願いします。
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児童書・童話 完結 長編
自分のことを何処にでもいる凡人と考えている、小学生の男の子『ぼく』。 最近こども将棋クラブで出会った、とても将棋が強い女の子『ミリカ』と打ち解けようとするが、誰にも心を開かないミリカには見向きもされないでいる。 寂しそうにも見えるミリカが気になる『ぼく』だったが、会話が成立せず、ミリカは一人将棋クラブで孤立している。 ある日、『ぼく』は下校中、一緒の道を帰る友だちから、謎の化け物についての噂話を聞かされる。 謎の化け物に食べられると、どこか空き地に放り出されて目が覚める、と友だちは言うが、化け物が味を気に入った子供は、その胃の中に消化されてしまうとも言う。 くだらない話だと思いながら、『ぼく』は家に帰り、一人テレビゲームの電源を入れる。 ちょうど、『ぼく』は母親に塾の夏期講習に行かないかと勧められていた。 しかし、『ぼく』は何か塾に行きたくない気持ちがあって、その違和感とはなんなんだろう、とゲームを遊びながら考え始めた。 その時、心の中で『ミリカ』が将棋盤にコマを打つ音が響いて、『ぼく』は11時過ぎまで夜更かししていたことに気がつく。 寝る支度をしようとしたその直後、『ぼく』が夜の窓の外に見た、空をゆらめくものとは…… / 9年前に書いたものなので、文中に生成AIは完全不使用です。 舞台は2021年夏の日本(?)。 表紙の絵はAI生成です。ヒロインのイメージイラストです。
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小説 9,311 位 / 203,022件 児童書・童話 72 位 / 3,796件
文字数 102,031 最終更新日 2025.07.07 登録日 2025.07.01
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