①大学受験の夢
オーディブルを聞きながら、電車に乗っている
大して面白くない小説を聞きながら、こんなことしているはずじゃないのにと思う
スマートフォンで、願書を出すのはいつごろ化を調べて、まだ時間があることにほっと胸をなでおろす

②浮浪者の夢
家に物が多すぎて寝る場所がなかったことで、最低限の衣服をスーツケースにまとめて家を出る。
都会の建物の軒下（土がむき出しになっているので、多分公園の小屋？）に何故か寝所を構える
虫やネズミやミミズが枕元を這う。
大小さまざまな生き物がいるがこの中じゃネズミが一番大きいからネズミが頂点捕食者か、みたいなことを考える。
そのまま起きて、石でできた水道で水を飲んだり顔を洗ったりしている。
2Lペットボトルに水を入れていると、誰かに話しかけられる。知らない男だった。
私を探しに来たようで、地面に開かれたスーツケースを見て呆れていた。

③クマに襲われる夢
夜、暗い街をレンタサイクルで走っている。
何故か、トウモロコシ畑のように左右に背の高い草の生い茂る道に、急に入りかかる。
ここ東京だよな？、と思って訝しんで止まり、スマートフォンで地図を出す。
間違えてカメラを起動して道を見ると、遠くで大きな熊のような影が、道を横切った。
やばいじゃん、戻ろうと思った時に後ろから青いランプを付けた「●●区みまもりパトロール」と書かれた白黒の車が追い越していき、その熊の方へと走っていく。
車のテールランプが何事もなく遠ざかっていくので、見間違いかと安心して自転車で後に続く。
背の高い草の中に、レッサーパンダのように両腕を掲げた影が見えて、熊はマジでいたんだと焦って、自転車をこぐスピードを上げる。
草むらの中からガサガサと何かが動いて、走る自転車の後を追いかける息遣いだけが聞こえて、めちゃくちゃに焦る。
後ろから獣の爪の生えた手で服を掴まれたところで、目が覚める。

レンタサイクルの故障報告をしないとな、と言うのが最後の感情だった。