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第1章 カイト、五歳までの軌跡
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可愛いな、赤ちゃんかわいい。
ボクも一緒にご機嫌さん。
横から顔を覗き込んで見てみる。
もちろんだけど、お口もむにゅうってしてる。ほっぺもぷにゅぷにゅ。
「こんにちはー、ジョージさま~。ご機嫌ですね。ボクはジョージ様と仲良くしたいでしゅ~」
なんでかな?赤ちゃんに対して、赤ちゃん言葉になっちゃうな。
「あうぅー、キャッ、バブー、ウキャ」
いやー、可愛い。
「ボクは、カ、イ、ト。覚えてくださいね。カ、イ、トですよー」
なんか癒されるー。
いとこって考えたら、余計に可愛いな。
将来チャンバラごっことか出来るかな?
ん?よく見たらこの子の目、茶色の目にちっちゃく金の光が見えるな。
珍しいね。
楽しくしてるけど、5歳のボクには少し重い。ま、鍛えているから平気だけどね。
この子がカイトね。
見れば見るほどダウニー様そっくりね、ダウニー様より少し女性ぽさがあって中性的ね、大きくなったらさぞ女性にモテたかもね。ま、その前にどこぞの貴族の玩具になっちゃう手筈だから、ニコニコしているのも今だけよ。
この子、ジョージを見てるわね。
なんかぼーっとして、何なのかしら?
ジョージ君、なかなか珍しい瞳をしてるね。なんか気になる、めちゃくちゃ気になるー、ごめんだけどコソッと、ちょっとだけ、鑑定しちゃお。
鑑定眼君、ちょっとこの子鑑定して。
はい、ご主人様、この赤ちゃんを鑑定しますね
〇ジョージ·ブラウン·イスカダル?
性別▷▶男
年齢▷▶生後7ヶ月
ん?あれ?なんで名前に?ついてんの?
そしてー、あれ?この子生まれて6ヶ月じゃなかった?
魔法▷▶不明
特徴▷▶非常に珍しい茶色の目に小さな金の光。これは特殊。父親から男子に受け継がれる。
え?父親から受け継がれる特徴?
王太子のおじさんとかそんなのある?
多分、父親からって、遡れば王太子、そして陛下にあるはず。父親から男子に引き継がれるなら、パパも、そしてボクにも星がなきゃいけないはず。
けど!?陛下も、王太子も、パパもボクもそんな特徴なんてないよ。
だれも、気づいてない?
って、じゃあ、この子の父親はだれ?
まずい、まずい、知っちゃいけないこと知っちゃったかも。やばい、やばい。
ボクだけでは解決出来ない。
パパに相談しないと。
ボクは背中に冷たいものを感じながら、この場から急いで去ることにした。
「あ、あの、ボク、もう戻らなきゃ」
「あら、今、飲み物を用意してるわよ、もう少しゆっくりしてはどうかしら?」
いやいや、そんなにゆっくりできないよ。
この王太子妃、やばい人じゃん。
「いえ、実は父上に呼ばれていた事を思い出しまして、ボクはちょっと失礼します」
さっきのメイドさんにジョージ君を渡し、怪しまれないように挨拶をする。
「では、お会いできて嬉しかったです。ジョージ様、またいつかお会いしましょう」
いつか、なんて来ないかもしれない。
「王太子妃様、お時間作って頂きありがとうございました。」
「そう、もう帰るの。残念ね。」
ねっとりとした視線。
なんか、ジョージ君のことを知ってからか、この王太子妃が気持ち悪い。
あの視線もやだ。
「ありがとうございました。では失礼します」
ジョージ君の部屋を出て、さっきこの部屋に来た時に案内してくれたメイドさんにボクの部屋へ案内してもらう。
どこをどう歩いたかなんて、元々わかりにくいけど、ボクはそれどころじゃない。
「あの、ボクの父上のところに連れて行って貰いたいな」
「急に申されましても、今、第二王子様は王太子様の執務のお手伝いをされていますので、まずは許可を取りませんと」
「分かった、じゃあ、ボクの部屋に着いたら、すぐ父上に連絡取って、急ぎだから」
「承知しました」
去りゆくメイドさんの背中を見送り、ボクは考える。やっぱりやばい事態だ。
----------------------------------------------------------
こんにちは。更新遅れましたー。
いつもご愛読ありがとうございます♥
今夜また更新しまーす。
なんだか、王家に影が……。
続きが気になる方は、♥で応援よろしくね。
めちゃくちゃ励みになります🎶
あんり
ボクも一緒にご機嫌さん。
横から顔を覗き込んで見てみる。
もちろんだけど、お口もむにゅうってしてる。ほっぺもぷにゅぷにゅ。
「こんにちはー、ジョージさま~。ご機嫌ですね。ボクはジョージ様と仲良くしたいでしゅ~」
なんでかな?赤ちゃんに対して、赤ちゃん言葉になっちゃうな。
「あうぅー、キャッ、バブー、ウキャ」
いやー、可愛い。
「ボクは、カ、イ、ト。覚えてくださいね。カ、イ、トですよー」
なんか癒されるー。
いとこって考えたら、余計に可愛いな。
将来チャンバラごっことか出来るかな?
ん?よく見たらこの子の目、茶色の目にちっちゃく金の光が見えるな。
珍しいね。
楽しくしてるけど、5歳のボクには少し重い。ま、鍛えているから平気だけどね。
この子がカイトね。
見れば見るほどダウニー様そっくりね、ダウニー様より少し女性ぽさがあって中性的ね、大きくなったらさぞ女性にモテたかもね。ま、その前にどこぞの貴族の玩具になっちゃう手筈だから、ニコニコしているのも今だけよ。
この子、ジョージを見てるわね。
なんかぼーっとして、何なのかしら?
ジョージ君、なかなか珍しい瞳をしてるね。なんか気になる、めちゃくちゃ気になるー、ごめんだけどコソッと、ちょっとだけ、鑑定しちゃお。
鑑定眼君、ちょっとこの子鑑定して。
はい、ご主人様、この赤ちゃんを鑑定しますね
〇ジョージ·ブラウン·イスカダル?
性別▷▶男
年齢▷▶生後7ヶ月
ん?あれ?なんで名前に?ついてんの?
そしてー、あれ?この子生まれて6ヶ月じゃなかった?
魔法▷▶不明
特徴▷▶非常に珍しい茶色の目に小さな金の光。これは特殊。父親から男子に受け継がれる。
え?父親から受け継がれる特徴?
王太子のおじさんとかそんなのある?
多分、父親からって、遡れば王太子、そして陛下にあるはず。父親から男子に引き継がれるなら、パパも、そしてボクにも星がなきゃいけないはず。
けど!?陛下も、王太子も、パパもボクもそんな特徴なんてないよ。
だれも、気づいてない?
って、じゃあ、この子の父親はだれ?
まずい、まずい、知っちゃいけないこと知っちゃったかも。やばい、やばい。
ボクだけでは解決出来ない。
パパに相談しないと。
ボクは背中に冷たいものを感じながら、この場から急いで去ることにした。
「あ、あの、ボク、もう戻らなきゃ」
「あら、今、飲み物を用意してるわよ、もう少しゆっくりしてはどうかしら?」
いやいや、そんなにゆっくりできないよ。
この王太子妃、やばい人じゃん。
「いえ、実は父上に呼ばれていた事を思い出しまして、ボクはちょっと失礼します」
さっきのメイドさんにジョージ君を渡し、怪しまれないように挨拶をする。
「では、お会いできて嬉しかったです。ジョージ様、またいつかお会いしましょう」
いつか、なんて来ないかもしれない。
「王太子妃様、お時間作って頂きありがとうございました。」
「そう、もう帰るの。残念ね。」
ねっとりとした視線。
なんか、ジョージ君のことを知ってからか、この王太子妃が気持ち悪い。
あの視線もやだ。
「ありがとうございました。では失礼します」
ジョージ君の部屋を出て、さっきこの部屋に来た時に案内してくれたメイドさんにボクの部屋へ案内してもらう。
どこをどう歩いたかなんて、元々わかりにくいけど、ボクはそれどころじゃない。
「あの、ボクの父上のところに連れて行って貰いたいな」
「急に申されましても、今、第二王子様は王太子様の執務のお手伝いをされていますので、まずは許可を取りませんと」
「分かった、じゃあ、ボクの部屋に着いたら、すぐ父上に連絡取って、急ぎだから」
「承知しました」
去りゆくメイドさんの背中を見送り、ボクは考える。やっぱりやばい事態だ。
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こんにちは。更新遅れましたー。
いつもご愛読ありがとうございます♥
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なんだか、王家に影が……。
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あんり
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