ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!

あんり

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第1章 カイト、五歳までの軌跡

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ボクはドキドキしている。
この秘密をボクだけが抱えるのはしんどい。

お願い、パパ早く会いたいよ、ボクの話を聞いてよ、まずいよ、やばいって。

部屋の中をウロウロしちゃう。
これって、まずはパパだけに話した方がいいよね?
だって、鑑定眼君の結果だもん。

あー、もうー。

僕付きのメイドさんたちは、ボクの様子に困惑気味。


どれくらい時間が過ぎた?さっきからまだ5分しか経ってない。

まだかな?まだ?早くー、パパ、早く来てーお願い。




「王太子殿下、ダウニー殿下に、ご子息カイト様からの伝言が来ました」

「ああ、入ってよろしい」

「ん?カイトから伝言?何があった?」

明日にはここを出発しなきゃいけないからできたらもう少し兄上の執務を助けたいんだが。

「ダウニー殿下、カイト様が至急お会いになりたいと仰ってます。」

ん?普段、仕事の邪魔をする子じゃないんだが。

「なんだ?なんかあったのか?私を呼びに来たメイドから直接話を聞こう」

「失礼します」

「ああ、ダウニー、このメイドはシルビアに付いていたメイドだが今はカイトにつけている、名はたしかエリアだったな」

「はい、エリアでございます」

「エリア、カイトの面倒を見てくれてるんだな、礼を言う」

「いいえ、カイト様は本当に手がかからずに大変お利口様でいらっしゃいます」

「そうか、世話になるな。それはそうとカイトが私に用があるのか?」

「どんな用事かは分かりません。けど、先程、ジョージ王子の部屋に行かれて、それから急に部屋に戻られて、そしてダウニー殿下に至急会いたいと申されまして」

「何だと、妻と、ジョージにあったのか?なんでまた?」

「あ、いえ、夕食まで時間的に余裕がありまして、その時にカイト様から、ジョージ様に会いたいと仰いまして、王太子妃様が許可を出されまして、それで私がご案内致しました」

「どうだった?」

「はい、ジョージ様はすごくご機嫌で、シルビア様にも、ジョージ様にも、カイト様はすごく立派にご挨拶されてました」

おー、うちの息子、やるな。うんうん。
しかし、それがなぜ急に?多分何かあったな。

「そのジョージ様を抱っこされてお二人は仲良くされてまして、すごく可愛いかったです」

「そうか」
そうだな、うちのカイトはかわいい。
おっと、話が逸れたな。

「それで?」

「えーっと、よくわからないのですが、カイト様がジョージ様と仲良くされてまして、カイト様が上手にジョージ様をあやされてました」

まあな、従兄弟だしな、可愛いと思うだろ。

「そうしていたら、急にカイト様が

なんだと?カイトがボーっとする時は鑑定した時だぞ。あいつ、何にを鑑定したんだ。

「急にって申されまして、それなのにダウニー殿下はカイト様とお約束がなかったのでしょうか?」

まずい、話を合わせていたほうがいいだろう。きっとなにかあったんだ。

「えーっと、そうだ、そうだ、息子との約束を忘れるところだった」

「ダウニー、それはカイトがかわいそうだろ。ここの仕事は私がまた頑張るさ。早くカイトのところに行ってあげなさい」

「兄上はそれでよろしいのですか?」

「ああ、ダウニーから教わった表も、筆算だったか?あと貸借対照表だったか?あれを当てはめたら一気に仕事の効率が上がったからな。部下の教えが悪いのかあまりよく理解してなかったが、今は理解できたぞ。だから、私は大丈夫だ。早くカイトのところに行ったやりなさい」

そうか、なら遠慮しないでカイトのところに行きますよ、兄上すまない。

「ありがとうございます。では、カイトのところに行きます。兄上、あまり無理はなさらずに。明日は見送りもいりません」

「ああ、悪いな、仕事だ、見送りもできずにすまない」

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こんばんは。頑張ってます。
今日中にあと1話更新できるかな?
応援♥よろしくねー。
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