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第1章 カイト、五歳までの軌跡
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しばらくしてさっきのメイドさんが戻ってきた。
「ジョージ様との謁見の許可を頂けましたよ」
良かった、赤ちゃん好きなんだよね。いとこだもん、可愛いはず。
「ありがと。今から会いに行ける?」
「ええ、今から参りましょう。」
うん、今日は、着替えた方がいいよね。
「待って、ジョージ様はまだ小さい赤ちゃんでしょ?ボクの今のお洋服だとごちゃごちゃしてるからお着替えした方がいいと思うの、手も洗いたいな」
カイト様、お洋服を替えるのは赤ちゃんに触れることを考えているのだわ。そうよね、今のお洋服は宝石やらボタンやらレースやらありますのも、赤ちゃんに触れてお口に入れたら大変ですわ、そんな気遣いができるなんて、カイト様はお優しいのですね。
「分かりました。では、お待ちください」
メイドさんが着替えさせてくれたお洋服は柔らかくて、シンプルなシャツに半ズボン。うん、こっちが気楽。
手も洗ったし、行こー。
「では参りましょうか」
テクテク歩く、右に左に真っ直ぐに、右に右に左に。
いやー、やっぱり王宮広い。もう分からない。
けど、白い壁は王宮の全てに統一されてる。壁には相変わらず絵画が等間隔て飾られている。やっぱり必ず祐仁さんらしき人物が描かれている。
「さあ、こちらでございます」
ドアが開いたら部屋に入る前に言わなきゃ。
「失礼します。ダウニー辺境伯が嫡男カイトでございますっ。ジョージ王子様にお会いしたく参りました。入室してもよろしいでしょうか?」
「あらあら、素敵なご挨拶ね。どうぞお入りになって」
案内された部屋は、子供らしい可愛い部屋。ただ、メイドさんの数が多い。
やっぱり王太子様の子ども、護衛もいるね。
えー、この人もしかして、王太子妃?
めちゃキレイじゃん。ママが白いハイビスカスなら、こっちは大輪の真っ赤なハイビスカスじゃん。
「ありがとうございます。」
部屋の入口に入って、臣下の例をする。
「あらあら、可愛い臣下だこと。面を上げて、初めまして私が王太子妃のシルビアよ」
ニコニコ笑ってるけど、目が笑ってなーい。
「ジョージが待ってますよ、ほら、ベッドへどうぞ」
ボクは招かれてベッドへ行く。
さっきからアダァ、ダァ、ダァって可愛い声がする。
ベッドには、うつ伏せから、肘で体を支えて頭を上げた茶色い目をして、ツンツン前髪が跳ねた茶色の髪の男の子がいた。
可愛いー、可愛い、可愛すぎるぅー。
思わずキラキラした目で見ちゃうよね。
ベッドサイドにいたメイドがボクを招く。
「カイト様、横から失礼しますね」
「さあさあ、ジョージ様、ジョージ様のいとこになりますカイト様がジョージ様にお会いにお越しですよ」
メイドさんがジョージ君を抱き上げて、ジョージ君を背中抱きにしてボクと対面にしてくれる、そして王太子妃に目線を移し、王太子妃が頷く。
たぶん、なにかの許可を求め、与えられたんだと思う。
ジョージ王子を抱いたメイドがボクの目線まで腰を落としてくれた。
ジョージ王子とボクとの対面だ。
赤ちゃんとはいえボクより間違いなく爵位は上、赤ちゃんだから省略は許されない。
「ジョージ王子、お初にお目にかかります。ダウニー辺境伯嫡男、カイトと申します。あなた様のいとこになります」
だーだー、あだぁー、きゃっ、きゃっ
可愛い。ボクが君の従兄弟のお兄ちゃんだよ、ニコニコだね。
「んふふ、可愛いわね。」
「カイト様、ジョージが喜んでます、よかったら抱いてあげてはどう?」
「よろしいのですか?ありがとうございます。抱っこしたいです」
ソファーに座らされ、メイドがボクにジョージ王子を抱かせてくれた。
ずしっとする温かくて、甘くて、酸っぱい匂い、赤ちゃん独特のふにゃふにゃもしてる。
指しゃぶりして、あだっ、うきゃーって超ご機嫌さん。
ボクの腕を、ヨダレでベタベタな手でペチャペチャ。汚いけどー、がまん。
「ジョージ様との謁見の許可を頂けましたよ」
良かった、赤ちゃん好きなんだよね。いとこだもん、可愛いはず。
「ありがと。今から会いに行ける?」
「ええ、今から参りましょう。」
うん、今日は、着替えた方がいいよね。
「待って、ジョージ様はまだ小さい赤ちゃんでしょ?ボクの今のお洋服だとごちゃごちゃしてるからお着替えした方がいいと思うの、手も洗いたいな」
カイト様、お洋服を替えるのは赤ちゃんに触れることを考えているのだわ。そうよね、今のお洋服は宝石やらボタンやらレースやらありますのも、赤ちゃんに触れてお口に入れたら大変ですわ、そんな気遣いができるなんて、カイト様はお優しいのですね。
「分かりました。では、お待ちください」
メイドさんが着替えさせてくれたお洋服は柔らかくて、シンプルなシャツに半ズボン。うん、こっちが気楽。
手も洗ったし、行こー。
「では参りましょうか」
テクテク歩く、右に左に真っ直ぐに、右に右に左に。
いやー、やっぱり王宮広い。もう分からない。
けど、白い壁は王宮の全てに統一されてる。壁には相変わらず絵画が等間隔て飾られている。やっぱり必ず祐仁さんらしき人物が描かれている。
「さあ、こちらでございます」
ドアが開いたら部屋に入る前に言わなきゃ。
「失礼します。ダウニー辺境伯が嫡男カイトでございますっ。ジョージ王子様にお会いしたく参りました。入室してもよろしいでしょうか?」
「あらあら、素敵なご挨拶ね。どうぞお入りになって」
案内された部屋は、子供らしい可愛い部屋。ただ、メイドさんの数が多い。
やっぱり王太子様の子ども、護衛もいるね。
えー、この人もしかして、王太子妃?
めちゃキレイじゃん。ママが白いハイビスカスなら、こっちは大輪の真っ赤なハイビスカスじゃん。
「ありがとうございます。」
部屋の入口に入って、臣下の例をする。
「あらあら、可愛い臣下だこと。面を上げて、初めまして私が王太子妃のシルビアよ」
ニコニコ笑ってるけど、目が笑ってなーい。
「ジョージが待ってますよ、ほら、ベッドへどうぞ」
ボクは招かれてベッドへ行く。
さっきからアダァ、ダァ、ダァって可愛い声がする。
ベッドには、うつ伏せから、肘で体を支えて頭を上げた茶色い目をして、ツンツン前髪が跳ねた茶色の髪の男の子がいた。
可愛いー、可愛い、可愛すぎるぅー。
思わずキラキラした目で見ちゃうよね。
ベッドサイドにいたメイドがボクを招く。
「カイト様、横から失礼しますね」
「さあさあ、ジョージ様、ジョージ様のいとこになりますカイト様がジョージ様にお会いにお越しですよ」
メイドさんがジョージ君を抱き上げて、ジョージ君を背中抱きにしてボクと対面にしてくれる、そして王太子妃に目線を移し、王太子妃が頷く。
たぶん、なにかの許可を求め、与えられたんだと思う。
ジョージ王子を抱いたメイドがボクの目線まで腰を落としてくれた。
ジョージ王子とボクとの対面だ。
赤ちゃんとはいえボクより間違いなく爵位は上、赤ちゃんだから省略は許されない。
「ジョージ王子、お初にお目にかかります。ダウニー辺境伯嫡男、カイトと申します。あなた様のいとこになります」
だーだー、あだぁー、きゃっ、きゃっ
可愛い。ボクが君の従兄弟のお兄ちゃんだよ、ニコニコだね。
「んふふ、可愛いわね。」
「カイト様、ジョージが喜んでます、よかったら抱いてあげてはどう?」
「よろしいのですか?ありがとうございます。抱っこしたいです」
ソファーに座らされ、メイドがボクにジョージ王子を抱かせてくれた。
ずしっとする温かくて、甘くて、酸っぱい匂い、赤ちゃん独特のふにゃふにゃもしてる。
指しゃぶりして、あだっ、うきゃーって超ご機嫌さん。
ボクの腕を、ヨダレでベタベタな手でペチャペチャ。汚いけどー、がまん。
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