ボクは転生者!塩だけの世界で料理&領地開拓!

あんり

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第1章 カイト、五歳までの軌跡

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(森の中)

ズン!ズンズン!ズンズン!ウッホッホッ!

「オマエ、オドル。イッショ、オドル。ナカマ?トモダーチ!トモダーチ!」

「うん、仲間、ともだーち、ともだーち」

ウホッウホッ、ウッホッホッ

なんか、騒ぎだしたよー、なんかな?

ウホッウホッ、ウッホッホッ

ん?どーしたの?

「オマエ、ニンゲン。ニンゲン、アタマイイ?オマエ、アタマイイ?オネガイ、オネガイ」

ん?人間が頭いい?お願い?
なんだろー?

「チョーロ、コシイタイ、ズットイタイ。ダカラ、ズンズンダンス、デキナイ」

チョーロ?

「チョーロ、ウゴケナイ。コシイタイ」

チョーロさんが腰が痛い?
ペットボトルの聖水で治るのかな?

「チョーロさんはなんで腰痛いの?病気?それともケガ?」

怪我ならペットボトルの聖水で治るかもだけど、病気なら治せないよ。どーしよー。

「ケガシタ。」

よし、怪我なら治せるかも。
人間は治ったけど、ゴリラを治せる?
分かんないな。だからいいっ切ったらダメだよね!

「怪我は治せるかわかんない。けど、試してみる?聖水掛けたら怪我が治ると思う。けど、治るまで痛いよ。その後気絶して何日か起きないよ。」


おいおい、さっきから聞いてりゃ、なんだ?チョーロとか奴の怪我を治して欲しいだと?そんな時間なんてないんだかな。
だけどな、こいつら怒らせてしまう訳には行かない、どうするか。

「ケガ、ナオスタメ。タメス。セイスイ、カケタラ、イタイ。キゼツ、オキナイ。ワカッタ。オマエ、チョーロノトコ、ツレテク」

ウホッウホッウホッウホー、ホッホ

「スグ、イク。オマエ、スグ、イク」

え?え?ちょっ、ちょっ、ちょっとー。
急にボクを担いで走り出したよー。

ダッダッダッ

やば、みんな一斉に走り出したよ。

「あ、ハーレンだんちょぉぉぉー!」

やば、やば、馬車より酷い揺れるぅー。
ハーレン団長を、置いてかないでぇー。


は?それは一瞬。担いだかと思うとゴリラン達があの子を担いで一斉に走り出した。
おい!待って、待って、ちょ、待て、よ。
私は一瞬の不意をつかれ、あの子を連れ去られてしまった。まずい、非常にまずい!!!

人としての情が芽生えたのか?
人質を人質にとられたことにムカつくのか、でも、あいつは献上品。
取り返さなければ!
あいつが、私が前見た仲間が引き千切られた様に、同じような目にあうのは、はっきりいやだ!どうか無事でいてくれ。

私の中に対局のふたつの感情が 入り混ざる。

ゴリランに一瞬で攫われた時、ゴリランと同じ方向に風が通った。
その風で 私は気を引きしめる。
追わなければ行けない。


「ね、ね、待って、待ってってば。」

全然聞いてないよね。
急いで森を抜けていくよねー。
ガタガタ、ガダガダ、揺れる。
けど、ボクを抱いて走っているゴリラは、ボクを片手でしっかりホールドしてくれてるからどっかが痛いってことはないけど。

「おーい、ゴリラーン、待って、待ってくれー、私も連れて行ってくれー」

え?ゴリラってゴリランなんだって、ボクちょい冷静になりながら、ゴリランの胸に抱かれてる。
よく見たらあのボスらしいのがオス。
ボクを抱いているゴリラ?ゴリランはボスより一回り小さくて、なんなら胸もあるみたい。揺れてる、揺れてる。

あ、そっか。ゴリラは一夫多妻だよね。
そ、そんなことより、も!

「ハーレン団長も一緒に連れて行ってー。」

はう?みたいにさ、頭コテってしながら、何言ってるの?みたいな顔しないでー。

もしかしたらあの大きなゴリランしか喋れないのか?

「ねー、ねー、トモダーチッ!」

「ンダ?トモダーチッ」

おっと、友だーちって言ったら止まってくれたー。今度からこれ使おー。
今度あるか分からないけどっ。

「あの、あの人も一緒に連れて行って。」

「………」

え?ゴリランさん、なんで無言?

「アノ、ニンゲン、トモダチ?」


----------------------------------------------------------

おはようございます!
久しぶりに、更新✨️です。

今、仕事が1年の中でも1番の繁忙期に入りなかなか更新できずにいます。すみませーん。
12月中旬まで続くので、更新がゆっくりになります、🙇‍♂️
更新を待っていてくれたらうれしいです。
♡♡で応援よろしくお願いします☺️

次の話も今書いているのでまた今日の昼頃?どこかでアップしまーす。

あんり
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