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第1章 カイト、五歳までの軌跡
57 ガリガリクゥーステーキを食べよう
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「…………………………、わたくしは、のちほど頂きますわ」
あれー?ざんねーん。ママのお歯黒見たかったな、美人のお歯黒。ダメだ、笑える。
「カイくん、なにがおかしいの?」
「うううん、ママ、みんなの顔見てー」
「さ、みんな、笑顔だよー、せーの」
ニッ。みーんなお歯黒ー。
「プハァ……ぷぷぷ、おほほほ、あははは」
ママがこんなに声を上げて笑うの初めてみたー。屈託のない、心からの笑顔だ。
なんか楽しいのが伝染してくー。
涙拭くまで笑ってんね、ママ。
ママが楽しそうなのってボクうれしー。
「はしたなく笑ったわ。こんなに声出して笑うのなんて子どもの頃以来ね」
カイくんの周りにはいつも笑いが溢れているわ。この子の明るい性格がみんなに笑顔をもたらせているのね。
「ママが楽しいなら、ボクも楽しぃー」
思わずぎゅっとママのお腹に抱きつくと、ママは優しい手で抱きしめてくれた。
ん?カイくん、イカルンとなんかの匂いが混ざってちょっと臭うわ。
ママがそう思ってるのを気づく事なく。
「ママ、あのね、もう1つ、ぜーったい美味しいの作るんだー。えへへ」
「そーなの?」
「うん、今から焼くんだけど、すぐできるよ。ママに1番に味見して欲しいーの、味見してくれる?」
「いいわよ」
ママの笑顔は最高だね。
美人さんは何しても美人さんだねー。
「ゴードン、牛肉焼いていくよ」
「はい、坊っちゃま、どのようになさいますかい?」
「あのね、フライパンに油をしいて、火は強くでね。」
「こうですか?」
「うん、じゃ、さっきのお肉、一気に焼くよ、焼き始めたら強火でそのまま1分半。
裏返してまた1分半焼いてね。時間になったら1枚取り出して、少し切って焼き色見てくよー」
「ヘイ。」
うんうん、めちゃ手順いいよねー。
次々に焼かれる牛肉のジュウジュウと焼ける音と、肉とガリガリクゥの焼ける二重奏、あ、もうだめだぁー、早く食べたーい。
周りを見ると、ゴードンが焼いてるフライパンをガン見して、今にもヨダレを垂らさんばかりのママと、その他大勢たち。
「ゴードン、1枚取り出して、少し小さく切ってくれる?」
「はい、坊っちゃま、これくらいでいいですかな?」
うん、中まで火が通ってるな。本当はミディアム位がベストな焼き加減だけど、こっちの世界の生のお肉が大丈夫なのか分からないからな。ちょうどキレイに焼けてるからこれでいいはず。
「ありがとう。」
「はい、ママ食べてみて。お行儀が悪いのは許して。食事の時はダメだけど、今は試食だから、さ、食べてみて、美味しいかどうか試してみてよ」
「カイくん、ありがとう。なんかすっごく美味しそうだから、これが何なのかは後で聞くわ、まずたべるわね」
ボクから1口サイズのガーリック、いや、ガリガリクゥステーキを受け取ると、ゆっくり口に運ぶママ。
あ、目開いたね、キラキラだね?
お口噛む度、目がギラギラしていくのは気のせいかな?あれ?食べ終わる前にまたお皿出してゴードンに渡してるけど、やっぱり美味しいーんだねっ。
「「「「「「「「「ゴクッ」」」」」」」」」
「美味しいわ、カイくん。カイくん、天才。やだ、もう、ママ、おかわりしちゃう。だってー、美味しすぎるんだもん」
美味しいでしょ?ね?ね!?
よし、ボクも食べよ
「ゴードン、ボクにもちょーだい」
ゴードンから受け取り1口パクっ。
なんだこれー、和牛の美味さじゃないか?
こっちの世界は素材は最高じゃーん。
美味さは無敵!
「おいしー、めちゃくちゃおいしー」
そこで、さっきお肉に頑張ってガリガリクゥをすり込んでくれた料理人に声をかけて、1口分のガリガリクゥステーキをさしだす。
「さっき、嫌がるみんなの中からボクが君を勝手に指名してガリガリクゥを牛肉にすり込んでくれたキミに、まず食べて欲しい。」
「ありがとうございます、よろしいんですか?」
「うん、いいよ」
うん、美味いでしょー。泣かないでー。
「さっ、ゴードンも、みんなも食べて」
「「「「「「「はい、ありがとうございます。待ってましたぁ」」」」」」」
「あ、1口だけだよ。パパ達にもあげるから」
ボクの一言に、天国から地獄に落ちたような顔の君たち、人生甘くないんだぞ。
あれー?ざんねーん。ママのお歯黒見たかったな、美人のお歯黒。ダメだ、笑える。
「カイくん、なにがおかしいの?」
「うううん、ママ、みんなの顔見てー」
「さ、みんな、笑顔だよー、せーの」
ニッ。みーんなお歯黒ー。
「プハァ……ぷぷぷ、おほほほ、あははは」
ママがこんなに声を上げて笑うの初めてみたー。屈託のない、心からの笑顔だ。
なんか楽しいのが伝染してくー。
涙拭くまで笑ってんね、ママ。
ママが楽しそうなのってボクうれしー。
「はしたなく笑ったわ。こんなに声出して笑うのなんて子どもの頃以来ね」
カイくんの周りにはいつも笑いが溢れているわ。この子の明るい性格がみんなに笑顔をもたらせているのね。
「ママが楽しいなら、ボクも楽しぃー」
思わずぎゅっとママのお腹に抱きつくと、ママは優しい手で抱きしめてくれた。
ん?カイくん、イカルンとなんかの匂いが混ざってちょっと臭うわ。
ママがそう思ってるのを気づく事なく。
「ママ、あのね、もう1つ、ぜーったい美味しいの作るんだー。えへへ」
「そーなの?」
「うん、今から焼くんだけど、すぐできるよ。ママに1番に味見して欲しいーの、味見してくれる?」
「いいわよ」
ママの笑顔は最高だね。
美人さんは何しても美人さんだねー。
「ゴードン、牛肉焼いていくよ」
「はい、坊っちゃま、どのようになさいますかい?」
「あのね、フライパンに油をしいて、火は強くでね。」
「こうですか?」
「うん、じゃ、さっきのお肉、一気に焼くよ、焼き始めたら強火でそのまま1分半。
裏返してまた1分半焼いてね。時間になったら1枚取り出して、少し切って焼き色見てくよー」
「ヘイ。」
うんうん、めちゃ手順いいよねー。
次々に焼かれる牛肉のジュウジュウと焼ける音と、肉とガリガリクゥの焼ける二重奏、あ、もうだめだぁー、早く食べたーい。
周りを見ると、ゴードンが焼いてるフライパンをガン見して、今にもヨダレを垂らさんばかりのママと、その他大勢たち。
「ゴードン、1枚取り出して、少し小さく切ってくれる?」
「はい、坊っちゃま、これくらいでいいですかな?」
うん、中まで火が通ってるな。本当はミディアム位がベストな焼き加減だけど、こっちの世界の生のお肉が大丈夫なのか分からないからな。ちょうどキレイに焼けてるからこれでいいはず。
「ありがとう。」
「はい、ママ食べてみて。お行儀が悪いのは許して。食事の時はダメだけど、今は試食だから、さ、食べてみて、美味しいかどうか試してみてよ」
「カイくん、ありがとう。なんかすっごく美味しそうだから、これが何なのかは後で聞くわ、まずたべるわね」
ボクから1口サイズのガーリック、いや、ガリガリクゥステーキを受け取ると、ゆっくり口に運ぶママ。
あ、目開いたね、キラキラだね?
お口噛む度、目がギラギラしていくのは気のせいかな?あれ?食べ終わる前にまたお皿出してゴードンに渡してるけど、やっぱり美味しいーんだねっ。
「「「「「「「「「ゴクッ」」」」」」」」」
「美味しいわ、カイくん。カイくん、天才。やだ、もう、ママ、おかわりしちゃう。だってー、美味しすぎるんだもん」
美味しいでしょ?ね?ね!?
よし、ボクも食べよ
「ゴードン、ボクにもちょーだい」
ゴードンから受け取り1口パクっ。
なんだこれー、和牛の美味さじゃないか?
こっちの世界は素材は最高じゃーん。
美味さは無敵!
「おいしー、めちゃくちゃおいしー」
そこで、さっきお肉に頑張ってガリガリクゥをすり込んでくれた料理人に声をかけて、1口分のガリガリクゥステーキをさしだす。
「さっき、嫌がるみんなの中からボクが君を勝手に指名してガリガリクゥを牛肉にすり込んでくれたキミに、まず食べて欲しい。」
「ありがとうございます、よろしいんですか?」
「うん、いいよ」
うん、美味いでしょー。泣かないでー。
「さっ、ゴードンも、みんなも食べて」
「「「「「「「はい、ありがとうございます。待ってましたぁ」」」」」」」
「あ、1口だけだよ。パパ達にもあげるから」
ボクの一言に、天国から地獄に落ちたような顔の君たち、人生甘くないんだぞ。
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