今世は『私の理想』の容姿らしいけど‥到底認められないんです! 

文月

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今世は『私の理想』の容姿らしいけど‥到底認められないんです! 

流行りってのはそんなに甘いもんじゃない。

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 流行りを作ったことがないからはっきり「そうだ」とは言えないけど‥。
 
 流行りは誰でも作れるってわけではない。

 いいものだから、時代に即してるからって流行るわけではない。(多分)
 流行りを作るのは、「選ばれた人」、つまり目立つ人だ。(多分)
 多分ね。スタアが「これお勧め」っていうから流行るんだ。例のデビュタントの真珠ブームだってそうだった。スタアがやるから目について「素敵私も! 」ってなるんだ。ってことは即ち‥「目立たない人がひっそりと変わったことをしたところでそれに気付く人はそうはいないから‥即ち、流行ることなんてない」ってわけだ。
 いやいや! 
 そうとばかりは言えないよ? 『バタフライエフェクト』然り『風が吹けば桶屋が儲かる』然り、小さな「切っ掛け」ってのは侮れない。
 だけど、そんなの「この国」では無理だ。
「こういうことがあったんだって」
「お洒落だったんだよ」「見直した」「私も真似してみようかしら? 」
「あはは、やーだ。マネしていく場所ないでしょ(笑)」
 って近所のおば様の話題に一時のぼればいい方だ。奥様方の影響力ってのも侮れないからね。
 でも、それってこの近辺から広がることないわけじゃない。
 だって、(ここの)伝達手段は「口伝」か「新聞」位なんだもの。(SNSとかないからね)
 噂が流行りになるためには!
 噂を拡げる人間の数これに尽きる。あと‥まあ、どのくらいその人間が影響力を持ってるか、とかだな。
 圧倒的にね、今回は更にステージ(お披露目の会場)が小規模過ぎるんだ。小さな街の結婚式。更に「参加者少なめ」これが致命的。
 舞台は最悪。加えて、皆の期待値が初めっから超低め。「楽しみ」とも思われてないであろう状態‥誰も期待してない熱量少な目のマイナススタート。

 さて、ハヅキは無事世界に一石を投じることが出来るのでしょうか???

 偶然に偶然が重なれば‥だけど、そんなこと「そうはない」わけで。
「それ位は手を貸しても良いんじゃない? 」
 物陰でそっと見ていたヒツジがふっと小さく息を吹きかけた。
 ただのニンゲンじゃないヒツジの小さな吐息はただの吐息じゃないわけで‥。(勿論、そう度々使うわけでもないのだが)
 小さな変化は‥時に大きな変化に変わる。バタフライエフェクトの切っ掛け位、結婚祝いで作ってもいいでしょう? って感じで‥。

 ハヅキside参列者
 今回のお話し(結婚式の奇跡)の準主役・マリエッタ。
 8歳。貴族家子女。ハヅキの従姉妹。
 可愛いと評判で、本人も自分に自信ありまくりの「一般的な美人」。ただし、先に述べた様な‥2割いるかなって程の美人でもない。「美人寄りの普通の人」って感じ。でも、まあ美人には違いない。
 マリエッタの父親がハヅキの父親の弟なので招待状が着ている。勿論従姉妹であるマリエッタにもだ。
 今まで親戚付き合いが全然なかったハヅキのことを知る親戚はいないので、従姉妹とはいえマリエッタはハヅキの顔を知らない。だから、親戚が言う
「いつもローブを被っているらしいぞ」「可哀そうに、余程醜いのに違いない」
 って噂を真に受けている。
 (だから)両親に
「お留守番していてあげて? ほら、貴女が行って主役のハヅキちゃんがかすんじゃったら‥ハヅキちゃん可哀そうじゃない? 」
 って言われて『そりゃそうだな』って思って欠席することにしていた。
 それを‥
 ヒツジの吐息がちょっと変えた。

 蝶の羽ばたきの様な一見何でもない動きが予測不可能な大きな変化を起こし得る‥その蝶の役割を担う「誰か」。

 今回、その「誰か」はマリエッタの友人だった。(ヒツジ的にそれは誰でもいいんだ)
「従姉妹のお姉さんの為に行かないであげてって‥マリエッタのご両親がそういうのはもっともだけど‥貴女の従姉妹の結婚式って凄くいい機会なのよね~だからいかないのは正直勿体ないというか‥」
 するりとそんな言葉が彼女の口から出て来た。マリエッタよりちょっと年上のおませさんの彼女の夢は玉の輿に乗ることだ。奇跡を待つほど夢見がちじゃない。彼女はいつも堅実に、努力してその機会を狙っている。
 外見を磨く努力だけじゃなくて、情報の収集だって怠らない。そんな彼女にとってハヅキの結婚式なんていう「超いい機会」を逃すのは「勿体ない」んだ。例え自分のことじゃないとしても。もっとも‥普段の彼女なら自分の得にもならないことにわざわざ口出したりしないんだけど。(これが、ヒツジ効果って奴なんだろう)
「勿体ない? 」
 マリエッタが首を傾げる。
「そうよ。だって、従姉妹のお姉さんって治療師さんなんでしょ? 結婚式には治療師さんが勿論沢山来られる」
 マリエッタの友人がさも当たり前って顔で言う。
「そうね? 」
 マリエッタが首を傾げて、でも頷く。まだ彼女の言ってることが分からないって顔だ。友人がもう一度頷いて言葉を続ける。
「治療師さんって、騎士様とは違って危険な職業じゃ無いし、専門職で高給取りじゃない。知識を得る為学園に行かなければならないからご実家が裕福な貴族の方が多いし、結婚相手として‥理想的じゃない? お姉さんのお知り合いにいい人いるかもしれないじゃない? それに、もしそこでイイ人がいなかったとしても、治療師さんと知り合いになっておいて悪いことはないと思うわよ? 」
 結婚相手の条件としていい。
 高位貴族もいないこともないらしいし‥もしかしたら、玉の輿狙えるかも?
 マリエッタの友人だから10歳やそこら。でも、貴族の子女ってのは早期教育のためにませてる。それっ位のことは普通に考える。だから、友人のこの発言は全然おかしくない。だからマリエッタも『それはそう』ってすんなり納得したんだ。‥まあ、マリエッタは素直っていうか‥結構単純な子なんだ。
「そうね! 私、お母様たちに「行きたい」ってお願いしてみる! 大丈夫。地味な格好していったらいいんだし」
 こうして、マリエッタの結婚式参加が決まった。
 お洒落に興味があって、この先、社交界を引っ張っていくような‥そんなパワーがある、美人の参加。これで今までの地味~な結婚式が(ちょっと)変わろうとしていた。
「あら‥ダメよ。地味な格好で行ったりしたら失礼にあたるわ」
 マリエッタの話を聞いてマリエッタの義姉が眉をひそめた。美しいものが大好きな彼女は趣味が高じて貴族向けの
高級ブティックを経営している。売上重視というより、サロン的な‥趣味のお店。そこで、彼女は美人な義妹マリエッタのドレスを主に作っている。彼女は義妹を溺愛しているのだ。
「でも、確かに花嫁より目立っちゃったら困るわね。せめて色かぶりは避けましょう。花嫁さんは何色のドレスを着るご予定なの? え!? 白? 何でまた‥。ああそう‥。まあ‥何色にしようともかぶらなくていいけど、寧ろ‥それよりも地味なドレスって言うのも難しいわね‥」 
 義姉は更に眉をひそめた。で、ひらめいた。急に。
「いっそ、子供らしく‥妖精の様な格好っていうのはどう? 結婚式を祝福する天使が舞い降りましたよ‥って感じで! 」 「人とは違う存在ですよ~アピール! 」
 名案って顔してるけど‥名案だろうか?? まあ‥そんなこんなで、この世界発のフラワーガールが誕生することになった。衣装はひらひらのピンクだ。背中に羽とかまでつけちゃう。
 ハヅキの参列者といえば忘れちゃならないハヅキの幼馴染ズ。
 男前(この世界基準)のワトソン。今では立派な次期伯爵様。相変わらずモテモテ、だけどまだ独身。「結婚、鬱陶しい。仕事してる方が楽」ってのも相変わらず。(だけどそろそろ諦めろ。アンタ貴族だし跡取りだろ)圧倒的色男(この世界的に)は、結婚式で女性陣の視線を独占するのだろう。ハヅキは全然興味ないんだけど、ここはほら一般的な彩ってことで。騎士になったトーマスは若くして結婚して今は子持ち。幸せそうで何よりだ。子どもって、和むよね。親より子供に目が行くよね。トーマスは(この世界的に)イマイチな顔でも、皆子どもを見て「可愛い」っていうから問題なし。人妻エミールも参加してくれるらしい。エミールは二人の子持ちだ。
 治療師仲間からは、ダンさんリュックさん、コールさんヨハンさん。それと、ロウ、ロアル。
 あとは‥
「結婚式‥面倒だけど親戚のことだ(ハヅキの親父)は一族でも実力者だから機嫌を損ねてはいけない」
「でも、醜いと噂の娘の結婚式だろ? ‥正直気が重いよ。顔出して、適当に飲み食いして帰るか」
「そんなこと言ってはいけないわ。私から見たら可愛い姪っ子なのよ? (会ったことないけど)」
 って感じの‥そんなに親しくないだけど血のつながりは濃い面々。
 あとは、家族とメイドさんたち。
 メイドさんたちのハヅキloveは凄いぞ!! ちょっとは噂を拡げる手助けにはなるぞ!! 

 で、一方のオズワルドside参列者
「今度結婚するのは麗しいと噂の息子たちじゃなくて、例の獣人似の末の息子だろ? 正直顔も見たくないんだが」
「ホントにナガツキは‥」
 というナガツキ側の親戚only。父方の親戚は「皆さんの具合を悪くするので‥」と気を使い欠席。
 あとは、騎士仲間数人と家族とメイドさんたち。
 これは期待できない。人数もすっごく少ない。
 だけど‥ 
 流石0.2割の美人オズワルドの母・ナガツキ。三児の母なのに未だその美貌は健在。存在感半端ないっす!! そして、その息子たちは2割の美形。人数は少なくても、存在感は凄いぞ。(だけど、ハヅキだって負けてないぞ! 新0.2割の美人・ハヅキのドレス姿見て気絶すんなよ!? )
 

「ヒツジ先輩。なんて顔してんの。しかもさっき‥見たよ‥、人間世界に影響及ぼすの、タブーやろ?? 」
 夜、ヒツジが天上の自分のぼろ家のベランダでぼ~とたたずんでたらサルが来た。
 満点の星は美しかったけど、ヒツジの目には入ってない。そもそも、ヒツジに星を眺める習慣はない。
 一階の庭(庭? 庭って言えるかどうか)でベランダにいるヒツジを見上げるサル。シュチュエーション的にはまるでロミオとジュリエットなんだけど勿論そんな風には全然見えない。二人とも顔が超地味だし。台詞も全然色気ないから。(じゃあなんでこんな例え出した)
「‥‥‥」
 こんなとこで立ち話もなんだし‥と、ヒツジは無言で手招きのジェスチャーをしてサルを玄関にいざない自分もベランダから離れた。
 さっき見たサルの高級マンションのエントランスとは違い、粗末な‥でも割と大きな玄関土間。自転車が止められるヒツジお気に入りの土間だ。
 タンタンと階段から降りてきて玄関の引き戸の鍵を開けサルを招き入れる。(昼間は鍵なんて絶対かけないけど、夜は流石に鍵を掛ける)
 電気をつけると、泣きはらしたサルの顔が見えた。『暗いとこではその表情までは見えへんかったけど‥なんやねん、コイツのこの情けない顔‥』ヒツジは小さくため息をつき、
「‥なんか用か。今一人でしんみりしてんやからお前の顔とか見たないわ‥」 
 サルの顔を見ない振りしてヒツジが言った。
 玄関土間から玄関に上がる上がり框(一般的な上がり框より随分高め。上がるのにちょっと足を余分に上げなければいけないけど、ここはアレだ。ヒツジは高身長だし足も長いし、何より若いから大丈夫。まあ、それがイヤという人は正面の靴脱ぎ石をおつかいください)は、座って話すのに丁度いい高さだからみんなここで座って話していくんだけど、今日はそれもな~ってヒツジはサルを部屋に招き入れた。
 取継を過ぎて、座敷(リビング的な部屋)に。
 部屋数でいったら風呂トイレ付1LDkだけど、この古民家風の一軒家は雰囲気があって結構ヒツジのお気に入りだった。
 もっとも、男の一人暮らしに客間(リビング)なんかない。このリビングのソファーは寝るときは(フラットにして)即ベッドに変わる。流石にベッド兼ソファーにお客様に座らせるわけにはいかないから向かいのソファーを勧める。いつもは「座り心地悪いですね」とか文句言いそうなサルだけど、今日は大人しく勧められたソファーに座った。
 ソファー二つ、長テーブル一つ。以上。装飾品ゼロ。服やなんかが入った小さなチェストは風呂場に隣接したダイニングに置いてる。ダイニングにはテーブルが一つ椅子が一つ。ここで食事をとったり書類作成等の事務仕事をする。だから普段来客の来ることのないヒツジ宅のリビングは実質寝室。
 サルの家にはあるんだよな。客間。見たこともないけど、勿論寝室もあるのだろう。客間にはそれこそ客をもてなすためだけのピッカピカのテーブルとソファー(勿論ベッドに変わらない)がおいてあって、磨き上げられた飾り棚には使いもしない高級グラスなんかが飾ってあるんだよな。‥まあ、どうでもいいけど。イイんだよ。食器なんて使う分だけあれば。
「飲めよ。ハーブティー。落ち着くぞ」
 ヒツジが出したお茶を静かに飲みながらサルはまた無言で泣いた。
 一しきり泣いて、そして、はーと大きく息を吐くと、
「‥決めた。俺も、ナガツキの結婚式に手を貸す。さいっこうの式にして、俺の一生の思い出にする‥っ! 」
 って言った。
 ヒツジ苦笑い
『‥なんか、言いにくいけど、嫌な予感しかしないんですけど~』
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