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今世は『私の理想』の容姿らしいけど‥到底認められないんです!
ハヅキ、力説する。
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「まず、オズワルドさんのカラダのバランスがとにかく好きです。もう、完璧です」
あたしが力説すると、オズワルドさんが「え? 」って言って苦笑いした。
あたしの迫力にちょっと引き気味? 嘘だと思ってる?
でも負けませんよ!!
顔がちっさい。ホント、全体のバランスがいい。
手足長い。
でも華奢とかじゃない。
引き締まったボディ。無駄がないカラダ。
それが最高。筋肉も最高。「こういう筋肉の付き方が好き」とかじゃなくて「ある」それだけで、まず「いい」。
それを言った時のオズワルドさんの顔。
納得してないっぽい。めちゃ不服そう。
「ごつごつしてるだけだろ? 筋肉なんて」
ぼそっと呟いてる。あたしに言ってるんじゃないからか敬語とかじゃなく素の言葉。‥新鮮。
ああ、知らないオズワルドさんがいっぱい。
君は自分の良さに気付いてないんだよ。いいの。あたしは好きだから。あたしの「好き」に口出さんでください。
あと、筋肉の悪口やめてください。
筋肉は、頑張った勲章じゃない?
頑張ったから筋肉がついたんじゃない。
それって素晴らしいことですよ?
オズワルドさんの凄く腕を鍛えたんだろうなって分かる上腕二頭筋とか、‥これはどんな訓練したのか分からんけど‥しっかりとした体幹とか‥
肩幅がしっかりしてるのも、イイ。
背中が広いのも安心感半端なくて好き。
でも、少年っぽいアンバランスさもあって、未完成な魅力もある。「将来が楽しみ」要素が(あたしの中に確かにある)おばちゃんごごろをくすぐる。
筋肉を語ることは出来ないが、オズワルドさんに付いてなら語れるよ!
私の力説は続く。
でも、一番好きなのは、
その輝く赤茶(アンバー? )の瞳。
意志の強さが現れてる様な凛々しい眉毛。サイコーだ。キラッキラして凄く綺麗で、目が離せない。
目が生きてるってかな? 凄く表情豊かなんだ。
どこよりも表情豊かって感じする。
この世界は一重の方が人気みたいだけど、あたしは断然二重派。オズワルドさんも勿論二重。
眉と目の距離が若干狭いのに顔がちっさいから間延びした感じに見えないのが‥奇跡って感じがする。きっと絶妙なバランスなんだろう。キツイっていう印象より寧ろ、凛々しいって感じ。
アーモンド形の眼もいい。
大きすぎず、でも、小さすぎないのがいい。
絶対に「眠いの? 」って言われないだろうキラキラした目なんだ。多分「目力強い」ってやつ? でもキツイんじゃなくて、あくまで「キラキラした少年の目」って感じ! (ヤバい、またおばちゃん出てきちゃった。これは絶対隠し通さねば‥)
睫毛も長いよね。ちょっと伏し目がちになったら‥もう、色気が‥(ゴホンゴホン)
オズワルドさん苦笑いで
「目が怖いってよく言われるけど‥暗闇で光るらしいし(※ これも獣人だから)赤い目って不吉とも言われるね」
そんな奴は、放っておけ!
ってか、赤じゃないぞ。
赤茶。
‥別にどっちでもいいけど。
鼻が高くてシュッとしててカッコイイ。鼻筋が通ってんだな。それだけで顔全体がすごく整った印象になる。
きゅっと結ばれた薄い唇。
口は(この国好みの)おちょぼ口じゃない。特別大きいわけじゃないけど、別に小さくもない(どっちかというと大きい。それは獣人の人の特徴でもある)。にかっと歯を見せて笑うのが最高に可愛い。八重歯が目立つのも‥めちゃ可愛い。
あと、笑うとえくぼが出来るのもいい。
「八重歯‥。ああ、これは犬歯だよ。獣人だからね。これが可愛いって始めて言われた。普通に‥怖いって言われることしかない」
首を傾げながら不思議顔オズワルドさん。
言われたことない?
機会を与えて下されば、これからも何度も言いますよ!
まだまだ行きますよ!
金茶の毛もいい。
キラキラしてないのがいい。
秋の枯れ草が夕暮れ時にちょっと輝くような‥控えめな色。
凄く安心する色。
伸ばしてもカッコイイかもしれないけど、短いのが超似合ってる♡♡
髪に腰があるからヘタってならないのがカッコイイ。
「う~ん。地味ってよく言われるけどね。「錆びたような色だな」って。馬小屋に積んである飼葉の色っていわれたことある」
そんな奴の言葉覚えないの!
「あと‥髪質も刺さる程硬いって言われたな」
‥フワフワはフワフワで雨の日爆発するし、毛が薄くなったらペタンってなって困るらしいですよ。そんな人いっぱい見て来たから‥あたしは髪が多くてどっちかというと硬めだけど贅沢言わないって決めたもんな。
「あとは‥肌」
「肌? 」
オズワルドさん、もうお疲れ気味。
突っこむのにも疲れたって感じ? まだまだ言えますよ?
肌は日焼けしているけど、荒れた感じじゃ全然ない。(やっぱり外仕事だから)陶器みたいにつるっとはしてないけど。でも、清潔感がある。それって恵まれてる。あたしなんて徹夜しただけですぐ肌荒れするから。
「肌荒れしてるのみたことないですよ? ハヅキさん」
「そこは‥化粧水の力です。女性は大変なんですよ色々」
オズワルドさん「そうなんだ」って感心した顔。‥可愛い。
オズワルドさんのフェイスライン。
卵型の‥でも、華奢な感じじゃない顔。
その器に、寸分の狂いもなくはめ込まれたパーツのバランスのよさよ。
ホント‥
神の作った芸術品ってこういうの言うんだと思う。
全部語り切って、あたしは満足だ。
オズワルドさんは全然納得してないって顔だけど‥あたしは満足だ。
「ホントに綺麗って言うのは‥」
オズワルドさんが口を開く。
あたしが力説すると、オズワルドさんが「え? 」って言って苦笑いした。
あたしの迫力にちょっと引き気味? 嘘だと思ってる?
でも負けませんよ!!
顔がちっさい。ホント、全体のバランスがいい。
手足長い。
でも華奢とかじゃない。
引き締まったボディ。無駄がないカラダ。
それが最高。筋肉も最高。「こういう筋肉の付き方が好き」とかじゃなくて「ある」それだけで、まず「いい」。
それを言った時のオズワルドさんの顔。
納得してないっぽい。めちゃ不服そう。
「ごつごつしてるだけだろ? 筋肉なんて」
ぼそっと呟いてる。あたしに言ってるんじゃないからか敬語とかじゃなく素の言葉。‥新鮮。
ああ、知らないオズワルドさんがいっぱい。
君は自分の良さに気付いてないんだよ。いいの。あたしは好きだから。あたしの「好き」に口出さんでください。
あと、筋肉の悪口やめてください。
筋肉は、頑張った勲章じゃない?
頑張ったから筋肉がついたんじゃない。
それって素晴らしいことですよ?
オズワルドさんの凄く腕を鍛えたんだろうなって分かる上腕二頭筋とか、‥これはどんな訓練したのか分からんけど‥しっかりとした体幹とか‥
肩幅がしっかりしてるのも、イイ。
背中が広いのも安心感半端なくて好き。
でも、少年っぽいアンバランスさもあって、未完成な魅力もある。「将来が楽しみ」要素が(あたしの中に確かにある)おばちゃんごごろをくすぐる。
筋肉を語ることは出来ないが、オズワルドさんに付いてなら語れるよ!
私の力説は続く。
でも、一番好きなのは、
その輝く赤茶(アンバー? )の瞳。
意志の強さが現れてる様な凛々しい眉毛。サイコーだ。キラッキラして凄く綺麗で、目が離せない。
目が生きてるってかな? 凄く表情豊かなんだ。
どこよりも表情豊かって感じする。
この世界は一重の方が人気みたいだけど、あたしは断然二重派。オズワルドさんも勿論二重。
眉と目の距離が若干狭いのに顔がちっさいから間延びした感じに見えないのが‥奇跡って感じがする。きっと絶妙なバランスなんだろう。キツイっていう印象より寧ろ、凛々しいって感じ。
アーモンド形の眼もいい。
大きすぎず、でも、小さすぎないのがいい。
絶対に「眠いの? 」って言われないだろうキラキラした目なんだ。多分「目力強い」ってやつ? でもキツイんじゃなくて、あくまで「キラキラした少年の目」って感じ! (ヤバい、またおばちゃん出てきちゃった。これは絶対隠し通さねば‥)
睫毛も長いよね。ちょっと伏し目がちになったら‥もう、色気が‥(ゴホンゴホン)
オズワルドさん苦笑いで
「目が怖いってよく言われるけど‥暗闇で光るらしいし(※ これも獣人だから)赤い目って不吉とも言われるね」
そんな奴は、放っておけ!
ってか、赤じゃないぞ。
赤茶。
‥別にどっちでもいいけど。
鼻が高くてシュッとしててカッコイイ。鼻筋が通ってんだな。それだけで顔全体がすごく整った印象になる。
きゅっと結ばれた薄い唇。
口は(この国好みの)おちょぼ口じゃない。特別大きいわけじゃないけど、別に小さくもない(どっちかというと大きい。それは獣人の人の特徴でもある)。にかっと歯を見せて笑うのが最高に可愛い。八重歯が目立つのも‥めちゃ可愛い。
あと、笑うとえくぼが出来るのもいい。
「八重歯‥。ああ、これは犬歯だよ。獣人だからね。これが可愛いって始めて言われた。普通に‥怖いって言われることしかない」
首を傾げながら不思議顔オズワルドさん。
言われたことない?
機会を与えて下されば、これからも何度も言いますよ!
まだまだ行きますよ!
金茶の毛もいい。
キラキラしてないのがいい。
秋の枯れ草が夕暮れ時にちょっと輝くような‥控えめな色。
凄く安心する色。
伸ばしてもカッコイイかもしれないけど、短いのが超似合ってる♡♡
髪に腰があるからヘタってならないのがカッコイイ。
「う~ん。地味ってよく言われるけどね。「錆びたような色だな」って。馬小屋に積んである飼葉の色っていわれたことある」
そんな奴の言葉覚えないの!
「あと‥髪質も刺さる程硬いって言われたな」
‥フワフワはフワフワで雨の日爆発するし、毛が薄くなったらペタンってなって困るらしいですよ。そんな人いっぱい見て来たから‥あたしは髪が多くてどっちかというと硬めだけど贅沢言わないって決めたもんな。
「あとは‥肌」
「肌? 」
オズワルドさん、もうお疲れ気味。
突っこむのにも疲れたって感じ? まだまだ言えますよ?
肌は日焼けしているけど、荒れた感じじゃ全然ない。(やっぱり外仕事だから)陶器みたいにつるっとはしてないけど。でも、清潔感がある。それって恵まれてる。あたしなんて徹夜しただけですぐ肌荒れするから。
「肌荒れしてるのみたことないですよ? ハヅキさん」
「そこは‥化粧水の力です。女性は大変なんですよ色々」
オズワルドさん「そうなんだ」って感心した顔。‥可愛い。
オズワルドさんのフェイスライン。
卵型の‥でも、華奢な感じじゃない顔。
その器に、寸分の狂いもなくはめ込まれたパーツのバランスのよさよ。
ホント‥
神の作った芸術品ってこういうの言うんだと思う。
全部語り切って、あたしは満足だ。
オズワルドさんは全然納得してないって顔だけど‥あたしは満足だ。
「ホントに綺麗って言うのは‥」
オズワルドさんが口を開く。
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