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第18話 禁断の森での騒動
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禁断の森。
そこは王都の地図において、真っ赤な警告色で塗り潰された「絶対立ち入り禁止区域」だ。
湿った土の匂いと、腐敗した植物の悪臭。 そして、肌を刺すような高濃度の魔力。
深夜の森は、前世の終電後の新宿駅裏よりもずっと不気味で、殺伐としていた。
(……はぁ、はぁ。心拍数が上がりすぎて、胸のエンジンがオーバーヒートしそうだわ)
(深夜二時に全力疾走とか、どんなブラック企業のデスマよ。残業代は誰が払ってくれるのよ、この異世界は!)
私は、泥で汚れたドレスの裾を引きずりながら、巨木の影に身を潜めた。
前世ではイタリア製のスポーツカー、フェラーリ488GTBを転がして、最適なライン取りでコーナーを抜ける快感に浸っていた私が。
今や自らの足で、視界の悪い原生林を必死に藪漕ぎしている。
すべては、あの無謀なヒロイン――マリアちゃんを救済(ベイルアウト)するためだ。
(マリアちゃん、頼むから大人しく破産(〇亡)しないで。あなたがここで退場したら、私の『婚約破棄して隠居』というポートフォリオが紙屑同然になるのよ……!)
静寂を切り裂いたのは、鋭い獣の咆哮だった。
◇
「……ひっ! 嫌、来ないで……!」
森の深部。わずかな月明かりが差し込む開けた場所で、マリアちゃんは腰を抜かしていた。
彼女を包囲しているのは、三体の巨大な狼型魔物――シャドウウルフだ。
体長二メートルを超えるその巨体は、文字通り影を纏っているかのように輪郭が揺らぎ、赤い瞳だけが暗闇に浮かび上がっている。
「光よ、悪を……撃て……っ!」
マリアちゃんが震える手で放った光球。
だが、それは対象に届く前に霧散し、魔物たちの嘲笑を誘うようなパチパチという音を立てて消えた。
(……当たり前でしょ。ゲームのシステムなら必中かもしれないけど、ここは現実なのよ)
(魔力の伝導率(スループット)や大気の抵抗、そして何より本人の出力が不安定なら、パケットロスして当然だわ)
マリアちゃんは、震える手で『攻略ノート』を握りしめている。
彼女はまだ、自分が「主人公補正」という名の無敵モードに守られていると信じたいのだろう。
だが、シャドウウルフの一体が、音もなく地を蹴った。
鋭い牙が、マリアちゃんの喉元に迫る。
(……チッ。残業確定ね。経費、きっちり請求させてもらうわよ!)
私は隠れていた影から飛び出し、懐に忍ばせていた高純度の魔石を三つ、地面に叩きつけた。
◇
「……マリア様! 動かないで!」
私の鋭い声が、森の重苦しい空気を切り裂く。
「リ、リゼット様……!?」
マリアちゃんの瞳に、絶望から驚愕、そして微かな希望の光が宿る。
私は、地面に転がした魔石を支点にして、脳内の「論理回路(ロジック)」を高速で展開した。
【戦況分析:救出ミッション】
・敵:シャドウウルフ×3。影属性の魔力循環により物理無効化の確率が高い。
・味方(資産):震えるヒロイン×1。現在価値は最低だが、将来的なリターン(私の自由)には不可欠。
・リゼットのMP:急行により残り四〇%。一撃で「強制終了」させる必要がある。
私は、翡翠色の瞳を爛々と輝かせ、指先で空中に複雑な魔法文字を刻んだ。
それは、前世のネットワーク工学で学んだ「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」の魔法的解釈だ。
「魔力供給プロトコル……強制介入。バッファオーバーフロー……発動!」
ドゴォォォォン!!
三つの魔石を起点に、青白い光の檻が魔物たちを包囲した。
私の魔法は、彼らを直接傷つけるものではない。
周囲の空間に存在する魔力を無理やり彼らの体内に押し込み、魔力回路をパンクさせる――。
いわば、魔物という名のサーバーに、処理能力を超えたリクエストを送りつけてフリーズさせる「論理爆弾」だ。
シャドウウルフたちは、断末魔を上げる暇さえなく、その場に崩れ落ちた。
影の体は霧散し、ただの実体へと戻る。
彼らは死んではいない。だが、過負荷(オーバーロード)で気絶し、しばらくは再起動(リブート)できないはずだ。
◇
「……はぁ、はぁ。……燃費、悪すぎ。一気にMP三五%持っていかれたわ」
私は膝をつきそうになるのを、気合いだけで踏みとどまった。
公爵令嬢たるもの、どんなにデスマーチ明けでも、優雅さを欠いてはならない。
「リゼット様……。どうして、助けてくれたんですか……?」
マリアちゃんが、涙をボロボロと流しながら、這い寄ってきた。
「勘違いしないで。あなたがここで倒れたら、私の人生設計(ポートフォリオ)に大きな穴が開くんですのよ」
「あなたが王子の隣という『激務』を引き受けてくれないと、私が代わりに出勤しなきゃいけなくなるんですから」
私はわざと冷たく言い放ち、泥のついた手をマリアちゃんに差し出した。
「……立てますか? 聖女候補様」
「……はい。ごめんなさい、私……。自分が『主人公』だから、絶対に勝てるって思ってて……」
「リゼット様が来てくれなきゃ、私……〇んでました」
マリアちゃんの手は、氷のように冷たく、小鹿のように震えていた。
「……いいわ。現実はゲームじゃないの。ステータス画面もなければ、セーブポイントもない」
「一回のミスが即、破産に繋がる過酷なマーケットなのよ。……それを学べただけでも、この高いリスクに見合う価値はあったわね」
私はマリアちゃんの泥だらけの顔を、自前の高級なハンカチで乱暴に拭った。
(……さて。ここまで深く介入してしまった以上、単なる救出で終わらせるのは『機会損失』だわ)
私は、森のさらに奥から漏れ出ている、青白い不自然な光に目を向けた。
それは、マリアちゃんが求めていた「聖女の証」が眠るという古代遺跡の方向だ。
「マリア様。……あそこに、あなたが探していたものがあるんじゃないかしら?」
「えっ……? でも、もう怖くて……」
「投資の世界にはね、『サンクコスト(埋没費用)』という言葉があるの。ここまで命を懸けて進んできたのなら、手ぶらで帰るのは損失を確定させるだけよ」
「利益を確定(クロージング)させに行きましょう」
私は、震えるマリアちゃんの肩を抱くようにして、ゆっくりと歩き出した。
(ここで彼女に『証』を取得させ、格付けを回復させる。それが、私の婚約破棄プロジェクトを成功させるための、最終調整よ)
マリアちゃんの瞳には、私への底知れない感謝と、もはや「信仰」に近い輝きが宿っていた。
【解析:リゼットの現状】
・救出任務:成功。ヒロインの生存を確保。
・マリアの好感度:カンスト(もはや重度の信者)。
・リゼットの疲労度:レッドゾーン。一刻も早いシャットダウンを希望。
「……めんどくさいわね、本当に。……でも、これでようやく、物語の主導権を奪い取れそうだわ」
森の最深部。そこに鎮座していたのは、想像を絶する「異物」だった。
それは魔法の遺跡というより、どこか「機械的」で「電脳的」な冷たさを放っていた。
次回予告
「これが……聖女の証? なんだか、サーバーラックみたいに見えるんだけど……」
「(……ちょっと待って。この文字コード、UTF-8じゃない!?)」
「リゼット様! 画面に何か出てきました! ……え、『再起動中』?」
「(……古代文明の正体、もしかして私と同業者(エンジニア)の仕業かしら!?)」
次回、第19話「古代遺跡の真実」
この世界のバックエンド、私が徹底的にデバッグしてあげますわ!
そこは王都の地図において、真っ赤な警告色で塗り潰された「絶対立ち入り禁止区域」だ。
湿った土の匂いと、腐敗した植物の悪臭。 そして、肌を刺すような高濃度の魔力。
深夜の森は、前世の終電後の新宿駅裏よりもずっと不気味で、殺伐としていた。
(……はぁ、はぁ。心拍数が上がりすぎて、胸のエンジンがオーバーヒートしそうだわ)
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私は、泥で汚れたドレスの裾を引きずりながら、巨木の影に身を潜めた。
前世ではイタリア製のスポーツカー、フェラーリ488GTBを転がして、最適なライン取りでコーナーを抜ける快感に浸っていた私が。
今や自らの足で、視界の悪い原生林を必死に藪漕ぎしている。
すべては、あの無謀なヒロイン――マリアちゃんを救済(ベイルアウト)するためだ。
(マリアちゃん、頼むから大人しく破産(〇亡)しないで。あなたがここで退場したら、私の『婚約破棄して隠居』というポートフォリオが紙屑同然になるのよ……!)
静寂を切り裂いたのは、鋭い獣の咆哮だった。
◇
「……ひっ! 嫌、来ないで……!」
森の深部。わずかな月明かりが差し込む開けた場所で、マリアちゃんは腰を抜かしていた。
彼女を包囲しているのは、三体の巨大な狼型魔物――シャドウウルフだ。
体長二メートルを超えるその巨体は、文字通り影を纏っているかのように輪郭が揺らぎ、赤い瞳だけが暗闇に浮かび上がっている。
「光よ、悪を……撃て……っ!」
マリアちゃんが震える手で放った光球。
だが、それは対象に届く前に霧散し、魔物たちの嘲笑を誘うようなパチパチという音を立てて消えた。
(……当たり前でしょ。ゲームのシステムなら必中かもしれないけど、ここは現実なのよ)
(魔力の伝導率(スループット)や大気の抵抗、そして何より本人の出力が不安定なら、パケットロスして当然だわ)
マリアちゃんは、震える手で『攻略ノート』を握りしめている。
彼女はまだ、自分が「主人公補正」という名の無敵モードに守られていると信じたいのだろう。
だが、シャドウウルフの一体が、音もなく地を蹴った。
鋭い牙が、マリアちゃんの喉元に迫る。
(……チッ。残業確定ね。経費、きっちり請求させてもらうわよ!)
私は隠れていた影から飛び出し、懐に忍ばせていた高純度の魔石を三つ、地面に叩きつけた。
◇
「……マリア様! 動かないで!」
私の鋭い声が、森の重苦しい空気を切り裂く。
「リ、リゼット様……!?」
マリアちゃんの瞳に、絶望から驚愕、そして微かな希望の光が宿る。
私は、地面に転がした魔石を支点にして、脳内の「論理回路(ロジック)」を高速で展開した。
【戦況分析:救出ミッション】
・敵:シャドウウルフ×3。影属性の魔力循環により物理無効化の確率が高い。
・味方(資産):震えるヒロイン×1。現在価値は最低だが、将来的なリターン(私の自由)には不可欠。
・リゼットのMP:急行により残り四〇%。一撃で「強制終了」させる必要がある。
私は、翡翠色の瞳を爛々と輝かせ、指先で空中に複雑な魔法文字を刻んだ。
それは、前世のネットワーク工学で学んだ「分散型サービス拒否(DDoS)攻撃」の魔法的解釈だ。
「魔力供給プロトコル……強制介入。バッファオーバーフロー……発動!」
ドゴォォォォン!!
三つの魔石を起点に、青白い光の檻が魔物たちを包囲した。
私の魔法は、彼らを直接傷つけるものではない。
周囲の空間に存在する魔力を無理やり彼らの体内に押し込み、魔力回路をパンクさせる――。
いわば、魔物という名のサーバーに、処理能力を超えたリクエストを送りつけてフリーズさせる「論理爆弾」だ。
シャドウウルフたちは、断末魔を上げる暇さえなく、その場に崩れ落ちた。
影の体は霧散し、ただの実体へと戻る。
彼らは死んではいない。だが、過負荷(オーバーロード)で気絶し、しばらくは再起動(リブート)できないはずだ。
◇
「……はぁ、はぁ。……燃費、悪すぎ。一気にMP三五%持っていかれたわ」
私は膝をつきそうになるのを、気合いだけで踏みとどまった。
公爵令嬢たるもの、どんなにデスマーチ明けでも、優雅さを欠いてはならない。
「リゼット様……。どうして、助けてくれたんですか……?」
マリアちゃんが、涙をボロボロと流しながら、這い寄ってきた。
「勘違いしないで。あなたがここで倒れたら、私の人生設計(ポートフォリオ)に大きな穴が開くんですのよ」
「あなたが王子の隣という『激務』を引き受けてくれないと、私が代わりに出勤しなきゃいけなくなるんですから」
私はわざと冷たく言い放ち、泥のついた手をマリアちゃんに差し出した。
「……立てますか? 聖女候補様」
「……はい。ごめんなさい、私……。自分が『主人公』だから、絶対に勝てるって思ってて……」
「リゼット様が来てくれなきゃ、私……〇んでました」
マリアちゃんの手は、氷のように冷たく、小鹿のように震えていた。
「……いいわ。現実はゲームじゃないの。ステータス画面もなければ、セーブポイントもない」
「一回のミスが即、破産に繋がる過酷なマーケットなのよ。……それを学べただけでも、この高いリスクに見合う価値はあったわね」
私はマリアちゃんの泥だらけの顔を、自前の高級なハンカチで乱暴に拭った。
(……さて。ここまで深く介入してしまった以上、単なる救出で終わらせるのは『機会損失』だわ)
私は、森のさらに奥から漏れ出ている、青白い不自然な光に目を向けた。
それは、マリアちゃんが求めていた「聖女の証」が眠るという古代遺跡の方向だ。
「マリア様。……あそこに、あなたが探していたものがあるんじゃないかしら?」
「えっ……? でも、もう怖くて……」
「投資の世界にはね、『サンクコスト(埋没費用)』という言葉があるの。ここまで命を懸けて進んできたのなら、手ぶらで帰るのは損失を確定させるだけよ」
「利益を確定(クロージング)させに行きましょう」
私は、震えるマリアちゃんの肩を抱くようにして、ゆっくりと歩き出した。
(ここで彼女に『証』を取得させ、格付けを回復させる。それが、私の婚約破棄プロジェクトを成功させるための、最終調整よ)
マリアちゃんの瞳には、私への底知れない感謝と、もはや「信仰」に近い輝きが宿っていた。
【解析:リゼットの現状】
・救出任務:成功。ヒロインの生存を確保。
・マリアの好感度:カンスト(もはや重度の信者)。
・リゼットの疲労度:レッドゾーン。一刻も早いシャットダウンを希望。
「……めんどくさいわね、本当に。……でも、これでようやく、物語の主導権を奪い取れそうだわ」
森の最深部。そこに鎮座していたのは、想像を絶する「異物」だった。
それは魔法の遺跡というより、どこか「機械的」で「電脳的」な冷たさを放っていた。
次回予告
「これが……聖女の証? なんだか、サーバーラックみたいに見えるんだけど……」
「(……ちょっと待って。この文字コード、UTF-8じゃない!?)」
「リゼット様! 画面に何か出てきました! ……え、『再起動中』?」
「(……古代文明の正体、もしかして私と同業者(エンジニア)の仕業かしら!?)」
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