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日本橋本社にて
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つくば研究所に配属されてから直ぐに研修でスウェーデンに3ヶ月行っていた私。
帰国後に本社に行くようにいわれ、本社に行くと社長室に行くようにいわれ、かなり戸惑った。
社長が天才創薬研究者で、その補佐につくよういわれ、配属先がつくば研究所から東京本社に変更になりそうで焦る。
体調を崩してた父は、ぎっくり腰からのヘルニアで命には別状はない。
でも、東京は家賃が高く、誘惑が多いから乱れた生活になりそうで、つくば研究所で勤めながらたまの週末に都内にでて羽目を外そうと、私は考えてた。
社長室の戸を叩き、中に入り、目の前にいる男性に驚き固まる。
一夜限りの関係と思っていた極上の男が、満面の笑みを浮かべて、執務机に肘をついて私を待ってた。
私が社長室に入ると中鍵をかけて、私をソファーに押し倒し、結婚前提で付き合うよういわれ、身体を繋げる。
流された私も悪い……。
避妊なしで私の秘部に、勃ちあがった熱を割り込まれ、拷問のように焦らされ、付き合うよういわれるもなんとか耐えた私は理性が本能に勝ったと思う。
勤務先が本社ビル内の社長専用の研究所で、週末までに引越しをするよういわれた。
「……俺のマンションにこないか?」
「……結構です」
残業規制があるこの時代でも、実験が終わるまでは帰れない。
だから、オフィスから歩いて通える賃貸マンションを借りないといけなくて、なんとか借りれたオートロック付きの狭すぎる単身用マンション、月12万円に泣きなくなる。
つくば研究所勤務で採用されたのに、住宅補助で5万円は出る。
それでも、月に7万円も家賃で支払い、光熱費もかかる。
生活費で、月に福沢諭吉が何枚羽が生えたように飛んでいくか考えると頭が痛くなる。
社長の家に居候するべきだったかと後悔しつつ、不動産屋でこれから住む部屋を契約し、産婦人科へ行く。
社長室で容赦なく中に遺伝子の種を放出されたから、緊急ピルを処方して貰わないといけない。
残業MAXしたら、手取りで月に28万円は収入になる。
でも、家賃光熱費と緊急ピル代が月に12万円かかる。
徳島で寮生活をしながら、創薬研究に没頭している方が良かったと転職した事を私は後悔した。
スウェーデンでの3ヶ月は天国だった。
「…莉愛、実験失敗したの?俺、完璧に計算してたから失敗はありえないんだけど?」
ーー天才創薬研究者の瀬坂要《せざかかなめ》に社長専用研究室で壁に追い込まれ、責められ、そして、罰で抱かれる。
調合は間違えてない。
創薬開発は閃いたらすぐに完成するようなものではない。
【科学部門】が作り上げた新薬の可能性を秘めた候補化合物を【生物部門】が検証実験をする。
検証実験で1度でクリアーする方が稀だ。
濡れ衣なのにわたしは机に上半身を乗せ、犬のような格好で、要に秘部にそそり勃つ熱を打ち込まれてる。
「ーー莉愛のナカが1番気持ちいわ……」
わたしの中に精を思う存分放出する最低極まりない社長の要。
私も女で1度セックスの味を知るとあの快感を忘れられず、要から与えられる行為を待ち望んでたりする。
「ーー 莉愛、歯を立てるなよ」
と、男の象徴を口に咥えたりもする。
「ーー 濡れすぎだろ!!ビショビショ。淫乱な身体になったな」
社長という立場から、経営をしながら創薬研究もしてる要。
仕事が多忙で週に2回ぐらいしか研究室にはこない。
来たら、実験や仕事を放置して2時間ぐらい身体を繋げる。
私と要はプラスとマイナスで繋がってしまうのかもしれない。
それぐらい、私と要の身体の相性は良かった。
要の創薬開発のアシスタントになって3ヶ月が経った。
要は社長として経営の仕事をこなしながら、完璧すぎる調合で新薬になりえる候補化合物を次々と生み出していく。
天才創薬研究者といわれるだけあり、生物部門で候補化合物に有効性があるか副作用がでないかという検証実験で、ほぼ1度でクリアーさせた。
朝、出勤すると、珍しく要が白衣を着て実験をしてた。
いつもはわたしに指示してさせてるのに、試験管を目の高さで回してる姿が絵になりかっこよかった。
「……おはよう、莉愛」
試験管立てに手にしていた試験管を置き、手を洗い、要が私に近づいてきた。
「……俺の白衣姿、そんなに見惚れるぐらいいい?」
わたしの下顎に右手を添え、上を向かせて唇にキスを落とす。
「莉愛、着いてきて……」
手を引かれて連れてこられたのは、社長専用の休憩室。
泊まり込みで仕事を熟す事があるからと、フロアーの奥にある応接室を2部屋潰して住める空間を作ってた。
「……俺専用研究室は俺と愛梨しか入れないよういってるけど、さすがにベッドもソファーもないとこで抱くのは体勢がきつい。丁寧に莉愛を味わいたいのに、立ったままか座位でしかナカに挿れられない。思い切って、俺専用の休憩室を作った。今日、指示する実験はさっき俺がしたから、莉愛、抱かせて……」
要はそう言うと、内鍵を閉め、私の手を引き、キングサイズのベッドに連れて行き、わたしを押し倒した。
私の足から低いヒールのパンプスを脱がし、磨かれた革靴を脱いでベッドにあがると、私が着てるスーツとブラウスのボタンを外していく。
「……本当は全て脱がせたいけど、仕事中だからね」
私のシャツを捲り上げ、ブラジャーのホックを外し、大きな掌でわたしの胸を掴み、口に含んだ。
長い右手の指で左胸を掴まれ、勃ちあがった華を舌先を根元に這わせ、舐られる。
「………経験が浅いのに、感度がいい。ゆっくり可愛がりたいけど、俺、我慢できそうにない」
要のスーツのズボンに目をやると、もう勃ちあがっていて、私もスカートをたくし上げられ、パンティーとストッキングを剥ぎ取られ秘部に指を入れられるともうトロトロにできあがってた。
初日は生で挿れられたけど、ナカに出されるとナカから流れ出てくる不快感で仕事に集中できないと避妊具をつけてとお願いしたら、つけてくれるようになった。
ベッドの上で正体位で繋がるのはとても気持ちがいい。
両脚を持ちあげられ、最奥を突かれ、イカされ、秘部内を痙攣させるわたしに締めつけられ、要も薄い膜ごしに果てた。
そして、唇に濃厚なキスを落としてきて、この行為は要の携帯電話が鳴るまで続けられた。
それから、多忙な要は少しでも時間があれば、わたしを抱きにくる。
時に実験をしながら、机にエビ反りになり、バックで埋め込まれ繋がる行為をした。
帰国後に本社に行くようにいわれ、本社に行くと社長室に行くようにいわれ、かなり戸惑った。
社長が天才創薬研究者で、その補佐につくよういわれ、配属先がつくば研究所から東京本社に変更になりそうで焦る。
体調を崩してた父は、ぎっくり腰からのヘルニアで命には別状はない。
でも、東京は家賃が高く、誘惑が多いから乱れた生活になりそうで、つくば研究所で勤めながらたまの週末に都内にでて羽目を外そうと、私は考えてた。
社長室の戸を叩き、中に入り、目の前にいる男性に驚き固まる。
一夜限りの関係と思っていた極上の男が、満面の笑みを浮かべて、執務机に肘をついて私を待ってた。
私が社長室に入ると中鍵をかけて、私をソファーに押し倒し、結婚前提で付き合うよういわれ、身体を繋げる。
流された私も悪い……。
避妊なしで私の秘部に、勃ちあがった熱を割り込まれ、拷問のように焦らされ、付き合うよういわれるもなんとか耐えた私は理性が本能に勝ったと思う。
勤務先が本社ビル内の社長専用の研究所で、週末までに引越しをするよういわれた。
「……俺のマンションにこないか?」
「……結構です」
残業規制があるこの時代でも、実験が終わるまでは帰れない。
だから、オフィスから歩いて通える賃貸マンションを借りないといけなくて、なんとか借りれたオートロック付きの狭すぎる単身用マンション、月12万円に泣きなくなる。
つくば研究所勤務で採用されたのに、住宅補助で5万円は出る。
それでも、月に7万円も家賃で支払い、光熱費もかかる。
生活費で、月に福沢諭吉が何枚羽が生えたように飛んでいくか考えると頭が痛くなる。
社長の家に居候するべきだったかと後悔しつつ、不動産屋でこれから住む部屋を契約し、産婦人科へ行く。
社長室で容赦なく中に遺伝子の種を放出されたから、緊急ピルを処方して貰わないといけない。
残業MAXしたら、手取りで月に28万円は収入になる。
でも、家賃光熱費と緊急ピル代が月に12万円かかる。
徳島で寮生活をしながら、創薬研究に没頭している方が良かったと転職した事を私は後悔した。
スウェーデンでの3ヶ月は天国だった。
「…莉愛、実験失敗したの?俺、完璧に計算してたから失敗はありえないんだけど?」
ーー天才創薬研究者の瀬坂要《せざかかなめ》に社長専用研究室で壁に追い込まれ、責められ、そして、罰で抱かれる。
調合は間違えてない。
創薬開発は閃いたらすぐに完成するようなものではない。
【科学部門】が作り上げた新薬の可能性を秘めた候補化合物を【生物部門】が検証実験をする。
検証実験で1度でクリアーする方が稀だ。
濡れ衣なのにわたしは机に上半身を乗せ、犬のような格好で、要に秘部にそそり勃つ熱を打ち込まれてる。
「ーー莉愛のナカが1番気持ちいわ……」
わたしの中に精を思う存分放出する最低極まりない社長の要。
私も女で1度セックスの味を知るとあの快感を忘れられず、要から与えられる行為を待ち望んでたりする。
「ーー 莉愛、歯を立てるなよ」
と、男の象徴を口に咥えたりもする。
「ーー 濡れすぎだろ!!ビショビショ。淫乱な身体になったな」
社長という立場から、経営をしながら創薬研究もしてる要。
仕事が多忙で週に2回ぐらいしか研究室にはこない。
来たら、実験や仕事を放置して2時間ぐらい身体を繋げる。
私と要はプラスとマイナスで繋がってしまうのかもしれない。
それぐらい、私と要の身体の相性は良かった。
要の創薬開発のアシスタントになって3ヶ月が経った。
要は社長として経営の仕事をこなしながら、完璧すぎる調合で新薬になりえる候補化合物を次々と生み出していく。
天才創薬研究者といわれるだけあり、生物部門で候補化合物に有効性があるか副作用がでないかという検証実験で、ほぼ1度でクリアーさせた。
朝、出勤すると、珍しく要が白衣を着て実験をしてた。
いつもはわたしに指示してさせてるのに、試験管を目の高さで回してる姿が絵になりかっこよかった。
「……おはよう、莉愛」
試験管立てに手にしていた試験管を置き、手を洗い、要が私に近づいてきた。
「……俺の白衣姿、そんなに見惚れるぐらいいい?」
わたしの下顎に右手を添え、上を向かせて唇にキスを落とす。
「莉愛、着いてきて……」
手を引かれて連れてこられたのは、社長専用の休憩室。
泊まり込みで仕事を熟す事があるからと、フロアーの奥にある応接室を2部屋潰して住める空間を作ってた。
「……俺専用研究室は俺と愛梨しか入れないよういってるけど、さすがにベッドもソファーもないとこで抱くのは体勢がきつい。丁寧に莉愛を味わいたいのに、立ったままか座位でしかナカに挿れられない。思い切って、俺専用の休憩室を作った。今日、指示する実験はさっき俺がしたから、莉愛、抱かせて……」
要はそう言うと、内鍵を閉め、私の手を引き、キングサイズのベッドに連れて行き、わたしを押し倒した。
私の足から低いヒールのパンプスを脱がし、磨かれた革靴を脱いでベッドにあがると、私が着てるスーツとブラウスのボタンを外していく。
「……本当は全て脱がせたいけど、仕事中だからね」
私のシャツを捲り上げ、ブラジャーのホックを外し、大きな掌でわたしの胸を掴み、口に含んだ。
長い右手の指で左胸を掴まれ、勃ちあがった華を舌先を根元に這わせ、舐られる。
「………経験が浅いのに、感度がいい。ゆっくり可愛がりたいけど、俺、我慢できそうにない」
要のスーツのズボンに目をやると、もう勃ちあがっていて、私もスカートをたくし上げられ、パンティーとストッキングを剥ぎ取られ秘部に指を入れられるともうトロトロにできあがってた。
初日は生で挿れられたけど、ナカに出されるとナカから流れ出てくる不快感で仕事に集中できないと避妊具をつけてとお願いしたら、つけてくれるようになった。
ベッドの上で正体位で繋がるのはとても気持ちがいい。
両脚を持ちあげられ、最奥を突かれ、イカされ、秘部内を痙攣させるわたしに締めつけられ、要も薄い膜ごしに果てた。
そして、唇に濃厚なキスを落としてきて、この行為は要の携帯電話が鳴るまで続けられた。
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