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まさかの交際申し込み
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月額300円でノベマガBOX内の連載小説と漫画が読み放題。
クリエイターさんと漫画家さんに対して高額な原稿料は出せないけど、広告料を分配して支払う事で同意して頂いた。
“らぶあげいん”の実写映画が大ヒットしたのもあり、恋愛ジャンルの作品が次々と実写映画化され、人気クリエイターさんがノベルスターに戻ってきてくれた。
「久遠寺まりん先生、今作、面白いです!!こうくるかって、感動しました!!」
『そう。杉瀬さんにそう言って貰えると嬉しいわ。ありがとう』
「“交際ゼロ日、離婚前提契約結婚”もうちでコミカライズして頂けますか?」
『お願いします!!』
ノベルスターに戻ってきて下さったクリエイターさんに、今現在投稿して下さってる作品についてで感想を伝え、コミカライズ化をお願いしたところ引き受けて下さり、ホッとする。
「ネット広告掲載頻度あげて下さい」
ヒットしそうな作品をネット広告で宣伝する事で、コミックサイトのランキングの上位になり、ノベルスターの作品の知名度があがった。
「ノベルスター、絶世期に戻ったな」
利用ユーザーが減り作品投稿してくれるクリエイターがいなくなり利用ユーザーが減っていたノベルスターは、サイバープロジェクトの子会社になり、無事に経営回復できた。
「“バトル探偵”の連載漫画のおかげです。神崎CEO、ありがとうございます」
トップシークレットな誰も知る人がいない神崎CEOが神坂一輝だという事。
それを私は知ってる。
偶然という必然か、神崎CEOとBARで会って、秘密を知ってしまったから。
「……杉瀬さんにBARで会ってなかったらノベルスターをM&Aで買収しなかったし、“バトル探偵”の続編を執筆するつもりなかった」
「……」
水、金曜日の午前中は、サイバープロジェクト本社の社長室に出勤で、神崎CEOと2人きりでミーティングをしてる。
執務机につきパソコンのキーボードを見事なブラインドタッチで叩いて仕事をしていた神崎CEOが手を止め、目の前に立ってる私の方を見つめてそんな事を言い出すから、慌てふためく。
「杉瀬理音さん、俺と結婚前提で付き合ってくれますか?」
神崎CEOとノベルスターで再会して、1年が経った。
私と一夜限りの関係を持った事なんて覚えてないような態度をとっていたけど、覚えていてくれて、ノベリスタ買収して経営立ち直しをしてくれて、“バトル探偵”の続編を執筆してコミカライズで勝負かけてくれた。
「私でいいんですか?神崎CEOには私より相応しい人がいると思いますが……」
「杉瀬さんがいい。“バトル探偵”の大ファンでいてくれて、真面目に仕事に取り組んでる姿勢もいい」
執務机から立ち上がり、私の側に歩み寄ってきた神崎CEOに左手を持たれ、キスを落とされた。
「理音、俺のパートナーになって。大切にするから」
「よろしくお願いします」
「やっと理音に気持ちを伝えられた」
私の体を抱き寄せ、両腕でぎゅっとしっかり抱きしめ神崎CEOが私の耳元で囁く。
「神崎CEO?」
「2人きりの時は遥輝って呼んで!!」
「遥輝さん?」
「何?理音」
一面ガラス張りの社長室。
隣のオフィスに勤めてる人に見られたら恥ずかしいと思いつつ、遥輝さんと唇を重ねた。
クリエイターさんと漫画家さんに対して高額な原稿料は出せないけど、広告料を分配して支払う事で同意して頂いた。
“らぶあげいん”の実写映画が大ヒットしたのもあり、恋愛ジャンルの作品が次々と実写映画化され、人気クリエイターさんがノベルスターに戻ってきてくれた。
「久遠寺まりん先生、今作、面白いです!!こうくるかって、感動しました!!」
『そう。杉瀬さんにそう言って貰えると嬉しいわ。ありがとう』
「“交際ゼロ日、離婚前提契約結婚”もうちでコミカライズして頂けますか?」
『お願いします!!』
ノベルスターに戻ってきて下さったクリエイターさんに、今現在投稿して下さってる作品についてで感想を伝え、コミカライズ化をお願いしたところ引き受けて下さり、ホッとする。
「ネット広告掲載頻度あげて下さい」
ヒットしそうな作品をネット広告で宣伝する事で、コミックサイトのランキングの上位になり、ノベルスターの作品の知名度があがった。
「ノベルスター、絶世期に戻ったな」
利用ユーザーが減り作品投稿してくれるクリエイターがいなくなり利用ユーザーが減っていたノベルスターは、サイバープロジェクトの子会社になり、無事に経営回復できた。
「“バトル探偵”の連載漫画のおかげです。神崎CEO、ありがとうございます」
トップシークレットな誰も知る人がいない神崎CEOが神坂一輝だという事。
それを私は知ってる。
偶然という必然か、神崎CEOとBARで会って、秘密を知ってしまったから。
「……杉瀬さんにBARで会ってなかったらノベルスターをM&Aで買収しなかったし、“バトル探偵”の続編を執筆するつもりなかった」
「……」
水、金曜日の午前中は、サイバープロジェクト本社の社長室に出勤で、神崎CEOと2人きりでミーティングをしてる。
執務机につきパソコンのキーボードを見事なブラインドタッチで叩いて仕事をしていた神崎CEOが手を止め、目の前に立ってる私の方を見つめてそんな事を言い出すから、慌てふためく。
「杉瀬理音さん、俺と結婚前提で付き合ってくれますか?」
神崎CEOとノベルスターで再会して、1年が経った。
私と一夜限りの関係を持った事なんて覚えてないような態度をとっていたけど、覚えていてくれて、ノベリスタ買収して経営立ち直しをしてくれて、“バトル探偵”の続編を執筆してコミカライズで勝負かけてくれた。
「私でいいんですか?神崎CEOには私より相応しい人がいると思いますが……」
「杉瀬さんがいい。“バトル探偵”の大ファンでいてくれて、真面目に仕事に取り組んでる姿勢もいい」
執務机から立ち上がり、私の側に歩み寄ってきた神崎CEOに左手を持たれ、キスを落とされた。
「理音、俺のパートナーになって。大切にするから」
「よろしくお願いします」
「やっと理音に気持ちを伝えられた」
私の体を抱き寄せ、両腕でぎゅっとしっかり抱きしめ神崎CEOが私の耳元で囁く。
「神崎CEO?」
「2人きりの時は遥輝って呼んで!!」
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一面ガラス張りの社長室。
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