Good Bye 〜愛していた人〜

鳴宮鶉子

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再会後は激愛

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「相楽取締役社長、彼女は任天社の新谷さんです」

松坂さんがわたしを将輝に紹介した。

「知ってるわ。咲香、おまえ、どこをぽっつり歩いてるかと思ったら、京都で任天社でゲームクリエイターしてたのか。てか、いい加減、放浪の旅から帰って来い」

将輝がわたしに近づいてくる。

「松坂、任天社に、ゲーム機とアプリの連動が上手くいかないから、3日ほど新谷を借りるって連絡しといて。
咲香、来い。おまえがしないといけない仕事は俺が片付けたんだから、付き合え」

将輝に手首を捕まえられて連れて行かれる。
オフィスビルを出て、徒歩8分ほど先にある以前住んでいた高層マンションへ連れて行かれた。

「将輝、仕事はいいの?」

「大丈夫だ。急ぎの仕事はない」

久しぶりに入る、1年前まで住んでいた高層マンションの最上階の部屋。

将輝がスーツのジャケットを脱ぎ、ネクタイを外した。

「そろそろ、おまえの実家に居場所を聞き出し連れ戻そうと思ってた。
まさか、クライアントとし、俺の会社に現れるとは思ってなかった」

将輝がわたしに近づいてくる。
そして、リビングに立ってるわたしを抱きしめた。

「仕事が忙しくて、放ったらかしてすまなかった。仕事を早く軌道に乗せたかった。
これからは、毎日帰って来て、おまえを大事にするから、ここに帰って来てくれないか」

将輝が、わたしの目をじっと見つめてくる。
切なそうな表情をしていて、その表情が色っぽくて見惚れてしまった。

悩む……。

中学1年の頃から、わたしは、将輝の隣にいた。

一緒にいるのが当たり前だった。
そして、将輝に言われた通りに、してた。

将輝と離れて、自分の意志で、力で、生活をしてきて、もう少し、京都で1人で、やってみたいと思った。

スイッチとアプリの連動プログラムは、将輝にやって貰ったけど、任天社では、こんなわたしでも頼りにされてる。

わたしに帰って来て欲しいと言ってくれる、将輝の気持ちは、嬉しい……。

久しぶりに、将輝に抱きしめられ、気持ちが揺らいでしまう。

「わたし、京都で1人で自分の力を試したい」

「はっ、だから、ゲームクリエーターの仕事をやりたいなら、俺の会社で同じような仕事をやればいいだろっ」

「将輝と離れて、1人で、やってみたいの」

「なんで、俺と離れようとする」

将輝の顔が強張る。そして、わたしを壁に追いやり、押し付け、両腕を掴んで、無理矢理、キスをしてきた。

軽い触れるだけのキスではなく、無理矢理舌をねじ込んできて、息苦しくなるぐらい、わたしの口内を荒く、犯した。

「咲香、俺は、別れる事は許さない」

将輝が左手でわたしの両手を持ち、頭上に持ち上げ、それから、わたしのスカートをたぐりあげ、長い事、誰にも触れられてないところに指を入れた。

『辞めて……』と拒絶するわたしに、口を塞ぐようにくちびるを押し付けてきてディープなキスをし、右手でわたしの中を刺激する。

わたしの身体を知り尽くしてる将輝。
リビングのソファーに押し倒され、将輝のモノを体内に挿し込まれ、何度も何度も中に、遺伝子を放出された。

「咲香を俺は手放さないから」

寝室にお姫様抱っこされて連れて行かれ、意識が無くなるまで、将輝に翻弄され、将輝の胸の中で眠った。

目覚めた時、将輝はわたしを大切に、逃げれないように抱きしめてた。

「咲香、俺と別れるのは許さない。
咲香が1人でもう少しやっていきたいなら京都に帰るのは許す。
だが、週末に呼び出したら東京に戻って来い……」

将輝がわたしの頭を撫で、おでこにキスをした。

「3日間は仕事で俺の会社に出張で滞在してる事になってるから、今日と明日は俺の仕事を手伝え」

将輝に手を引かれ、浴室で身体を現れ、身体を拭かれ、いつのまにか用意されてた、わたしが好きなブランドの服と下着を渡された。

わたしが逃げると思って、将輝は離してくれない。

たぶん、酷い事をされたけど、将輝の事がやっぱり好きだと思う、わたしがいた。


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