182 / 208
セカンドアタック
しおりを挟む
モンナケルタへの調査から帰還して数日が経ち、スズネたちは再び単眼巨人討伐に向けて準備を進めていた。
「次こそは敵の本陣に斬り込んでやるわ」
「前回以上に気合い入ってるね!ミリア」
「当たり前よ!前回はまともに戦えなかったからね。次は必ず討ち倒してみせるわ」
前回の戦闘では負傷者の存在もあり、即時撤退に追い込まれまともに戦うことができなかった。
それはミリアにとっても他のメンバーにとっても不完全燃焼であった。
さらにいうと、スズネたちが前回の調査報告を行ったことで他の街へAランクパーティの派遣要請が開始され、よりスピード感をもって取り掛からなければ彼らに先を越される可能性も出てきたのだ。
それ故に、既にクエストを受けている冒険者たちの動きもまた早くならざるを得ないのだった。
「よし、準備完了!それじゃモンナケルタに向けて出発するよ」
「「「「「オーーーーー!!」」」」」
単眼巨人討伐に向けて再びモンナケルタへと出発したスズネたち。
前回とは違い、今回はただの調査で終わらせる気など毛頭ない。
あくまでも敵本陣へのアタックを目指す。
そんな彼女たちの道中での話題は、やはり単眼巨人の王についてであった。
「あ~本当にいないかな~単眼巨人の王」
「でも、奴らの統率された感じからして王がいるかどうかは別として群れのボスはいるでしょうね」
「ハァ~…バカなのマクスウェル。ボスなんて求めてないのよ!アタシが戦いたいのは伝説の単眼巨人の王なの!」
話せば話すほどに熱を帯びていく言葉。
自分の実力以上の相手と戦ってこそ成長がある。
ミリアの言葉の根底にはそういった想いがあり、そのために厳しい修行にも耐えてきたのだ。
「す…すみません。私が余計なことを言ってしまったばかりに・・・」
「セスリーが気にする必要なんかないっすよ。ウチらはセスリーが嘘を言ってるなんてこれっぽっちも思ってないんすから」
「は…はい。ありがとうございます」
メンバー全員がセスリーの言葉を信じている。
これまで苦楽を共にしてきた中で、彼女が軽はずみなことを口にしないと知っている。
しかし、自身の発言により事態を大きく動かしてしまったことに責任を感じてしまい、それによって彼女自身がその言葉に自信を持てなくなってしまっていた。
そんな仲間の姿を前にしながら、スズネたちは心配を寄せながらもかける言葉を見つけられずにいた。
その時、彼女たちの間を何とも言えない空気感が漂う中であの魔王が思いもよらない言葉を口にする。
「おい、何をそんなに落ち込んでいる。確かに言ったぞ。王の元へ連れていくと」
・・・・・。
「「「「「「 えっ!?!? 」」」」」」
一瞬の静寂の後、一同が示し合わせたかのように驚きの声を発する。
「えっ!?えっ!?待ってクロノ、今なんて」
「あ?だから、あのデカブツどもが女は生け捕りにして王の元へ連れて行くって言ってたって話だろ」
「ちょっと、アンタも聞いてたの?」
「いや、普通に聞こえただろ」
「いやいやいやいや、それならどうしてギルドに報告してる時に言わなかったんすか!」
飄々とした表情をしながら、何をそんなに騒いでいるのかが分からないといった素振りをみせるクロノ。
それに対して、スズネ・ミリア・シャムロムと矢継ぎ早に質問をぶつけたのだが、それでもクロノの様子は変わらない。
それどころか、むしろ慌てている彼女たちの姿を見て鬱陶しいとすら思っているようであった。
「チッ、うるせぇーな。あの場では黙ってた方が都合が良かっただろ」
??????
クロノが言っている言葉の意味が分からない。
なぜギルドへの、ましてや支部長であるリタへの報告の場で単眼巨人の王の存在を隠しておく方が良いと思ったのか。
皆一様に不思議そうな顔を見せながら頭の上に大きな?マークを浮かび上がらせている。
「ごめんねクロノ。一つずつ確認させて。それじゃセスリーが言ってたことは本当だったってことだよね」
「当然だ」
「それからギルドへの報告をしない方が都合が良かったっていうのはどういうことなの?」
「あぁ?あのちっこいババアが言ってただろ。デカブツの王がいた場合クエストのランクが上がると。そうなった場合、お前たちはどうなる?」
「クエストランクが今のBからAに上がったら・・・。Bランクパーティの私たちは受けることができなくなる」
確かにギルドへの報告をした際に、リタは単眼巨人の王の存在が確認され次第クエストランクを上げると話ていた。
もし仮にそうなった場合、クエストランクはA以上となり、Bランクに上がったばかりの宿り木は今回の件から外されていた可能性が高い。
それを見越してクロノはあえて沈黙を貫いたというのだ。
「まぁ~あの場で俺がその存在を認めていたら、お前たちは手を引かされていただろうな。そうなるとデカブツどもはもちろんのこと奴らの王とも戦えなくなるわけだ。それだと都合が悪いだろ?ミリア」
そうしてスズネの質問に対して何を言っているんだと呆れた様子で返答していたクロノであったのだが、最後にミリアへ視線を向けると、どうだとでも言いたげにニヤリと笑みを浮かべたのだった。
「アハッ…アハハハハ。やるじゃないのよアンタ!」
クロノの話に驚き言葉を失っていたスズネたちの沈黙を切り裂くように歓喜したミリアが声を上げる。
まぁ~クロノとしては下等な魔獣ごときが王を名乗っていることが気に入らないというだけの理由なのだが、この際そんなことはどうでもいい。
ミリアにとってはそうそう巡ってくることのない絶好の腕試しの機会なのだから、心躍らずにはいられない。
「さぁさぁ、他の冒険者に先を越されるわけにはいかないわ!さっさと行くわよ!」
はやる気持ちを抑えきれないミリアに率いられ、あっという間にモンナケルタへと辿り着いたスズネたち。
そして到着してから束の間の小休止を取り合えると、単眼巨人討伐に向けてセカンドアタックを開始したのだった。
ザッザッザッザッザッ ──────── 。
前回受けた襲撃を教訓に周囲を警戒しながら慎重に山を登っていく。
ザッザッザッザッザッ ──────── 。
しかし、何か様子がおかしい。
進めど進めど単眼巨人の姿が見当たらないのだ。
前回の調査で訪れた山の中腹を過ぎても一向に姿を現さない。
いったい何が起こっているのか。
スズネたちは一抹の不安を覚えつつも敵本陣を目指して歩みを進めていく。
ザッザッザッザッザッ ──────── 。
そして、ついに ──────── 。
「ここ・・・だよね」
「たぶん。ここまで他にそれらしきものは見当たらなかったわ」
「なんか薄暗くて気味が悪いっすね」
山を登り始めてから四時間以上が経過した時、彼女たちの前に大きな洞窟の入口が姿を現す。
それは巨大な単眼巨人であっても悠々と出入りすることができるほどの大きな口を開けた洞窟。
その姿を視界に捉えた瞬間に全員がここだと確信した。
この奥に敵の本陣があると ───── 。
「みんな一旦落ち着こう。ここまでの道のりで疲労も溜まってるし、少し休憩を取りつつ戦いの準備をしよう」
スズネの一言で張り詰めていた空気に少しばかりの余裕が生まれる。
そして、はやる気持ちとウズウズする身体を抑えつつ、各自が突入前最後の準備を進める。
「いよいよね!やってやるわ」
「どれだけの敵がいるのかも分かりません。気を引き締めていきましょう」
「先頭はウチが行くっす。援護は任せたっすよ」
「任せるのじゃ!」
「フゥー…。間違いありません。微かではありますが、洞窟の奥から血の臭いが漂ってきています」
「よし!それじゃ作戦通り単眼巨人討伐を開始するよ」
こうして決戦の準備を整えたスズネたちは、覚悟を決めて血生臭い臭いが漂う洞窟の中へと足を踏み入れるのであった。
「次こそは敵の本陣に斬り込んでやるわ」
「前回以上に気合い入ってるね!ミリア」
「当たり前よ!前回はまともに戦えなかったからね。次は必ず討ち倒してみせるわ」
前回の戦闘では負傷者の存在もあり、即時撤退に追い込まれまともに戦うことができなかった。
それはミリアにとっても他のメンバーにとっても不完全燃焼であった。
さらにいうと、スズネたちが前回の調査報告を行ったことで他の街へAランクパーティの派遣要請が開始され、よりスピード感をもって取り掛からなければ彼らに先を越される可能性も出てきたのだ。
それ故に、既にクエストを受けている冒険者たちの動きもまた早くならざるを得ないのだった。
「よし、準備完了!それじゃモンナケルタに向けて出発するよ」
「「「「「オーーーーー!!」」」」」
単眼巨人討伐に向けて再びモンナケルタへと出発したスズネたち。
前回とは違い、今回はただの調査で終わらせる気など毛頭ない。
あくまでも敵本陣へのアタックを目指す。
そんな彼女たちの道中での話題は、やはり単眼巨人の王についてであった。
「あ~本当にいないかな~単眼巨人の王」
「でも、奴らの統率された感じからして王がいるかどうかは別として群れのボスはいるでしょうね」
「ハァ~…バカなのマクスウェル。ボスなんて求めてないのよ!アタシが戦いたいのは伝説の単眼巨人の王なの!」
話せば話すほどに熱を帯びていく言葉。
自分の実力以上の相手と戦ってこそ成長がある。
ミリアの言葉の根底にはそういった想いがあり、そのために厳しい修行にも耐えてきたのだ。
「す…すみません。私が余計なことを言ってしまったばかりに・・・」
「セスリーが気にする必要なんかないっすよ。ウチらはセスリーが嘘を言ってるなんてこれっぽっちも思ってないんすから」
「は…はい。ありがとうございます」
メンバー全員がセスリーの言葉を信じている。
これまで苦楽を共にしてきた中で、彼女が軽はずみなことを口にしないと知っている。
しかし、自身の発言により事態を大きく動かしてしまったことに責任を感じてしまい、それによって彼女自身がその言葉に自信を持てなくなってしまっていた。
そんな仲間の姿を前にしながら、スズネたちは心配を寄せながらもかける言葉を見つけられずにいた。
その時、彼女たちの間を何とも言えない空気感が漂う中であの魔王が思いもよらない言葉を口にする。
「おい、何をそんなに落ち込んでいる。確かに言ったぞ。王の元へ連れていくと」
・・・・・。
「「「「「「 えっ!?!? 」」」」」」
一瞬の静寂の後、一同が示し合わせたかのように驚きの声を発する。
「えっ!?えっ!?待ってクロノ、今なんて」
「あ?だから、あのデカブツどもが女は生け捕りにして王の元へ連れて行くって言ってたって話だろ」
「ちょっと、アンタも聞いてたの?」
「いや、普通に聞こえただろ」
「いやいやいやいや、それならどうしてギルドに報告してる時に言わなかったんすか!」
飄々とした表情をしながら、何をそんなに騒いでいるのかが分からないといった素振りをみせるクロノ。
それに対して、スズネ・ミリア・シャムロムと矢継ぎ早に質問をぶつけたのだが、それでもクロノの様子は変わらない。
それどころか、むしろ慌てている彼女たちの姿を見て鬱陶しいとすら思っているようであった。
「チッ、うるせぇーな。あの場では黙ってた方が都合が良かっただろ」
??????
クロノが言っている言葉の意味が分からない。
なぜギルドへの、ましてや支部長であるリタへの報告の場で単眼巨人の王の存在を隠しておく方が良いと思ったのか。
皆一様に不思議そうな顔を見せながら頭の上に大きな?マークを浮かび上がらせている。
「ごめんねクロノ。一つずつ確認させて。それじゃセスリーが言ってたことは本当だったってことだよね」
「当然だ」
「それからギルドへの報告をしない方が都合が良かったっていうのはどういうことなの?」
「あぁ?あのちっこいババアが言ってただろ。デカブツの王がいた場合クエストのランクが上がると。そうなった場合、お前たちはどうなる?」
「クエストランクが今のBからAに上がったら・・・。Bランクパーティの私たちは受けることができなくなる」
確かにギルドへの報告をした際に、リタは単眼巨人の王の存在が確認され次第クエストランクを上げると話ていた。
もし仮にそうなった場合、クエストランクはA以上となり、Bランクに上がったばかりの宿り木は今回の件から外されていた可能性が高い。
それを見越してクロノはあえて沈黙を貫いたというのだ。
「まぁ~あの場で俺がその存在を認めていたら、お前たちは手を引かされていただろうな。そうなるとデカブツどもはもちろんのこと奴らの王とも戦えなくなるわけだ。それだと都合が悪いだろ?ミリア」
そうしてスズネの質問に対して何を言っているんだと呆れた様子で返答していたクロノであったのだが、最後にミリアへ視線を向けると、どうだとでも言いたげにニヤリと笑みを浮かべたのだった。
「アハッ…アハハハハ。やるじゃないのよアンタ!」
クロノの話に驚き言葉を失っていたスズネたちの沈黙を切り裂くように歓喜したミリアが声を上げる。
まぁ~クロノとしては下等な魔獣ごときが王を名乗っていることが気に入らないというだけの理由なのだが、この際そんなことはどうでもいい。
ミリアにとってはそうそう巡ってくることのない絶好の腕試しの機会なのだから、心躍らずにはいられない。
「さぁさぁ、他の冒険者に先を越されるわけにはいかないわ!さっさと行くわよ!」
はやる気持ちを抑えきれないミリアに率いられ、あっという間にモンナケルタへと辿り着いたスズネたち。
そして到着してから束の間の小休止を取り合えると、単眼巨人討伐に向けてセカンドアタックを開始したのだった。
ザッザッザッザッザッ ──────── 。
前回受けた襲撃を教訓に周囲を警戒しながら慎重に山を登っていく。
ザッザッザッザッザッ ──────── 。
しかし、何か様子がおかしい。
進めど進めど単眼巨人の姿が見当たらないのだ。
前回の調査で訪れた山の中腹を過ぎても一向に姿を現さない。
いったい何が起こっているのか。
スズネたちは一抹の不安を覚えつつも敵本陣を目指して歩みを進めていく。
ザッザッザッザッザッ ──────── 。
そして、ついに ──────── 。
「ここ・・・だよね」
「たぶん。ここまで他にそれらしきものは見当たらなかったわ」
「なんか薄暗くて気味が悪いっすね」
山を登り始めてから四時間以上が経過した時、彼女たちの前に大きな洞窟の入口が姿を現す。
それは巨大な単眼巨人であっても悠々と出入りすることができるほどの大きな口を開けた洞窟。
その姿を視界に捉えた瞬間に全員がここだと確信した。
この奥に敵の本陣があると ───── 。
「みんな一旦落ち着こう。ここまでの道のりで疲労も溜まってるし、少し休憩を取りつつ戦いの準備をしよう」
スズネの一言で張り詰めていた空気に少しばかりの余裕が生まれる。
そして、はやる気持ちとウズウズする身体を抑えつつ、各自が突入前最後の準備を進める。
「いよいよね!やってやるわ」
「どれだけの敵がいるのかも分かりません。気を引き締めていきましょう」
「先頭はウチが行くっす。援護は任せたっすよ」
「任せるのじゃ!」
「フゥー…。間違いありません。微かではありますが、洞窟の奥から血の臭いが漂ってきています」
「よし!それじゃ作戦通り単眼巨人討伐を開始するよ」
こうして決戦の準備を整えたスズネたちは、覚悟を決めて血生臭い臭いが漂う洞窟の中へと足を踏み入れるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
職業ガチャで外れ職引いたけど、ダンジョン主に拾われて成り上がります
チャビューヘ
ファンタジー
いいね、ブックマークで応援いつもありがとうございます!
ある日突然、クラス全員が異世界に召喚された。
この世界では「職業ガチャ」で与えられた職業がすべてを決める。勇者、魔法使い、騎士――次々と強職を引き当てるクラスメイトたち。だが俺、蒼井拓海が引いたのは「情報分析官」。幼馴染の白石美咲は「清掃員」。
戦闘力ゼロ。
「お前らは足手まといだ」「誰もお荷物を抱えたくない」
親友にすら見捨てられ、パーティ編成から弾かれた俺たちは、たった二人で最低難易度ダンジョンに挑むしかなかった。案の定、モンスターに追われ、逃げ惑い――挙句、偶然遭遇したクラスメイトには囮として利用された。
「感謝するぜ、囮として」
嘲笑と共に去っていく彼ら。絶望の中、俺たちは偶然ダンジョンの最深部へ転落する。
そこで出会ったのは、銀髪の美少女ダンジョン主・リリア。
「あなたたち……私のダンジョンで働かない?」
情報分析でダンジョン構造を最適化し、清掃で魔力循環を改善する。気づけば生産効率は30%向上し、俺たちは魔王軍の特別顧問にまで成り上がっていた。
かつて俺たちを見下したクラスメイトたちは、ダンジョン攻略で消耗し、苦しんでいる。
見ろ、これが「外れ職」の本当の力だ――逆転と成り上がり、そして痛快なざまぁ劇が、今始まる。
魔道具は歌う~パーティ追放後に最高ランクになった俺を幼馴染は信じない。後で気づいてももう遅い、今まで支えてくれた人達がいるから~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界転生者シナグルのスキルは傾聴。
音が良く聞こえるだけの取り柄のないものだった、
幼馴染と加入したパーティを追放され、魔道具に出会うまでは。
魔道具の秘密を解き明かしたシナグルは、魔道具職人と冒険者でSSSランクに登り詰めるのだった。
そして再び出会う幼馴染。
彼女は俺がSSSランクだとは信じなかった。
もういい。
密かにやってた支援も打ち切る。
俺以外にも魔道具職人はいるさ。
落ちぶれて行く追放したパーティ。
俺は客とほのぼのとした良い関係を築きながら、成長していくのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる