【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ

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第5章 籠の中の鳥

第14話 小さな違和感

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 ファインダ王国王都リオーネ。
 活気あふれる街角で、リョウ、ベレニス、フィーリア、クリスの4人は、例の女子寮で起きているという怪奇現象の裏に潜むかもしれない魔女の噂、あるいは邪教『真実の眼』に繋がる情報を、地道に集めていた。

 市場の喧騒、貴族街の囁き声、その一つ一つに耳を澄ます。
 しかし彼らの背後に忍び寄る、あまりにも異質な気配に誰も気づくことができなかった。

 ゴスロリ風の豪奢なドレスに身を包んだ、2人の少女。
 街の雑踏の中にあって、その存在は奇妙なほどに周囲から浮いていた。
 ……この世界の法則から外れたかのように。

 1人は、陽光を反射する眩い金髪ツインテール。
 右の瞳は黒い眼帯に覆われている。リリ。

 もう1人は、月光を思わせる冷たい銀髪ツインテール。
 左の瞳を同様に眼帯で隠している。ロロ。

 邪教に仕える双子の魔女だ。

 その歩みは驚くほど静かで、地面に触れていないかのようだった。
 周囲の人間は、彼女たちの存在を認識しているようで、していない。
 空間そのものが、彼女たちを受け入れ、そして拒絶しているような、奇妙な歪みを生んでいた。

「ルシエンも、ジーニアも、ノイズ様でさえも、リョウ・アルバースと正面から戦って敗れた」

 リリが、人形のように無表情な顔で呟く。
 その声は、感情の起伏を一切感じさせない。

「いずれも策を弄してはいたけれど、結局は武力による解決を試みた。愚か」

 ロロが応じる。
 銀色の髪が、僅かな風にも揺れない。

 双子の視線が人混みの向こう、情報収集に勤しむリョウたちの背中に、冷たく突き刺さる。

「「戦わずに始末するなんて、私たちにとっては呼吸をするより簡単なこと」」

 2人の唇が寸分違わず同時に動く。
 まるで一つの存在であるかのように。

 彼女たちが一歩踏み出すたびに、周囲の空間が僅かに揺らぐ。
 リョウたちのすぐ背後、認識の間隙を縫うように、双子の魔女は音もなく、気配もなく、滑り込んだ。
 最初からそこにいたかのように。

 ***

 いつもの朝のはずなのに、何かが決定的に違う気がする。
 そんな漠然とした不安感を抱きながら、私は目を覚ました。
 窓から差し込む光は柔らかく、部屋の中は静かで穏やかだ。

 本日の朝食メニューは、ほかほかのパンに野菜たっぷりのスープ、そして香ばしいベーコンエッグ。
 完璧な組み合わせだ。食堂に漂う焼きたてのパンとベーコンの香りが食欲をそそる。

 モリーナ寮長の厳かな表情での女神フェロニアへの祈りが終わると、私はゆっくりとスープを口に運ぶ。
 熱すぎず、冷たすぎず、絶妙な温度が嬉しい。

 次にパンを一口。音を立てないように優雅に噛む。
 隣の席の令嬢が、うっとりとした視線を送ってくるのがわかる。

 よし完璧! ドヤァ、これがベルガー王国第一王女ローゼマリーの揺るぎない王女力♪

 登校すれば、授業態度はもちろん完璧。
 難しい問いにも淀みなく答え、時には教師すら唸らせる。
 クラスメイトたちは憧れの眼差しを隠さない。

 放課後は貴族たちが催す社交パーティーに招待され、ワルツを踊ればステップの軽やかさに誰もが息を呑む。
 それが、ここファインダ王国の王立学校に留学している私の、輝かしくも当然の日常なのだ。

「ムムムム、姉様! またしても男子から熱烈な告白を受けたそうではありませんか! あいつら、見る目だけはあるようですが、自分の身の程というものを知らなさすぎます! 姉様は将来、私の婿になるお方だというのに!」

「誰が婿だ誰が! 私は正真正銘、女だっての!」

 寮の自室に戻ると、いつものようにレオノールが押しかけてきて、ぷりぷりと頬を膨らませている。
 やれやれ、この従姉妹は相変わらずだ。

「御安心ください! どこかにいるという伝説の魔女は、不可能をも可能にするそうです! 卒業したら、皆さんで魔女探しの冒険に出ましょう! 姉様を立派な男性に変えてもらう、壮大な旅です!」

「何、素っ頓狂なことを言っているんだ、レオノール! 男になっても、ちっとも嬉しくないっての!」

 王女や公爵令嬢が、そんなくだらない理由で旅に出るなんて、前代未聞だぞ。
 もっとこう、魔王を倒して世界を救うとか、そういう高尚な目的があるならまだしも。

 ……いや、待てよ。私、そんな旅をしていなかったっけ?
 いや、まさかね。王女がそんな危険なことをするわけないか。

「魔女といえば、ローゼ姫様は七英雄物語の魔女アニスがお好きでしたわね。幼い頃はよく、物語の真似をして魔法を使うふりをなさっていました」

「そうそう。ローゼ姫様は『将来、偉大な魔女になる!』なんて、可愛らしい夢を語っておられましたもの」

 ヴィレッタとシャルロッテが、懐かしむように微笑みながら言う。

 七英雄の魔女、アニス。
 そうだ、私はあの物語が大好きだった。
 特に、剣士レインとアニスの、切なくて甘い恋物語には、何度胸をときめかせたことか。

「けれど、魔女なんて存在しないただのお伽噺だと知った時の、ローゼ姫様の落胆ぶりは凄まじかったです。あの時は、慰めるのが本当に大変でした」

「もし本当に魔女が存在していたら、きっと昔のように魔女狩りなんて恐ろしいことが起きていたかもしれません。大陸ではもう何百年も、大きな戦争のない平和な時代が続いています。魔王とか魔族なんていう存在が、本当にいたとしたら……考えるだけで身震いがします。わたくしたちは本当に、平和な治世に生まれて幸せでございます」

 シャルロッテもヴィレッタも、本当に現実的だなあ。
 もう少し夢を見てもいいのに。

「でもさ、魔法があったら絶対便利じゃない? 例えば、寒い教室でも、こう指先からポワンっと炎を出して、みんなを温めてあげられるし」

「あはは、姉様が炎を出したら、きっと校舎ごと燃えてなくなりそうですね!」

 私の軽いジョークに、レオノールが遠慮なくツッコんでくる。
 おにょれ、私はそんなドジっ子じゃないぞ! ……たぶん。

「いやいや、絶対に上手くやれるって。そしたらみんな感謝してくれるし。ねえ、ルリアさんもそう思わない? 魔法が使えたら、こんな素敵なことができれば良いのになあって」

 話を振られたルリアさんは、少しはにかみながら、小さな声で答えた。

「魔法は……あまり考えたことがありませんが、エルフやドワーフ、赤竜といった、七英雄物語に出てくる、人間以外の種族の方々には、一度お会いしてみたいとずっと思っておりました」

 その言葉に、ヴィレッタもシャルロッテも、そしてレオノールも、「ああ、わかる」といった感じで頷いた。

「長い耳を持っていて超絶美形だけど、ちょっとワガママなエルフとか、背は低いけど物作りの才能がすごくて、お金にがめついドワーフの女の子とか。それに見た目はすっごく強そうなのに、性格は意外にものんびり屋さんの、赤い髪の竜の女の子とかね。……うん、私も会ってみたいなあ」

 私がそう呟いた瞬間、部屋の空気が一瞬、シンと静まり返った。
 みんなが不思議そうな顔で私を見ている。

 言った私自身も戸惑う。
 なんで、私は今、あんなことを口走ったんだろう?
 ……本当にそんな子たちを知っているみたいに。

(誰……? 銀色の髪の、綺麗な……緑の髪の、賢そうな……赤い髪の、のんびりした……誰なの?)

 一瞬、知らないはずの少女たちの顔が、脳裏を掠めた気がした。

「クスッ。ローゼ姫様ったら。まるでその方たちと、実際にお会いになったことがあるような口ぶりですわね」

 シャルロッテが、少し不思議そうに首を傾げる。

「そ、そうなんですか⁉ ローゼマリー姫様! もし本当なら、私にも是非、ご紹介してくださいませ!」

 ルリアさんが、キラキラと目を輝かせて身を乗り出してきた。

「七英雄のエルフの女王フォレスタは、博愛と慈愛に満ちた、女神様の代弁者のような方。ドワーフの王シュタインは、大工匠と呼ばれるほどの物作りの達人でしたが、商売はからきし下手だったはずです。赤竜王ドラルゴに至っては、人間など比較にならない最強種族でしたが、そのプライドの高さゆえに、しょっちゅう仲間たちと喧嘩ばかりしていた、と物語には描かれております。ローゼ姫様が仰った性格とは、ずいぶんと違うような気もいたしますが……」

 ヴィレッタの冷静な指摘に、私は「あはは」と乾いた笑いを漏らすしかなかった。
 そうだ、物語ではそう描かれていた。

 じゃあ、さっき私が言ったのは……?

「きっと、そんな人たちと楽しく遊んだ夢でも見たのかも。最近、ちょっと変な夢ばかり見るから」

「ローゼ姫様ったら、またおかしな夢をご覧になったのですか? きっと、少しお疲れが溜まっているのです。……でも、そうですね。わたくしも、そのような不思議な夢を見たことがあるような……ないような……?」

 おや? 真面目なヴィレッタまで、私と同じような夢を?
 それとも私の言葉に引き摺られただけ?

 和やかな雰囲気の中、また他愛のない雑談が始まる。
 紅茶の香り、クッキーの甘さ、少女たちの笑い声。
 それは心を休ませてくれる、貴重なひとときのはずなのに心がざわめく。

「ところで話を元に戻しますが、姉様はどのような殿方がタイプなのでしょうか? このところ、片っ端から求婚者を断っておられるようですが」

 ……その話に戻すなって、レオノール!

「わたくしも気になりますわね。少なくとも、ラシル様ではないのはたしかですが」

「ラシル様ですか。たしかに、見た目も家柄も申し分なく、女性からの人気も高い方ですけれど、どうもローゼ姫様のお相手としては、しっくりこない気がいたします」

 ヴィレッタとシャルロッテが言うラシルとは、私の父方の従兄にあたるベルガー王国の王族だ。
 幼い頃は、私たちをからかってばかりいる嫌な奴だったが、今は見た目だけなら非の打ちどころのない美青年だ。
 性格は……まあ、置いておこう。

「ラシルねえ。……成長してからは見違えるように紳士的になったけど、根本的な意地の悪さは変わってないよね。それに、顔だって私を男にした方が絶対カッコいいし」

 それに、ラシルの奥さんになる人は可哀想。
 きっと苦労するに決まっているし。
 まあ、あんな性格の悪い奴についていく物好きな女性など、そうそういないと思うが。

「う~ん。母様がベルガーに留学して、父様と運命的な出逢いを果たして結婚したように、私もこのファインダに留学すれば、何か素敵な出会いがあるかもって期待していたんだけど。……結局、特別な人とは出会えなかったなあ」

 そうだ、私は母ローラのようになりたくて、父カエサルと母ローラにお願いして、このファインダ王国に留学させてもらったのだ。

 ……あれ? でも私、どこか別の場所で、もっと必死になって、誰かを探していたような……?
 泥と汗にまみれて、杖を握りしめて……?

「ベルガー王国のカエサル陛下とローラ王妃は、本当に素晴らしい御方だとお聞きしております。私もいつか、一度お会いしてみたいものです」

「おお! ルリアさん、それは留学宣言と受け取ってよろしいですわね! ではその時は、このレオノールもご一緒いたしましょう! 姉様! ヴィレッタさん! シャルロッテさん! その時は、どうぞよろしくお願いいたします!」

 あわわ、とルリアさんが可愛らしく慌てふためき、レオノールは鼻息荒く、もう決定事項だと言わんばかりに胸を張る。

「遠い国までわざわざ来られて、ずっと居着かれても困るから、なしの方向で」

「そんな~! 姉様のいけず!」

 ブーたれるレオノールに、ヴィレッタとシャルロッテがクスクスと笑う。私もつられて笑う。

「ベルガー王国とファインダ王国。この二つの国が、長く平和な関係を築けているのは、カエサル陛下とローラ妃、そしてラインハルト陛下とマーガレット妃、両国王夫妻のたゆまぬ努力の賜物でしょう。私たちもその御心を受け継ぎ、両国の未来のために、より一層励んでいかねばなりませんわね」

 シャルロッテが、きりりとした表情でそう締めくくると、皆が真剣な顔で頷いた。

 そうだ、私たちは未来を担う王族であり、貴族なのだ。
 平和を守り、国を良くしていく責任がある。

 ……本当に? 本当に、それでいいの……?

 また雑談が始まる。楽しいはずの時間。
 なのに、私の心の奥底では、小さな、でも決して無視することのできない違和感が警鐘のように鳴り続けていた。

 この心地よい日常は、何か、とても大事なものを覆い隠しているのではないか、と感じながら。
 
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