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第二章 孫を追いかけパノスの町に到着で御座います。
2-5 人猫ミックスさんにまた遭遇で御座います。
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「探偵さんよぅ。もう真っ暗になってきたぞ。今日はどこに家を建てるんじゃ? それにそろそろ夕飯にせんとなぁ」
じぃじの言う通りで御座います。秋の日はつるべ落としとは、よく言ったものです。……あら? 日本はもう秋でしたが、こちらにも季節があるのでしょうか? よくは分かりませんが、暑くも寒くもない、素晴らしい時季にこちらに来れた事は、感謝しなくてはいけませんね。
「康夫さん。もう少しで着きますよ。さすがに2DKの家を建てれる場所は、町外れにしかなくて……。でも、もうすぐです。光江さんの夕食が楽しみですね」
あら、どうしましょう? 今日も一日が目まぐるしくて、夕食の献立を考える事を、すっかり忘れておりました。
「……探偵さんは、夕食に何を召し上がられたいですか?」
「私は何でも構いませんよ。光江さんの作られる物は全て美味しいですから」
お褒めいただけるのは、嬉しい事ですが。何でも構わないと、おっしゃられるのは一番困りますね。……あ、そうだ。じぃじは、どうでしょう。
「じぃじは……」
「わしも何でも構わん」
あら、困りました。こんな時の以心伝心は歓迎したくは、御座いませんね。
「……さあ、着きました。」
探偵さんが、足を止めると。パンさんではない、人猫さんがおられました。
「お待ちしておりました」
「康夫さん、光江さん。警備隊のレオンです」
あら。この人猫さんが、レオンさんですか。あれ? 私、どうしてレオンさんを知っているのでしょう? ああ、そうそうそう。パンさんのお知り合いでしたね。ご挨拶をしないと失礼にあたりますね。
「……私、光江と申します。先程、パンさんにお会いして、その時、お名前だけは伺っておりました。どうぞよろしくお願いします」
「レオンです。どうぞよろしくお願いします。……先程? パンに会ったんですね」
「ええ。ここに来る少し前にお会いしたんですよ。この道で通行料を徴収されておられました」
「通行料?」
「ええ。お支払いはしていないんですが。……ねぇ、じぃじ」
あら? じぃじがおりません。あら? いつの間に? 本当にこちらの世界は家が建つのが早いですね。きっとじぃじはもう、家の中に入られたのかもしれません。
「……光江さん。康夫さんが呼ばれてますよ」
探偵さんも、いつの間にか、私どもの家の隣りに家を建てていらっしゃいました。
「じぃじが? ああ、きっと夕食の催促で御座いますますね。私、夕食の支度がありますので、一旦失礼致しますが、探偵さん、それにレオンさん。後で、夕食召し上がりに来てくださいね。よろしかったら、お知り合いのパンさんも、ご一緒に」
「私なんかが夕食をご一緒にだなんて。申し訳ないですよ」
レオンさんが、遠慮されているようですが、食卓は大人数の方が、楽しいじゃありませんか。
「何をおっしゃるんですか。レオンさん。是非ご一緒に。……探偵さん、必ずレオンさんをお連れしてくださいね」
そうとなったら、急いで支度に取り掛からないといけません。人猫さんだから、お魚の方が喜ばれるでしょうか? でも、皆さんお若い方ですし。揚げ物なんかが、よろしいでしょうか? ……ああ、そうですね。今日は天ぷらにしましょう。決まりです。
揚げたてを召し上がって頂きたいので、下準備をして、お越しになられてから揚げましょう。
「ばぁば、今日の夕食は何じゃ?」
「今日は天ぷらですよ」
「何の天ぷらじゃ?」
「海老もありますし、キスもあります。野菜も色々です」
「紅しょうがも忘れんでな」
「はい、はい。分かりました」
じぃじは紅しょうがの天ぷらが好物なので、アイテムボックスに、沢山ストックして御座います。あ、副菜も何品か作らないといけませんね。と、言っても主婦歴45年は伊達では御座いません。時間をかけずに、あっという間に完成です。
「じぃじ、夕食の支度が整いました。私、天ぷらを揚げ始めますので、探偵さんを呼びに行ってはくれませんか? それとレオンさんと、いらっしゃればパンさんも、お連れしてください」
「今日の夕食は賑やかなんじゃのぅ」
「ええ」
じぃじが背中に剣を背負ったまま、出て行きました。よっぽど気に入ったので、御座いましょうか。探偵さんの家はお隣りなのに、肌身離さないなんて、やっぱりうちのじぃじは可愛いらしい人です。
じぃじの言う通りで御座います。秋の日はつるべ落としとは、よく言ったものです。……あら? 日本はもう秋でしたが、こちらにも季節があるのでしょうか? よくは分かりませんが、暑くも寒くもない、素晴らしい時季にこちらに来れた事は、感謝しなくてはいけませんね。
「康夫さん。もう少しで着きますよ。さすがに2DKの家を建てれる場所は、町外れにしかなくて……。でも、もうすぐです。光江さんの夕食が楽しみですね」
あら、どうしましょう? 今日も一日が目まぐるしくて、夕食の献立を考える事を、すっかり忘れておりました。
「……探偵さんは、夕食に何を召し上がられたいですか?」
「私は何でも構いませんよ。光江さんの作られる物は全て美味しいですから」
お褒めいただけるのは、嬉しい事ですが。何でも構わないと、おっしゃられるのは一番困りますね。……あ、そうだ。じぃじは、どうでしょう。
「じぃじは……」
「わしも何でも構わん」
あら、困りました。こんな時の以心伝心は歓迎したくは、御座いませんね。
「……さあ、着きました。」
探偵さんが、足を止めると。パンさんではない、人猫さんがおられました。
「お待ちしておりました」
「康夫さん、光江さん。警備隊のレオンです」
あら。この人猫さんが、レオンさんですか。あれ? 私、どうしてレオンさんを知っているのでしょう? ああ、そうそうそう。パンさんのお知り合いでしたね。ご挨拶をしないと失礼にあたりますね。
「……私、光江と申します。先程、パンさんにお会いして、その時、お名前だけは伺っておりました。どうぞよろしくお願いします」
「レオンです。どうぞよろしくお願いします。……先程? パンに会ったんですね」
「ええ。ここに来る少し前にお会いしたんですよ。この道で通行料を徴収されておられました」
「通行料?」
「ええ。お支払いはしていないんですが。……ねぇ、じぃじ」
あら? じぃじがおりません。あら? いつの間に? 本当にこちらの世界は家が建つのが早いですね。きっとじぃじはもう、家の中に入られたのかもしれません。
「……光江さん。康夫さんが呼ばれてますよ」
探偵さんも、いつの間にか、私どもの家の隣りに家を建てていらっしゃいました。
「じぃじが? ああ、きっと夕食の催促で御座いますますね。私、夕食の支度がありますので、一旦失礼致しますが、探偵さん、それにレオンさん。後で、夕食召し上がりに来てくださいね。よろしかったら、お知り合いのパンさんも、ご一緒に」
「私なんかが夕食をご一緒にだなんて。申し訳ないですよ」
レオンさんが、遠慮されているようですが、食卓は大人数の方が、楽しいじゃありませんか。
「何をおっしゃるんですか。レオンさん。是非ご一緒に。……探偵さん、必ずレオンさんをお連れしてくださいね」
そうとなったら、急いで支度に取り掛からないといけません。人猫さんだから、お魚の方が喜ばれるでしょうか? でも、皆さんお若い方ですし。揚げ物なんかが、よろしいでしょうか? ……ああ、そうですね。今日は天ぷらにしましょう。決まりです。
揚げたてを召し上がって頂きたいので、下準備をして、お越しになられてから揚げましょう。
「ばぁば、今日の夕食は何じゃ?」
「今日は天ぷらですよ」
「何の天ぷらじゃ?」
「海老もありますし、キスもあります。野菜も色々です」
「紅しょうがも忘れんでな」
「はい、はい。分かりました」
じぃじは紅しょうがの天ぷらが好物なので、アイテムボックスに、沢山ストックして御座います。あ、副菜も何品か作らないといけませんね。と、言っても主婦歴45年は伊達では御座いません。時間をかけずに、あっという間に完成です。
「じぃじ、夕食の支度が整いました。私、天ぷらを揚げ始めますので、探偵さんを呼びに行ってはくれませんか? それとレオンさんと、いらっしゃればパンさんも、お連れしてください」
「今日の夕食は賑やかなんじゃのぅ」
「ええ」
じぃじが背中に剣を背負ったまま、出て行きました。よっぽど気に入ったので、御座いましょうか。探偵さんの家はお隣りなのに、肌身離さないなんて、やっぱりうちのじぃじは可愛いらしい人です。
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