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第六章 孫を追いかけ王都に到着で御座います。
6-3 ルラちゃんのハッピーエンドで御座います。
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「探偵さんよぅ。あれは、ばぁばじゃなかろうか?」
ふとじぃじの声がかすめ、振り返ると、どう言う事でしょう。じぃじと探偵さんがいるじゃありませんか。
「まぁ、じぃじに探偵さん。どうしたんですか? こんな所で」
ほんの少しの時間、別行動を取っただけなのに、何だか懐かしゅう御座います。やっぱりじぃじと私は方時も離れられないのですね。
「……人探しじゃ!」
あら。じぃじが何だか自信満々に答えておいでです。何だか探偵さんの助手のようで御座いますよ。
「……鍛治職人のマキオさんと言う方を探しているんです。この辺りに住んでいるはずで」
探偵さんが、そう言うと、ルラちゃんのお父様が、ぼそりと吐かれました。
「マキオは俺だ」
あら、まあ。これもきっとご縁でしょう。じぃじと探偵さんが、探していらっしゃる方が、まさかルラちゃんのお父様だったなんて。
「……マキオさんに、お聞きしたい事があります」
「何だ? うちのルラが、このばぁばさんに世話になったみたいだから、俺が答えられる事は答えてやるぜ」
「ありがとうございます。最近、マキオさんは特別な石を、古道具屋に売られた話を聞きました。……あの石の出所を教えていただきたいんですが」
「ああ? 石だと。まさか王室に返さず、勝手に売っちまったから、俺を捕まえようってのかい」
探偵さんとマキオさんの話に出てくる石とは、何の事で御座いましょう。探偵さんにお預けした、あの雷人からの授かり物に、関係があるのでしょうか?
「……いえ。そんなつもりはありません。ただあの石の事が知りたいのです」
「あの石は……。あの石は通称MSS。マジック・サンダー・ストーンと言う、珍しい石だ」
「マジック・サンダー・ストーン? やっぱり珍しい石なんですね」
「ああ。雷の力を集められる石なんだ」
雷? で、御座いますか。と、言う事は、やはり雷人と何か関係があるのではないでしょうか。
「そんな珍しい石を、どこでマキオさんは手に入れたんですか?」
「それは……。俺は鍛治職人だ。この王都では、ちょっとは名の知れた職人だ。そんな俺のところに王室から依頼が来たんだ」
「依頼? ですか?」
「ああ。そうだ。小柄な人間でも扱い易い、剣を作ってくれとな。そしてその時に王室から持ち込まれたのが、あのMSS。マジック・サンダー・ストーンだ。雷の力を集められるように、剣のブレイドにMSSを使ってくれと言う依頼だった」
「……その剣を造った時に、余った石を売ったって事ですね」
「ああ。そう言う事だ。だがブレイドを造る時に、最大限のMSSは使ったさ。剣の威力が落ちた訳ではない。ちょっとばかし、持ち込まれたMSSの量が多かったと言う事さ」
事情は私にも分かりました。あの石と同じ物が、王室から持ち込まれた。と、言う事はやはり雷人は王室に……国王と妃に大きく関わっているのではないでしょうか?
「……マキオさん。ありがとうございます。お話いただけて、少しは前進できました」
探偵さんがおっしゃる前進とは、やはり雷人の事でしょうか。もしそうなら、こんなに喜ばしい事は御座いません。ルラちゃんのお父様、それに縁を授けてくれた、ルラちゃんにも感謝です。
「……ところでマキオさん。この先はルラさんと暮らしていただける。ルラさんをお任せしていいと言う事ですね」
あら。私とした事が、忘れておりました。レオンさんの言葉にハッと、思い出さされました。まだお父様に意志を確認しておりませんでした。
「ああ。もちろんだ。ここまでルラを連れて来てもらって、感謝のしようもない」
あっ! 私とした事が、色々と忘れておりました。
「……お父様。こちらがルラちゃんを引き取った時の念書です。これがあれば、もうサーカス団に連れ戻される事はありません。それとこれが、お母様がルラちゃんを、サーカス団に引き渡した時の念書です。これでもう、お母様もルラちゃんには手が出せません」
「何から何まで、本当に申し訳ない」
「ばぁばさん。本当にありがとうございました」
お父様はすっかりお酒が抜けたようで御座います。それにルラちゃんにも笑顔が戻りました。少しの間ですたが、一緒に過ごしたルラちゃんと、お別れするのは寂しいですが、ルラちゃんとお父様が、この先幸せに暮らされる事を、祈るばかりで御座います。
ふとじぃじの声がかすめ、振り返ると、どう言う事でしょう。じぃじと探偵さんがいるじゃありませんか。
「まぁ、じぃじに探偵さん。どうしたんですか? こんな所で」
ほんの少しの時間、別行動を取っただけなのに、何だか懐かしゅう御座います。やっぱりじぃじと私は方時も離れられないのですね。
「……人探しじゃ!」
あら。じぃじが何だか自信満々に答えておいでです。何だか探偵さんの助手のようで御座いますよ。
「……鍛治職人のマキオさんと言う方を探しているんです。この辺りに住んでいるはずで」
探偵さんが、そう言うと、ルラちゃんのお父様が、ぼそりと吐かれました。
「マキオは俺だ」
あら、まあ。これもきっとご縁でしょう。じぃじと探偵さんが、探していらっしゃる方が、まさかルラちゃんのお父様だったなんて。
「……マキオさんに、お聞きしたい事があります」
「何だ? うちのルラが、このばぁばさんに世話になったみたいだから、俺が答えられる事は答えてやるぜ」
「ありがとうございます。最近、マキオさんは特別な石を、古道具屋に売られた話を聞きました。……あの石の出所を教えていただきたいんですが」
「ああ? 石だと。まさか王室に返さず、勝手に売っちまったから、俺を捕まえようってのかい」
探偵さんとマキオさんの話に出てくる石とは、何の事で御座いましょう。探偵さんにお預けした、あの雷人からの授かり物に、関係があるのでしょうか?
「……いえ。そんなつもりはありません。ただあの石の事が知りたいのです」
「あの石は……。あの石は通称MSS。マジック・サンダー・ストーンと言う、珍しい石だ」
「マジック・サンダー・ストーン? やっぱり珍しい石なんですね」
「ああ。雷の力を集められる石なんだ」
雷? で、御座いますか。と、言う事は、やはり雷人と何か関係があるのではないでしょうか。
「そんな珍しい石を、どこでマキオさんは手に入れたんですか?」
「それは……。俺は鍛治職人だ。この王都では、ちょっとは名の知れた職人だ。そんな俺のところに王室から依頼が来たんだ」
「依頼? ですか?」
「ああ。そうだ。小柄な人間でも扱い易い、剣を作ってくれとな。そしてその時に王室から持ち込まれたのが、あのMSS。マジック・サンダー・ストーンだ。雷の力を集められるように、剣のブレイドにMSSを使ってくれと言う依頼だった」
「……その剣を造った時に、余った石を売ったって事ですね」
「ああ。そう言う事だ。だがブレイドを造る時に、最大限のMSSは使ったさ。剣の威力が落ちた訳ではない。ちょっとばかし、持ち込まれたMSSの量が多かったと言う事さ」
事情は私にも分かりました。あの石と同じ物が、王室から持ち込まれた。と、言う事はやはり雷人は王室に……国王と妃に大きく関わっているのではないでしょうか?
「……マキオさん。ありがとうございます。お話いただけて、少しは前進できました」
探偵さんがおっしゃる前進とは、やはり雷人の事でしょうか。もしそうなら、こんなに喜ばしい事は御座いません。ルラちゃんのお父様、それに縁を授けてくれた、ルラちゃんにも感謝です。
「……ところでマキオさん。この先はルラさんと暮らしていただける。ルラさんをお任せしていいと言う事ですね」
あら。私とした事が、忘れておりました。レオンさんの言葉にハッと、思い出さされました。まだお父様に意志を確認しておりませんでした。
「ああ。もちろんだ。ここまでルラを連れて来てもらって、感謝のしようもない」
あっ! 私とした事が、色々と忘れておりました。
「……お父様。こちらがルラちゃんを引き取った時の念書です。これがあれば、もうサーカス団に連れ戻される事はありません。それとこれが、お母様がルラちゃんを、サーカス団に引き渡した時の念書です。これでもう、お母様もルラちゃんには手が出せません」
「何から何まで、本当に申し訳ない」
「ばぁばさん。本当にありがとうございました」
お父様はすっかりお酒が抜けたようで御座います。それにルラちゃんにも笑顔が戻りました。少しの間ですたが、一緒に過ごしたルラちゃんと、お別れするのは寂しいですが、ルラちゃんとお父様が、この先幸せに暮らされる事を、祈るばかりで御座います。
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