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episode Y . エドガーの場合 / 性奴隷再生
Edgar 004. 青い鳥
しおりを挟む「ああ、可愛らしい。天使の柳腰がこんなにもくねって…、もうすぐ、彼がここに来ますよ」
調教師の言葉を聞いた
エドガーの心臓が甘酸っぱい鼓動を打ち、
眉間の皺がキューッと狭くなった。
もうすぐ、
彼が、
ここに
調教師は性奴隷に嘘をつかない。
調教室のドアが静かに開き、
ゆったりした朝着のすがたに、縫いとりした上ぐつをはいたフェリシアンが、出ておいでになりました。
癖が全くない絹糸のようなブロンドヘア、それと同じ金色の睫毛に縁取られたアーモンドアイ。その目の中央で宝石のような輝きを放つ菫色の瞳。
この、絶世の美青年の名はフェリシアン。
自ら志願し性奴隷となって、年齢を重ねる度に美貌に複雑な魅力を重ね世の旦那さま方を虜にしておられる。
一時的に悪魔的な発作を起こした職員ギュスターヴに、身も心も引き裂かれ、もう死んでしまおうとさまよった廊下でたまたま居合わせたフェリシアンをエルフの王子と見違え、
エドガーは朦朧とした頭に雷をうたれ、あれからずっと憧れを抱いていたのだ。
そして、
昼下がりの庭で、
調教師の耳にそっと吹き込んだ。
フェリシアンの美しさをもう一度この目で確かめて、できることならば、触れてみたいと。
「あぁ…、」
エドガーは、潤んだ瞳でフェリシアンを見つめた。
彼のことを無夢病の幻とばかり思っていたのだ。
それが、
「こんにちは、小鳥さん。あのときは大変だったね…少しは元気になれたのかい?」
こんな風に、憂しげな声で話しかけ微笑んでくれているのだ。
「とても良い香り、薔薇のローションだね。乳首が可愛らしく尖ってる。調教師さまに愛撫してもらったのかい」
一歩、また一歩とフェリシアンがエドガーに近づいてくる。
目の前で止まる。
「調教師さま、エドガーを抱き締めても良いですか?」
調教師は無言で立ち上がり、フェリシアンの髪に挨拶代わりの口づけを落とした。
フェリシアンは調教師と入れ替わる形で、ソファに腰かけた。
ふわりと香るフェリシアンの香水は薔薇のローションと喧嘩することなくエドガーの鼻を擽る。
エドガーはフェリシアンの見事な金髪にてぐしを入れ
ほぉ…と、ため息を漏らした。
「可愛らしいリボンだね。小鳥の羽の色だ」
フェリシアンはエドガーの首から垂れ下がるリボンを手に取ると、しゅるりとほどいた。
白く長い指先にサテンの光沢が絡まる。
「小鳥さんが逃げてしまわぬように、僕の鳥籠に閉じ込めてしまおうか」
フェリシアンは、エドガーの細い手首を引き寄せてリボンで一纏めに拘束してしまったが、
エドガーは、ちっとも怯えることもなく、むしろ安心したように肩の強ばりを腹式呼吸で逃がしていった。
「おいで」
フェリシアンはシルクの朝着の腕でエドガーをくるむように抱き込んだ。
フェリシアンは目を閉じて閉じ込めた、エドガーの鼓動に
耳を澄ました。
まだ早い。
まだ強い。
ブラウンの短い髪を撫でて待つ。
そして、
「調教師さま。小鳥が落ち着きました」
「ありがとう。フェリシアン」
調教師は近づいて、フェリシアンの完璧な形の唇に接吻をした。
調教師は、エドガーの中になにかしら新しい何かがわき上がってきていることに気がついた。
「フェリシアン、ついでといってはなんですが、エドガーの調教を手伝ってはくれませんか?なにしろこの子はとても久しぶりなのです。あなたにもご褒美を弾みますよ。
薔薇のローションでアヌスを愛撫されて、大きなバイブレーターを差し込まれて、お尻を叩かれながらイクところをエドガーに見られてみたいと思いませんか」
フェリシアンの腕の中におさまりながら
二人の会話を聞いていたのだが
不思議なことに、急に耐え難い官能がエドガーの中にわき上がってきた。
リボンで緩く拘束された手首がジンジンと痺れる。
「ほぉ…」
と吐き出された熱い吐息は、フェリシアンの美しい唇に吸い込まれた。
蜂蜜入りの紅茶の味がする舌で舌を絡められ、歯茎をちゅるちゅると愛撫された。
フェリシアンの舌は調教師の提案に興奮したため唾液がトロトロしていた。
エドガーはフェリシアンの背中に手を回してしがみつきたかったが、拘束された手首を調教師に高く上げさせられた。
薔薇の香りが強く立ち込める。
調教師がローションを追加で垂らし、中断していた乳首のマッサージを再開したのだ。
眠っていた肉粒を濡れた指先で起こされ
「あぁ…、あぁ…、」
エドガーは、しきりに声を上げ始めた。
「なんて可愛らしい声で喘ぐのでしょう」
フェリシアンも思わず手を伸ばした。
片方をフェリシアンに擦られ、もう片方を調教師に押し潰され、美しく長い指先で左右の乳首をやられてしまう感覚に
「ひ、あぁぁ…、ヒィ」
喘ぐエドガーの頭はすっかり痺れてしまった。
痺れた頭を覚醒させたのは、フェリシアンの声だった。
エドガーはフェリシアンの高すぎず低すぎない声をすっかり気に入っていたが、
その言葉の内容に、酷く酷く動揺した。
「まぁ、大変。調教師さま。エドガー坊やの見る夢があまりにも気持ちよすぎて、おねしょをしてしまったみたいですよ」
「本当だ。美しいモスリンのショーツがぐっしょり濡れてる」
恐る恐る目を開けて見れば、
ショーツだけではなく
チルチルチルチルと溢れた体液は
フェリシアンの朝着の裾を汚してしまっていたので、
エドガーは凍える氷のように真っ青になってしまった。
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