義妹ビッチと異世界召喚

Merle

文字の大きさ
76 / 150
3章

42-3. 幼馴染みは見ていた ギルバート ★

しおりを挟む
 洞窟前の広場で酒池肉林を繰り広げているゴブリンたちを、俺は少し離れた茂みの切れ目から眺めている。
 酒池肉林というのは、ロイドが使っていた言葉だ。宴会と乱交を一緒にやることを、あいつらの故郷さとではそう呼んでいたそうだ。
 ロイドは、ゴブリンの宴会はだいたい酒池肉林になるのだ、とも言っていた。
 でも、俺はその現場を今日まで見たことがなかった。たぶん気を遣われていたのだろうと思っている。

 いま眺めている酒池肉林の現場では、女頭目のアルカが大小のゴブリンたちに囲まれて、よく分からないことになっていた。というか、アルカの姿がちゃんと見えたわけではない。ゴブリンたちが集まっている中から、それらしく手足や声が見え隠れしているから、たぶんあの輪の中にアルカがいるんだろうな、と思っただけだ。
 ゴブリンたちは俺と一緒に森へ入るときは、村の女衆が繕ったズボンとベストを身につけている(なかにはズボン一枚だけの奴もいるが)。そういうところもゴブリンっぽくなくて調子が狂うと思っていたのだけど、いまの奴らは全員が全員、布一枚も身につけていない全裸だった。尻も股間も丸出しだった。
 そんな全裸ゴブリンたちと、そいつらに囲まれているアルカとが何をやっているのかは想像するまでもない。

「あっ、あっはぁ♥ お腹まだへっこんでるし、大丈夫だと思うっ、けどぉ……おぉ♥ 奥までゆっくりズコズコされるのっ、おっ、んおおぉっ♥ やう゛ぁああぁ――ッ♥♥」

 ……もっとも、ここまで聞こえてくるほど大きな善がり声を聞いて、以外を想像する奴はいないだろう。

「ふわぁ……♥ ぁ……あむっ♥ むっ、んぅむっ♥」

 そのとき偶然にも、後ろ姿で俺の視線を遮っていたゴブリンが脇にずれたことで、俺の目によりはっきりとアルカの姿が飛び込んで来た。
 アルカは敷物の上に寝そべる大柄せんしゴブリンの腰に跨がって、ゆったりと腰を上下に揺さぶられながら、ゴブリン二人が左右から差し出した黒光りするを両手に一本ずつ握って、交互に咥えているところだった。

「本当だったんだ……」

 俺は思わず呻いていた。
 村の連中がそんな噂話をしているのを聞いたことはあったし、ロイドにそれとなく聞いてみたこともあったけれど、実際に見るのはこれが初めてだった。
 本当に男のを口に咥えているなんて、なんて……不潔なんだ……と思うのに、でも、を咥えられているゴブリンの気持ちよさそうな姿を見ていると、嫌悪感よりも強い感情があるのに気づいてしまう。
 俺も、あれをしてほしい。あれをされるのはとても気持ちよさそうだ。汚いかもしれないけれど、咥えられてみたい。咥えさせてみたい……!

「……はっ、あぁむ♥ んむぅ……ん、んちゅ、んうぅ♥」

 アルカは右に左に振り向きながら、両手で握るち○この頭に口をつけている。
 ときにでかい竿の半分以上が隠れるくらい深く咥えたかと思うと、反対のち○こには大きな頭だけを咥えて、そこに影ができるほど頬をへこませながら、竿の付け根や金玉だとかを撫でまわしている。でもってその間、反対側のち○こにも、くるくると手首から先を回すみたいになっている片手が絡みついている。
 あの手、どうなってるんだ……? 強い力で扱いているわけじゃなさそうなのに、あれは絶対に俺が自分でするよりも気持ちいい扱き方だって確信できる。

「す……すげぇ……」

 当たり前のようにゴブリンたちを何人も同時に相手取って、平然とち○こを咥え、扱いている。男の腰に跨がって、ち○こを味わうみたいに腰を揺らしている――。
 村の男衆が一発で骨抜きになって、女衆が気が気じゃなくなるわけだった。

「うっ、ううぉ――ッ!!」

 ゴブリンの誰かが吠えたと思ったら、ち○こを咥えていたアルカの肩がびくっと震えた。たぶん、いま咥えているち○こがイったんだろう。それなのに、アルカはち○こを口から離さないどころか、吸い付いたまま、そのち○この根元を指で扱いて、精液を最後の一滴まで搾り取ろうとしている。

「んがっ! んおおぉッ!!」

 と思ったら、反対側の手で扱いていたち○こが跳ね上がりながら射精して、アルカの顔にどばっと精液を浴びせかけた。

「ん、んんっ……っぷは♥ ……あ、ごめんなさいね。こっちの精液飲んでたら、ちょっとテンション上がって扱くの止められませんでしたよ。あなたもお口に出したかったですよね……え? ぶっかけもわりと興奮するって気づいちゃった感じです? なら結果オーライですねっ」

 ゴブリンたちは臼をいたような濁声の上に、独特な訛りで話す。ただでさえ距離があるので、何を話しているのかはほとんど聞き取れなかったけれど、アルカの様子からして、きっとそんなやり取りがあったんだろうなと想像できた。

 ……って、精液を顔にかけられて笑っている、だって? ち○こから出たものだぞ。それを顔にかけられて笑っているって、どういう神経してるんだ? いや、よくよく考えれば、反対の手に持っていたち○この射精、飲んでたよな? 出すほうのち○こも、それが当然って感じで出してたよな?
 ゴブリンたちの性交では、精液を飲んだり、顔にかけられたりするのが普通のことなのか?
 あ……よく見たら、顔だけじゃない。アルカの黒髪がなんだかしっとりしているのは、汗を掻いているからってだけじゃなくて、髪にも射精をかけられていたからだってことに気づいた。

「精液って、膣の中に出さないと孕ませられないんじゃないのか……?」

 それとも、ゴブリンの精液は飲んだり浴びたりするだけでも孕むのか? ゴブリンはすぐに増えるっていうのは、だからだったのか……!

 俺が驚愕の真実に気づいて息を呑んでいるうちにも、アルカたちは性交を続けていた。
 射精したゴブリンがその場を退くと、待ちきれずに自分でち○こを擦っていた次のゴブリンがすぐさまその場所に入って、アルカにち○こを握らせる。

「あはっ♥ ……はっ、あ……んむぅ♥ ん、んっ、んみゅむっ♥」

 アルカは、待ってましたとばかりに、両手に握った新しいち○こ二本を、代わる代わるに頬張る。ときどき大口を開けて、口元に引き寄せた二本を同時に頬張ってもみせる。
 ……あれ、アルカの口の中でち○こ同士がぶつかってるよな。それはどうなんだ?
 同時に咥えられているゴブリン二人はとくに気にしていないようだけど、ゴブリンは気にしない生き物だからなんだろうか。それとも、慣れれば誰でも気にならなくなるもんなのか……。

「……いや、おい。なに考えてんだよ、俺」

 俺は慌てて頭を振って、あの輪の中に混ざってアルカの口の中でゴブリンとち○こをくっつけ合わせることを想像していた自分を正気に戻した。
 たぶんだけど、きっとそうなるって確信できることがある。
 もし、俺がこの茂みから出ていって「混ぜてくれ」と言えば、アルカは受け容れてくれるだろう。そして、一度でもそうしてしまえば、俺はもう二度と、普通の性交じゃ満足できない身体にされてしまうんだ。村の男衆みたいに、ときどき遠い目をして口元をだらしなく緩ませながら股間を弄るようになっちまうんだ。
 それは――もしかしたらある意味で幸せなことなのかもしれないけれど、嫌だ。怖い。俺は俺でいたい。知ることで俺じゃいられなくなる幸せがあるのなら、俺はでいい――。

 だから、俺はアルカたちから目を逸らした。
 逸らした視線の先にいたのは、アンだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

処理中です...