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第3章 叡智
第11話 仲間を追って
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★◇◆◇◆◇◆◇
ターメリックは、クィントゥムからの置き手紙を読み終えると、勢いよく小屋を飛び出した。
朝露に濡れた小麦畑を駆け抜け、まだ朝靄の広がる草原を見て回る。
しかし、どこまで行ってもクィントゥムの姿は見つけられなかった。
どうやら、まだ外が暗いうちに出発してしまったらしい。
クィントゥム君……
ひとりで行くことなんてないのに。
ターメリックは、手にした手紙を握りしめた。
『君を友達だと思ったことは、ただの一度もない』
クィントゥムが書いた冷たい一文が、頭の中でぐるぐると回り続けている。
そんな……
ぼくは、友達と再会できて嬉しかったのに。
クィントゥム君は、そうじゃなかったなんて……
それからもうひとつ、わかったことがある。
再会してからの、クィントゥムの態度だ。
『君には何と言って謝ればいいのか、わからない』
クィントゥム君の、あの渋い表情……
あれは昔の自分に対しての憤りと、真実の剣に選ばれたリーダーであるぼくに対しての、心からの申し訳なさ……
「……」
ってことだよね?
ごめん、クィントゥム君。
ぼく、難しいことはよくわからないんだ。
……君に教えてもらわないと、わからないんだよ。
「おーい! ターメリックー!」
小麦畑の真ん中で途方に暮れていると、小屋から出てきたノウェムとクランが走ってきた。
「ターメリック、クィントゥムさんがいないんだけど、どこに行ったの」
「荷台にかけてもらった魔法の効き目が切れててさ……このままじゃ、重くて動かせないんだよ」
困った顔のふたりに、ターメリックは手にした手紙を差し出した。
クランが受け取り、ノウェムが後ろから覗き込んでいる。
ターメリックが真剣な顔をしているせいか、クランはふざけることなくノウェムにも手紙を見せていた。
「おいおい……マジかよ、これ」
「クィントゥムさん、こんなこと考えてたんだ」
絶句するノウェムとクランに、ターメリックは「すぐに出発しよう!」と力強く口にした。
「今なら、まだ追いつけるかもしれない。荷台だって、ノウェム君が引いてクラン君とぼくが押せばなんとか……」
と、そこまで口にしたとき、
「いや、ターメリックは押さなくていい」
ノウェムがターメリックの言葉を遮って口を開いた。
「お前は足が速いから、上手くいけばクィン兄さんに追いつける。オレとクランは後から行くよ。少し遅れたって、アレがあるから大丈夫だ」
ノウェムが「アレ」と口にして指で丸を作って見せたとき、クランがポケットに入れていた羅針盤を取り出した。
なるほど、その手があったか!
ターメリックが声もなく感心していると、
「ていうか、なんでお前のポケットに入ってるんだよ、荷台に積んどけよ」
「だれも片付けてなかったから。最初の村を出たときポケットに入れたんだよ。というか、なんで僕が持ってるって知ってるの、怖っ」
「いや知らねーよ! 羅針盤ってすぐ出てこなかっただけで、お前に実物を出せとは言ってねぇ!」
ふたりのいつものやり取りが始まったので、ターメリックは「それじゃあ先に行くね!」と言い残し、小麦畑の中を駆け出した。
と、そのとき。
ズズズズ……ズズンッ!
もう聞き慣れた地響きとともに、大地が大きく揺れ始めた。
走り出したターメリックも、立っていられずその場にうずくまった。
……揺れが収まるまで、動けそうにない。
くっそう、こんなときに……!
クィントゥム君が昨日みたいに襲われたら……!
早く、早く収まれ……っ!!
拳を握り、地面を強く叩く。
何度も、何度も、何度も……
「……」
しばらくして、ようやく揺れは収まった。
ターメリックが振り向いた先では、ノウェムが「早く行け!」と叫んでいた。
「オレたちのことは心配いらない! クランの光の剣があればギリギリなんとかなる! ターメリックなら、毒気に感染した何かに出会っても、走って逃げ切れるはずだ! だから、まずはクィン兄さんと合流してくれ!」
その言葉に頷き、ターメリックは再び走り出した。
会いに行かなくちゃ……
ぼくたちの仲間に……
ぼくの友達に!!
小麦畑を駆け抜けて、しばらく走り続けたとき、ふと気がついた。
そういえばノウェム君、クィントゥム君のこと「クィン兄さん」って呼んでたような……
カッコイイなぁ。
きっと気に入ってくれるだろうなぁ。
ターメリックは、新しい呼び名に照れくさそうに笑うクィントゥムを想像し、さらに速度を上げて走り続けた。
◆◇★◇◆◇◆◇
薄青に染まる空が、ようやく白み始めてきた。
右手に見える山際から、もうすぐ朝日が顔を出す。
……いったい、どれほど歩いただろうか。
そろそろターメリックたちが、あの手紙に気づいてくれた頃だろう。
パン王国王都タジンへ向かう一本道を、クィントゥムは黙々と歩き続けていた。
坂道のない平坦な道ではあるものの、やはり長時間歩き続けると疲れてくる。
クィントゥムは、休憩しようと道端の倒木に腰かけた。
「……」
竹筒の水筒から水を飲んで喉を潤す。
あと数本持ってはいるが、大事に飲んでいかないとすぐになくなってしまうだろう。
小麦畑が風にそよいでいた。
黄金色の穂をなんとなく眺めていると、嫌でも思い出してしまう。
……ターメリック。
君には、申し訳ないと思っている。
そして、君を蔑んでいた自分に腹が立って仕方がない。
私は、スパイス帝国内で博識だと一目置かれていた自分に驕っていた。
愚かな奴だと思っていたターメリックが、伝説の剣に選ばれるなんて思ってもみなかった。
しかも、リーダーが持つべき真実の剣だなんて……
博識であることだけを正義として生きてきた私に……
自らが持つ知識の多さに満足して、これ以上学ぶことを怠ってきた私に……
果たして、世界を救うことはできるのだろうか。
「……」
クィントゥムは、手にしていた愛用の杖に目を向けた。
先端には、叡智の剣の象徴である螺鈿細工が施され、輝かしいアクアマリンも飾られている。
そして、美しい音色を響かせる小さな鈴も揺れていた。
この杖のおかげで、自らの持つ知識を魔力に変えることができる。
しかし……
果たして、それで良いのだろうか。
知識をひけらかすような使い方をして、他人に嫌な思いをさせてはいないだろうか……
「……」
ターメリック……
今まで、本当にすまなかった。
私はもう、君と一緒にはいられない。
さて、急がなければ……
クィントゥムが重い腰を上げた、そのとき。
ズズズズ……ズズンッ!
大きな揺れが襲ってきた。
今まで経験してきた地震とは違う、何かを壊そうとする乱暴な揺れだ。
これは、昨日のと同じ地震か……
クィントゥムは屈みながら倒木にしがみつき、揺れが収まるのを待った。
昨日の揺れでは、神話を身近に感じることができたものの、襲いかかってきたトックリの形相を思い出すと、今でも心臓が痛くなるような気がする。
毒気に感染した者は、伝説の剣に選ばれし者を襲う……
本で読んで知ってはいたものの、あそこまで恐ろしいものだとは思わなかった。
「……」
しばらくして、ようやく揺れが収まった。
クィントゥムは、立って歩けるようになったことを確認し、大きな道から茂みをかき分けて細い道に入った。
少しでも近道を行こうと、杖を手に歩き出す。
やはり本道ではないためか、油断すると木の根に足を取られそうになる。
ゆるい上り坂になっているのか、歩いているだけで少し疲れるほどだ。
やはり正規の道を……
いや、もう遅いな。
このまま進もう。
足元に気をつけながら歩みを進め、ふと顔を上げてみると……
「……」
道の真ん中に、小屋が建っていた。
つづく
ターメリックは、クィントゥムからの置き手紙を読み終えると、勢いよく小屋を飛び出した。
朝露に濡れた小麦畑を駆け抜け、まだ朝靄の広がる草原を見て回る。
しかし、どこまで行ってもクィントゥムの姿は見つけられなかった。
どうやら、まだ外が暗いうちに出発してしまったらしい。
クィントゥム君……
ひとりで行くことなんてないのに。
ターメリックは、手にした手紙を握りしめた。
『君を友達だと思ったことは、ただの一度もない』
クィントゥムが書いた冷たい一文が、頭の中でぐるぐると回り続けている。
そんな……
ぼくは、友達と再会できて嬉しかったのに。
クィントゥム君は、そうじゃなかったなんて……
それからもうひとつ、わかったことがある。
再会してからの、クィントゥムの態度だ。
『君には何と言って謝ればいいのか、わからない』
クィントゥム君の、あの渋い表情……
あれは昔の自分に対しての憤りと、真実の剣に選ばれたリーダーであるぼくに対しての、心からの申し訳なさ……
「……」
ってことだよね?
ごめん、クィントゥム君。
ぼく、難しいことはよくわからないんだ。
……君に教えてもらわないと、わからないんだよ。
「おーい! ターメリックー!」
小麦畑の真ん中で途方に暮れていると、小屋から出てきたノウェムとクランが走ってきた。
「ターメリック、クィントゥムさんがいないんだけど、どこに行ったの」
「荷台にかけてもらった魔法の効き目が切れててさ……このままじゃ、重くて動かせないんだよ」
困った顔のふたりに、ターメリックは手にした手紙を差し出した。
クランが受け取り、ノウェムが後ろから覗き込んでいる。
ターメリックが真剣な顔をしているせいか、クランはふざけることなくノウェムにも手紙を見せていた。
「おいおい……マジかよ、これ」
「クィントゥムさん、こんなこと考えてたんだ」
絶句するノウェムとクランに、ターメリックは「すぐに出発しよう!」と力強く口にした。
「今なら、まだ追いつけるかもしれない。荷台だって、ノウェム君が引いてクラン君とぼくが押せばなんとか……」
と、そこまで口にしたとき、
「いや、ターメリックは押さなくていい」
ノウェムがターメリックの言葉を遮って口を開いた。
「お前は足が速いから、上手くいけばクィン兄さんに追いつける。オレとクランは後から行くよ。少し遅れたって、アレがあるから大丈夫だ」
ノウェムが「アレ」と口にして指で丸を作って見せたとき、クランがポケットに入れていた羅針盤を取り出した。
なるほど、その手があったか!
ターメリックが声もなく感心していると、
「ていうか、なんでお前のポケットに入ってるんだよ、荷台に積んどけよ」
「だれも片付けてなかったから。最初の村を出たときポケットに入れたんだよ。というか、なんで僕が持ってるって知ってるの、怖っ」
「いや知らねーよ! 羅針盤ってすぐ出てこなかっただけで、お前に実物を出せとは言ってねぇ!」
ふたりのいつものやり取りが始まったので、ターメリックは「それじゃあ先に行くね!」と言い残し、小麦畑の中を駆け出した。
と、そのとき。
ズズズズ……ズズンッ!
もう聞き慣れた地響きとともに、大地が大きく揺れ始めた。
走り出したターメリックも、立っていられずその場にうずくまった。
……揺れが収まるまで、動けそうにない。
くっそう、こんなときに……!
クィントゥム君が昨日みたいに襲われたら……!
早く、早く収まれ……っ!!
拳を握り、地面を強く叩く。
何度も、何度も、何度も……
「……」
しばらくして、ようやく揺れは収まった。
ターメリックが振り向いた先では、ノウェムが「早く行け!」と叫んでいた。
「オレたちのことは心配いらない! クランの光の剣があればギリギリなんとかなる! ターメリックなら、毒気に感染した何かに出会っても、走って逃げ切れるはずだ! だから、まずはクィン兄さんと合流してくれ!」
その言葉に頷き、ターメリックは再び走り出した。
会いに行かなくちゃ……
ぼくたちの仲間に……
ぼくの友達に!!
小麦畑を駆け抜けて、しばらく走り続けたとき、ふと気がついた。
そういえばノウェム君、クィントゥム君のこと「クィン兄さん」って呼んでたような……
カッコイイなぁ。
きっと気に入ってくれるだろうなぁ。
ターメリックは、新しい呼び名に照れくさそうに笑うクィントゥムを想像し、さらに速度を上げて走り続けた。
◆◇★◇◆◇◆◇
薄青に染まる空が、ようやく白み始めてきた。
右手に見える山際から、もうすぐ朝日が顔を出す。
……いったい、どれほど歩いただろうか。
そろそろターメリックたちが、あの手紙に気づいてくれた頃だろう。
パン王国王都タジンへ向かう一本道を、クィントゥムは黙々と歩き続けていた。
坂道のない平坦な道ではあるものの、やはり長時間歩き続けると疲れてくる。
クィントゥムは、休憩しようと道端の倒木に腰かけた。
「……」
竹筒の水筒から水を飲んで喉を潤す。
あと数本持ってはいるが、大事に飲んでいかないとすぐになくなってしまうだろう。
小麦畑が風にそよいでいた。
黄金色の穂をなんとなく眺めていると、嫌でも思い出してしまう。
……ターメリック。
君には、申し訳ないと思っている。
そして、君を蔑んでいた自分に腹が立って仕方がない。
私は、スパイス帝国内で博識だと一目置かれていた自分に驕っていた。
愚かな奴だと思っていたターメリックが、伝説の剣に選ばれるなんて思ってもみなかった。
しかも、リーダーが持つべき真実の剣だなんて……
博識であることだけを正義として生きてきた私に……
自らが持つ知識の多さに満足して、これ以上学ぶことを怠ってきた私に……
果たして、世界を救うことはできるのだろうか。
「……」
クィントゥムは、手にしていた愛用の杖に目を向けた。
先端には、叡智の剣の象徴である螺鈿細工が施され、輝かしいアクアマリンも飾られている。
そして、美しい音色を響かせる小さな鈴も揺れていた。
この杖のおかげで、自らの持つ知識を魔力に変えることができる。
しかし……
果たして、それで良いのだろうか。
知識をひけらかすような使い方をして、他人に嫌な思いをさせてはいないだろうか……
「……」
ターメリック……
今まで、本当にすまなかった。
私はもう、君と一緒にはいられない。
さて、急がなければ……
クィントゥムが重い腰を上げた、そのとき。
ズズズズ……ズズンッ!
大きな揺れが襲ってきた。
今まで経験してきた地震とは違う、何かを壊そうとする乱暴な揺れだ。
これは、昨日のと同じ地震か……
クィントゥムは屈みながら倒木にしがみつき、揺れが収まるのを待った。
昨日の揺れでは、神話を身近に感じることができたものの、襲いかかってきたトックリの形相を思い出すと、今でも心臓が痛くなるような気がする。
毒気に感染した者は、伝説の剣に選ばれし者を襲う……
本で読んで知ってはいたものの、あそこまで恐ろしいものだとは思わなかった。
「……」
しばらくして、ようやく揺れが収まった。
クィントゥムは、立って歩けるようになったことを確認し、大きな道から茂みをかき分けて細い道に入った。
少しでも近道を行こうと、杖を手に歩き出す。
やはり本道ではないためか、油断すると木の根に足を取られそうになる。
ゆるい上り坂になっているのか、歩いているだけで少し疲れるほどだ。
やはり正規の道を……
いや、もう遅いな。
このまま進もう。
足元に気をつけながら歩みを進め、ふと顔を上げてみると……
「……」
道の真ん中に、小屋が建っていた。
つづく
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