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5.奴隷
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俺はエレナを伴って、大通りに面した飲食店に入った。木造のしっかりした造りの建物だ。
店内に入ると席に案内される。エレナがさっと俺から離れて、椅子に座らず床に膝をついた。俺は唖然としたが、店内の客はエレナの態度を疑問に思ってないようだった。他のテーブル席には、エレナのように膝をつく奴隷の姿がある。
「おい、エレナ……」
「気にしないで。今の私は奴隷だもの。おこぼれのパンとかもらえると助かるけど」
正直、かなり胸が痛む。エレナは澄ました顔でいるが、それは彼女が今の待遇を平気だと思ってるからじゃない。
やせ我慢をしているだけだ。明らかに無理をしている。
「エレナ、普通に座ってくれ」
「え……?」
先程まで奴隷だったエレナは、売り物としては映えるようにワンピースを着ている。だが、他の奴隷は継ぎ接ぎのボロ布をまとっていた。床で黒ずんだパンを千切って食べている。あんなもので胃が膨れるわけないのに、この世界ではそれが当たり前なんだ。
「あの、奴隷は床に座るものなのよ?」
「別に法律で決まってる訳じゃないんだろ? 俺は気にしないし、一緒に食べよう」
「……ありがと。あなたいい人なのね」
エレナの表情が和らいだ。
おお、かなり良い反応だぞ。
「私、正直なところまだ一片くらいはあなたがアシルかもって思ってたの」
「まあ、かなり似てるみたいだしな」
「でも、今はどちらでも構わないと思うの。あなた、優しそうだから」
メニュー表をエレナに手渡す。彼女ははにかみつつ受け取った。
「何にする?」
「ハンバーグセットが食べたいわ」
キュゥゥ……とエレナの腹の虫が鳴った。
店員を呼んで二人分のランチを頼むと、ほどなくして料理が運ばれてきた。
エレナはソワソワと落ち着かない様子だったが、食事が運ばれてくると期待に目を輝かせた。
「熱い内に食べよう」
「うん! 美味しそうね!」
勢いよくハンバーグを食べていたエレナだが、あまりに美味しかったのか鼻を啜り始めた。
「……食事中にごめんなさい。もう一生、こんなご飯食べられないって思ってたから」
「人生何があるか分からないものだな。俺だってこんな綺麗な人と食事ができるなんて思ってなかった」
「もう……。金貨100枚分の食卓ね?」
悪戯っぽく微笑むエレナが可愛すぎる。こんな娘とベッドにインできるんだよな。非現実的で実感が全くないが。
俺は店員にデザートも頼んだ。もちろん、エレナの分もつけてだ。申し訳ないと断ったエレナだったが、最後は美味しそうに食べてくれた。満足してレストランを出たエレナは、俺の腕を抱いてピッタリとくっついてきた。最初よりも距離が近い。悪くない気分だ。
「まだ昼間だが、今夜泊まる宿を決めるか」
「できれば鍵がついてる方がいいわね」
俺はエレナと一緒に宿を探した。そして、見つけた宿で部屋を借りて荷物を置いた。
さて、エレナと2人きりだ。俺は主人であり、彼女を抱く権利を持っている。そのことを理解しているので、彼女は俺と目が合わないようにしている。
「エレナ、触れてもいいか?」
「あ、うん。もちろんよ。私はあなたの奴隷だもの」
ガチガチに緊張したエレナと、並んでベッドの縁に腰かける。肩に触れただけで、電流が走ったみたいに震えてしまった。
(まだ心の準備なんてできてないよな)
エレナの額にキスをして、抱きしめる。
「いきなり抱いたりしないから心配しなくていい」
「でも、したいんでしょ?」
泣きそうな顔の女の子を無理矢理に抱く趣味はない。安心させるように抱き寄せて頭を撫でる。
「大丈夫だ。俺がエレナを守る」
「あなた、やっぱり優しいのね。ミトなら、私のこと好きにしていいよ」
なけなしの理性をかき集めて紳士でいようとしたのに、理性を破壊するようなことを言わないでほしい。
「……手でスッキリさせてくれるか」
「どうしたら気持ちよくなれるのか、教えてくれる? 私、あなたのこと気持ちよくしてあげたい」
「好きだ」
「え?」
思わず本音が漏れてしまった。見ると、エレナは伺うように俺を見つめてる。
「まずは――触れてほしい」
「ん……」
恐る恐るといった様子で手が伸びてくる。そうして、俺の固くなったアソコに触れると同時、快感でビクリと腰が浮いてしまった。
「大丈夫? 痛かった?」
「気持ちよかっただけだ」
「そうなの。ねえ、どうしてほしい?」
「……キスしながらさすってほしい」
「ふふっ。必死になって可愛いわね」
いつの間にかリードされてしまっていた。大事な場所を握られた俺は無力で、エレナの指使いに腰を浮かせることしかできなかった。
彼女の手はシルクのようにすべすべで気持ち良すぎる。
キスをしながら反応を探り、「こうするといいの?」と聞きながら開発されてる内に達してしまった。
「たくさん出たわね? キスしながら手でコキコキされるの気持ちよかった?」
「ああ……」
「可愛い。ねえ、これくらいなら入るかも。このまま試してみる?」
「いいのか?」
「ええ。楽にしてて。私の身体で気持ちよくしてあげる」
「ああ、エレナ……」
「また好きって言って?」
「好きだ。エレナ」
エレナが俺のを握りながらまたがり、少しずつ腰を埋めていく。
「あー、半分くらい入っちゃった」
「うあぁぁ……。エレナ……」
「痛い。ふふっ……でも、これで一つになれるわよ」
「無理しなくていいからな」
「紳士ぶってるのに私の腰を掴んで落とそうとしてるわね。手、離して? もうここで止めてもいいんでしょう?」
「ごめんエレナ!」
俺はエレナの腰を掴んだまま逃がさない。
「最初から素直になればいいのに。もうハメたくて堪らないんでしょ? 安心して。私でいっぱいにしてあげるから」
エレナの腰が落ちてくる。俺は彼女にしがみついて腰を突き上げた。
「ごめん、初めてなのに優しくできない」
「あんっ」
エレナは最高に天使だった。
俺に跨って腰を振ってくれる。
「好きだ。エレナ……!」
気持ちよすぎて何も考えられない。
気がつくと、俺はエレナを押し倒して腰を打ちつけていた。
人形のように小柄で美しいエレナを好きにしている背徳感で、もっと汚したくなる。
「アッアッ。鬼畜だわ。初めてなのにこんなにズボズボしてぇ」
「ごめん! 我慢できない!」
「ふふっ。必死で可愛い」
「そんなこと言われたら……。エレナでイク!」
「あはっ。中まで汚すのね」
エレナが愛しくて、何度も濃厚なキスをした。
初めてだった彼女を抱いて、最後まですることができて、俺は満足だった。
この幸せが味わえるなら、世界の滅びを回避する為に頑張ろうって思えるくらいには最高だった。
「私、頑張ったでしょ?」
「すごく良かった」
頑張ってくれたエレナを抱きしめて、頭を撫でる。
額を俺の胸にあてて、エレナは寝息を立て始めた。
まだ外は明るいけど、少しだけ昼寝をしよう。
なんだか、無性にこの世界が愛しく思えた。
不思議だな。押しつけられて転生してきたはずが、愛しい人がいると世界が輝いて見える。
チョロい自分に呆れつつ、俺はこの先もエレナが傍に居てくれることを願った。
店内に入ると席に案内される。エレナがさっと俺から離れて、椅子に座らず床に膝をついた。俺は唖然としたが、店内の客はエレナの態度を疑問に思ってないようだった。他のテーブル席には、エレナのように膝をつく奴隷の姿がある。
「おい、エレナ……」
「気にしないで。今の私は奴隷だもの。おこぼれのパンとかもらえると助かるけど」
正直、かなり胸が痛む。エレナは澄ました顔でいるが、それは彼女が今の待遇を平気だと思ってるからじゃない。
やせ我慢をしているだけだ。明らかに無理をしている。
「エレナ、普通に座ってくれ」
「え……?」
先程まで奴隷だったエレナは、売り物としては映えるようにワンピースを着ている。だが、他の奴隷は継ぎ接ぎのボロ布をまとっていた。床で黒ずんだパンを千切って食べている。あんなもので胃が膨れるわけないのに、この世界ではそれが当たり前なんだ。
「あの、奴隷は床に座るものなのよ?」
「別に法律で決まってる訳じゃないんだろ? 俺は気にしないし、一緒に食べよう」
「……ありがと。あなたいい人なのね」
エレナの表情が和らいだ。
おお、かなり良い反応だぞ。
「私、正直なところまだ一片くらいはあなたがアシルかもって思ってたの」
「まあ、かなり似てるみたいだしな」
「でも、今はどちらでも構わないと思うの。あなた、優しそうだから」
メニュー表をエレナに手渡す。彼女ははにかみつつ受け取った。
「何にする?」
「ハンバーグセットが食べたいわ」
キュゥゥ……とエレナの腹の虫が鳴った。
店員を呼んで二人分のランチを頼むと、ほどなくして料理が運ばれてきた。
エレナはソワソワと落ち着かない様子だったが、食事が運ばれてくると期待に目を輝かせた。
「熱い内に食べよう」
「うん! 美味しそうね!」
勢いよくハンバーグを食べていたエレナだが、あまりに美味しかったのか鼻を啜り始めた。
「……食事中にごめんなさい。もう一生、こんなご飯食べられないって思ってたから」
「人生何があるか分からないものだな。俺だってこんな綺麗な人と食事ができるなんて思ってなかった」
「もう……。金貨100枚分の食卓ね?」
悪戯っぽく微笑むエレナが可愛すぎる。こんな娘とベッドにインできるんだよな。非現実的で実感が全くないが。
俺は店員にデザートも頼んだ。もちろん、エレナの分もつけてだ。申し訳ないと断ったエレナだったが、最後は美味しそうに食べてくれた。満足してレストランを出たエレナは、俺の腕を抱いてピッタリとくっついてきた。最初よりも距離が近い。悪くない気分だ。
「まだ昼間だが、今夜泊まる宿を決めるか」
「できれば鍵がついてる方がいいわね」
俺はエレナと一緒に宿を探した。そして、見つけた宿で部屋を借りて荷物を置いた。
さて、エレナと2人きりだ。俺は主人であり、彼女を抱く権利を持っている。そのことを理解しているので、彼女は俺と目が合わないようにしている。
「エレナ、触れてもいいか?」
「あ、うん。もちろんよ。私はあなたの奴隷だもの」
ガチガチに緊張したエレナと、並んでベッドの縁に腰かける。肩に触れただけで、電流が走ったみたいに震えてしまった。
(まだ心の準備なんてできてないよな)
エレナの額にキスをして、抱きしめる。
「いきなり抱いたりしないから心配しなくていい」
「でも、したいんでしょ?」
泣きそうな顔の女の子を無理矢理に抱く趣味はない。安心させるように抱き寄せて頭を撫でる。
「大丈夫だ。俺がエレナを守る」
「あなた、やっぱり優しいのね。ミトなら、私のこと好きにしていいよ」
なけなしの理性をかき集めて紳士でいようとしたのに、理性を破壊するようなことを言わないでほしい。
「……手でスッキリさせてくれるか」
「どうしたら気持ちよくなれるのか、教えてくれる? 私、あなたのこと気持ちよくしてあげたい」
「好きだ」
「え?」
思わず本音が漏れてしまった。見ると、エレナは伺うように俺を見つめてる。
「まずは――触れてほしい」
「ん……」
恐る恐るといった様子で手が伸びてくる。そうして、俺の固くなったアソコに触れると同時、快感でビクリと腰が浮いてしまった。
「大丈夫? 痛かった?」
「気持ちよかっただけだ」
「そうなの。ねえ、どうしてほしい?」
「……キスしながらさすってほしい」
「ふふっ。必死になって可愛いわね」
いつの間にかリードされてしまっていた。大事な場所を握られた俺は無力で、エレナの指使いに腰を浮かせることしかできなかった。
彼女の手はシルクのようにすべすべで気持ち良すぎる。
キスをしながら反応を探り、「こうするといいの?」と聞きながら開発されてる内に達してしまった。
「たくさん出たわね? キスしながら手でコキコキされるの気持ちよかった?」
「ああ……」
「可愛い。ねえ、これくらいなら入るかも。このまま試してみる?」
「いいのか?」
「ええ。楽にしてて。私の身体で気持ちよくしてあげる」
「ああ、エレナ……」
「また好きって言って?」
「好きだ。エレナ」
エレナが俺のを握りながらまたがり、少しずつ腰を埋めていく。
「あー、半分くらい入っちゃった」
「うあぁぁ……。エレナ……」
「痛い。ふふっ……でも、これで一つになれるわよ」
「無理しなくていいからな」
「紳士ぶってるのに私の腰を掴んで落とそうとしてるわね。手、離して? もうここで止めてもいいんでしょう?」
「ごめんエレナ!」
俺はエレナの腰を掴んだまま逃がさない。
「最初から素直になればいいのに。もうハメたくて堪らないんでしょ? 安心して。私でいっぱいにしてあげるから」
エレナの腰が落ちてくる。俺は彼女にしがみついて腰を突き上げた。
「ごめん、初めてなのに優しくできない」
「あんっ」
エレナは最高に天使だった。
俺に跨って腰を振ってくれる。
「好きだ。エレナ……!」
気持ちよすぎて何も考えられない。
気がつくと、俺はエレナを押し倒して腰を打ちつけていた。
人形のように小柄で美しいエレナを好きにしている背徳感で、もっと汚したくなる。
「アッアッ。鬼畜だわ。初めてなのにこんなにズボズボしてぇ」
「ごめん! 我慢できない!」
「ふふっ。必死で可愛い」
「そんなこと言われたら……。エレナでイク!」
「あはっ。中まで汚すのね」
エレナが愛しくて、何度も濃厚なキスをした。
初めてだった彼女を抱いて、最後まですることができて、俺は満足だった。
この幸せが味わえるなら、世界の滅びを回避する為に頑張ろうって思えるくらいには最高だった。
「私、頑張ったでしょ?」
「すごく良かった」
頑張ってくれたエレナを抱きしめて、頭を撫でる。
額を俺の胸にあてて、エレナは寝息を立て始めた。
まだ外は明るいけど、少しだけ昼寝をしよう。
なんだか、無性にこの世界が愛しく思えた。
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