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番外編【この暑さには勝てません】4暑さイカレました(梨々花視点)
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「倉敷さんって、やっぱりすごいですね」
「もしかして、先生の新作、もう読んだ?いつも酷いことばっかり言うくせに、先生の作品は好きなんだね。普段も先輩に対して、もう少し自重しなくちゃだめだよ。先輩なんだから」
「だって、本当の事でしょう?それにしても、この話って、どこまでが事実だと思いますか?」
私は紗々の葉先生の新作を朝一で読んで、会社の昼休憩に河合先輩と感想を伝えた。作者本人は、お客様の対応が長引いて、いまだに受付で頑張って仕事をしている。
「どこまでって、これはあくまでフィクションだからね。先輩の実情を書いているようで、空想の出来事だから。創作ってそんなものだと思うけど」
「いや、蕁麻疹の下りとかふつう、創作でそこまで詳しく書けますか?それに、ずいぶんとラブラブなお二人なので」
「実際に先輩たちの生活を覗き見るようで恥ずかしい?」
「そ、そんなわけ」
「アハハハハハハ」
私はただ純粋に疑問に思ったことを口にしただけだ。それなのに、私の言葉の何かが江子先輩の笑いのツボに入ってしまったらしい。
あいにくと私には文才がない。そもそも、創作をしようと思ったことがない。だから、想像力を駆使して文章を書ける人は本当にすごいと思う。しかし、この紗々の葉先生に関しては、すごいという感情もわくのだが、複雑な思いも抱えている。
私の好きなWEB作家の紗々の葉先生だが、彼女はまさかの会社の先輩だった。好きな作家が身近にいたという話は、二次元の中だけの空想上のものだと思っていたので、正体を知った時はとても困惑した。なにより。
「やっぱり、あんな地味な女性が紗々の葉先生、なのが許せません。おまけにあんなスパダリイケメンの旦那がいるなんて」
つい、江子先輩の前で愚痴が出てしまう。それを聞いた彼女は、先ほどまでの笑顔を引っ込めて急に真顔になる。
「それは確かに興味深い話だよねえ。それでさ、考えたんだけど。私たち二人で、先輩たちのことを妄想してみようよ」
「はあ」
突然、真顔で何を言いだしたかと思ったら、まさかの実在の人物での妄想のお誘いだった。これはナマモノというジャンルではなかろうか。しかし、そんなことをして楽しいと思えるのは江子先輩くらいではないか。私は倉敷さんを作家としては尊敬しているが、人間性はまったく尊敬していない。むしろ嫌いなタイプの人間だ。そんな人間の事を妄想するなど。
「いや、意外にありかもしれません。先輩、彼女をどう調理しようと、妄想の中なので許されるということですよね?」
「なんだか不穏な発言だけど、いいと思うよ。本当は私たちに文才があったなら、私たちの妄想を文字に書き起こして、先輩に日ごろのお礼として捧げることも出来るんだけど」
「それはムリですね」
「だよねえ。だから、こうして二人きりになった時に先輩の妄想を語り合おうよ。先輩の前でもいいんだけど、それだと先輩、拗ねちゃいそうだから」
「年は私たちより上のくせに幼稚ですからね」
そんなこんなで、連日の暑さで私たちの脳はイカレていた。例え、涼しいエアコンの効いた場所で仕事をしているとはいえ、外は灼熱の暑さ。脳みそがイカレないほうがおかしいのだ。
ということで、私たちは会社の先輩の私生活やらを勝手に妄想することにした。私と江子先輩の仲は私の予想とは違ったところで深まっていくのだった。
「私から言いだしたことだから、まずは私の妄想から話すね」
さっそく、江子先輩が話し始める。いったい、倉敷さんでどんな妄想をするのか。私は彼女の言葉を一言も漏らさないように聞こうと黙って頷く。
「そうだなあ。まずはいつもの紗々先輩だけど、あの様子から見て、おおたかっちはかなり苦労してそうだなと思うわけよ」
確かに、会社での倉敷さんを見ている限り、旦那さんは色々気苦労が絶えなさそうだ。
「だけど、妄想は自由!だからこそ、その真逆を行くのはどうかと。つまり!」
実はああ見えて、先輩は養殖の天然キャラで、家では大鷹っちを翻弄する、肉食系……。
「ありえません!」
自信ありげに語る江子先輩の言葉を遮るように、つい大声をあげてしまった。黙って聞こうと思ったのに、初っ端からエンジン全開過ぎだ。さすがに妄想だとは言え、キャラが違い過ぎる。あれが養殖の天然キャラだったら、ずいぶんと役に入り込んでいる。天才役者もびっくりな入り込み具合だ。
「だから、妄想の話し、でしょ。私だって、紗々先輩が天然キャラだってことは知っているから」
河合さんに子供をあやすような態度でなだめられる。仕方ないので、不機嫌な表情を引っ込めて、話の続きを促す。すると、そのまま先ほどの言葉を反省することなく、彼女はどんどん妄想のアクセル全開で語りだす。
「肉食系と言ったら、自らおおたかっちに襲い掛かる獣!ということで、今回の蕁麻疹の件も、実はおおたかっちと夜の対戦をした勲章の証!とかいいと思わない?」
自信ありげに語る江子先輩の瞳はキラキラと輝いていた。そんな好きな人の様子を見られるのは大変嬉しいが、話している内容が微妙過ぎる。他人の性事情など妄想でも聞きたくない。
「そんな妄想を【いいか】と問われると【悪い】の一択です。どう考えても、普段の格好や仕事ぶり、他人との接し方を見る限り、その妄想はなし、です」
「そうかなあ。じゃあ、今度は梨々花ちゃんの番。梨々花ちゃんはどんな紗々先輩を妄想する?やっぱり、作家としての理想の紗々先輩とか?」
「わたし、ですか……」
河合さんは、自分が話したのだから、次はあなただと言わんばかりに期待を込めた視線を私に送ってくる。話しの内容が倉敷さんの事でなければ、嬉しい状況だった。しかし、せっかくの二人きりの会話。私も江子先輩に倣わなくては。私の妄想する倉敷さんは。
「そうですね。私の妄想の中の倉敷さんは、家でも会社と同じ天然キャラですが、パソコンの前だと……」
ガチャリ。
「遅くなりました。まったく、私たちにだって昼休憩ありますよ!それを自分が昼休みにしか来られないからって!気持ちはわかりますけど!今は働き改革って言葉があるのを忘れている気がします!」
私が話し始めたタイミングで、突然、控え室の扉が開かれた。そこから顔を出したのは、不機嫌丸出しの表情をした、紗々の葉先生、つまり倉敷さんだった。
「あれ、何かタイミングが悪い時に来ちゃいました?何か、すみません。お客さんの対応が終わってすぐ来たんですけど」
「これのどこが養殖ですか?」
「ううん、妄想の中でも、養殖にするのはムリがあるか」
「養殖?鮭の話しですか?私、お寿司の中ではサーモンが一番好きですけど」
『はあ』
私が大きなため息を吐くと、どうやら、河合さんも同じ気持ちだったようだ。私たちの溜息はぴったりと息が合っていた。
「ひどいです!」
私たちの息の合った行動に倉敷さんがプンスカ怒っていた。そんな彼女の様子をちらりと見た江子先輩は席を立ち、私に近付いてきた。
「ごめんなさい、先輩。ほら、梨々花ちゃん、私たちの休憩時間、もうすぐ終わるよ。さっきの話はまた今度、二人きりの時に聞くね」
本人の前じゃなくてね。
最後の言葉は私の耳元で囁かれる。好きな人にそんなことをされたら、恥ずかしいに決まっている。
「あれ、梨々花さん、頬が赤いです。最近、暑くて体調崩しやすいですから。気をつけた方がいいですよ」
「そ、そんなこと、倉敷さんに言われなくてもわかっています。この天然コミュ障の地味キャラボッチ!」
「なんてひどい悪口!」
私も席を立って、控え室を出ようと扉まで歩いていく。河合さんが扉の前で待ってくれていた。
今日も平和な一日だ。ただし、会社の先輩で変な妄想をするほどには暑さで脳みそがイカレているらしい。まだまだ暑い日は続くので、今後も変な妄想は膨らんでいくだろう。
しかし、江子先輩の笑顔が見られるなら、私はどんな妄想だってしよう。それが例え、私の好きな作家で苦手な会社の先輩だとしても。
「もしかして、先生の新作、もう読んだ?いつも酷いことばっかり言うくせに、先生の作品は好きなんだね。普段も先輩に対して、もう少し自重しなくちゃだめだよ。先輩なんだから」
「だって、本当の事でしょう?それにしても、この話って、どこまでが事実だと思いますか?」
私は紗々の葉先生の新作を朝一で読んで、会社の昼休憩に河合先輩と感想を伝えた。作者本人は、お客様の対応が長引いて、いまだに受付で頑張って仕事をしている。
「どこまでって、これはあくまでフィクションだからね。先輩の実情を書いているようで、空想の出来事だから。創作ってそんなものだと思うけど」
「いや、蕁麻疹の下りとかふつう、創作でそこまで詳しく書けますか?それに、ずいぶんとラブラブなお二人なので」
「実際に先輩たちの生活を覗き見るようで恥ずかしい?」
「そ、そんなわけ」
「アハハハハハハ」
私はただ純粋に疑問に思ったことを口にしただけだ。それなのに、私の言葉の何かが江子先輩の笑いのツボに入ってしまったらしい。
あいにくと私には文才がない。そもそも、創作をしようと思ったことがない。だから、想像力を駆使して文章を書ける人は本当にすごいと思う。しかし、この紗々の葉先生に関しては、すごいという感情もわくのだが、複雑な思いも抱えている。
私の好きなWEB作家の紗々の葉先生だが、彼女はまさかの会社の先輩だった。好きな作家が身近にいたという話は、二次元の中だけの空想上のものだと思っていたので、正体を知った時はとても困惑した。なにより。
「やっぱり、あんな地味な女性が紗々の葉先生、なのが許せません。おまけにあんなスパダリイケメンの旦那がいるなんて」
つい、江子先輩の前で愚痴が出てしまう。それを聞いた彼女は、先ほどまでの笑顔を引っ込めて急に真顔になる。
「それは確かに興味深い話だよねえ。それでさ、考えたんだけど。私たち二人で、先輩たちのことを妄想してみようよ」
「はあ」
突然、真顔で何を言いだしたかと思ったら、まさかの実在の人物での妄想のお誘いだった。これはナマモノというジャンルではなかろうか。しかし、そんなことをして楽しいと思えるのは江子先輩くらいではないか。私は倉敷さんを作家としては尊敬しているが、人間性はまったく尊敬していない。むしろ嫌いなタイプの人間だ。そんな人間の事を妄想するなど。
「いや、意外にありかもしれません。先輩、彼女をどう調理しようと、妄想の中なので許されるということですよね?」
「なんだか不穏な発言だけど、いいと思うよ。本当は私たちに文才があったなら、私たちの妄想を文字に書き起こして、先輩に日ごろのお礼として捧げることも出来るんだけど」
「それはムリですね」
「だよねえ。だから、こうして二人きりになった時に先輩の妄想を語り合おうよ。先輩の前でもいいんだけど、それだと先輩、拗ねちゃいそうだから」
「年は私たちより上のくせに幼稚ですからね」
そんなこんなで、連日の暑さで私たちの脳はイカレていた。例え、涼しいエアコンの効いた場所で仕事をしているとはいえ、外は灼熱の暑さ。脳みそがイカレないほうがおかしいのだ。
ということで、私たちは会社の先輩の私生活やらを勝手に妄想することにした。私と江子先輩の仲は私の予想とは違ったところで深まっていくのだった。
「私から言いだしたことだから、まずは私の妄想から話すね」
さっそく、江子先輩が話し始める。いったい、倉敷さんでどんな妄想をするのか。私は彼女の言葉を一言も漏らさないように聞こうと黙って頷く。
「そうだなあ。まずはいつもの紗々先輩だけど、あの様子から見て、おおたかっちはかなり苦労してそうだなと思うわけよ」
確かに、会社での倉敷さんを見ている限り、旦那さんは色々気苦労が絶えなさそうだ。
「だけど、妄想は自由!だからこそ、その真逆を行くのはどうかと。つまり!」
実はああ見えて、先輩は養殖の天然キャラで、家では大鷹っちを翻弄する、肉食系……。
「ありえません!」
自信ありげに語る江子先輩の言葉を遮るように、つい大声をあげてしまった。黙って聞こうと思ったのに、初っ端からエンジン全開過ぎだ。さすがに妄想だとは言え、キャラが違い過ぎる。あれが養殖の天然キャラだったら、ずいぶんと役に入り込んでいる。天才役者もびっくりな入り込み具合だ。
「だから、妄想の話し、でしょ。私だって、紗々先輩が天然キャラだってことは知っているから」
河合さんに子供をあやすような態度でなだめられる。仕方ないので、不機嫌な表情を引っ込めて、話の続きを促す。すると、そのまま先ほどの言葉を反省することなく、彼女はどんどん妄想のアクセル全開で語りだす。
「肉食系と言ったら、自らおおたかっちに襲い掛かる獣!ということで、今回の蕁麻疹の件も、実はおおたかっちと夜の対戦をした勲章の証!とかいいと思わない?」
自信ありげに語る江子先輩の瞳はキラキラと輝いていた。そんな好きな人の様子を見られるのは大変嬉しいが、話している内容が微妙過ぎる。他人の性事情など妄想でも聞きたくない。
「そんな妄想を【いいか】と問われると【悪い】の一択です。どう考えても、普段の格好や仕事ぶり、他人との接し方を見る限り、その妄想はなし、です」
「そうかなあ。じゃあ、今度は梨々花ちゃんの番。梨々花ちゃんはどんな紗々先輩を妄想する?やっぱり、作家としての理想の紗々先輩とか?」
「わたし、ですか……」
河合さんは、自分が話したのだから、次はあなただと言わんばかりに期待を込めた視線を私に送ってくる。話しの内容が倉敷さんの事でなければ、嬉しい状況だった。しかし、せっかくの二人きりの会話。私も江子先輩に倣わなくては。私の妄想する倉敷さんは。
「そうですね。私の妄想の中の倉敷さんは、家でも会社と同じ天然キャラですが、パソコンの前だと……」
ガチャリ。
「遅くなりました。まったく、私たちにだって昼休憩ありますよ!それを自分が昼休みにしか来られないからって!気持ちはわかりますけど!今は働き改革って言葉があるのを忘れている気がします!」
私が話し始めたタイミングで、突然、控え室の扉が開かれた。そこから顔を出したのは、不機嫌丸出しの表情をした、紗々の葉先生、つまり倉敷さんだった。
「あれ、何かタイミングが悪い時に来ちゃいました?何か、すみません。お客さんの対応が終わってすぐ来たんですけど」
「これのどこが養殖ですか?」
「ううん、妄想の中でも、養殖にするのはムリがあるか」
「養殖?鮭の話しですか?私、お寿司の中ではサーモンが一番好きですけど」
『はあ』
私が大きなため息を吐くと、どうやら、河合さんも同じ気持ちだったようだ。私たちの溜息はぴったりと息が合っていた。
「ひどいです!」
私たちの息の合った行動に倉敷さんがプンスカ怒っていた。そんな彼女の様子をちらりと見た江子先輩は席を立ち、私に近付いてきた。
「ごめんなさい、先輩。ほら、梨々花ちゃん、私たちの休憩時間、もうすぐ終わるよ。さっきの話はまた今度、二人きりの時に聞くね」
本人の前じゃなくてね。
最後の言葉は私の耳元で囁かれる。好きな人にそんなことをされたら、恥ずかしいに決まっている。
「あれ、梨々花さん、頬が赤いです。最近、暑くて体調崩しやすいですから。気をつけた方がいいですよ」
「そ、そんなこと、倉敷さんに言われなくてもわかっています。この天然コミュ障の地味キャラボッチ!」
「なんてひどい悪口!」
私も席を立って、控え室を出ようと扉まで歩いていく。河合さんが扉の前で待ってくれていた。
今日も平和な一日だ。ただし、会社の先輩で変な妄想をするほどには暑さで脳みそがイカレているらしい。まだまだ暑い日は続くので、今後も変な妄想は膨らんでいくだろう。
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