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妖界編
御礼の贈り物①
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結局、何がなんだかわからないうちに、この温泉地が朝廷の管理下に置かれる事になり、山羊七は朝廷の臣下に加えられることになった。
本人の意志は完全無視だ。
山羊七はもちろん、本人達が口を挟む余地すらなく引き入れられた羊達も、困惑しているのがよくわかる。
一方で、翠雨は早速とばかりに使いを飛ばして、軍団から数人寄越すように指示を出しているし、ハクはこの場所に保養所を作るんだと意気込んでいる。
妖界の兵達も戸惑いを隠せないままでいるようだが、上層部には逆らえないのだろう。諾々と指示に従い始めていた。
「さて、ごめんね、遅くなって。温泉に入って傷を癒やして。ここに何人か残していくから、落ち着いたら呼んでくれる? 人界に帰る前にお願いしたいことがあるの。」
兵達に指示を出し終わると、ようやくハクがこちらに声をかけた。
「お願い?」
「うん。まあ、後できちんと話すよ。先に温泉に入って。」
ハクは怪訝な顔をする柊士にニコリと笑う。
そして、柊士に余計な事を言わさないうちに、近くにいた兵に使いを頼んで、さっさと紅翅や璃耀と共にどこかへ移動していってしまった。
柊士はハク達を見送りながらハアと息を吐き出す。
「ハクって、結ちゃんの頃からああだったの?」
ふと思った事が口をつくと、
「何も変わってないよ。あいつは。」
と、柊士は複雑な表情を浮かべてそう言った。
服を脱ぎ、温泉に恐る恐る入ると、ずっと疼いていた肩の痛みが、スゥッと軽くなるのが分かった。突き刺されたはずの肩を見ると、見た目には傷が完全に消えている。
流石に全く痛みが無くなったわけでは無いが、随分と楽になり、思わず目を瞬く。
一緒に入った亘もまた、驚いたような表情を浮かべて自分の傷のあった場所を見下ろし、同様に湯に浸かった人界の兵達も、口々に温泉の効能にざわめき立った。
「……この湯が、あの時に人界にあれば結様は……」
と亘がボソっと呟いたが、聞かなかった事にした。
もう、ハクの中でも決着のついていることだ。これ以上、掘り返したって仕方がない。
それにハクの言う通り、亘だって、もう前を向いて歩みを進めるべきだろう。
湯から上がって、近くにいた妖界の兵に声をかけると、森を抜けて切り立った岩壁の前に案内された。
壁の上の方には洞窟のような穴が空いていて、そこから無骨な感じの縄梯子が垂れ下がっている。
上でハクが待っているらしいが、あまり中は広くないとのことで、柊士、淕、俺、亘が中に入ることになった。
肩の痛みが未だに残る中で縄梯子なんて登っていられないので、人の姿のまま翼を生やした淕に往復してもらい、柊士と俺を運んでもらう。
いつもは亘に運んでもらうのだが、亘も俺と同様傷が治り切っていないため、念のために単独で飛んでもらった。
穴に入ってしばらく行くと、明るく広い場所に出る。壁には、鬼火を捕らえているであろうランプがかかっていた。
ハクはそこで、木を切り出しただけの丸椅子に人の姿で着物を着て座っている。
左右に璃耀と翠雨が控え、その周囲を凪たち数人の近衛が守っていた。
ハクの側には、ハクが座っているのと同じ椅子がいくつか円状に並べられていて、柊士と俺がそのうちの二つに腰掛けると、俺達の後ろに亘と淕が並んだ。
それを確認したのか、ススっと俺たちの方に進み出てきた紅翅から、そっと竹の器を渡される。受け取ると、中には、なみなみと注がれた水が揺らめいていた。
「先に汲み取っておいた温泉の湯です。体の中からも回復させた方が良いですからね。」
そう言いながら、亘にも同じ様に器を差し出す。
それに口をつけると、冷めているはずなのに、温かいものが喉を伝い腹に落ちていくような不思議な感覚がした。
更に、しばらくすると、傷があった方の肩がジワーっと内側から温まるような感覚があり、更に痛みが引いていくような感じがする。
「少しは良くなった?」
ハクが小首を傾げて問う。
「だいぶ楽になったよ。」
そう答えると、ハクはニコリと柔らかく笑った。
「それで、頼みってなんだ?」
本題とばかりに柊士が切り出すと、ハクは頷いて姿勢を正し、柊士をじっと見据える。
「幻妖京の上空を塞ぐのを手伝って欲しくて。早く復旧したいんだけど、あれだけ規模が大きいと、私だけだと時間かかりそうだし。もちろん、助けに来てくれた事も含めて、お礼はきちんとする。」
しかし、ハクの申し出に、柊士は首を横に振った。
「いや、礼はいい。原因の一端はこっちにあるんだ。結界を塞ぐのも、元々俺達の仕事でもある。」
「でも、こっちって言うけど、結局遼は私が原因で……」
ハクはそう言いかけたが、柊士は先を言わせないよう、それを遮る。
「人界で起こった事が原因ということに変わりはない。それに、遼を止めなければこっちも危なかったんだ。一方的に助けに来たわけじゃない。こっちにはこっちの理由があった。利害が一致してたってだけだ。」
「うーん……そうは言っても、いろいろ助けてもらったし……」
ハクは、顎に手を当てて考えを巡らすように洞窟の天井を見上げる。
「あ、じゃあ、こういうのはどう?結から、これからも人界を守っていく従兄弟二人への餞別。」
ぽんと手を叩いてニコリと笑うハクに、柊士は眉根を寄せる。
亘もまた、
「……餞別……」
と、俺の後ろでポツリと呟いた。
「これでも受け取れない?」
柊士と亘の二人の様子に、ハクが首を傾げる。
柊士がどう思っているかはわからないが、亘が思っていそうなことはわかる。
“餞別”ということは、もうこれで本当の別れになる、ということだ。
結界に隔てられた二つの世界の、あちらとこちらで。
今回のような事でもないかぎり、二度と会うことは無い。少なくとも、ハクはそのつもりでいる、ということなのだろう。
「……餞別って事は、もう会えないってことだよね?」
一応確認の意味も込めて俺がそう尋ねる。
しかしハクは、
「え?」
という間の抜けた声を出した。
「え、そういう意味じゃないの?」
もう一度問い返すと、ハクは顔の前で両手を左右に振る。
「違う違う。結としては最後ってだけで。白月からのお近づきの印にしては、考えてたものが重いかなって思って……」
ハクがそう言うと、後ろに控えていた璃耀がハアと息を吐いた。
「名目はどうであれ、白月様は贈り物をされたいということなのでしょう?」
「うん、そうね。気持ちとしては、やっぱり御礼なんだけど、受け取れないって言うなら、理由は何でもいいの。」
「それで、白月様は何を贈られるおつもりなのです?」
翠雨は興味深そうにハクを見る。
「この温泉の、柊士、奏太と二人の主治医、つまり尾定さんの立ち入りと湯の持ち出し許可はどうかなって。互いに代替わりがあれば、その都度相談。こっちも、ここへの立ち入りは制限したいから、付き添い可だけど、そこは本家に責任を持ってもらう感じで。」
「なんと! それは有り難いお申し出ではありませんか!」
ハクの提案に、淕は目を輝かせて柊士を見る。
「鬼界との結界の穴を塞ぐにはどうしても危険がつきまといます。この温泉への立ち入りが許されるのは、大きいです。」
確かに、これから先を考えれば何があるかはわからないし、ここに来られることは勿論、ここの湯を人界に置いておけたら、安心感は全然違う。
「良いのか? お前、もうあんまりこっちには関わらない方が……」
柊士がそう言うと、ハクは苦い笑みを浮かべる。
「個人的には辛い思い出だし、伯父さんと粟路さんはやっぱり苦手だから、できたら会いたくないんだけど、柊士と奏太には助けてもらったし。
それに、今後も見据えて協力しあえるならその方が良いかなって。損得勘定も含めて。温泉の件は、その投資でもあるの。」
「協力?」
ハクは柊士にコクリと頷いて見せる。
「今回の事もそうだけど、こっちもまだまだ安定してるとは言い難いし、そっちはそっちで鬼界の脅威は未だにあるでしょ。だから、互いに何かあった時に協力できたらありがたいかなって。あと、そっちの技術が欲しいんだよね。いろいろ。」
「……本命は最後に言ったやつか。」
柊士は呆れたような目をハクに向けた。
「まあね。ひとまず、細々とでもやり取り出来るように、一箇所だけ常に結界に穴を開けておいて、人界と妖界を繋いでおこうかなって思うんだけど、どうかな?」
ハクはそう言うと、イタズラっぽい笑みを浮かべた。
本人の意志は完全無視だ。
山羊七はもちろん、本人達が口を挟む余地すらなく引き入れられた羊達も、困惑しているのがよくわかる。
一方で、翠雨は早速とばかりに使いを飛ばして、軍団から数人寄越すように指示を出しているし、ハクはこの場所に保養所を作るんだと意気込んでいる。
妖界の兵達も戸惑いを隠せないままでいるようだが、上層部には逆らえないのだろう。諾々と指示に従い始めていた。
「さて、ごめんね、遅くなって。温泉に入って傷を癒やして。ここに何人か残していくから、落ち着いたら呼んでくれる? 人界に帰る前にお願いしたいことがあるの。」
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「お願い?」
「うん。まあ、後できちんと話すよ。先に温泉に入って。」
ハクは怪訝な顔をする柊士にニコリと笑う。
そして、柊士に余計な事を言わさないうちに、近くにいた兵に使いを頼んで、さっさと紅翅や璃耀と共にどこかへ移動していってしまった。
柊士はハク達を見送りながらハアと息を吐き出す。
「ハクって、結ちゃんの頃からああだったの?」
ふと思った事が口をつくと、
「何も変わってないよ。あいつは。」
と、柊士は複雑な表情を浮かべてそう言った。
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流石に全く痛みが無くなったわけでは無いが、随分と楽になり、思わず目を瞬く。
一緒に入った亘もまた、驚いたような表情を浮かべて自分の傷のあった場所を見下ろし、同様に湯に浸かった人界の兵達も、口々に温泉の効能にざわめき立った。
「……この湯が、あの時に人界にあれば結様は……」
と亘がボソっと呟いたが、聞かなかった事にした。
もう、ハクの中でも決着のついていることだ。これ以上、掘り返したって仕方がない。
それにハクの言う通り、亘だって、もう前を向いて歩みを進めるべきだろう。
湯から上がって、近くにいた妖界の兵に声をかけると、森を抜けて切り立った岩壁の前に案内された。
壁の上の方には洞窟のような穴が空いていて、そこから無骨な感じの縄梯子が垂れ下がっている。
上でハクが待っているらしいが、あまり中は広くないとのことで、柊士、淕、俺、亘が中に入ることになった。
肩の痛みが未だに残る中で縄梯子なんて登っていられないので、人の姿のまま翼を生やした淕に往復してもらい、柊士と俺を運んでもらう。
いつもは亘に運んでもらうのだが、亘も俺と同様傷が治り切っていないため、念のために単独で飛んでもらった。
穴に入ってしばらく行くと、明るく広い場所に出る。壁には、鬼火を捕らえているであろうランプがかかっていた。
ハクはそこで、木を切り出しただけの丸椅子に人の姿で着物を着て座っている。
左右に璃耀と翠雨が控え、その周囲を凪たち数人の近衛が守っていた。
ハクの側には、ハクが座っているのと同じ椅子がいくつか円状に並べられていて、柊士と俺がそのうちの二つに腰掛けると、俺達の後ろに亘と淕が並んだ。
それを確認したのか、ススっと俺たちの方に進み出てきた紅翅から、そっと竹の器を渡される。受け取ると、中には、なみなみと注がれた水が揺らめいていた。
「先に汲み取っておいた温泉の湯です。体の中からも回復させた方が良いですからね。」
そう言いながら、亘にも同じ様に器を差し出す。
それに口をつけると、冷めているはずなのに、温かいものが喉を伝い腹に落ちていくような不思議な感覚がした。
更に、しばらくすると、傷があった方の肩がジワーっと内側から温まるような感覚があり、更に痛みが引いていくような感じがする。
「少しは良くなった?」
ハクが小首を傾げて問う。
「だいぶ楽になったよ。」
そう答えると、ハクはニコリと柔らかく笑った。
「それで、頼みってなんだ?」
本題とばかりに柊士が切り出すと、ハクは頷いて姿勢を正し、柊士をじっと見据える。
「幻妖京の上空を塞ぐのを手伝って欲しくて。早く復旧したいんだけど、あれだけ規模が大きいと、私だけだと時間かかりそうだし。もちろん、助けに来てくれた事も含めて、お礼はきちんとする。」
しかし、ハクの申し出に、柊士は首を横に振った。
「いや、礼はいい。原因の一端はこっちにあるんだ。結界を塞ぐのも、元々俺達の仕事でもある。」
「でも、こっちって言うけど、結局遼は私が原因で……」
ハクはそう言いかけたが、柊士は先を言わせないよう、それを遮る。
「人界で起こった事が原因ということに変わりはない。それに、遼を止めなければこっちも危なかったんだ。一方的に助けに来たわけじゃない。こっちにはこっちの理由があった。利害が一致してたってだけだ。」
「うーん……そうは言っても、いろいろ助けてもらったし……」
ハクは、顎に手を当てて考えを巡らすように洞窟の天井を見上げる。
「あ、じゃあ、こういうのはどう?結から、これからも人界を守っていく従兄弟二人への餞別。」
ぽんと手を叩いてニコリと笑うハクに、柊士は眉根を寄せる。
亘もまた、
「……餞別……」
と、俺の後ろでポツリと呟いた。
「これでも受け取れない?」
柊士と亘の二人の様子に、ハクが首を傾げる。
柊士がどう思っているかはわからないが、亘が思っていそうなことはわかる。
“餞別”ということは、もうこれで本当の別れになる、ということだ。
結界に隔てられた二つの世界の、あちらとこちらで。
今回のような事でもないかぎり、二度と会うことは無い。少なくとも、ハクはそのつもりでいる、ということなのだろう。
「……餞別って事は、もう会えないってことだよね?」
一応確認の意味も込めて俺がそう尋ねる。
しかしハクは、
「え?」
という間の抜けた声を出した。
「え、そういう意味じゃないの?」
もう一度問い返すと、ハクは顔の前で両手を左右に振る。
「違う違う。結としては最後ってだけで。白月からのお近づきの印にしては、考えてたものが重いかなって思って……」
ハクがそう言うと、後ろに控えていた璃耀がハアと息を吐いた。
「名目はどうであれ、白月様は贈り物をされたいということなのでしょう?」
「うん、そうね。気持ちとしては、やっぱり御礼なんだけど、受け取れないって言うなら、理由は何でもいいの。」
「それで、白月様は何を贈られるおつもりなのです?」
翠雨は興味深そうにハクを見る。
「この温泉の、柊士、奏太と二人の主治医、つまり尾定さんの立ち入りと湯の持ち出し許可はどうかなって。互いに代替わりがあれば、その都度相談。こっちも、ここへの立ち入りは制限したいから、付き添い可だけど、そこは本家に責任を持ってもらう感じで。」
「なんと! それは有り難いお申し出ではありませんか!」
ハクの提案に、淕は目を輝かせて柊士を見る。
「鬼界との結界の穴を塞ぐにはどうしても危険がつきまといます。この温泉への立ち入りが許されるのは、大きいです。」
確かに、これから先を考えれば何があるかはわからないし、ここに来られることは勿論、ここの湯を人界に置いておけたら、安心感は全然違う。
「良いのか? お前、もうあんまりこっちには関わらない方が……」
柊士がそう言うと、ハクは苦い笑みを浮かべる。
「個人的には辛い思い出だし、伯父さんと粟路さんはやっぱり苦手だから、できたら会いたくないんだけど、柊士と奏太には助けてもらったし。
それに、今後も見据えて協力しあえるならその方が良いかなって。損得勘定も含めて。温泉の件は、その投資でもあるの。」
「協力?」
ハクは柊士にコクリと頷いて見せる。
「今回の事もそうだけど、こっちもまだまだ安定してるとは言い難いし、そっちはそっちで鬼界の脅威は未だにあるでしょ。だから、互いに何かあった時に協力できたらありがたいかなって。あと、そっちの技術が欲しいんだよね。いろいろ。」
「……本命は最後に言ったやつか。」
柊士は呆れたような目をハクに向けた。
「まあね。ひとまず、細々とでもやり取り出来るように、一箇所だけ常に結界に穴を開けておいて、人界と妖界を繋いでおこうかなって思うんだけど、どうかな?」
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