【完結】結界守護者の憂鬱なあやかし幻境譚 ~平凡な男子高校生、今日から結界を繕います~

御崎菟翔

文字の大きさ
72 / 297
妖界編

温泉地の鬼②

しおりを挟む
 翠雨は恨めしげな表情を、鬼と亘と凪、さらに周囲を取り囲む兵達に向けたあと、刀を構えたまま足を止めた亘と凪のところへ向かう。

「刀を収めよ。主を守らんとするのは結構な事だが、少し落ち着け。白月様が止めよと仰せだ。」

 二人を含め、すべての兵に目を向けて手で制すと、翠雨は今度は鬼に向き合う。

「大勢で押しかけた事は申し訳無かったが、白月様の大事だったのだ。我らは其方に手出しはせぬ。そちらも人界の者を開放してくれ。」

 翠雨の冷静な物言いに、鬼は眉を顰める。

「……朝廷の者など信用できぬ。」
「では、璃耀の言ならどうだ。其方の名付け親だろう。」

 翠雨はそう言うと、ふっと璃耀の方を振り返る。
 さっきからちょこちょこ出てくる山羊七というダサい名前をこの鬼につけたのが璃耀なのだろうか。
 そもそも鬼に名付けるシチュエーションが良くわからないし、つけたとして、鬼に山羊とつけるのは如何なものか。

 鉈の恐怖に目を逸らすようにそんなどうでもいいことを考えていると、指名された璃耀が心底面倒そうな表情を浮かべた。

「その者を放して話し合いに応じよ、山羊七。その風体でいきなり武力に訴えようとするからこの様なことになるのだ。」
「……しかし……」
「ここに居るのは殆どが白月様の臣下だ。こちらに害意を示さねば、白月様のご意思で如何様にもできる。」

 璃耀の言葉に、山羊七はチラッっとハクに目を向ける。

「いくら璃耀殿の言といえ、白月のような小さな兎に、この者らを従える力があるとは思えぬ。この小僧を放した途端に捕らえられるのはごめんだ。」

 ……まあ、今のところ、見た目はただの兎だもんな……

 璃耀も同じようにハクを見やり、仕方が無さそうにハアと息を吐いた。

「白月様、我らに山羊七に手を出すなとお命じください。白月様の権威を見せつければ山羊七は納得するのでしょう。」

 ハクは璃耀に向けて眉根を寄せる。

「でも、さっきから私、武器を下ろしてって言ってたんだけど……」

 不満気にそう呟くハクに、翠雨は苦笑を漏らす。

「皆、白月様を守りたい一心でしたから。白月様の身に危険が迫っていなければ、皆、きちんと御意に従います。」

 翠雨はそう言いながら兵士をぐるりと見渡す。
 ハクも同じように、釈然としなさそうに周囲を見ると、兵達は、気まずそうな顔で視線を僅かに逸した。
 ハクは、それを確認して眉尻を下げる。それから、すぅと息を吸い、少しだけ声を張り上げた。

「じゃあもう一回言うけど、皆、武器を下ろして。山羊七さんに手を出さないで。」

 ハクがそう言うと、翠雨はそのまま大仰に頭を下げる。

「承知しました。仰せのままに。」

 翠雨がハクの前で真っ先に膝をつくと、朝廷の兵たちは慌てたように、武器を置いて一斉にざっとその場に跪いた。

 一方で、人界の妖はどうすべきかと、周囲を伺っている。亘も同様だ。ハクの命には従いたいが、俺のことが気になるのか、ハクとこちらを交互に見て戸惑っているように見える。

「もう半分は、柊士の管轄でしょ。人界の妖に山羊七さんに手を出さないように命じて。」

 ハクがそう言うと、柊士は眉を顰める。

「いや、こっちは、奏太を人質に取られてるんだぞ。」
「奏太を開放してもらうために、こっちから害意が無いことを示すの。お願いだから。」

 柊士は眉根を寄せたまま俺を見る。そして、山羊七に目を向け、人界の妖を見渡し、ハクを見て、もう一度、決めかねるように俺を見た。

「柊士。」

 ハクがもう一度言う。
 すると、ようやく、諦めたように

「全員、武器を下ろせ。あの鬼に手を出すな。」

と、静かに命じた。

 柊士の言葉に、淕が直ぐに柊士に向かって膝をつく。それに従うように人界の妖も全員が柊士の言葉に了承の意を示すように跪いていった。

 最後まで残ったのは亘だ。

 ……柊士より、結や俺が優先って言ってたもんな……

「亘、頼むよ。」

 俺がそう言うと、亘は困ったようにこちらを見たあと、ようやく武器を収めて膝をついた。

 朝廷と人界の妖の全てがその場に跪き、ハクと柊士に頭を下げると、山羊七は呆然としたようにそれを眺める。

「山羊七さん、これで良いですか?私達は山羊七さんを捕らえたりしません。奏太を返してほしいんですけど。」
「……其方、一体何なのだ……」

 山羊七がポツリと呟くように言うと、ハクはニコリと笑う。

「ただの兎ですよ。あの頃と変わりません。」
「……白月様。あの頃と変わらぬのでは困るのですよ。きちんと御自覚ください。」

 璃耀が顔を上げて窘めるようにそう言うと、ハクはヒクっと顔を引つらせた。

 山羊七は二人のやり取りを見て、周囲を囲む兵たちを見回したあと、ようやく静かに鉈を下ろし、俺を掴んでいた手を離した。

 鉈が目の前から消えて、俺はほっと息を吐き出す。

「奏太、柊士のところまで下がって。亘、奏太をお願い。」

 ハクがそう言うと、亘は一度ハクに頭を下げたあと、山羊七を警戒しつつ立ち上がり、俺の背をそっと押す。

「もう、何者かに捕らえられるような真似は勘弁してください……」
「俺だって勘弁してほしいよ……」

 疲れたように言う亘に、俺も同じ様に疲れの滲む声で返す。ハアと溜息をつくと、亘からも同時に息を吐き出す声が聞こえてきた。

 柊士の側に行くと、柊士もまた、何も言わずに眉根を寄せて俺を見たあと、ハアとこれみよがしに溜息をつく。
 言いたいことはわかるが、今回の件に関しては不可抗力だ。そんな顔をしなくてもいいのに。

 ……変に説教される前に、話を逸らしておこう。

「ねえ、ハク。そもそも、何でその山羊七さんは、そんなに朝廷の人を警戒してるの?捕らえに来たって言ってたけど。」

 俺がそう言うと、ハクは気の毒そうにチラッと山羊七に目を向ける。

「昔、何度か住んでたところを追われて討伐されそうになったんだって。鬼がいるって言われて……」

 ……ああ……なるほど……

「私は何もしていない。ただ、そこに居ただけだ。ただ静かに暮らしたかっただけなのだ。それなのに、この風体を見ては追い回され住処を追われた。何度も、何度も、だ。」

 山羊七はそう言うが、それはある意味仕方のない事だと思う。鬼が突然現れれば、そこに住む者たちを守るために排除しようという心理はどうしても働いてしまう。俺だってそうだ。
 敵ではないと言われたところで、今まで鬼に酷い目に合わされてきた者としては、警戒を解くのは難しい。

 しかし、ハクはそれに困ったような声を出した。

「山羊七さんは鬼じゃないんだって。今までだって、いろいろ助けてもらって……だから、静かに暮らせるこの場所は守ってあげたいんだけど……」

 ……いや、どこをどう見ても鬼だろ。何言ってんだよ、この人。

「あれが鬼じゃ無かったら何なんだよ。」

 呆れたように言う柊士に、人界の者も妖界の者も一様に頷く。でも、ハクはもう一度首を横に振る。

「鬼じゃなくて山羊なんだって。」
「いや、お前、そんなしょうもない話いちいち真に受けんなよ。」
「だって実際、山羊七さん優しいし。それに、そもそも言い出したのは璃耀だよ。」

 ハクが璃耀に目を向けると、璃耀は小首を傾げる。

「実際、山羊七が鬼か山羊かなどわかりません。害が無さそうだったので、山羊という事にして、ここの護りに据えただけで。」
「え、そうなの?」

 璃耀もハクも、山羊七の正体はよくわかって居ないらしい。

 山羊七に対する皆の疑惑の念は全く解けない。

 ハクは周囲を見渡して仕方のなさそうな顔をしたあと、紅翅に声をかけ、山羊七の前に向かい始める。

「は、白月様! 近づいてはなりません!」
「紅翅殿、白月様を鬼の前になど、、、!」

と口々に周囲の者が止めに入る。
 しかし紅翅もまた、ハク達と同じ様に平然とした様子で歩みを進めた。

「白月様も仰っていますが、それ程悪い者ではありませんよ。現に、この場所で璃耀様の治療ができたのですから。」

 紅翅がそう言うと、皆が揃って口を噤む。

 確かに、俺の知っている鬼と同じ様な者だったら、治療に専念できるどころか、全滅させられていてもおかしくはない。

「騒がせてごめんなさい、山羊七さん。皆には手出しさせないから、少しだけここに居させてください。怪我を治したら直ぐに出ていきますから。」

 ハクがそう言うと、山羊七は眉根を寄せてハクをじっと見据える。
 害はないと言われても、大きな鬼の前に小さな兎がいるだけで何だかヒヤヒヤする。

「これだけ多くの者にこの場所を知られた。今は良くとも、またいつ襲ってくるかもわからぬ。連れてきたのは其方らだ。どうしてくれる。」
「皆にそんな事はさせません。ここはキチンと守りますから……」

 すると、翠雨がハクと山羊七の間に進み出た。

「ではこうしましょう。今からここは、朝廷の管理下に置き、兵も常駐させましょう。先程も申しましたが、前々からそうすべきだと思っていたのです。」
「……私をここから追い出すつもりか。」

 山羊七は剣呑な雰囲気を出して翠雨を睨む。

「そうではない。其方にもここを守ってもらうのだ。ここの護り手として、朝廷で正式に雇用しよう。」

 山羊七はよくわからない、というように眉根を寄せ、他の者達もポカンとしながら翠雨を見ている。

「其方だけでは心許ないので、交代で朝廷の兵も配置させてもらうだけだ。ついでに変に悪用されぬよう、温泉の護りとして京と同様、結界も張っておこう。」
「確かに、正統たる御方の御代に移った今、その方が良いのでしょうね。」

 よくわからないが、璃耀も乗り気だ。

「ねえ、もしかして、そうなったらココに時々温泉旅行に来ても良くなるってこと?」
「誰もそのような事は言っていません。」

 ハクがキラキラした目を璃耀に向けたが、璃耀はピシャリと言い放つ。

「私の本来の家はここにあるのに……」
「貴方の本来の家は幻妖宮です。」
「たまには良いではないか。その際には、是非私もお供を。あの家は、私と住むために作ってくださったものでしょう?」
「……まあ、そうなんだけど、今となっては誤解を呼ぶから、その言い方は止めて。」

 完全に、ハク、璃耀、翠雨の三人だけで話が進んでいて、誰一人としてついていけていない。

 当事者であるはずの山羊七も、だ。

「あ……あの、恐れ入りますが、鬼を白月様の臣下として迎え入れるのですか……?」

 兵の一人がおずおずと声を上げる。

「四貴族家のうち二名から奏上して、主上が了承したのだぞ。一体なんの異存がある。」

 翠雨が言うと、ハクはそれに楽しそうにフフッと笑う。

「毛助さん達にもここの管理を手伝ってもらおう。そしたら、山羊七さんや毛助さん達に誰も手出しできないもんね。」
「ああ、せっかくですから、人界から連れてきたあの獺もここの護りにまわしましょう。宮中に連れていったは良いものの、浩が持て余し気味だったので。」

 璃耀の言う獺とは、学校にいたあの獺のことだろうか。

 山羊七達の処遇は、朝廷の上位者達によってトントン拍子に決められていく。

 先程も言ったが、この状況には、未だ誰一人としてついていけていない。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

神木さんちのお兄ちゃん!

雪桜 あやめ
キャラ文芸
✨ キャラ文芸ランキング週間・月間1位&累計250万pt突破、ありがとうございます! 神木家の双子の妹弟・華と蓮には"絶世の美男子"と言われるほどの金髪碧眼な『兄』がいる。 美人でカッコよくて、その上優しいお兄ちゃんは、常にみんなの人気者! だけど、そんな兄には、何故か彼女がいなかった。 幼い頃に母を亡くし、いつも母親代わりだったお兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんが彼女が作らないのは自分達のせい?! そう思った華と蓮は、兄のためにも自立することを決意する。 だけど、このお兄ちゃん。実は、家族しか愛せない超拗らせた兄だった! これは、モテまくってるくせに家族しか愛せない美人すぎるお兄ちゃんと、兄離れしたいけど、なかなか出来ない双子の妹弟が繰り広げる、甘くて優しくて、ちょっぴり切ない愛と絆のハートフルラブ(家族愛)コメディ。 果たして、家族しか愛せないお兄ちゃんに、恋人ができる日はくるのか? これは、美人すぎるお兄ちゃんがいる神木一家の、波乱万丈な日々を綴った物語である。 *** イラストは、全て自作です。 カクヨムにて、先行連載中。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜

美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊  ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め… ※カクヨム様にも投稿しています ※イラストはAIイラストを使用しています

学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。

たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】 『み、見えるの?』 「見えるかと言われると……ギリ見えない……」 『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』  ◆◆◆  仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。  劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。  ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。  後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。  尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。    また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。  尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……    霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。  3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。  愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー! ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

あやかし家族 〜五人の兄と愛され末妹〜

南 鈴紀
キャラ文芸
 妖狩りにより両親を奪われ、囚われの身となった半妖の少女・鈴音は浄化の狐火を利用するだけの道具のように扱われていた。呪いにより成長は止まり、容姿も思考も幼いまま、感情が消え失せてもなおただ生かされるままに生きていた。  しかし妖保護部隊本部第一部隊との出会いにより、鈴音の止まっていた時間が動き出す。  掴みどころはないが頼れる氏神・雅仁、兄には厳しいが弟妹には優しい狼の妖・千里、人間嫌いだが人当たりの良い振りが得意な人間・遥杜、可愛いもの好きで元気いっぱいの猫又・鴇羽、大人しいが思いやりに溢れる猫又・瑠璃。  五人の兄と過ごす時間の中で、無いものだらけだった鈴音にもやがて大切なものが増えていく。  妖×家族の心温まる和風ファンタジー。

異世界で農業を -異世界編-

半道海豚
SF
地球温暖化が進んだ近未来のお話しです。世界は食糧難に陥っていますが、日本はどうにか食糧の確保に成功しています。しかし、その裏で、食糧マフィアが暗躍。誰もが食費の高騰に悩み、危機に陥っています。 そんな世界で自給自足で乗り越えようとした男性がいました。彼は農地を作るため、祖先が残した管理されていない荒れた山に戻ります。そして、異世界への通路を発見するのです。異常気象の元世界ではなく、気候が安定した異世界での農業に活路を見出そうとしますが、異世界は理不尽な封建制社会でした。

【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら

瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。  タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。  しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。  剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

処理中です...