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君のことを
④
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「あのとき、初めて晩ご飯に誘ってくれて一緒にカレーを食べたときに、気がついたんだ。あの人が作ってくれた、野菜が全部ルーに溶けてどろどろでちょっと焦げ付いてたカレーと、康介の作ってくれた、野菜にきちんと味の染みてる美味しいカレーは、たしかに似てるけどでも全然別物なんだってこと。それから、人の作った手料理を食べるのなんてずいぶん久しぶりで、自分はそれがすごく嬉しいんだってことに」
透明な光の矢に、すとん、と胸を射抜かれる。じわりじわりとその言葉の意味を理解していくにつれて、心の中に立ち込めていた暗い雲がゆっくりと溶けて消えていく。
「いつだってそうだった。魚の食べ方が分からないときはさりげなく教えてくれて、メニューのリクエストをしやすいようにわざわざレシピ本を買ってくれて、誰かに何か言われても言い返してくれて、そして一緒に晩ご飯を食べようって約束してくれた。そうやっていつもさりげなく寄り添ってくれたのは、康介なんだ」
「涼」
思わず名前を呼ぶ。今までの行動を、涼はまるで綺麗に咲いた道端の花を摘むみたいに一つひとつ丁寧に拾い上げてくれた。今まですっかり忘れていたような些細なことも、まったくの当然だと思ってしたことも、すべて大切そうに抱えてくれていた。
涼と繋いでいた手を、康介は指を絡めて結びなおした。離れないように、離さないようにとほとんど誓いのような願いを込めながら、彼のあたたかな手に触れる。
すんなりと長い涼の指が、やわらかく、けれど意思のある強さで手の甲に触れる。伝わるたしかなぬくもり。ぶわりと胸の奥が熱くなる。
雨はいつのまにかやんでいた。薄くなった雲の切れ間から、鮮やかな夕日の光が滲んでいるのが窓越しに見える。洗いざらしのような白さを帯びた真っさらな光が、優しく部屋の中を照らし出していく。
「なぁ、康介」
それはひどく静かで、けれどとても柔らかな声だった。康介はそっと涼を見上げる。
涼は伏せていた目を上げて康介を見ていた。その瞳から、ぽろり、と一粒のしずくがこぼれる。瞬きとともにまつげの先から落ちたそれは、薄い光をまとってきらきらと白くきらめいた。
はっと息を飲む康介に、涼はそっと静かに微笑んだ。泣き笑いのような、無邪気なほどに透明で綺麗な笑み。
「俺は、康介だから一緒にご飯を食べたいと思う。康介だから、一緒にいたいと思うんだ」
泣きながら、笑いながら、涼が告げる。
手を伸ばして、彼の濡れた頬に触れる。赤く染まった目元も、指先に感じる小さな雫も、じんわりとあたたかい。光に触れたようだと思った。
その光に導かれるように、胸の中に渦巻く想いが言葉となって溢れようとする。康介はゆっくりと口を開いた。
「俺、松雲から昔涼と会ってたことを聞かされたとき、もしかしたら涼は松雲に近づくために俺と仲良くしようとしたんじゃないかと思った。疑ったんだ、涼のこと。だから涼と顔を合わせづらくなって、水曜日の約束も守れなくなって。……でも、このまま涼と話せないのは嫌だなって思った。涼と一緒にいられなくなるのは嫌だった、だから、松雲に近づくためでもなんでもいいから、一緒にいたいって思ったんだ」
潤んできらめく黒い瞳は、雨上がりの陽光を含んでよりいっそう澄みわたっている。その目が遠いどこかではない、他でもない自分を映していること。糸と糸を結ぶように、目と目が合って互いの姿を映しあっていること。たしかめたりせずとも、康介はもう分かっていた。
「……なんで、そんなに」
涼の顔がくしゃりと歪む。
「だって俺、ずっと隠しごとしてて、そのせいで康介と疎遠になって、でもなんにもできなくて……なのに、なんでそんなに」
「そんなの、涼のことが好きだからだよ」
とても自然に、その言葉はこぼれた。
雨上がりの空にかかる虹に指をさすみたいに、冴えざえと光る白い満月を見上げるみたいに、何気なくて当たり前で、けれどとっておきで大切なことを告げるように康介は微笑む。
言ってしまった、という思いよりも、胸の奥から溢れる愛おしさのほうが鮮やかな色をしていた。言葉にしたことでよりはっきりと明瞭な輪郭を帯びたその想いは、彼の澄んだ光を宿す瞳を見つめるごとに輝きを増していく。彼だけのために作られた宝石を手渡すみたいに、どうしても余すところなくぜんぶ伝えてしまいたくてたまらなくなる。
潤んで揺らめく彼の黒い瞳から新しくこぼれた雫を、そっと指で受け止める。
「ずっとずっと、ほんとうに出会った最初から好きだったよ。あの入試の日、俺が落とした参考書を拾ってくれたときから。みんなが遠巻きに眺めて笑ってたのに、当たり前みたいに落としたものを拾い集めてくれたときから。涼のそういう優しいところが、俺はずっと好きだったんだ」
「優しいのは康介のほうだろ」
涙に掠れた声で涼が言う。
ぽろぽろとこぼれる涙が頬を伝い、康介の指を濡らしていく。
こんなにも綺麗な泣き顔は、きっと他の誰にもできないだろうな。音もなくこぼれ落ちる光の粒が切なく寄せられた眉やほのかに赤くなった目元を小さく彩っているのを見つめながら、そっと思う。
「いつもいつも、俺のほしかったものばっかりくれて、なのにあげたとも思わないで笑ってる──今だって」
濡れた頬をかすかに上げて、涼は微笑む。
胸の裏側が淡くしびれる。小さな泡沫が水面へ浮かぶみたいに、ふわりと喜びがこみ上げる。
手を繋いだままベッドに肘をついて起き上がり、まっすぐに涼を見つめる。
「なあ、それって」
まるく手のひらで彼の頬を包みながら問いかけると、涼はこくんと小さく、けれどたしかに頷いてくれた。
「うん。俺もきっと康介が好き。ずっと、そばにいたいと思ってる」
ぽろり、と熱いかたまりが瞳からこぼれ落ちた。
鼻の奥と喉が熱くて、けれどそれ以上に胸が熱くて、言葉も思考もすべてがゆるく溶かされてしまったようだった。
「ちょっと、康介まで泣くなよ」
呆れたように、でも少し焦りを滲ませた声で涼が笑う。
康介が涼にしているのと同じように、涼もそっと康介の頬へと手を伸ばした。優しく頬を拭ってくれるその手に、甘える猫のように顔を擦りつける。くすくすと涼が笑う。つられて康介も声を上げて笑った。
「俺、今すっごく料理したい」
目の前にあるいまだにうっすらと光の滲んだ瞳を見つめながら呟くと、涼がその黒い瞳を細めた。
「随分と急だな?」
「だって涼に食べてほしいし。というか、一緒に食べたい」
告げると、返事の代わりにぎゅ、と繋いだ手に力が込められた。俯いてしまったから表情は見えないけれど、ほのかに赤く染まった小さな耳が黒髪から覗いているのに気づいて、つい口元がだらしなく緩む。
「でも、体調は?」
「今めちゃくちゃ元気だよ、涼のおかげで」
尋ねる彼に力こぶを作ってみせると、涼は呆れと安堵を滲ませながらため息交じりに「それはよかった」と笑ってくれた。
「俺も手伝うよ」
「お、ありがとう。何が食べたい?」
繋いだままの手の甲をするりと指で撫でながら訊く。
すると、一瞬かすかにその長いまつげを伏せた涼が、おずおずと口を開いた。
「……康介のカレーが食べたい」
康介ははっと涼の目を見た。
繋いでいる手に、控えめに力が込められる。少しずつ同じ体温になりつつある、あたたかな手のひら。
「初めて一緒に食べたあのカレー、すごく美味しかった。大好きなんだ」
心にあかりが灯ったようだった。夕焼けのような穏やかで嬉しいぬくもりが、じんわりと胸のなかを満たしていく。
いつかの、清水屋の小さな台所でおばさんと交わした言葉が脳裏に蘇る。
好きな人が、自分の作った料理を好きだと言ってくれる。また食べたいと思ってくれる。
それはきっと、ほとんど奇跡ともいえるほどの幸福に違いない。
「ありがとう」
噛みしめるように告げると、涼は照れくさそうに、けれどそれ以上に嬉しそうにはにかんだ。
沈む前の太陽の、いちばん鮮やかで眩しい生まれたてのような光が、手を繋ぎ笑い合う二人を白く照らしていた。
透明な光の矢に、すとん、と胸を射抜かれる。じわりじわりとその言葉の意味を理解していくにつれて、心の中に立ち込めていた暗い雲がゆっくりと溶けて消えていく。
「いつだってそうだった。魚の食べ方が分からないときはさりげなく教えてくれて、メニューのリクエストをしやすいようにわざわざレシピ本を買ってくれて、誰かに何か言われても言い返してくれて、そして一緒に晩ご飯を食べようって約束してくれた。そうやっていつもさりげなく寄り添ってくれたのは、康介なんだ」
「涼」
思わず名前を呼ぶ。今までの行動を、涼はまるで綺麗に咲いた道端の花を摘むみたいに一つひとつ丁寧に拾い上げてくれた。今まですっかり忘れていたような些細なことも、まったくの当然だと思ってしたことも、すべて大切そうに抱えてくれていた。
涼と繋いでいた手を、康介は指を絡めて結びなおした。離れないように、離さないようにとほとんど誓いのような願いを込めながら、彼のあたたかな手に触れる。
すんなりと長い涼の指が、やわらかく、けれど意思のある強さで手の甲に触れる。伝わるたしかなぬくもり。ぶわりと胸の奥が熱くなる。
雨はいつのまにかやんでいた。薄くなった雲の切れ間から、鮮やかな夕日の光が滲んでいるのが窓越しに見える。洗いざらしのような白さを帯びた真っさらな光が、優しく部屋の中を照らし出していく。
「なぁ、康介」
それはひどく静かで、けれどとても柔らかな声だった。康介はそっと涼を見上げる。
涼は伏せていた目を上げて康介を見ていた。その瞳から、ぽろり、と一粒のしずくがこぼれる。瞬きとともにまつげの先から落ちたそれは、薄い光をまとってきらきらと白くきらめいた。
はっと息を飲む康介に、涼はそっと静かに微笑んだ。泣き笑いのような、無邪気なほどに透明で綺麗な笑み。
「俺は、康介だから一緒にご飯を食べたいと思う。康介だから、一緒にいたいと思うんだ」
泣きながら、笑いながら、涼が告げる。
手を伸ばして、彼の濡れた頬に触れる。赤く染まった目元も、指先に感じる小さな雫も、じんわりとあたたかい。光に触れたようだと思った。
その光に導かれるように、胸の中に渦巻く想いが言葉となって溢れようとする。康介はゆっくりと口を開いた。
「俺、松雲から昔涼と会ってたことを聞かされたとき、もしかしたら涼は松雲に近づくために俺と仲良くしようとしたんじゃないかと思った。疑ったんだ、涼のこと。だから涼と顔を合わせづらくなって、水曜日の約束も守れなくなって。……でも、このまま涼と話せないのは嫌だなって思った。涼と一緒にいられなくなるのは嫌だった、だから、松雲に近づくためでもなんでもいいから、一緒にいたいって思ったんだ」
潤んできらめく黒い瞳は、雨上がりの陽光を含んでよりいっそう澄みわたっている。その目が遠いどこかではない、他でもない自分を映していること。糸と糸を結ぶように、目と目が合って互いの姿を映しあっていること。たしかめたりせずとも、康介はもう分かっていた。
「……なんで、そんなに」
涼の顔がくしゃりと歪む。
「だって俺、ずっと隠しごとしてて、そのせいで康介と疎遠になって、でもなんにもできなくて……なのに、なんでそんなに」
「そんなの、涼のことが好きだからだよ」
とても自然に、その言葉はこぼれた。
雨上がりの空にかかる虹に指をさすみたいに、冴えざえと光る白い満月を見上げるみたいに、何気なくて当たり前で、けれどとっておきで大切なことを告げるように康介は微笑む。
言ってしまった、という思いよりも、胸の奥から溢れる愛おしさのほうが鮮やかな色をしていた。言葉にしたことでよりはっきりと明瞭な輪郭を帯びたその想いは、彼の澄んだ光を宿す瞳を見つめるごとに輝きを増していく。彼だけのために作られた宝石を手渡すみたいに、どうしても余すところなくぜんぶ伝えてしまいたくてたまらなくなる。
潤んで揺らめく彼の黒い瞳から新しくこぼれた雫を、そっと指で受け止める。
「ずっとずっと、ほんとうに出会った最初から好きだったよ。あの入試の日、俺が落とした参考書を拾ってくれたときから。みんなが遠巻きに眺めて笑ってたのに、当たり前みたいに落としたものを拾い集めてくれたときから。涼のそういう優しいところが、俺はずっと好きだったんだ」
「優しいのは康介のほうだろ」
涙に掠れた声で涼が言う。
ぽろぽろとこぼれる涙が頬を伝い、康介の指を濡らしていく。
こんなにも綺麗な泣き顔は、きっと他の誰にもできないだろうな。音もなくこぼれ落ちる光の粒が切なく寄せられた眉やほのかに赤くなった目元を小さく彩っているのを見つめながら、そっと思う。
「いつもいつも、俺のほしかったものばっかりくれて、なのにあげたとも思わないで笑ってる──今だって」
濡れた頬をかすかに上げて、涼は微笑む。
胸の裏側が淡くしびれる。小さな泡沫が水面へ浮かぶみたいに、ふわりと喜びがこみ上げる。
手を繋いだままベッドに肘をついて起き上がり、まっすぐに涼を見つめる。
「なあ、それって」
まるく手のひらで彼の頬を包みながら問いかけると、涼はこくんと小さく、けれどたしかに頷いてくれた。
「うん。俺もきっと康介が好き。ずっと、そばにいたいと思ってる」
ぽろり、と熱いかたまりが瞳からこぼれ落ちた。
鼻の奥と喉が熱くて、けれどそれ以上に胸が熱くて、言葉も思考もすべてがゆるく溶かされてしまったようだった。
「ちょっと、康介まで泣くなよ」
呆れたように、でも少し焦りを滲ませた声で涼が笑う。
康介が涼にしているのと同じように、涼もそっと康介の頬へと手を伸ばした。優しく頬を拭ってくれるその手に、甘える猫のように顔を擦りつける。くすくすと涼が笑う。つられて康介も声を上げて笑った。
「俺、今すっごく料理したい」
目の前にあるいまだにうっすらと光の滲んだ瞳を見つめながら呟くと、涼がその黒い瞳を細めた。
「随分と急だな?」
「だって涼に食べてほしいし。というか、一緒に食べたい」
告げると、返事の代わりにぎゅ、と繋いだ手に力が込められた。俯いてしまったから表情は見えないけれど、ほのかに赤く染まった小さな耳が黒髪から覗いているのに気づいて、つい口元がだらしなく緩む。
「でも、体調は?」
「今めちゃくちゃ元気だよ、涼のおかげで」
尋ねる彼に力こぶを作ってみせると、涼は呆れと安堵を滲ませながらため息交じりに「それはよかった」と笑ってくれた。
「俺も手伝うよ」
「お、ありがとう。何が食べたい?」
繋いだままの手の甲をするりと指で撫でながら訊く。
すると、一瞬かすかにその長いまつげを伏せた涼が、おずおずと口を開いた。
「……康介のカレーが食べたい」
康介ははっと涼の目を見た。
繋いでいる手に、控えめに力が込められる。少しずつ同じ体温になりつつある、あたたかな手のひら。
「初めて一緒に食べたあのカレー、すごく美味しかった。大好きなんだ」
心にあかりが灯ったようだった。夕焼けのような穏やかで嬉しいぬくもりが、じんわりと胸のなかを満たしていく。
いつかの、清水屋の小さな台所でおばさんと交わした言葉が脳裏に蘇る。
好きな人が、自分の作った料理を好きだと言ってくれる。また食べたいと思ってくれる。
それはきっと、ほとんど奇跡ともいえるほどの幸福に違いない。
「ありがとう」
噛みしめるように告げると、涼は照れくさそうに、けれどそれ以上に嬉しそうにはにかんだ。
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