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2章 セイクリールの歩き方 編
ハーレムキングは隠密に潜入する
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夜のセイクリールは、昼とはまるで別の顔を見せていた。
灯火の落ちた回廊。祭壇の奥に広がる聖域。
その中心——“聖具保管庫”に、オレたちは忍び込もうとしていた。
「まさか、神殿にコソ泥のように入る日が来るなんてね……」
鎧の音を消すために布面積の少ない軽装に着替えたアレッタが、少しだけ呆れた声を漏らした。
「アレッタ、君が言うと、なんだか正義の潜入任務に聞こえるな。そしてその服! ふははははっ! 素晴らしい! 燃える展開に萌える服というわけか! 面白い!」
「……はぁぁぁ……本当に緊張感ってものがないのね」
「王は常に堂々としているものだ!」
先頭を歩くアレッタの背中に、オレは目を細めた。
軽やかで、無駄のない動き。まるで騎士そのもの。
凛々しくもあり、美しさも兼ね備えているとは……素晴らしいではないか!
サラのような繊細さとはまた違う、アレッタの“強さ”が、妙に気になっていた。
「二人とも、ここから先は私語厳禁よ。絶対にあたしの指示に従って、いいわね?」
オレとサラは視線を交わして頷いた。
緊迫感が心地よい。心臓が踊り狂ってダンスパーティーを開いているぞ。
まさしくディスコフィーバーだ!
こうしてアレッタの案内の元、オレたちは地下の通路に足を運んでいた。どうやって入ったか? 簡単だ。神殿の裏の窓をこっそり破壊し、隙間から雪崩れ込んだだけだ。
それにしても、地下の通路は思っていたよりも狭いな。
「……警備神官がまだ巡回してる。予想より多いわね」
アレッタが壁に背を預け、前方の角を覗き込みながら低く言う。
足音はひとつではない。ふたり。魔力灯を持った人影が、廊下を歩いている。
「内部の警備は警備部隊ではないのだな」
「儀式があるときなんかは警備部隊が駆り出されるけど、基本的に神殿の外と中の一部分以外は、上級神官が直々に警備してるのよ。中枢においては大切な聖具も多いから、神官ではない警備部隊はあんまり信頼されてないってこと」
「ふむ、ちなみに、見つかったらどうなる?」
「拘束、勾留、事情聴取、最悪、死刑。それも秘密裏に行われるわね。保管庫への侵入には重罰が下されるっていうのはセイクリールの常識よ」
恐れのない淡々とした口調、悪くない。
「ふむ。スリルだな。好きだ。この状況も、君の余裕さも!」
「変なとこでテンション上がらないで。いい? ここは静寂が保たれているから警備してる神官たちは“音”に反応するの。だから、喋らない、動かない、魔力の流れも最小限に抑えること」
アレッタは的確に指示を飛ばすと、音を立てずにしゃがみ込んだ。
魔力の流れはどうか知らないが、とにかく指示に従うのが吉と見た。
「ここ、通気口がある。身を縮めて潜るわよ」
アレッタは慣れた様子でほふく前進していく。
続いてサラも進み、最後尾を王であるオレが追う格好だ。
まさか、狭い鉄格子の中を三人で這って進む羽目になるとは、王の名を持つオレでも予想していなかった。
「……うぐっ、せまっ……っ、サラ、たのむから……頭を蹴らないでくれ」
「あなたが早いからですっ!」
こんな体勢で通気口を進むというのは、なかなかにハーレムキングらしからぬ体勢だったが今は我慢だ。
途中、天井裏の隙間から見下ろすと、警備をしている神官がすぐ真下を通り過ぎていく。
息を止める。サラもアレッタも動かない。
スリル満点だな。全身にとめどなく高速で流れる血液の感覚が気持ちいいぞ!
そんな興奮を抑えながらもオレは進んだ。
やがて、安全なポイントでアレッタが合図を送る。
「……次、左手の資材庫に抜ける。そこから抜け道を通れば保管庫の裏手に出られるはず」
「了解。さすがは第三部隊隊長だ」
「当然。隠密任務も訓練のうちよ。神官と違ってね」
ちらっと後ろのサラを見るアレッタ。
「うっ……別に私は、こういう任務が苦手ってわけじゃ……」
「さっき通気口で四回も頭をぶつけてたわよね? 大丈夫? たんこぶまみれになってない?」
「な、なぜそれを……!」
サラが照れくさそうに、だが少し表情を歪めながら脳天を手で押さえていた。本当にたんこぶができたらしい。
「神聖魔法で治せないのか?」
「治せますけど……アレッタの言う通り、魔力の流れを感じ取られたら居場所がバレるので、外に出るまでたんこぶは痛いままです……」
サラはしゅんとして頭をさすっていた。うむ、かわいい。
「二人とも、静かに。ここからは一層気を引き締めて……ここの廊下、意外と響くから声は殺してね」
「了解した。君の声が美しすぎて、それだけで警備が振り向く可能性があるからな」
「褒めてるの? 皮肉なの?」
「当然のように褒めている。ハーレムキングは嘘をつかない!」
アレッタが肩をすくめたまま、先を進む。苦笑いを浮かべたサラもそれに続いた。またしてもオレは最後尾だ。
そして、廊下を進んでいくと、神殿の地下へ通じる螺旋階段が見えた。オレたちは慎重に下り、目的地に辿り着いた。
道中、それなりの数の神官の姿を目にしたが、アレッタの隠密行動が功を奏しあっさり辿り着くことが出来た。
「ここが……」
サラがぽつりと呟く。
重厚な金属扉。よくわからないが結界が淡く光っている。
「封印魔法の結界ね。触媒は裏側にあるから、正規の手順を踏まないと開かない。けど……非常時用の迂回口がある」
アレッタが壁の装飾に手をかけると、音もなく小さな扉が開いた。
「ほう、隠し通路か。そういうのは少年心をくすぐるな!」
「少年じゃなくて、王なんでしょ」
「少年のような心を持つ王だ! 誰であろうと童心を忘れてはいけない!」
くだらない掛け合いをしながら、狭い通路を抜ける。やがて奥で合図するアレッタの声。
「着いた。ここが壊れた器を保管してる聖具保管室よ」
薄暗い部屋には、棚の上に並ぶ歪な形の壺、紐で厳重に縛られた封じられた木箱、ピンク色のハートマークが目立つおかしなメガネなど……色々と聖具が置かれていた。最後のはよくわからないが、とにかく聖具なのだろう。
そして、目を這わせていくと、その一角に、堂々と単独で置かれていた“箱”があった。
「これが……」
その箱の正体にサラな一目で気がついたようだ。
そっと近づいて、箱を開けた。
中には、青い陶片が収められていた。
「こいつが件の聖具か。むぅ……? 違和感があるな」
「どこ?」
オレが陶片を手にとり呟くと、アレッタが首を傾げた。
「これは、本当に聖具なのか?」
破片の断面には、妙な“金属痕”のような筋が走っていた。
「オレの目にはこいつが普通の陶器にしか見えないな」
「……待って……これ、神託の器じゃなくない? 使用直前に細工された偽物とすり替えられていた……って可能性もあるわね」
アレッタの声が低くなった。
「ですが、聖具の保管担当者は神殿の上級神官以上の神官ですよ。そんなこと……どうやって……」
「いや、できる人はいた」
アレッタがきっぱりと言った。
「私、あの日の朝、保管室の近くで……見たのよ。いつもと違う順路で部屋に入っていく誰かを」
「誰……?」
「……はっきりとは覚えてない。でも、長いローブの裾と、指に司祭の紋章が見えた。あの時はなんとも思わなかったけど、今思えばあれは怪しかった」
サラが息を飲む。オレも無言で頷いた。
何かが、見えてきた。
「これだけの情報があれば、あとは照合できるわね。器の封印記録、入退室の魔力痕跡。私が調べる。それで証明できるなら……サラ、あんたの汚名は晴らせる」
アレッタがぐっと拳を握る。
「ほ、本当ですか……!」
サラが潤んだ瞳で彼女を見た。
その横顔を、オレは何も言わず見つめていた。
強く、優しい。誰かのために怒れる、騎士の顔だ!
オレの胸の奥で、何かがまた一つ動いた気がした。
灯火の落ちた回廊。祭壇の奥に広がる聖域。
その中心——“聖具保管庫”に、オレたちは忍び込もうとしていた。
「まさか、神殿にコソ泥のように入る日が来るなんてね……」
鎧の音を消すために布面積の少ない軽装に着替えたアレッタが、少しだけ呆れた声を漏らした。
「アレッタ、君が言うと、なんだか正義の潜入任務に聞こえるな。そしてその服! ふははははっ! 素晴らしい! 燃える展開に萌える服というわけか! 面白い!」
「……はぁぁぁ……本当に緊張感ってものがないのね」
「王は常に堂々としているものだ!」
先頭を歩くアレッタの背中に、オレは目を細めた。
軽やかで、無駄のない動き。まるで騎士そのもの。
凛々しくもあり、美しさも兼ね備えているとは……素晴らしいではないか!
サラのような繊細さとはまた違う、アレッタの“強さ”が、妙に気になっていた。
「二人とも、ここから先は私語厳禁よ。絶対にあたしの指示に従って、いいわね?」
オレとサラは視線を交わして頷いた。
緊迫感が心地よい。心臓が踊り狂ってダンスパーティーを開いているぞ。
まさしくディスコフィーバーだ!
こうしてアレッタの案内の元、オレたちは地下の通路に足を運んでいた。どうやって入ったか? 簡単だ。神殿の裏の窓をこっそり破壊し、隙間から雪崩れ込んだだけだ。
それにしても、地下の通路は思っていたよりも狭いな。
「……警備神官がまだ巡回してる。予想より多いわね」
アレッタが壁に背を預け、前方の角を覗き込みながら低く言う。
足音はひとつではない。ふたり。魔力灯を持った人影が、廊下を歩いている。
「内部の警備は警備部隊ではないのだな」
「儀式があるときなんかは警備部隊が駆り出されるけど、基本的に神殿の外と中の一部分以外は、上級神官が直々に警備してるのよ。中枢においては大切な聖具も多いから、神官ではない警備部隊はあんまり信頼されてないってこと」
「ふむ、ちなみに、見つかったらどうなる?」
「拘束、勾留、事情聴取、最悪、死刑。それも秘密裏に行われるわね。保管庫への侵入には重罰が下されるっていうのはセイクリールの常識よ」
恐れのない淡々とした口調、悪くない。
「ふむ。スリルだな。好きだ。この状況も、君の余裕さも!」
「変なとこでテンション上がらないで。いい? ここは静寂が保たれているから警備してる神官たちは“音”に反応するの。だから、喋らない、動かない、魔力の流れも最小限に抑えること」
アレッタは的確に指示を飛ばすと、音を立てずにしゃがみ込んだ。
魔力の流れはどうか知らないが、とにかく指示に従うのが吉と見た。
「ここ、通気口がある。身を縮めて潜るわよ」
アレッタは慣れた様子でほふく前進していく。
続いてサラも進み、最後尾を王であるオレが追う格好だ。
まさか、狭い鉄格子の中を三人で這って進む羽目になるとは、王の名を持つオレでも予想していなかった。
「……うぐっ、せまっ……っ、サラ、たのむから……頭を蹴らないでくれ」
「あなたが早いからですっ!」
こんな体勢で通気口を進むというのは、なかなかにハーレムキングらしからぬ体勢だったが今は我慢だ。
途中、天井裏の隙間から見下ろすと、警備をしている神官がすぐ真下を通り過ぎていく。
息を止める。サラもアレッタも動かない。
スリル満点だな。全身にとめどなく高速で流れる血液の感覚が気持ちいいぞ!
そんな興奮を抑えながらもオレは進んだ。
やがて、安全なポイントでアレッタが合図を送る。
「……次、左手の資材庫に抜ける。そこから抜け道を通れば保管庫の裏手に出られるはず」
「了解。さすがは第三部隊隊長だ」
「当然。隠密任務も訓練のうちよ。神官と違ってね」
ちらっと後ろのサラを見るアレッタ。
「うっ……別に私は、こういう任務が苦手ってわけじゃ……」
「さっき通気口で四回も頭をぶつけてたわよね? 大丈夫? たんこぶまみれになってない?」
「な、なぜそれを……!」
サラが照れくさそうに、だが少し表情を歪めながら脳天を手で押さえていた。本当にたんこぶができたらしい。
「神聖魔法で治せないのか?」
「治せますけど……アレッタの言う通り、魔力の流れを感じ取られたら居場所がバレるので、外に出るまでたんこぶは痛いままです……」
サラはしゅんとして頭をさすっていた。うむ、かわいい。
「二人とも、静かに。ここからは一層気を引き締めて……ここの廊下、意外と響くから声は殺してね」
「了解した。君の声が美しすぎて、それだけで警備が振り向く可能性があるからな」
「褒めてるの? 皮肉なの?」
「当然のように褒めている。ハーレムキングは嘘をつかない!」
アレッタが肩をすくめたまま、先を進む。苦笑いを浮かべたサラもそれに続いた。またしてもオレは最後尾だ。
そして、廊下を進んでいくと、神殿の地下へ通じる螺旋階段が見えた。オレたちは慎重に下り、目的地に辿り着いた。
道中、それなりの数の神官の姿を目にしたが、アレッタの隠密行動が功を奏しあっさり辿り着くことが出来た。
「ここが……」
サラがぽつりと呟く。
重厚な金属扉。よくわからないが結界が淡く光っている。
「封印魔法の結界ね。触媒は裏側にあるから、正規の手順を踏まないと開かない。けど……非常時用の迂回口がある」
アレッタが壁の装飾に手をかけると、音もなく小さな扉が開いた。
「ほう、隠し通路か。そういうのは少年心をくすぐるな!」
「少年じゃなくて、王なんでしょ」
「少年のような心を持つ王だ! 誰であろうと童心を忘れてはいけない!」
くだらない掛け合いをしながら、狭い通路を抜ける。やがて奥で合図するアレッタの声。
「着いた。ここが壊れた器を保管してる聖具保管室よ」
薄暗い部屋には、棚の上に並ぶ歪な形の壺、紐で厳重に縛られた封じられた木箱、ピンク色のハートマークが目立つおかしなメガネなど……色々と聖具が置かれていた。最後のはよくわからないが、とにかく聖具なのだろう。
そして、目を這わせていくと、その一角に、堂々と単独で置かれていた“箱”があった。
「これが……」
その箱の正体にサラな一目で気がついたようだ。
そっと近づいて、箱を開けた。
中には、青い陶片が収められていた。
「こいつが件の聖具か。むぅ……? 違和感があるな」
「どこ?」
オレが陶片を手にとり呟くと、アレッタが首を傾げた。
「これは、本当に聖具なのか?」
破片の断面には、妙な“金属痕”のような筋が走っていた。
「オレの目にはこいつが普通の陶器にしか見えないな」
「……待って……これ、神託の器じゃなくない? 使用直前に細工された偽物とすり替えられていた……って可能性もあるわね」
アレッタの声が低くなった。
「ですが、聖具の保管担当者は神殿の上級神官以上の神官ですよ。そんなこと……どうやって……」
「いや、できる人はいた」
アレッタがきっぱりと言った。
「私、あの日の朝、保管室の近くで……見たのよ。いつもと違う順路で部屋に入っていく誰かを」
「誰……?」
「……はっきりとは覚えてない。でも、長いローブの裾と、指に司祭の紋章が見えた。あの時はなんとも思わなかったけど、今思えばあれは怪しかった」
サラが息を飲む。オレも無言で頷いた。
何かが、見えてきた。
「これだけの情報があれば、あとは照合できるわね。器の封印記録、入退室の魔力痕跡。私が調べる。それで証明できるなら……サラ、あんたの汚名は晴らせる」
アレッタがぐっと拳を握る。
「ほ、本当ですか……!」
サラが潤んだ瞳で彼女を見た。
その横顔を、オレは何も言わず見つめていた。
強く、優しい。誰かのために怒れる、騎士の顔だ!
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