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155.静かな怒りは乙女の証……
しおりを挟むグイグイつっこみ入れたり疑問投げかけたりするうっざい第一王子と対象的に、女子の冷めてること冷めてること。
クローナは基本的に侍女としての立場を忘れず、一度も口出しせず穏やかな表情で話を聞いていた。
ただし、時々すごく不安げに、己が仕える王子を見ていた……つまりそれが答えというわけだ。
――「他人事なら別にいいけど自分の主人までこんなことしたらどうしよう」と。
これが態度で語ったクローナの感想である。自信がある。仮に外れていたとしても、当たらずとも遠からずであることは確実だろう。
レンに至っては、なんというか、……なんかいきなり「他人になりたい」とでも口走りそうなくらいの冷たい無表情である。こっちを見てるが微妙に焦点が合ってない気がするし。いつもの無表情が実は無表情じゃないんじゃないか、と思えるようなガチ無表情である。
「おい」
女二人の態度に胃がキリキリしている中、はしゃぐ男が一人。こいつだけが異様に楽しそうだ。
「面白すぎるだろ。天使計画」
……ああ、はい、ありがとね。楽しんでいただけたようで何よりだわ。
――色々引っかかるというか、話すタイミングは選びたかったというか……
不満は数え切れないほどあるものの、いつか……というか、近い内にレンには話さなければいけない話だったからな。クローナも、恐らく協力を頼めるのは王族に近しい者に限られるだろうから、その内話したと思うし。
結果だけ見れば、いつか来ただろう事情説明がかなり早急に行われた。それだけの話だ。
……「いつ話すか」は、とても大事だったと思うけどな。キルフェコルトが「今すぐ」って決めたからこんなタイミングで暴露になったけどな。
…………
まあいい! この反応を見るに、アニキは俺のやったことに好意的だ。悪いようにはしないだろ!
「まあ、フロントフロン領でやったのはこれくらいです」
家や病院に忍び込んで、強引に治療する。キルフェコルトがせがみ、事細かに説明を求めた彼曰く「面白すぎる話」は、これで終わりである。
「…………」
そしてレンの視線は痛いままと。
「面白いな。何度も報告書を読んでみたが、当人に聞くとまた違う面白さがある。ここ数年で一番面白い話だった」
あーはいはいそーですか。
「特に、善意と悪意が同居しているのが面白い。ただの善意、ただの悪意ならそうでもないが、両方を兼ねた行為であることが興味深いな」
善意と悪意か。そうか、アニキ的にはそこがお気に入りか。
善意は、治療行為そのもの。
悪意は、相手の都合をまったく聞かない強引な方法。
善意の押し売りか、魔法の実験体扱いか。そういうどっちとも取れる動機で動いていたからな。俺的にもどっちも兼ねてたし。
「それはそうでしょ? どうしてわたしが、いちいち庶民の都合など聞かないといけないの? わたしの都合で治療しただけだもの」
と、アクロディリアらしいことでも言ってみる。
「ヘイヴン卿も頭抱えただろうな。自分の娘が結果的には良いことになる犯罪行為をしてるんだ、対処に困っただろう」
……そうだな。あんまり考えないようにしてたけど、パパにはすげー心配と迷惑かけた気がする。
「天使計画か。今後が楽しみだな。次はいつやる?」
…………
「いやあなたはダメでしょ」
一瞬ちょっと考え込んでしまったが、キルフェコルトの今の発言は問題だろ。明らかに「これからは俺もちょっと首突っ込んじゃおっかな」って意味だろ。
クローナじゃないけど自分の立場考えろよ。横見ろ。クローナがすげー心配そうな顔で見てんぞ。……レンは変わらずすげー無表情で俺見たままだけど。
「何言ってんだ? 俺はこの国の第一王子だぞ」
「だからダメなんでしょ」
「違うな。第一王子だからやるんだ。王族には国民を守る義務と責務がある」
おい、ずるいだろ! ここで王族のなんたるかを引っ張り出すのはずるいぞ! やる責任がある的な発言もずるいぞ!
「おまえだってもうわかってるだろ。というか、おまえがわからないはずがない。今この時も病に苦しむ民がいる。数え切れないほどに。おまえの魔法一つで、死を予期させる咳を止め、寝られないほどの痛みや苦しみを和らげ、明日に怯えない安らかな眠りに変えられるんだ。それこそ間近で見てきただろ。むしろ見てきたから続ける気なんだろ」
あ……正論と情に訴える説教パターン入りやがった! これなし崩しに認めざるを得ないパターンのやつだ! 「王子がここまで本気なら誰も止められない」と誰もが思うやつだ! クローナが「もうっ」とか怒りながらも渋々認めるやつだ!
さすが王族、いい交渉術を持ってやがる。冷静に考えるとやっぱダメなのに、それなりの説得力を生み出しやがる。正直俺もかなりグラついている。
――だからこそ、こんなことを言ってみよう。
「楽しいですよ。家屋に突入したり、病院に侵入したり。家人に気取られず侵入から治療を経て脱出をこなした時は、なかなか得難い快感があります。ちなみに殿下はどちらがお好み?」
「俺か? 俺はやっぱ病院攻めだな。人数が違うだろ」
うん、楽しそうでいいね!
「今その発言は間違っていると思いますわ」
ニコリと笑って宣言した。
マジ顔で切々と王族の責と民の健康を語っていたのに、「病院攻めだな!」と楽しそうな笑顔を浮かべた王子に。
一瞬の沈黙。
「殿下。今の発言、苦しむ病人をあなたの楽しみに利用したいという意味ですか?」
「……そ、そんなわけねえだろ……」
静かに語りかけるクローナを、キルフェコルトは振り返らなかった。頑なに。何度呼びかけられても。絶対に。
――正解だ、アニキ。あんな恐ろしい表情を間近で見たら、俺なら失禁ものだからな。
……美人って怒るとすげー怖いよな……まあ俺も人事じゃないけど。隣で微動だにせず俺を見ている美人がいるけど。
まあ、まあ、とにかくだ。
「ひとまずこの件は保留にしましょう」
異様な雰囲気で場が硬直してきた。
いつも自信満々な俺様王子が冷や汗だらっだらになっているのを見ているのもつまらないわけではないが、今はちょっと俺も余裕がないからな。
「まだ今後の天使計画は何も決まっていないわ。でも、ただ一つ言えるのは、身近な人が協力してくれないと絶対に活動できないということ。――クローナ、この件に関しては、あなたが頷かなければ殿下は協力させない。約束するわ」
だからそんなおっかねえ顔しないでくれ……マジで怖いから。
「レンも、あとでゆっくり話しましょう」
だからそんな「他人になりたいんですけど、どう思います?」と語りかけてくるような目で俺を見るのはやめてくれ。他人になんてならないからな! 緑の紙とか突きつけてきたら泣いてやる! ……結婚してないけど!
「……そうですね。この件はまた違う機会に話しましょう」
よかった。クローナが俺の知ってるクローナの表情になった。
「あとで話しましょうね。アクロディリア様」
レンは……あんまり態度変わんないな。まあいい。あとで謝り倒してなだめ倒してスイーツでご機嫌を取ってどんだけ俺がレンを好きか万の言葉を駆使して滔々と語ることにしよう。たぶん万の言葉は聞いてくれないだろうけどな。
天使プロジェクトについては、本当に先のことはまだ考えていない。
だからというわけじゃないが、とにかく今真っ先に解決しなければいけない問題はこっちじゃない。
「殿下」
「お、おう」
キルフェコルトはまだちょっと動揺しているようだが、やや冷めた紅茶を口にして、少しは落ち着いたようだ。
「今は大海賊ギャットの財宝のことを話しましょう」
「ああ、そうだ。その話もあったな」
よかった。いつものふてぶてしいアニキの顔になった。
「密偵から話は聞いている。俺が宝を発見したってことにしたいんだろ?」
どうやらジングルの報告も耳に入っているようだ。話が早くて助かる。
「そうです。不都合はありますか?」
「俺はねえけど、あそこの領主が困るかもな」
ん?
「ギャットの宝探しは、あの地の収入源なんだよ。いくつも前例がある以上、存在しない宝を探すのとはわけが違う。探しにくる奴はそれなりに本気だし、それなりに金を使うんだ。いわゆる先行投資ってやつだな。
つまり、宝が見つかるまで経済が回る仕組みができてるわけだ」
あ、なるほどな。
「つまり、宝が見つかっても公表はしないと?」
「その可能性も充分ある。宝が見つかったら公表しなければいけない、なんて義務もねえからな。――でもまあおまえには関係ないだろ。むしろ『フロントフロン辺境伯の娘が宝を見つけた』と知られたくないから、俺を身代わりにしたいんだろ? 公表しないならその方が好都合だろ」
まあ確かにな。
「でもそうなると、ありもしない宝を探すために投資する人たちが気の毒だわ」
「何言ってんだ? 『ありもしない』と誰にも断言できないから、今も探してる奴がいるんだろ」
まあそうなんだけど。ゲーム知識で色々知っているだけに、ちょっと複雑だな……
でもまあ、キルフェコルトの言う通りか。
ゲームでも、はした金程度だが、大海賊ギャットの宝は点在していた。
俺は本命をいただくつもりだが、この世界ではダミーの宝でもかなりの価値があるっぽい。先日の旧金貨の件もあるし、ダミーの宝でもいい値になるんだろう。
そう考えれば、「ありもしない宝」とは、俺も断言はできないな。つかたぶんあるよ。まだ。さすがに俺も全部は把握してないけど。
「でもまあ、そういうのは隠しててもどこからか自然とバレるもんだからな。あんまり深刻に考えなくていいぜ。一昔前ならともかく、今の時代には私財を投げ打ってまで探してる連中なんていないしな」
そっか。じゃあ深く考えないでおくか。
「では同行していただけます?」
「いいぜ。どうやって探し出すのかすごく興味があるしな」
やった。これで宝探しに行ける。王子待ちの時間が無駄にならなくてよかった。
「あ、そうだ。ラインラックはどうする? 誘うのか?」
あー異国の王子かー。そうねー。メンツ的には誘いたいんだよねー。あの金髪王子は友達だし、別に金にこだわらないから分け前が減るのも構わないし。
ただ、一つネックがあるんだよな。
「いつ戻るか知っています?」
「正確には聞いてないな。でも数日中だろうな」
うん……実はタイムリミットができちゃったんだよな。
正直もしかしたらキルフェコルトも間に合わないかもなーくらい思って心配もしてたし。
「殿下、実は――」
俺はタイムリミットがあることを話した。
――今、「聖ガタン教会跡」には、国の調査チームが入っている。
どれくらい進んでいるのかはさっぱりわからないが、調査終了日は、レンが予想した一週間と仮定している。
はっきり言えば、「真眼のルーペ」のことだ。
調査チームが、あの骸骨を正式に「聖人シャイア」だと断定した場合、聖ガタン教会で手厚く葬られることになるだろう。ジングルの話では、理想と状況証拠とを兼ねて間違いなく認められるだろうと言っていた。認めない理由がないと。
そして、その場合に問題になるだろうと予想されるのが「真眼のルーペ」だ。
「なるほど、返還要請が来るかもしれないのか」
そう、本に載っているくらいには有名なのだ。
聖人シャイアが「真眼のルーペ」というマジックアイテムを持っていた、という逸話は。
「確かに微妙な線だな。冒険中に手に入れた財宝やアイテムは、手に入れた冒険者が貰っていいっってのがルールだ。だが持ち主がわかっている場合の拾得品は、持ち主かそれに近しい者に届けるのがマナーだ」
キルフェコルトは伏せたが「持ち主がわかっている場合の拾得物」とは、遺品が主だ。
帰らぬ人となった冒険者や旅人の持ち物を家族に返すというのは、生死の報告をするという意味もあるので、結構守られているマナーなんだそうだ。
当然のようにちょろまかす奴も多いらしいが。
「もし調査が終わって断定されたら、『心眼のルーペ』ははっきりと持ち主がわかっているアイテムに該当することになります」
「そうだな。で、どうするつもりだ?」
どうもこうもないだろう。
「返しますよ。用が済んだら、ですけど」
教会に睨まれるのも嫌だけど、それよりなにより、俺は聖人シャイアに会っているからな。
「真眼のルーペ」は、死ぬ時まで大事に抱えていた彼女の大切な物だ。聖ガタン教会がどうするかはわからないが、俺は返したい。一緒に埋葬してほしいとも思う。まあさすがに無理かな。
だから、今は一時的に借りているつもりだ。
できれば返還要請がなくても返したい。
そんな意思を伝えると、「甘いな」と言われてしまった。それおまえの弟にも言われたよ。
「だが賛成だ。そういうのは嫌いじゃねえ」
あーそーですか。でも発見時にいなかったアニキに決定権は一切ないけどな!
「調査が終了する前に財宝を探す必要がある、と。それがタイムリミットか。ふうん……よし」
何事か考え込んだキルフェコルトが立ち上がった。
「明日の早朝、出発しようぜ。俺はこれからウィートラント王国まで行って、ラインラックとヴァーサスが参加するかどうか聞いてくる」
え、マジかよ。これから直で行くの? 行動派だな。
「他に必要なものはあるか?」
なんかあったっけ? こっちはもう準備できてるんだが……あ、そうだ。
「ジングルくんが一緒に行きたいって。歴史とか興味あるみたいよ」
「そうか。じゃ直接話してみる」
キルフェコルトは一つ頷き、踵を返し――戻ってきた。なんだ?
「俺の密偵だからな。やらねーぞ」
なんの念押しだよ。早く行けよ。
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