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マクー大陸で家造り
スカウト 13 (回想:エンプ初級ダンジョン)
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『うにゅ?…ご免なさいです』
「ミンテどうしたの?」
『罠を発動させてしまったみたいです』
「え?ミンテが?しかも、入り口に仕掛けてあるなんて…」
「でも、何も起こりませんね?」
僕達が、ダンジョンに入るとすぐに、ミンテが、耳と尻尾をペショリと下げて謝ってきた。
ミンテは、詮索や索敵が得意な闇魔術を持っていて、幼いとはいえ、最近では百パーセントと言っていいほど罠を見つけていたのに、入り口直ぐのは反応出来なかったらしい。
『うん、何か変な罠。発動…あ、なんか、別の罠が…』
ミテンが何やら慌てて、ディル仕込みの障壁を前面に展開させた。するとそこに何やらスゴい衝撃がきて、地面が揺れた。
「え?何、どういうこと?」
『なんか、よく分からないけど、入り口を通過したとき何かの罠が発動したのを関知したの、そして、壁?地面?なんか、魔道具の作動音みたいなのがして…それが、ダンジョンの奥に進んで…しかも、別れてる?なんか、先にある罠を発動しているっぽい』
「はぁ?」
「では、入り口の罠を発動させると、先の罠は自動で発動してしまうということですか?」
『たぶん…』
「勝手に発動するなら、いいんじゃないかな?少しゆっくり行って、どんな物があるのか観れるんじゃない?」
『うーん、そうなのかなぁ?ホントによく分からないです。ご免なさいです…』
「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ。初級者ようで、楽しめるって、皆言っていたじゃん。それに、そんな地面とかに埋め込まれているカラクリをそこまで感知出来るなんてミンテぐらいだと思うよ」
「そうですね。罠の存在は分かっても、何も起こらないから、不発だったと思って先に進む人がほとんどかと思いますよ」
『えー、こんなにガシャガシャうるさいのに?』
「へ?そんな音する?」
「ワタシも、分かりません」
「ユキも聞こえない」
「音はしませんが、何かが地中を動き回っているのは感じます。地属性の者達が聞こえる音なのかも知れませんね」
「そっか、地竜の剣が人形に成れれば、より正確に分かったかもしれないね。まぁ、魔物は少ないらしいから、発動した罠がどんなモノか観察しながらいこう」
「そうですね。楽しめるというのですから、楽しみましょう」
と、気楽な気持ちでダンジョンに足を踏み入れたけど…
「!」
「なっ、何で、こんな正確に発動してくるの?」
『待機状態で、熱や音、振動などを感知して発動してるのかもしれません』
「えー、じゃぁ、その探知機みたいのはどこにあるか分からない?」
『床が動き出した瞬間反応したのは、三十メートル先の左の壁なの』
「はぁ?そんな先から?」
ダンジョンに入り、百メートル程進んだところで床が動き出し、皆で必死で足を動かすけど先に進めない…足を止め動いてないところで作戦をと思ったら、後方の床にポッカリ穴が空き槍がびっしり並べられてるらしい(ユキちゃんが飛んで見てきてくれた)から、止めるわけにいかなくなって、皆でルームランナーをやりながらの会話のような状態になっている。
「ミンテどうしたの?」
『罠を発動させてしまったみたいです』
「え?ミンテが?しかも、入り口に仕掛けてあるなんて…」
「でも、何も起こりませんね?」
僕達が、ダンジョンに入るとすぐに、ミンテが、耳と尻尾をペショリと下げて謝ってきた。
ミンテは、詮索や索敵が得意な闇魔術を持っていて、幼いとはいえ、最近では百パーセントと言っていいほど罠を見つけていたのに、入り口直ぐのは反応出来なかったらしい。
『うん、何か変な罠。発動…あ、なんか、別の罠が…』
ミテンが何やら慌てて、ディル仕込みの障壁を前面に展開させた。するとそこに何やらスゴい衝撃がきて、地面が揺れた。
「え?何、どういうこと?」
『なんか、よく分からないけど、入り口を通過したとき何かの罠が発動したのを関知したの、そして、壁?地面?なんか、魔道具の作動音みたいなのがして…それが、ダンジョンの奥に進んで…しかも、別れてる?なんか、先にある罠を発動しているっぽい』
「はぁ?」
「では、入り口の罠を発動させると、先の罠は自動で発動してしまうということですか?」
『たぶん…』
「勝手に発動するなら、いいんじゃないかな?少しゆっくり行って、どんな物があるのか観れるんじゃない?」
『うーん、そうなのかなぁ?ホントによく分からないです。ご免なさいです…』
「そんなに落ち込まなくても大丈夫だよ。初級者ようで、楽しめるって、皆言っていたじゃん。それに、そんな地面とかに埋め込まれているカラクリをそこまで感知出来るなんてミンテぐらいだと思うよ」
「そうですね。罠の存在は分かっても、何も起こらないから、不発だったと思って先に進む人がほとんどかと思いますよ」
『えー、こんなにガシャガシャうるさいのに?』
「へ?そんな音する?」
「ワタシも、分かりません」
「ユキも聞こえない」
「音はしませんが、何かが地中を動き回っているのは感じます。地属性の者達が聞こえる音なのかも知れませんね」
「そっか、地竜の剣が人形に成れれば、より正確に分かったかもしれないね。まぁ、魔物は少ないらしいから、発動した罠がどんなモノか観察しながらいこう」
「そうですね。楽しめるというのですから、楽しみましょう」
と、気楽な気持ちでダンジョンに足を踏み入れたけど…
「!」
「なっ、何で、こんな正確に発動してくるの?」
『待機状態で、熱や音、振動などを感知して発動してるのかもしれません』
「えー、じゃぁ、その探知機みたいのはどこにあるか分からない?」
『床が動き出した瞬間反応したのは、三十メートル先の左の壁なの』
「はぁ?そんな先から?」
ダンジョンに入り、百メートル程進んだところで床が動き出し、皆で必死で足を動かすけど先に進めない…足を止め動いてないところで作戦をと思ったら、後方の床にポッカリ穴が空き槍がびっしり並べられてるらしい(ユキちゃんが飛んで見てきてくれた)から、止めるわけにいかなくなって、皆でルームランナーをやりながらの会話のような状態になっている。
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