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Dead End ユUキ・サクラ 妖闘桜散 (62)
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何度か頷いてから納得できたのか、彼女は頭を上げてから新鮮な空気を吸うように何度か鼻から空気を入れて口から息を漏らし、静かに穴から離れ此方を向くと
「そうさね!あたいがわかるわけねぇか!流石は姫様だってことさぁね!」
ガッハッハっと笑って嬉しそうにしている。その笑顔を見て此方もついつい微笑んでしまう。
切り替えの早さもまた、マリンさんの良い所だよね。
豪快な笑みを浮かべながらノシノシと重そうにこちらに向かってくる女性に次の作戦を伝える
「長く戦い続けてるでしょ?疲れてるところ申し訳ないんだけどさ、次の作戦の為に一旦、街に戻って欲しいんだよね、休憩する時間が少し、僅かにしか無いけれど、休息をとって」「あんだい、あたいはまだまだやれるさ!」
言葉の途中で割り込まれてしまう。彼女にとって望ましくない言葉だったのだろう。
見縊られたのか、年齢を心配されたのが気に喰わなかったのかその顔はむすっと不貞腐れるような表情をし反論してくる。
その姿を見て、言葉選びを間違えたかと感じてしまう。
あー、年長者扱いされてると思ってる感じかも?気遣いで私が早めに来たと思ってそう、違うんだけどね。
年を重ねると早合点をしてしまうものである、それをね、私ってやつは身近な人から嫌というほど学んでいるので、この程度でイラついたり怒ったりはしない。この程度でイラついていたら腐れ貴族共と取引できないってね。
っていうかね、そもそもだよ?そういう心配していたら前に出さないっての。
こっちの思惑も理解してほしいってのは押しつけだよね。人に人の考え方、捉え方があるからね。
彼女は、せっかちでありプライドが高いけれど、冷静に状況を判断するために必要な聞く耳を持っているし、何よりも、この先の情報は彼女としても願ったり叶ったりだと思うよ?
なぜなら、彼女はなんだかんだと言いつつね、戦場を弟弟子と共に在ることを望んでいるから。
遮られた言葉の続きを綴る、呆れもせず、言葉を遮られたことに対して何一つ憤りを感じているような仕草もなく、いつも通り、普段通りに。
「わかってるよ、マリンさんがこの程度でへばるわけがないって、下がって欲しいのは完全に私の読み間違い。読み間違えた私のミスを補助してほしい、お願いがあるの…」
この言葉で何か起きたのだと察したのか朗らかな笑顔に緊張が走り真剣な顔つきへと変わっていく。
「右側の部隊、カジカさんがいるエリアに移動してほしいんだよね、予定よりも早めに向かって欲しいって、状況になっちゃったの」
戦況を読み切れなかった愚かで未熟な全てを見通すことが出来ない…弱い自分を否定することはしない、弱いからこそ皆を頼りにする、独りでは絶対に勝てないとわかっているから。
申し訳なさそうに頭を下げると
「…予定変更ってことかい!頭を上げなって!姫様は悪くないさぁね!!」
未熟で愚かな私を何時も慰めてくれる、マリンさんの優しさに甘えているの…利用している狡賢いのは否定しない。
失言してしまったと思ったのか、罰が悪そうな顔をさせてしまう、こうやって折れてくれるのを知っている私は悪い人。
「…そうさぁね、あたいだって不思議に思っていたところさぁね、こちらが順調過ぎたせいもあるかもねぇ…こちらが何もなさ過ぎたってことは、向こうで何かあったってことさぁねぇ~…」
図体のでかさで勘違いされがちだけど、マリンさんは決して馬鹿じゃない、戦況を見極める直観と、状況を瞬時に把握する目を持っている。
彼女としても、今の状況に対して疑問を持っていた。
彼女の周りが、余りにも凪だったのだろう…
彼女としても戦場で暴れ続けているのに何も起きないという不可思議な凪に戦士としての長年の勘が囁き続けてきたのだろう、この先に何かあるのだと警戒していた矢先に私が来たから楽しみを奪われてしまうのが嫌だったのかもしれない。
もしくは…親心かな?娘として長年接してきた人物を危険にさらしたくないのかもね。
そういう部分にも甘えているのを私はよくわかっている、マリンさんからすれば難題を押し付けてばっかりの手厳しい娘だったろうね。
状況を伝えても直ぐにここから引かない歯切れが悪いのはきっと、マリンさん的に嫌な予感がするからかな?ここで暴れ足りないとかかな?顎に皺を寄せながら何か考えている様子だけど、心の折り合いが取れたのか、小さな溜息を吐いてから
「ったく、あの弟弟子は!はー!仕方ないねぇ!あたいがいないとダメさぁね!」
やれやれっと呆れたようなポーズをとって愚痴をこぼして脱ぎきれない不安を…誤魔化そうとしている
大丈夫、不安を感じることは無いよ、こんな段階で私が追い詰められたり、負けるわけが無いから。
「っしゃぁ!弟弟子のカバーをしにいくとするさぁね!!」
バシバシと乾いた音を出すように豪快に頬を叩き、太ももを叩き、母としての感情を抑え込んだのだろう。
彼女なりの心の折り合いをつける為に必要なルーティンが終わったのか、悩み苦悩していた雰囲気が切り替わり、瞬時に気迫のこもった真剣な顔つきになる。
ここから先が激戦へと変貌していく、個の不安よりも全体を見通し最善を尽くさないといけないのだと完全に理解したのだろう、瞳の奥に強い光を感じる。
流石だよね、この一瞬で色んな考えや葛藤が彼女の中で湧き上がったけれど、感情で考えず冷静に決断できてる
長年この死の大地で戦い生き抜いてきただけある、状況判断能力に長けてる、これくらい察する力が無いと死の大地で生きていけないよね
己を鼓舞する様にする彼女の豪快なしぐさに私もつられてしまって、テンションが上がってしまう。
「っそ!敵の数が右辺で増えてきている。最初の予測だともう少し時間があると思ったんだけど、想定以上に敵の動きが速かった。この流れだと、人型がこれから激増する可能性が高い!そうなるとね、カジカさんだけじゃ対処しきれなくなってしまう。右側が激戦になるのは前もって予想できていたけれど、想定を超えてきそうなんだよね、手遅れになる前にカジカさんを支えて欲しい…マリンさんが危惧する様に此方も激戦になるけれども、その点は大丈夫!心配ないから!時期に戦士長と合流するからね!こっちも二部隊で殲滅するから…」
笑みを絶やすことなく言葉を続け
「だから、こっちの方は問題ないからね?多くの休憩時間が作れなくてマリンさんには申し訳ないけれど、少し体を休めてからカジカさんを助けてあげて欲しい、予定通りなら、休憩する時間も、もっと多くとれたんだけどね、ごめんね」
私の事は心配いらない、それよりもマリンさんの体の方が心配だという気持ちを込めて謝る。
私が先生よりも、軍事に関する采配が上手だったら、もう少し、上手く戦況を予測できたんだろうけれど、愚かな私ではそれが出来ない、多くの人に限界ギリギリを要求することになる。
「…姫様が謝ることじゃないさ、あの馬鹿が弱いのがいけないんさぁね」
「彼は弱くないよ?これから先…人類総出でも…厳しい闘いが待ってるだけだもの」
これから先、激しい戦闘が待っているのだと至らない私のせいで迷惑をかけるのだと伝えると、昔の事を想い出したのか。
闘争心に火が付いたのか、マリンさんの口角が上がり、瞳の奥に炎が灯っている。
マリンさんの事を読み間違えたかも?この人って根っからの戦闘狂だったりする?
私の中では母としての側面ばっかり見てきたから、闘うのは生きる為とか、大義名分が無いと煮えたぎらないタイプかなって思ってたんだけど、逆境に燃えるタイプ?
もしそうだとしたら、雑魚ばっかりを相手し過ぎていて飽きていたのかもしれない、合流した時に休息をとる様なポーズって、疲れたからじゃなくて雑魚ばかりを相手にしていたから飽きてきていただけだったのかも?
もしかしたら、声に出さないだけで、若く共に死の大地を駆けまわっていたあの頃を思い出しているのかもしれない
湧きたつ闘争心があれば、過去の恐怖を完全に克服しているとみてよさそう、かな?
長いリハビリが必要だったけれど、粉砕姫は帰ってきた。
この死の大地に。
だったら、もう、憂いは無い、心配はいらない。
彼女が傍に居ればカジカさんが命を失うことは無い、そして、その逆も無い。
お母さんが言うには最強コンビらしいからね。私もそう思う…ぁ!私と勇気くんペアを除いてだからね?
「いいねぇ!予定が早まっただけってことさぁね!良い知らせじゃねぇか!」
バンバンっと拳を自分の手のひらにぶつけて己を鼓舞しているけれど…私の見当違いじゃないよね?見間違いだよね?
…ううん、叩いていた手のひらが小さく手が震えている、虚勢を張ろうとしているのかな?でも口角は震えていない?
…武者震いってやつ?かな?信じよう、マリンさんならトラウマを克服しているって。デリケートな話題だから触れるわけにもいかない、もどかしいよね、こういうのって
相手を信じる事もまた勇気がいる。私には未確定に進む勇気が、失う勇気が無い…
失い続けてきたから、これ以上先は無い、私はこれ以上…
過去に託すつもりは無いから、今代で全てを終わらせる、出来る限り失わないで…
多くの過去で彼女に助けられ続けてきたことを彼女は知らない、私がどれ程、彼女の勇ましさ、母としての強さに助けられてきたのか、恩を感じ続けているのを、私にとって彼女もまた母であり保護対象だという事を。
「それじゃ、遠慮なく下がらせてもらうと、する、さぁね~!…確認だけどさ、移動するのはあたいだけでいいのかい?」
彼女の一言で自分が司令官だという立場であるという事を想い出す。
いけない、今はセンチメンタルな気持ちになっている場合じゃない。
一緒についてきた部隊はどうするのかってことだよね?その点に関しては作戦通りでいくよ
「そうさね!あたいがわかるわけねぇか!流石は姫様だってことさぁね!」
ガッハッハっと笑って嬉しそうにしている。その笑顔を見て此方もついつい微笑んでしまう。
切り替えの早さもまた、マリンさんの良い所だよね。
豪快な笑みを浮かべながらノシノシと重そうにこちらに向かってくる女性に次の作戦を伝える
「長く戦い続けてるでしょ?疲れてるところ申し訳ないんだけどさ、次の作戦の為に一旦、街に戻って欲しいんだよね、休憩する時間が少し、僅かにしか無いけれど、休息をとって」「あんだい、あたいはまだまだやれるさ!」
言葉の途中で割り込まれてしまう。彼女にとって望ましくない言葉だったのだろう。
見縊られたのか、年齢を心配されたのが気に喰わなかったのかその顔はむすっと不貞腐れるような表情をし反論してくる。
その姿を見て、言葉選びを間違えたかと感じてしまう。
あー、年長者扱いされてると思ってる感じかも?気遣いで私が早めに来たと思ってそう、違うんだけどね。
年を重ねると早合点をしてしまうものである、それをね、私ってやつは身近な人から嫌というほど学んでいるので、この程度でイラついたり怒ったりはしない。この程度でイラついていたら腐れ貴族共と取引できないってね。
っていうかね、そもそもだよ?そういう心配していたら前に出さないっての。
こっちの思惑も理解してほしいってのは押しつけだよね。人に人の考え方、捉え方があるからね。
彼女は、せっかちでありプライドが高いけれど、冷静に状況を判断するために必要な聞く耳を持っているし、何よりも、この先の情報は彼女としても願ったり叶ったりだと思うよ?
なぜなら、彼女はなんだかんだと言いつつね、戦場を弟弟子と共に在ることを望んでいるから。
遮られた言葉の続きを綴る、呆れもせず、言葉を遮られたことに対して何一つ憤りを感じているような仕草もなく、いつも通り、普段通りに。
「わかってるよ、マリンさんがこの程度でへばるわけがないって、下がって欲しいのは完全に私の読み間違い。読み間違えた私のミスを補助してほしい、お願いがあるの…」
この言葉で何か起きたのだと察したのか朗らかな笑顔に緊張が走り真剣な顔つきへと変わっていく。
「右側の部隊、カジカさんがいるエリアに移動してほしいんだよね、予定よりも早めに向かって欲しいって、状況になっちゃったの」
戦況を読み切れなかった愚かで未熟な全てを見通すことが出来ない…弱い自分を否定することはしない、弱いからこそ皆を頼りにする、独りでは絶対に勝てないとわかっているから。
申し訳なさそうに頭を下げると
「…予定変更ってことかい!頭を上げなって!姫様は悪くないさぁね!!」
未熟で愚かな私を何時も慰めてくれる、マリンさんの優しさに甘えているの…利用している狡賢いのは否定しない。
失言してしまったと思ったのか、罰が悪そうな顔をさせてしまう、こうやって折れてくれるのを知っている私は悪い人。
「…そうさぁね、あたいだって不思議に思っていたところさぁね、こちらが順調過ぎたせいもあるかもねぇ…こちらが何もなさ過ぎたってことは、向こうで何かあったってことさぁねぇ~…」
図体のでかさで勘違いされがちだけど、マリンさんは決して馬鹿じゃない、戦況を見極める直観と、状況を瞬時に把握する目を持っている。
彼女としても、今の状況に対して疑問を持っていた。
彼女の周りが、余りにも凪だったのだろう…
彼女としても戦場で暴れ続けているのに何も起きないという不可思議な凪に戦士としての長年の勘が囁き続けてきたのだろう、この先に何かあるのだと警戒していた矢先に私が来たから楽しみを奪われてしまうのが嫌だったのかもしれない。
もしくは…親心かな?娘として長年接してきた人物を危険にさらしたくないのかもね。
そういう部分にも甘えているのを私はよくわかっている、マリンさんからすれば難題を押し付けてばっかりの手厳しい娘だったろうね。
状況を伝えても直ぐにここから引かない歯切れが悪いのはきっと、マリンさん的に嫌な予感がするからかな?ここで暴れ足りないとかかな?顎に皺を寄せながら何か考えている様子だけど、心の折り合いが取れたのか、小さな溜息を吐いてから
「ったく、あの弟弟子は!はー!仕方ないねぇ!あたいがいないとダメさぁね!」
やれやれっと呆れたようなポーズをとって愚痴をこぼして脱ぎきれない不安を…誤魔化そうとしている
大丈夫、不安を感じることは無いよ、こんな段階で私が追い詰められたり、負けるわけが無いから。
「っしゃぁ!弟弟子のカバーをしにいくとするさぁね!!」
バシバシと乾いた音を出すように豪快に頬を叩き、太ももを叩き、母としての感情を抑え込んだのだろう。
彼女なりの心の折り合いをつける為に必要なルーティンが終わったのか、悩み苦悩していた雰囲気が切り替わり、瞬時に気迫のこもった真剣な顔つきになる。
ここから先が激戦へと変貌していく、個の不安よりも全体を見通し最善を尽くさないといけないのだと完全に理解したのだろう、瞳の奥に強い光を感じる。
流石だよね、この一瞬で色んな考えや葛藤が彼女の中で湧き上がったけれど、感情で考えず冷静に決断できてる
長年この死の大地で戦い生き抜いてきただけある、状況判断能力に長けてる、これくらい察する力が無いと死の大地で生きていけないよね
己を鼓舞する様にする彼女の豪快なしぐさに私もつられてしまって、テンションが上がってしまう。
「っそ!敵の数が右辺で増えてきている。最初の予測だともう少し時間があると思ったんだけど、想定以上に敵の動きが速かった。この流れだと、人型がこれから激増する可能性が高い!そうなるとね、カジカさんだけじゃ対処しきれなくなってしまう。右側が激戦になるのは前もって予想できていたけれど、想定を超えてきそうなんだよね、手遅れになる前にカジカさんを支えて欲しい…マリンさんが危惧する様に此方も激戦になるけれども、その点は大丈夫!心配ないから!時期に戦士長と合流するからね!こっちも二部隊で殲滅するから…」
笑みを絶やすことなく言葉を続け
「だから、こっちの方は問題ないからね?多くの休憩時間が作れなくてマリンさんには申し訳ないけれど、少し体を休めてからカジカさんを助けてあげて欲しい、予定通りなら、休憩する時間も、もっと多くとれたんだけどね、ごめんね」
私の事は心配いらない、それよりもマリンさんの体の方が心配だという気持ちを込めて謝る。
私が先生よりも、軍事に関する采配が上手だったら、もう少し、上手く戦況を予測できたんだろうけれど、愚かな私ではそれが出来ない、多くの人に限界ギリギリを要求することになる。
「…姫様が謝ることじゃないさ、あの馬鹿が弱いのがいけないんさぁね」
「彼は弱くないよ?これから先…人類総出でも…厳しい闘いが待ってるだけだもの」
これから先、激しい戦闘が待っているのだと至らない私のせいで迷惑をかけるのだと伝えると、昔の事を想い出したのか。
闘争心に火が付いたのか、マリンさんの口角が上がり、瞳の奥に炎が灯っている。
マリンさんの事を読み間違えたかも?この人って根っからの戦闘狂だったりする?
私の中では母としての側面ばっかり見てきたから、闘うのは生きる為とか、大義名分が無いと煮えたぎらないタイプかなって思ってたんだけど、逆境に燃えるタイプ?
もしそうだとしたら、雑魚ばっかりを相手し過ぎていて飽きていたのかもしれない、合流した時に休息をとる様なポーズって、疲れたからじゃなくて雑魚ばかりを相手にしていたから飽きてきていただけだったのかも?
もしかしたら、声に出さないだけで、若く共に死の大地を駆けまわっていたあの頃を思い出しているのかもしれない
湧きたつ闘争心があれば、過去の恐怖を完全に克服しているとみてよさそう、かな?
長いリハビリが必要だったけれど、粉砕姫は帰ってきた。
この死の大地に。
だったら、もう、憂いは無い、心配はいらない。
彼女が傍に居ればカジカさんが命を失うことは無い、そして、その逆も無い。
お母さんが言うには最強コンビらしいからね。私もそう思う…ぁ!私と勇気くんペアを除いてだからね?
「いいねぇ!予定が早まっただけってことさぁね!良い知らせじゃねぇか!」
バンバンっと拳を自分の手のひらにぶつけて己を鼓舞しているけれど…私の見当違いじゃないよね?見間違いだよね?
…ううん、叩いていた手のひらが小さく手が震えている、虚勢を張ろうとしているのかな?でも口角は震えていない?
…武者震いってやつ?かな?信じよう、マリンさんならトラウマを克服しているって。デリケートな話題だから触れるわけにもいかない、もどかしいよね、こういうのって
相手を信じる事もまた勇気がいる。私には未確定に進む勇気が、失う勇気が無い…
失い続けてきたから、これ以上先は無い、私はこれ以上…
過去に託すつもりは無いから、今代で全てを終わらせる、出来る限り失わないで…
多くの過去で彼女に助けられ続けてきたことを彼女は知らない、私がどれ程、彼女の勇ましさ、母としての強さに助けられてきたのか、恩を感じ続けているのを、私にとって彼女もまた母であり保護対象だという事を。
「それじゃ、遠慮なく下がらせてもらうと、する、さぁね~!…確認だけどさ、移動するのはあたいだけでいいのかい?」
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