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七章 奏歌くんとの七年目
30.津島さんの帰還と奏歌くんのテスト結果
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夏休みの間に津島さんの復帰が決まった。
生まれた息子さんの保育園が無事に決まったようなのだ。昨今の保育園入学事情は、そういうことに疎い私でも厳しいと知っているような状態だから、心底安心していた。
それでも津島さんが最初から完全にフルで働けるわけではない。その辺も奏歌くんが保育園の頃から知っている私は、分かっていた。
「お帰りなさい、津島さん。赤ちゃんは可愛いですか?」
「可愛いけど、全然眠れないし、家事もやってる体力がないし、大変でした」
さくらが生まれてから海香も物凄く大変そうだったが、津島さんも大変だったようだ。
「お仕事、無理しないでくださいね」
「いや、早く仕事復帰したかったんですよ。可愛いんだけど、赤ん坊と二人きりで家にいると気が狂いそうになる。夫も育休取ってくれてたんですけど、母乳だけは私しかできないから」
旦那さんも家事や授乳以外のことは積極的にしてくれていたが、母乳で育てていた津島さんの赤ちゃんは授乳時だけは絶対に津島さんでないと無理で、途中からミルクに切り替えようとしても、全然飲んでくれなかったと津島さんはげっそりとした表情だった。
よく見ると津島さんは出産前よりも痩せた気がする。相当苦労したのだろう。
「保育園でも最初はミルクを断固拒否だったんですけど、冷凍母乳を勧められて、やってみたらやっと哺乳瓶に慣れてきたところです」
搾乳や冷凍母乳で哺乳瓶に慣らすところから始めて、そのうちにミルクに移行させようという方針で保育園も協力してくれていると津島さんは話してくれた。
「冷凍母乳とかあるんですね」
「搾乳して、母乳を冷凍して保育園にお預けするんです。それを解凍して飲ませてくれてるみたいで。手間をかけさせるけど、保育園の先生方はすごく協力的で助かってます」
津島さんの赤ちゃんがいい保育園に恵まれたようで私は安心する。
出勤してきた日に津島さんは保育園から電話を受けていた。
「すみません、息子が熱を出したみたいです。お迎えに行ってきます」
「はーい。残りは任せてください!」
こういうときのために自分がいるのだと園田さんが請け負ってくれるのが心強い。しばらくは津島さんと園田さんの二人体制で私のマネージャー業は進められるようだった。
秋公演の稽古も熱が入る。
フランス革命の志士だった女優を妻に迎えたイギリス貴族は、妻がフランス革命軍に情報を流したのではないかと疑ってしまう。それから妻との仲がすれ違ってしまうのだが、演出家の先生が私と百合の演技に指導を入れた。
「全然悲壮感がないんだけど! もっと苦悩して!」
「だって! 久しぶりの正規のヒロインですよ! 嬉しくて!」
「百合さん、気持ちは分かるけど、演技に出さないで!」
百合と演出家の先生が言い合っている横で、美鳥さんが私の脇腹を肘で突く。
「海瑠さんも相当百合さんにデレデレですからね?」
「え!? 私も演じ切れてない?」
「心の底では愛している、愛しているが故に疑わざるを得ない状況で苦しんでるって演技のはずなのに、オープンに『愛してる』って顔に出てます」
久しぶりのまともなカップルを演じられる私たちは演技にその喜びが出てしまっているらしい。それではいけないと気合を入れ直すのだが、ちゃんとできているかどうか自信はない。
「最後のデュエットダンスは最高なんですけどね」
演出家の先生はため息をついていた。
夏休みもまだまだ日数は残っている。
部屋に帰ると奏歌くんがいてくれる日常が、中学になっても続くことに私は本当に感謝していた。
大抵奏歌くんはテーブルで勉強をしているが、美歌さんと言い合ったと聞いた。
「家で勉強するか、海瑠さんの部屋で勉強するかの違いでしょう?」
「それでも、海瑠さんの部屋だと気が散るかもしれないじゃない」
「むしろ、静かで集中できるよ」
「本当? 私はあなたを信じていい?」
冷静に問いかけた美歌さんに奏歌くんは堂々と答えたのだ。
「結果は出す。夏休み明けのテストではいい成績をとるし、夏休み中もテストには行くよ」
夏休み中にも学力テストを申し込んで行くこと、そのテストの結果が悪ければ私のマンションには来ないことを条件に、奏歌くんは夏休みの毎日私の部屋に通うことを勝ち取ってしまった。
私が稽古で遅くなって帰って来て、奏歌くんがもう篠田家に帰っていても、キッチンには奏歌くんの作ったお味噌汁かスープがあるし、炊飯器でご飯が炊けている。朝早く来るので、私が稽古場に行く前にお弁当を手渡してくれると、奏歌くんは勉強も料理も全く手を抜かない状態だった。
今日は校外の学力テストの結果が帰ってくる日だった。
成績が悪ければ奏歌くんはもう私の部屋には来られなくなる。
緊張してドアを開けると、奏歌くんはテーブルでテスト用紙を広げて復習をしていた。
「海瑠さんお帰りなさい」
「テストの結果、どうだったの? あ、ごめん、ただいま」
気になりすぎて「ただいま」を言う前に聞いてしまったが、奏歌くんは誇らし気な顔で親指を立てて見せる。
「全部上位10パーセント以上だったよ」
「それってどういうこと?」
「すごくよかったってこと」
奏歌くんの返事に安心して椅子に座り込む私に、奏歌くんは「じゃーん!」となにかを取り出した。
「抹茶レモンティー?」
「やっちゃんがスーパーで売ってたから買ってくれたんだ。キンキンに冷やすと美味しいんだって」
抹茶とレモンが合うのか分からないが、奏歌くんは箱を開けてスティックになっている抹茶レモンティーをコップの中に入れた。粉のようになっているそれに冷水を注いでよくかき混ぜてから、氷を入れて手渡してくれる。
暑い外から帰って来たので喉が乾いてきた私は、受け取った抹茶レモンティーをごくごくと一気に飲み干してしまった。
抹茶の香りの中にレモンの爽やかさと甘みがあって、思っていたよりは美味しい気がする。
「甘いね!」
「うん、結構甘かったけど、私、好きかも」
「僕も。もう一杯飲む?」
聞いてくれた奏歌くんにスティックが十本入りなのを確かめて、勿体ないから私は麦茶に切り替えることにした。冷蔵庫から麦茶のボトルを出して、グラスを洗って麦茶を入れる。
「乾杯したい気分だわ」
「何に乾杯?」
「奏歌くんが変わらずいてくれることに!」
私が言うと奏歌くんもグラスを洗って麦茶を注いだ。
グラスを持ち上げて奏歌くんと乾杯する。
「奏歌くん勉強頑張ってたもんね。本当によかった」
「海瑠さんは、お稽古頑張ってるでしょう?」
「勉強しながら、毎朝お弁当も作って、晩ご飯も作って帰ってくれるなんて、奏歌くんは本当にすごいよ!」
素直な気持ちで称賛すると、奏歌くんが誇らし気な顔になる。
「茉優ちゃんも偉いんだよ。塾に行きたくないから、自分で勉強してるんだ」
難しい問題や分からない問題は茉優ちゃんに聞いていると奏歌くんは話してくれた。そうだった、奏歌くんには身近に勉強を教えてくれる姉のような存在がいた。
「塾ってそんなに嫌なところなの?」
「うーん、どうかな? 自分で勉強できないなら入った方がいいかもしれないけど、茉優ちゃんは知らないひとがいっぱいいる場所には行きたくないんだって」
今年で中学三年生の茉優ちゃんは確か受験があるはずだ。受験生なので勉強も忙しいだろうが、塾には行かず自分で勉強しているという。
「茉優ちゃん、女子校に入りたいって言ってた」
公立の高校は男女共学だが、私立で女子校があるのだという。
公立高校と私立高校との違いが分からない私に奏歌くんが教えてくれる。
「県立高校の方が私立高校よりも授業料は無償化されてるけど、その他の制服代とか用品代が私立の方が高いって言われてる。それに公立高校は授業料が無償化されてるけど、私立高校は収入によって支援金が支払われるのかな」
「基本は無料なのね」
「ただ、学力は公立の方が高くて入試も難しいって言われてる。だから、学校は成績のいい茉優ちゃんに公立高校に受かってほしいみたいだけど、茉優ちゃんは女子校に行きたいから、揉めてるんだって」
中学校は驚愕だったような気がするけれど、歌劇の専門学校は女子しかいなかった。茉優ちゃんも女子だけの学生生活を送りたいという気持ちは分からないでもない。
おじさんに暴力を受けていた茉優ちゃんは、やっちゃん以外の男性が怖いのかもしれない。
「茉優ちゃんを応援したいな」
「大丈夫だよ。母さんは茉優ちゃんの行きたい高校に行かせたいって思ってるみたいだから」
茉優ちゃんも中学三年生からそんな風に考えて進路を選ばなければいけないのか。
「私も、百合が受験するときに引っ張られて連れて行かれてなかったら、今頃何をしてたんだろう」
舞台に立たない私は想像できないが、その入り口を開いてくれたのは百合だった。一人で受験するのが怖いという理由だったが。
その百合と今はトップスターという同じ位置に立って舞台に向き合っている。
茉優ちゃんにも高校という場所で生涯の友となるようなひとが現れればいいのだが。
生まれた息子さんの保育園が無事に決まったようなのだ。昨今の保育園入学事情は、そういうことに疎い私でも厳しいと知っているような状態だから、心底安心していた。
それでも津島さんが最初から完全にフルで働けるわけではない。その辺も奏歌くんが保育園の頃から知っている私は、分かっていた。
「お帰りなさい、津島さん。赤ちゃんは可愛いですか?」
「可愛いけど、全然眠れないし、家事もやってる体力がないし、大変でした」
さくらが生まれてから海香も物凄く大変そうだったが、津島さんも大変だったようだ。
「お仕事、無理しないでくださいね」
「いや、早く仕事復帰したかったんですよ。可愛いんだけど、赤ん坊と二人きりで家にいると気が狂いそうになる。夫も育休取ってくれてたんですけど、母乳だけは私しかできないから」
旦那さんも家事や授乳以外のことは積極的にしてくれていたが、母乳で育てていた津島さんの赤ちゃんは授乳時だけは絶対に津島さんでないと無理で、途中からミルクに切り替えようとしても、全然飲んでくれなかったと津島さんはげっそりとした表情だった。
よく見ると津島さんは出産前よりも痩せた気がする。相当苦労したのだろう。
「保育園でも最初はミルクを断固拒否だったんですけど、冷凍母乳を勧められて、やってみたらやっと哺乳瓶に慣れてきたところです」
搾乳や冷凍母乳で哺乳瓶に慣らすところから始めて、そのうちにミルクに移行させようという方針で保育園も協力してくれていると津島さんは話してくれた。
「冷凍母乳とかあるんですね」
「搾乳して、母乳を冷凍して保育園にお預けするんです。それを解凍して飲ませてくれてるみたいで。手間をかけさせるけど、保育園の先生方はすごく協力的で助かってます」
津島さんの赤ちゃんがいい保育園に恵まれたようで私は安心する。
出勤してきた日に津島さんは保育園から電話を受けていた。
「すみません、息子が熱を出したみたいです。お迎えに行ってきます」
「はーい。残りは任せてください!」
こういうときのために自分がいるのだと園田さんが請け負ってくれるのが心強い。しばらくは津島さんと園田さんの二人体制で私のマネージャー業は進められるようだった。
秋公演の稽古も熱が入る。
フランス革命の志士だった女優を妻に迎えたイギリス貴族は、妻がフランス革命軍に情報を流したのではないかと疑ってしまう。それから妻との仲がすれ違ってしまうのだが、演出家の先生が私と百合の演技に指導を入れた。
「全然悲壮感がないんだけど! もっと苦悩して!」
「だって! 久しぶりの正規のヒロインですよ! 嬉しくて!」
「百合さん、気持ちは分かるけど、演技に出さないで!」
百合と演出家の先生が言い合っている横で、美鳥さんが私の脇腹を肘で突く。
「海瑠さんも相当百合さんにデレデレですからね?」
「え!? 私も演じ切れてない?」
「心の底では愛している、愛しているが故に疑わざるを得ない状況で苦しんでるって演技のはずなのに、オープンに『愛してる』って顔に出てます」
久しぶりのまともなカップルを演じられる私たちは演技にその喜びが出てしまっているらしい。それではいけないと気合を入れ直すのだが、ちゃんとできているかどうか自信はない。
「最後のデュエットダンスは最高なんですけどね」
演出家の先生はため息をついていた。
夏休みもまだまだ日数は残っている。
部屋に帰ると奏歌くんがいてくれる日常が、中学になっても続くことに私は本当に感謝していた。
大抵奏歌くんはテーブルで勉強をしているが、美歌さんと言い合ったと聞いた。
「家で勉強するか、海瑠さんの部屋で勉強するかの違いでしょう?」
「それでも、海瑠さんの部屋だと気が散るかもしれないじゃない」
「むしろ、静かで集中できるよ」
「本当? 私はあなたを信じていい?」
冷静に問いかけた美歌さんに奏歌くんは堂々と答えたのだ。
「結果は出す。夏休み明けのテストではいい成績をとるし、夏休み中もテストには行くよ」
夏休み中にも学力テストを申し込んで行くこと、そのテストの結果が悪ければ私のマンションには来ないことを条件に、奏歌くんは夏休みの毎日私の部屋に通うことを勝ち取ってしまった。
私が稽古で遅くなって帰って来て、奏歌くんがもう篠田家に帰っていても、キッチンには奏歌くんの作ったお味噌汁かスープがあるし、炊飯器でご飯が炊けている。朝早く来るので、私が稽古場に行く前にお弁当を手渡してくれると、奏歌くんは勉強も料理も全く手を抜かない状態だった。
今日は校外の学力テストの結果が帰ってくる日だった。
成績が悪ければ奏歌くんはもう私の部屋には来られなくなる。
緊張してドアを開けると、奏歌くんはテーブルでテスト用紙を広げて復習をしていた。
「海瑠さんお帰りなさい」
「テストの結果、どうだったの? あ、ごめん、ただいま」
気になりすぎて「ただいま」を言う前に聞いてしまったが、奏歌くんは誇らし気な顔で親指を立てて見せる。
「全部上位10パーセント以上だったよ」
「それってどういうこと?」
「すごくよかったってこと」
奏歌くんの返事に安心して椅子に座り込む私に、奏歌くんは「じゃーん!」となにかを取り出した。
「抹茶レモンティー?」
「やっちゃんがスーパーで売ってたから買ってくれたんだ。キンキンに冷やすと美味しいんだって」
抹茶とレモンが合うのか分からないが、奏歌くんは箱を開けてスティックになっている抹茶レモンティーをコップの中に入れた。粉のようになっているそれに冷水を注いでよくかき混ぜてから、氷を入れて手渡してくれる。
暑い外から帰って来たので喉が乾いてきた私は、受け取った抹茶レモンティーをごくごくと一気に飲み干してしまった。
抹茶の香りの中にレモンの爽やかさと甘みがあって、思っていたよりは美味しい気がする。
「甘いね!」
「うん、結構甘かったけど、私、好きかも」
「僕も。もう一杯飲む?」
聞いてくれた奏歌くんにスティックが十本入りなのを確かめて、勿体ないから私は麦茶に切り替えることにした。冷蔵庫から麦茶のボトルを出して、グラスを洗って麦茶を入れる。
「乾杯したい気分だわ」
「何に乾杯?」
「奏歌くんが変わらずいてくれることに!」
私が言うと奏歌くんもグラスを洗って麦茶を注いだ。
グラスを持ち上げて奏歌くんと乾杯する。
「奏歌くん勉強頑張ってたもんね。本当によかった」
「海瑠さんは、お稽古頑張ってるでしょう?」
「勉強しながら、毎朝お弁当も作って、晩ご飯も作って帰ってくれるなんて、奏歌くんは本当にすごいよ!」
素直な気持ちで称賛すると、奏歌くんが誇らし気な顔になる。
「茉優ちゃんも偉いんだよ。塾に行きたくないから、自分で勉強してるんだ」
難しい問題や分からない問題は茉優ちゃんに聞いていると奏歌くんは話してくれた。そうだった、奏歌くんには身近に勉強を教えてくれる姉のような存在がいた。
「塾ってそんなに嫌なところなの?」
「うーん、どうかな? 自分で勉強できないなら入った方がいいかもしれないけど、茉優ちゃんは知らないひとがいっぱいいる場所には行きたくないんだって」
今年で中学三年生の茉優ちゃんは確か受験があるはずだ。受験生なので勉強も忙しいだろうが、塾には行かず自分で勉強しているという。
「茉優ちゃん、女子校に入りたいって言ってた」
公立の高校は男女共学だが、私立で女子校があるのだという。
公立高校と私立高校との違いが分からない私に奏歌くんが教えてくれる。
「県立高校の方が私立高校よりも授業料は無償化されてるけど、その他の制服代とか用品代が私立の方が高いって言われてる。それに公立高校は授業料が無償化されてるけど、私立高校は収入によって支援金が支払われるのかな」
「基本は無料なのね」
「ただ、学力は公立の方が高くて入試も難しいって言われてる。だから、学校は成績のいい茉優ちゃんに公立高校に受かってほしいみたいだけど、茉優ちゃんは女子校に行きたいから、揉めてるんだって」
中学校は驚愕だったような気がするけれど、歌劇の専門学校は女子しかいなかった。茉優ちゃんも女子だけの学生生活を送りたいという気持ちは分からないでもない。
おじさんに暴力を受けていた茉優ちゃんは、やっちゃん以外の男性が怖いのかもしれない。
「茉優ちゃんを応援したいな」
「大丈夫だよ。母さんは茉優ちゃんの行きたい高校に行かせたいって思ってるみたいだから」
茉優ちゃんも中学三年生からそんな風に考えて進路を選ばなければいけないのか。
「私も、百合が受験するときに引っ張られて連れて行かれてなかったら、今頃何をしてたんだろう」
舞台に立たない私は想像できないが、その入り口を開いてくれたのは百合だった。一人で受験するのが怖いという理由だったが。
その百合と今はトップスターという同じ位置に立って舞台に向き合っている。
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