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ヴォルフラム(攻め)視点
13.二回目のヒートの後で
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二人で迎えた二回目のヒートは何のわだかまりもなく、ヴォルフラムはアレクシスを存分に愛した。ヒートが激しい最初の三日間が終わって食事を摂る余裕が出て来ると、アレクシスはヴォルフラムを膝の上に抱き上げて、ぴったりと背中に体をくっつけて座るようになった。
ヒートではないときにはこんなことはしてくれないが、ヒート中のアレクシスの本能が番のアルファを放さないように包み込んでしまうのだろう。
オメガのアレクシスの膝の上に抱き上げられているというのは抵抗がなかったわけではないが、恐らくは腕力も体術も剣術もアレクシスの方が上だ。ヴォルフラムがアレクシスを膝の上に抱き上げようとしても重くて無理なのだから、この体勢が自分たちにとっては一番いいのだろうと自分を納得させた。
「ヴォルフラム……いい香りがします」
「アレクからもものすごくいい香りがする」
食べるのを中断してアレクシスのバスローブから覗く首筋に口付けて、喉仏に軽く噛み付くと、アレクシスが感じ入ったように震える。
食欲よりも性欲が勝ってしまうヒート期間中。少しでもアレクシスに栄養は取ってほしかったが、ヴォルフラムは啄むようにアレクシスの肌を味わうのをやめられなかった。
ヒートで恥じらいが飛んでいるのか、アレクシスは後ろから挑むのも受け入れてくれたし、仰向けになると自分で脚を持って開いてくれたし、ヴォルフラムの上に乗るのも嫌がらずにしてくれた。
ヴォルフラムがもう少し腕力があれば持ち上げて揺さぶりたかったが、アレクシスの方が体格がいいのでそれは無理そうだった。
代わりに立って後ろからアレクシスの背中に舌を這わせ、乳首をいじりながら突き上げるのは許してもらえた。
たっぷり愛し合って一週間を過ごし、アレクシスのヒートが明けてから結婚式前にやっておかねばならない執務も終えて、後は二度目の結婚式までゆっくりと過ごせるようになると、アレクシスが意を決したようにヴォルフラムに提案した。
「指輪を買いに行きませんか?」
政略結婚だったし、アレクシスが頑なでそんなことは求めていないように見えたので、ヴォルフラムとアレクシスは結婚指輪を買っていない。アレクシスの方からそんな申し出をしてくれるとは思わず、ヴォルフラムは笑顔になった。
「嬉しいよ。二人で選ぼう」
「宝飾店に詳しくないので、ヴィーが手配してくれると助かります」
「もちろんいいよ」
宝飾店にはヴォルフラムも詳しくはなかったが、ハインケス子爵家が贔屓にしている宝飾店がバルテル侯爵領の中にあったはずだ。両親に聞けばすぐに分かるとヴォルフラムは請け負った。
仕立て職人のときもだが、アレクシスがヴォルフラムに頼ってくれるのは嬉しい。
最初は頑なだったアレクシスも、今はすっかりとヴォルフラムに心を開いてくれている。
「アレク、愛してる」
「ヴィー、わたしも愛しています」
「アレク、避妊用の薬は飲んでくれたんだよな?」
「ヒートの前に飲みました。多分妊娠はしていないと思います」
ヒート中のオメガは妊娠する確率が非常に高いので、まだ子どもを持つ覚悟ができていないヴォルフラムはアレクシスに避妊用の薬を飲んでもらうことをお願いしていた。避妊用の薬は効果が高く、副作用も少ないということで、アレクシスにも安心して使わせられる。
「副作用が出てないか? 体調は?」
「万全ですよ。とても元気です」
顔色も悪くないし、目の輝きもいつも通りなのでヴォルフラムはほっと胸を撫で下ろす。
自分の我が儘でアレクシスに薬を飲んでもらっているのに、アレクシスが体調を崩したとあっては申し訳ない。
「アレク、子どもはいつ頃欲しい?」
「子どもは授かりものですから、時期は分かりませんよ」
「それじゃ、何人くらい欲しい?」
「わたしは一人っ子だったので、ヴィーと同じ、三人兄弟に憧れますね」
アレクシスはまだ二十三歳なので、三人産むにしても、もう少し時期を待ってもいいだろう。次のヒートも避妊用の薬を飲んでもらおうかと考えているヴォルフラムに、アレクシスがこてんと肩に頭を乗せてくる。
執務室では椅子をくっつけて横に座っているので、アレクシスはヴォルフラムの肩に頭を乗せることも可能なのだ。
「ヴィーに似た子どもがいいです」
「おれはアレクに似てたら嬉しいよ」
「ヴィーは美しいし、優しいし、気遣いもできて、性格もいいし、頭もいいので」
「頭はおれよりアレクの方がいいかもしれない。アレクは格好よくて可愛くて、色気があって、強くて、礼儀正しくて、品行方正で……」
「ちょ、ちょっと、褒めすぎじゃないですか?」
「まだまだ足りないよ。アレクのよさなら、おれはどれだけでも言える」
「も、もういいです。恥ずかしいです」
アレクシスが目を伏せて恥じらっているのも、ヴォルフラムにはかわいく思えてならない。肌の色が濃いので頬が紅潮しているとかは分からないのだが、アレクシスは恥ずかしいことがあると目を伏せるのですぐに分かる。
表情も豊かな方ではないが、ヴォルフラムに対してはかなり柔らかな表情をするようになったし、ほんのりと笑うようにもなった。花の蕾が解けるようなほんのりとした笑顔はヴォルフラムの胸をいっぱいにする。
「アレクもおれの兄弟もみんな男だから、女の子が欲しいな」
「そうですね。男の子でも可愛いとは思いますけど」
二人で未来を語るのは楽しくて、ヴォルフラムはアレクシスの腰を抱き寄せた。
執務室でいい雰囲気になっていると、執事が入ってくる。
「本日はお茶の用意はどこに致しましょうか?」
「アレク、食堂に行く? それとも、テラスでお茶にする?」
「今日は天気がいいし、テラスでお茶にしましょうか」
テラスに出て日よけの下に設置された椅子に着くと、テーブルの上に白いテーブルクロスが拡げられ、速やかにお茶の用意がされる。
お茶の時間に出されるお菓子も、ヴォルフラムが手配したものだった。
小さなガラスの入れ物に入った指先くらいの不ぞろいの丸いチョコレートをアレクシスが不思議そうに見ている。
指先で摘まんで、ヴォルフラムがアレクシスの唇に差し出すと、大人しく口を開けて食べさせられてくれた。
「これは、レーズンですか? すごくいい香りがします」
「貴腐ワインに漬け込んだレーズンをビターチョコでコーティングしたものだよ」
「貴腐ワイン?」
「葡萄を発酵させて糖度を上げたワインのことだ」
アレクシスは甘いものは苦手だが、果物やドライフルーツは好むので、ビターチョコで包んだ貴腐ワインに漬け込んだレーズンならば気に入るのではないかと取り寄せたのだ。
口に合ったようで、アレクシスは自分で手を伸ばしてもう一粒口に入れている。
「王都で流行っていると聞いて、アレクが好きそうだから仕入れてみた」
「とても美味しいです。ありがとうございます」
礼を言われて、ヴォルフラムは屋敷の采配を引き受けてよかったと心から思った。
手紙の返事はすぐに来た。
父からハインケス子爵家が贔屓にしている宝飾店を聞き出して、結婚式に間に合うように指輪を注文するつもりだと手紙を送って予約を取る。
指輪のサイズの直しがなければ、すぐにでも使えるのだが、アレクシスは規格外の体格をしているし、ヴォルフラムも体は大きい方だ。サイズがすぐに見つからなくてもおかしくはない。
結婚式まで残り半月もなかったが、それはなんとか間に合わせてもらうしかない。
宝飾店からは指輪を持って屋敷に伺うと返事が来ていた。
貴族の買い物は店に出向くことは少ない。
宝飾店でも商品を持って屋敷まで来てくれるのが普通だ。
アレクシスに確認を取って都合がいい日を決めて、宝飾店に知らせた。
ヒートではないときにはこんなことはしてくれないが、ヒート中のアレクシスの本能が番のアルファを放さないように包み込んでしまうのだろう。
オメガのアレクシスの膝の上に抱き上げられているというのは抵抗がなかったわけではないが、恐らくは腕力も体術も剣術もアレクシスの方が上だ。ヴォルフラムがアレクシスを膝の上に抱き上げようとしても重くて無理なのだから、この体勢が自分たちにとっては一番いいのだろうと自分を納得させた。
「ヴォルフラム……いい香りがします」
「アレクからもものすごくいい香りがする」
食べるのを中断してアレクシスのバスローブから覗く首筋に口付けて、喉仏に軽く噛み付くと、アレクシスが感じ入ったように震える。
食欲よりも性欲が勝ってしまうヒート期間中。少しでもアレクシスに栄養は取ってほしかったが、ヴォルフラムは啄むようにアレクシスの肌を味わうのをやめられなかった。
ヒートで恥じらいが飛んでいるのか、アレクシスは後ろから挑むのも受け入れてくれたし、仰向けになると自分で脚を持って開いてくれたし、ヴォルフラムの上に乗るのも嫌がらずにしてくれた。
ヴォルフラムがもう少し腕力があれば持ち上げて揺さぶりたかったが、アレクシスの方が体格がいいのでそれは無理そうだった。
代わりに立って後ろからアレクシスの背中に舌を這わせ、乳首をいじりながら突き上げるのは許してもらえた。
たっぷり愛し合って一週間を過ごし、アレクシスのヒートが明けてから結婚式前にやっておかねばならない執務も終えて、後は二度目の結婚式までゆっくりと過ごせるようになると、アレクシスが意を決したようにヴォルフラムに提案した。
「指輪を買いに行きませんか?」
政略結婚だったし、アレクシスが頑なでそんなことは求めていないように見えたので、ヴォルフラムとアレクシスは結婚指輪を買っていない。アレクシスの方からそんな申し出をしてくれるとは思わず、ヴォルフラムは笑顔になった。
「嬉しいよ。二人で選ぼう」
「宝飾店に詳しくないので、ヴィーが手配してくれると助かります」
「もちろんいいよ」
宝飾店にはヴォルフラムも詳しくはなかったが、ハインケス子爵家が贔屓にしている宝飾店がバルテル侯爵領の中にあったはずだ。両親に聞けばすぐに分かるとヴォルフラムは請け負った。
仕立て職人のときもだが、アレクシスがヴォルフラムに頼ってくれるのは嬉しい。
最初は頑なだったアレクシスも、今はすっかりとヴォルフラムに心を開いてくれている。
「アレク、愛してる」
「ヴィー、わたしも愛しています」
「アレク、避妊用の薬は飲んでくれたんだよな?」
「ヒートの前に飲みました。多分妊娠はしていないと思います」
ヒート中のオメガは妊娠する確率が非常に高いので、まだ子どもを持つ覚悟ができていないヴォルフラムはアレクシスに避妊用の薬を飲んでもらうことをお願いしていた。避妊用の薬は効果が高く、副作用も少ないということで、アレクシスにも安心して使わせられる。
「副作用が出てないか? 体調は?」
「万全ですよ。とても元気です」
顔色も悪くないし、目の輝きもいつも通りなのでヴォルフラムはほっと胸を撫で下ろす。
自分の我が儘でアレクシスに薬を飲んでもらっているのに、アレクシスが体調を崩したとあっては申し訳ない。
「アレク、子どもはいつ頃欲しい?」
「子どもは授かりものですから、時期は分かりませんよ」
「それじゃ、何人くらい欲しい?」
「わたしは一人っ子だったので、ヴィーと同じ、三人兄弟に憧れますね」
アレクシスはまだ二十三歳なので、三人産むにしても、もう少し時期を待ってもいいだろう。次のヒートも避妊用の薬を飲んでもらおうかと考えているヴォルフラムに、アレクシスがこてんと肩に頭を乗せてくる。
執務室では椅子をくっつけて横に座っているので、アレクシスはヴォルフラムの肩に頭を乗せることも可能なのだ。
「ヴィーに似た子どもがいいです」
「おれはアレクに似てたら嬉しいよ」
「ヴィーは美しいし、優しいし、気遣いもできて、性格もいいし、頭もいいので」
「頭はおれよりアレクの方がいいかもしれない。アレクは格好よくて可愛くて、色気があって、強くて、礼儀正しくて、品行方正で……」
「ちょ、ちょっと、褒めすぎじゃないですか?」
「まだまだ足りないよ。アレクのよさなら、おれはどれだけでも言える」
「も、もういいです。恥ずかしいです」
アレクシスが目を伏せて恥じらっているのも、ヴォルフラムにはかわいく思えてならない。肌の色が濃いので頬が紅潮しているとかは分からないのだが、アレクシスは恥ずかしいことがあると目を伏せるのですぐに分かる。
表情も豊かな方ではないが、ヴォルフラムに対してはかなり柔らかな表情をするようになったし、ほんのりと笑うようにもなった。花の蕾が解けるようなほんのりとした笑顔はヴォルフラムの胸をいっぱいにする。
「アレクもおれの兄弟もみんな男だから、女の子が欲しいな」
「そうですね。男の子でも可愛いとは思いますけど」
二人で未来を語るのは楽しくて、ヴォルフラムはアレクシスの腰を抱き寄せた。
執務室でいい雰囲気になっていると、執事が入ってくる。
「本日はお茶の用意はどこに致しましょうか?」
「アレク、食堂に行く? それとも、テラスでお茶にする?」
「今日は天気がいいし、テラスでお茶にしましょうか」
テラスに出て日よけの下に設置された椅子に着くと、テーブルの上に白いテーブルクロスが拡げられ、速やかにお茶の用意がされる。
お茶の時間に出されるお菓子も、ヴォルフラムが手配したものだった。
小さなガラスの入れ物に入った指先くらいの不ぞろいの丸いチョコレートをアレクシスが不思議そうに見ている。
指先で摘まんで、ヴォルフラムがアレクシスの唇に差し出すと、大人しく口を開けて食べさせられてくれた。
「これは、レーズンですか? すごくいい香りがします」
「貴腐ワインに漬け込んだレーズンをビターチョコでコーティングしたものだよ」
「貴腐ワイン?」
「葡萄を発酵させて糖度を上げたワインのことだ」
アレクシスは甘いものは苦手だが、果物やドライフルーツは好むので、ビターチョコで包んだ貴腐ワインに漬け込んだレーズンならば気に入るのではないかと取り寄せたのだ。
口に合ったようで、アレクシスは自分で手を伸ばしてもう一粒口に入れている。
「王都で流行っていると聞いて、アレクが好きそうだから仕入れてみた」
「とても美味しいです。ありがとうございます」
礼を言われて、ヴォルフラムは屋敷の采配を引き受けてよかったと心から思った。
手紙の返事はすぐに来た。
父からハインケス子爵家が贔屓にしている宝飾店を聞き出して、結婚式に間に合うように指輪を注文するつもりだと手紙を送って予約を取る。
指輪のサイズの直しがなければ、すぐにでも使えるのだが、アレクシスは規格外の体格をしているし、ヴォルフラムも体は大きい方だ。サイズがすぐに見つからなくてもおかしくはない。
結婚式まで残り半月もなかったが、それはなんとか間に合わせてもらうしかない。
宝飾店からは指輪を持って屋敷に伺うと返事が来ていた。
貴族の買い物は店に出向くことは少ない。
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