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20.王都
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順調に旅は進み、王都は目前だった。
王都に近づくと共にファイ達に声を掛ける人が多くなってきた。ファイ達は王都で有名なパーティーだから知り合いも多いみたい。
大事な人達が人気者なのは嬉しいけど…ファイにくっつく女はどうにかしたい。
でも手を出しちゃったらファイ達に迷惑かけちゃうから俺からどうにかしたくても出来ないのが現状だ…。
ファイもやんわり断ったり離れたりしてくれてるけど、しつこい女が沢山いる。
俺の番に手ぇ出そうとしてるやつ…殺していいかなぁ。
最近こんな思考になっちゃうの俺は悪くないと思う。
ずっと顰めっ面してる俺に皆が優しくしてくれてるのもわかってるけど、イライラが止まらなくてどうしようもない。
「ナル…ごめんな…?」
「ファイが謝ることないよ」
俺の肩を寄せてこめかみにキスしてくれるファイもこうやって牽制してくれてるけど諦めの悪い奴が多くて困る。
そう。ファイは悪くないのはわかってるけど…どうしてもイライラしちゃう。
どうしたらファイは俺のだってわかってもらえるのかなぁ…。
俺が子供みたいな見た目してるのがダメなのかなぁ…。
そんな感じで王都に着いてしまった。
もっとわくわくしながら王都に入れると思ってたけどこんな状態なのが悲しい。
「あ、ファイさんたち戻ってきたんですね?お疲れ様です!」
王都の城門の入り口で兵士さんが声をかけてきた。
「あぁ。久しぶり。手続きお願いしてもいいかな?」
「はい。ギルドカードお願いします」
「「「「はい」」」」
「君は身分証あるかな?」
「え…あ…あの…」
「この子は身分証持ってないから俺が入場料払うよ」
「了解です。1000Gお願いします」
「はい。それとこの子は俺の番だからよろしくね?」
「えっ!?あ、はいっ!!私はエドガーと申します」
「ナル、彼はこの王都の巡回兵の隊長だ。何かあれば相談に乗ってくれる。覚えておいて損はない」
「そうなんだね。俺ナルって言います!よろしくお願いします!!」
「…ファイさんこんな小さな子連れてきて大丈夫なんですか?ご両親とか…」
「…ナルは18歳で成人してるよ。見てくれで判断はよろしくなないなぁ…」
「え!?18!?失礼しました!!ナルさんもすみません…」
ファイに注意されるとすかさず頭を下げて謝ったエドガーさんはとてもいい人みたいだ。
ただ隊長であるエドガーさんが子供のような俺に頭を下げてるこの状況に視線が増えてしまった…。
「いえ、この見た目じゃ仕方ないですし…気にしてませんから頭上げてください~!!」
そんなやり取りを終えて、城門を抜けた。
国境前に寄った街と同じ様に色んな屋台はあるし、建物も大きい。中心には大きい城もそびえ立ってる。祖国の城下とは全く違う雰囲気で興奮してしまう。
「俺のとこの城下と全然雰囲気違うね!こっちの方が楽しそうだし、栄えてる!」
「うちの王家は一般市民に対してとても優しい政策を沢山施策してくれているからね。過ごしやすいと思うよ」
「ファイはこの国が好きなんだねぇ」
「あぁ…だからナルにも好きになってもらえると嬉しいな…」
「うん!!色んなとこ教えてね!!」
「ああ。じゃあまずギルド行くか。冒険者登録をしよう」
「わぁ~!!俺もやっと冒険者になれるんだねっ!!嬉しい!!」
ファイもニッコリ笑って頭を撫でてくれる。
「冒険者登録出来たら俺達のパーティー登録もしよう。色んな任務に行って冒険者ランクも上げよう。レベルはだいぶ上がってきたし、ランクもすぐ上げられるだろう。沢山やる事あるから頑張ろうな?」
「うんっ!!俺皆と肩並べられるように頑張るよ!!」
「ナル君ならすぐランク上がるよ!!僕なんかはすぐ追い越されちゃいそう」
「そう言えばファイのレベルは教えてもらったけど皆のレベルってどのくらいなの?」
皆のギルドランクはSランク勿論パーティーランクもSランク。
それぞれのレベルは…
ファイLv.198
コーガLv.185
サイールLv.235
ルトラLv.152
ナルLv.59
…師匠なんか200超えしてるんだけど!?
「え…師匠は何でそんな高いんですか?」
「…俺はエルフだからなぁ。皆より長く生きてる分レベルも上がる。俺284歳。この歳でもエルフの中だとまだまだ若い方かな?人の年齢だと28歳くらいか?」
「ふぇ~…すご~い!!エルフの寿命ってどのくらい?」
「ん~…短くても1000年、長いと4000年くらいの人居たかなあ。今の長老が大体3500歳位だったと思うよ」
「長っ!!そんな長く生きてたらやる事なくなりそう…」
「…お前の竜人もそこそこ寿命長い筈だぞ?」
「え…そうなんだ…。また知らない事出た…。」
獣人の寿命は?ファイはどのくらいまで生きる?
ファイか先に死んじゃって俺一人になったら?
俺もう一人で居られる自身ないよ…?
とうしよ…。
「…ナルまたなんか考えてんな?俺たち獣人もそこそこ寿命は長い方だ。黒狼族も寿命は長い。俺はお前を一人にして先に死ぬつもりはないよ?大丈夫だ。ずっと一緒だ…」
「ふぇっ…ファイ~…(泣)」
これも父上に聞かなきゃいけないことだ…。俺たちの生活がかかってる大事な事だ…。
「ナル君…ごめんな?何か不安にさせて…」
「ん~ん、師匠は悪くないよ。悪いのは自分の事知らない俺なの。勝手に不安になった俺が悪い…」
ファイに涙を舐められながらぎゅっと抱きしめられた。
俺はずっとファイと一緒に居たい。
不安な事は少しずつなくしていかなくちゃ…。
「さ、ギルドへ行こう」
ファイと手を繋いで皆で仲良くギルドへ行ったけど、到着早々あんな事になるとは思ってもみなかった…。
王都に近づくと共にファイ達に声を掛ける人が多くなってきた。ファイ達は王都で有名なパーティーだから知り合いも多いみたい。
大事な人達が人気者なのは嬉しいけど…ファイにくっつく女はどうにかしたい。
でも手を出しちゃったらファイ達に迷惑かけちゃうから俺からどうにかしたくても出来ないのが現状だ…。
ファイもやんわり断ったり離れたりしてくれてるけど、しつこい女が沢山いる。
俺の番に手ぇ出そうとしてるやつ…殺していいかなぁ。
最近こんな思考になっちゃうの俺は悪くないと思う。
ずっと顰めっ面してる俺に皆が優しくしてくれてるのもわかってるけど、イライラが止まらなくてどうしようもない。
「ナル…ごめんな…?」
「ファイが謝ることないよ」
俺の肩を寄せてこめかみにキスしてくれるファイもこうやって牽制してくれてるけど諦めの悪い奴が多くて困る。
そう。ファイは悪くないのはわかってるけど…どうしてもイライラしちゃう。
どうしたらファイは俺のだってわかってもらえるのかなぁ…。
俺が子供みたいな見た目してるのがダメなのかなぁ…。
そんな感じで王都に着いてしまった。
もっとわくわくしながら王都に入れると思ってたけどこんな状態なのが悲しい。
「あ、ファイさんたち戻ってきたんですね?お疲れ様です!」
王都の城門の入り口で兵士さんが声をかけてきた。
「あぁ。久しぶり。手続きお願いしてもいいかな?」
「はい。ギルドカードお願いします」
「「「「はい」」」」
「君は身分証あるかな?」
「え…あ…あの…」
「この子は身分証持ってないから俺が入場料払うよ」
「了解です。1000Gお願いします」
「はい。それとこの子は俺の番だからよろしくね?」
「えっ!?あ、はいっ!!私はエドガーと申します」
「ナル、彼はこの王都の巡回兵の隊長だ。何かあれば相談に乗ってくれる。覚えておいて損はない」
「そうなんだね。俺ナルって言います!よろしくお願いします!!」
「…ファイさんこんな小さな子連れてきて大丈夫なんですか?ご両親とか…」
「…ナルは18歳で成人してるよ。見てくれで判断はよろしくなないなぁ…」
「え!?18!?失礼しました!!ナルさんもすみません…」
ファイに注意されるとすかさず頭を下げて謝ったエドガーさんはとてもいい人みたいだ。
ただ隊長であるエドガーさんが子供のような俺に頭を下げてるこの状況に視線が増えてしまった…。
「いえ、この見た目じゃ仕方ないですし…気にしてませんから頭上げてください~!!」
そんなやり取りを終えて、城門を抜けた。
国境前に寄った街と同じ様に色んな屋台はあるし、建物も大きい。中心には大きい城もそびえ立ってる。祖国の城下とは全く違う雰囲気で興奮してしまう。
「俺のとこの城下と全然雰囲気違うね!こっちの方が楽しそうだし、栄えてる!」
「うちの王家は一般市民に対してとても優しい政策を沢山施策してくれているからね。過ごしやすいと思うよ」
「ファイはこの国が好きなんだねぇ」
「あぁ…だからナルにも好きになってもらえると嬉しいな…」
「うん!!色んなとこ教えてね!!」
「ああ。じゃあまずギルド行くか。冒険者登録をしよう」
「わぁ~!!俺もやっと冒険者になれるんだねっ!!嬉しい!!」
ファイもニッコリ笑って頭を撫でてくれる。
「冒険者登録出来たら俺達のパーティー登録もしよう。色んな任務に行って冒険者ランクも上げよう。レベルはだいぶ上がってきたし、ランクもすぐ上げられるだろう。沢山やる事あるから頑張ろうな?」
「うんっ!!俺皆と肩並べられるように頑張るよ!!」
「ナル君ならすぐランク上がるよ!!僕なんかはすぐ追い越されちゃいそう」
「そう言えばファイのレベルは教えてもらったけど皆のレベルってどのくらいなの?」
皆のギルドランクはSランク勿論パーティーランクもSランク。
それぞれのレベルは…
ファイLv.198
コーガLv.185
サイールLv.235
ルトラLv.152
ナルLv.59
…師匠なんか200超えしてるんだけど!?
「え…師匠は何でそんな高いんですか?」
「…俺はエルフだからなぁ。皆より長く生きてる分レベルも上がる。俺284歳。この歳でもエルフの中だとまだまだ若い方かな?人の年齢だと28歳くらいか?」
「ふぇ~…すご~い!!エルフの寿命ってどのくらい?」
「ん~…短くても1000年、長いと4000年くらいの人居たかなあ。今の長老が大体3500歳位だったと思うよ」
「長っ!!そんな長く生きてたらやる事なくなりそう…」
「…お前の竜人もそこそこ寿命長い筈だぞ?」
「え…そうなんだ…。また知らない事出た…。」
獣人の寿命は?ファイはどのくらいまで生きる?
ファイか先に死んじゃって俺一人になったら?
俺もう一人で居られる自身ないよ…?
とうしよ…。
「…ナルまたなんか考えてんな?俺たち獣人もそこそこ寿命は長い方だ。黒狼族も寿命は長い。俺はお前を一人にして先に死ぬつもりはないよ?大丈夫だ。ずっと一緒だ…」
「ふぇっ…ファイ~…(泣)」
これも父上に聞かなきゃいけないことだ…。俺たちの生活がかかってる大事な事だ…。
「ナル君…ごめんな?何か不安にさせて…」
「ん~ん、師匠は悪くないよ。悪いのは自分の事知らない俺なの。勝手に不安になった俺が悪い…」
ファイに涙を舐められながらぎゅっと抱きしめられた。
俺はずっとファイと一緒に居たい。
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「さ、ギルドへ行こう」
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