婚約破棄された俺をお前が好きだったなんて聞いてない

十山

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6.ラッキースケベ注意報※

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今日はルキーニとオレが二人で森に入る事になった。
弟のエミリオは来たがっていたが、非番の日だったので休ませた。
先日、ルキーニは治癒の力をオレに使ったが、治癒の力で怪我をした警備隊を一斉に治すとなると、浄化の力が弱まると言う。
そうなると、教会の護衛と、森の入口番と、村の駐在と、交代要員だけで手一杯になってしまう。
今までの司祭は出来なかったが、ルキーニは森の外に結界を張り、密猟者が入れば警報が鳴るようにしたという。

ルキーニのあの実力なら奥深くまで行かなければ、オレと2人でも大丈夫だと判断したのだった。

「ニンフの泉は森の奥にあるみたいです。まだそこまでは行けないので、僕の力を込めた浄化の石を置こうと思います。他にも汚染された場所があれば、浄化していきます」

森に入ると、ルキーニの元に白い鳥と黒い鳥が飛んできて、浄化の力を込めた石を咥えさせた。白い鳥と黒い鳥は森の奥へ飛んでいったが、オレたちの周りを残りの鳥たちがついてきているのが分かる。

「あの黒い鳥は、この森の鳥たちの長なんです。指示を出して、僕達を護ってくれてます」
「そうか…」

さっきから、ルキーニの元にはこの前助けたと思われる猪の魔獣が寄ってきたり、リスが来たり、さながら魔獣の王ような様相だ。魔獣というのが信じられないくらい大人しく、ルキーニに従っている。

「魔獣に好かれてるんだな」
「それが7番目の使徒の力なんです。どうしてもこの地に来たかったから…頑張ったんです。色々と」

ちらっとキラキラした目でオレを見つめている。あーまたあざとい顔…なんなんだ…こいつの青い瞳を見ると、吸い込まれそうで変な気分になる。こういうとこに、みんな惹かれていたんだろう。

「そうか。魔獣が好きなんだな」
仕事熱心な奴だ。学生の頃から、勤勉だったよな。そうじゃなかったら、平民から生徒会になんて入れるわけがない。

「…まぁ、まぁそれもありますが。約束したから…」
なんのことかは分からないが、ルキーニが言葉を続けようとした時、チチッと鳥が鳴いたと思ったら何かに足を取られて転びそうになった。
「先輩!」
体勢を立て直そうとするが、足を何かに絡めとられ、身体が宙に浮き、引っ張られるように投げつけられたのだと分かる。

またかよー!

べちゃっ
衝撃を覚悟したが、柔らかいものの上に落ちた。その柔らかいものが、もぞもぞと服に滲みてくる。水たまりか?

「先輩!!大丈夫ですか?!」
「あ、ああ、何かべちゃっとしたものが…」
「あっそれは…」

下半身を見ると、濡れたように滲みが出来ている。おもらししたみたいに。そして、滲みてきたものが、動いている気がする。尻の割れ目を伝ってきて、気持ち悪い。

「うわっ何だ?動いてるぞ…」
「それ、スライムですね…自分で取れますか?本能で動いているだけなので、僕に従えるには、このスライムに触らないといけなくて…」
ああ、物理で従えないとか…
「自分でやってみる。ちょっと向こう向いて見張っててくれ」
さすがに、こんなところで無防備に脱ぐとか最悪だ。
木陰に隠れて、ズボンを脱ぐ。スライムはべっちょりと陰部にくっついて、尻穴にまで侵入してきていた。陰棒にも暖かな刺激を与えられ、緩やかに勃ちあがりそうになる。
気持ち悪っ…くっ…とっ取れねぇ………なんじゃあこりゃ…

「んっ…!ぐっ……ふぅっん…!」
一生懸命やってるのに、へばりついて取れずに、変な声が出る。ちょっと抜けては引力がすごくてペチンっと戻ってしまう。嫌な汗がダラダラと流れ出る。
「あのぅ、先輩、お手伝いしましょうか…スライムは搾り取るまで離れないかも…」
「搾り取るっ…」
「体液を…精液とか…催淫作用もあるし…」
「ああっ…やめっ…そこはっ…!」
「お手伝いしまーす!!!」

くるっとルキーニがこちらを向き、ぼっと顔を赤く染めた。やめろ、そんな顔をするな。
「なるべく見るな…」
「はい!!」

ルキーニは、またもスライムを物理で握った。苦しんだスライムがズルリと尻穴と尿道から出ていくと、ゾワっとしてあろうことか漏らしてしまった。
ショロロ…
「う、うわ…嘘だ…」
「せ、せんぱい…の…おしっこ」
びしゃっ!ルキーニはスライムを高速で投げ捨てた。
「見るなって…!」
まさかのおもらしに、恥ずかしくて涙目になる。しかも、催淫効果で、勃ってるし。尻穴もむず痒いし。もう本気で泣きたくなってきた。弟が居なくて良かった。
「せんぱい、これは、ちりょうこういですので…めをつぶっててください…」
「は?」
片方の手で目元を隠され、おもむろに陰茎に刺激が走る。さ、触られてる…
「うっ、やめっ…やめろっ…じぶんで…」
「ダイジョブです…ちりょうこういデスノデ…僕にまかせてくだサイ…」
「ううっ…くそっ…ああっ…」
「両手使うので、目を閉じててクダサイ…」
目を開けると耐えられそうにないので、ぎゅっと瞼を閉じる。いつの間にやらシートが敷かれ、四つん這いにされ尻を突き出す格好になっている。スライムの粘液でベチャベチャで、気持ち悪いが寒くはない。

「中にも入りこんじゃってますから、掻き出しマスネ…こっちは吸い取りマス…」
ルキーニも、こんなことはしたくないんだろう。さっきから妙にカタコトで変な喋り方だ。
陰茎は生暖かいもので包まれ、尻穴は指で弄られている。ジュボジュボ、チュウチュウと尿道口を刺激されている。もしかして、舐められているのでは…尻穴の奥に指が当たり、妙な快楽が走る。
「あっ…!」
そのまま、吐精してしまった。
はぁっ…はぁっ…
「せんぱいの、せーえき…」

はっとして目を開けると、四つん這いの己の陰茎の下に呆然としたルキーニの顔。
「うわっ、すまない…」
慌てて体勢を変えて寝転がったままのルキーニの横に座る。ズボンはどこだ。出したからか、頭がスッキリしている。

「せんぱいの…」
どこか恍惚とした顔のような気がするが、スライムの粘液のせいか?男相手に嫌だったろうな。やけに慣れてる気もしたが。

我に返ったルキーニは、浄化をして身体も服も綺麗にしてくれた。
「本当にすまん………」
オレは、心底落ち込んだ。気持ち悪いに違いない。
「いえ、ラッキーです!大丈夫です!」
グッと親指を立てるルキーニに、気を使わせて悪いなと思う。何がラッキーなのかわからないが、いつの間にかスライムを従えている。
スライムを従えられたからラッキーということだろう。

俺は暗い気持ちのままだったが、ルキーニは上機嫌で、近くの泉の浄化を終えて、探索を終えた。

気を使わせて申し訳ない。ルキーニは良い奴だなと改めて思った。
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