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第十八章 VS傀儡君主
第223話 傀儡師物語
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「ハッハー! レディース&ジェントルメェェェェン!! お待ちかねのお時間です!! 私の名はリングマスター!! 今宵皆様方を感動と驚きの世界へとお連れする案内役でございます……」
大きなテントの中心。そこでタキシードを着たふくよかな男性が自慢の小粋なハットを手に取り、大勢のお客さんにお辞儀した。
「おっとそこに一人、またもや一人!! どうやら我々一座の公演にどっぷりと楽しみ、浸かってしまった昨日の顔ぶれも居る様ですねぇんん~! 大変うれしい限りですん~!!」
ッドと沸くお客さんたち。
「先に伝えておきますがぁ昨日の公演で魅せたショーもありますしかし!! 一回や二回、百回見ても飽きないのが我々一座の誇れるところ!! 昨日見たショーでも気づかなかった美点が見えるの間違いなし!! どうぞ! 手に汗握り、心臓を絞め、奮って歓声を上げて下さい!!」
それからは一座が誇るパフォーマーが何ともアクロバティックな体捌きだったり、空中ブランコに一丁ブランコ、重ねた椅子のタワーの頂上で逆立ち、息の合ったジャグリングもある。
「――っと」
不意に肩を押されバランスを崩し倒れかけた。
「――おい邪魔だ!」
「雑用は裏方で掃除でもしとけよー」
「そうそう。早く檻の清掃しないと怒られちゃうかもねー」
ぴっちりスーツを着た三兄弟が小馬鹿にする様にそう言った。
「そ、そうだね……。それと……」
「あん?」
ボクの肩を押した長男が、言葉に詰まったボクを睨んできた。
別に怖くはない。怖いというより――
「――がんばってね」
憧れが強いから。
「……っへへ、任せろ!」
そう言って彼らは大腕を振ってステージへと駆けた。
リングマスターの紹介と共に大歓声を真っ向から浴びる兄弟たち。期待に応える様に、のびのびとショーを盛り上げてくれた。
ボクはステージの裏からショーを見る。
「アッハハ!!」
心技体。すべてが合わさって感動と興奮を与えてくれる。思わずこぼれる笑顔。ここから見るショーは、ボクにとって至高のひとときだ。
って言うのは現実だけど……。
「おい! また思い出し笑いでサボるんじゃねえよウスノロ! 明日の準備までにピッカピカにしとけよ~!」
「は~い」
裏方雑用なのも現実だったり……。
夜が更けるまで行われた今日のショー。この街に来てから既に五回も公演してるけど、大きな街なだけあって千客万来で一座もウハウハ。パフォーマーたちは一躍時の人と成り、一人ひとりがスター扱いだ。
「そしてボクもスター扱いっと! 汚れたちのね♪」
場所は大型道具の保管場所。雑用長の檄が飛び、モップとブラシを使ってショー用の檻をひたすら綺麗にしていくのが今のボクの仕事だ。
「っほ! っよ!」
公演で使用する猛獣用の檻。炎の輪に猛獣を潜らせたり、燃え盛る床の上にある一本の細い板の上を歩かせたりと、観客を驚かせるショーだ。まぁ猛獣使いのパフォーマーが上手く調教してるから猛獣たちは大人しいものだけどね。
あ、本番中に猛獣に噛みつかれそうな時ってあるけど、あれも演技だったりするらしい。ホント、ドキドキを止まらなくしてくるのは見事だよ……。
「ええい! しつこい汚れだ!! こんにゃろ!」
炎を扱う猛獣用の檻。火炎のせいかススとかしつこい汚れが多いから誰も檻の掃除をやりたがらない。じゃあ誰がやるんだと白羽の矢が立ったのはボクだ。
めんどくさい仕事を任されてざまぁ見ろと言いたげな視線だけど、それってあなたの意見ですよね?
めんどくさい? 嘘だろ? 手に汗握る猛獣たちの公演。その華やかさの一端に触れる事ができるなんてとても素晴らしいと思わないのか? ありえないね、うん。雑用係としての享受を全うできる素晴らしい仕事だぞ。
「まったく、目標が低い連中にはガッカリするよ」
ブラシで擦りながら首を横に振る。
ブラシを棒に見立てそれを持ち、ボクはぐるりと一回転。
「レディース&ジェントルメン! お待ちかねのお時間です!」
誰も居ないここで丁寧にお辞儀。
「私はリングマスター!! 今宵皆様方を感動と驚きの世界へとお連れする案内役でございます」
持っていないハットを胸に持ち、あたかも持っている様にそれをヒョイと被った。
「我が一座を一目見たく足を運んでいただき、まことに感謝します!」
細かい足さばきで移動し、ブラシを巧みに使い振り回して視界で楽しませる。
ここで倉庫に入ってきた御来客。
「おっと、ご機嫌麗しゅう、お嬢さん」
「まあお上手だこと」
濡れた床を滑るように片膝を着き、お嬢さんの手の甲にそっとキスをした。
「カルールサーカスはもう終わったのかしら?」
「いえいえ! これからでございますお嬢さん!」
クルクル回りながら檻の中へと戻り、落としたブラシを握って小粋に振り回す。
「まずは私のロッドさばきをとくとご覧あれ!!」
ゴシゴシと床を磨きながらブンブンと振り回す。持ち手で檻を叩いて音を出し、それを合図に駆け回り連続で音を出し続けた。
そして勢いよく檻を蹴って空中で一回転。
「っほ!!」
独りでに立つブラシの持ち手にボクは爪先を着け、ブラシの上に立った。
「凄い凄い!!」
お嬢さんがパチパチと拍手してくれる。
嬉しい。純粋に。
でもこんな感じに調子に乗ると。
「――おわッ!?」
――ドンガラガッシャン!!
バランスを崩して床に落ちたりもする。
「あーあ。これじゃショーに出れるのはまだ先ねー」
「まだまだだね……はは……」
水を張ったバケツをもろに頭からかぶったボクは全身ずぶ濡れ。
来客のお嬢さん――幼馴染のアメリーがボクに近づいて手拭いをそっと手渡してきた。
濡れた顔を拭いてシュっと立ち上がる。
「アメリーは今日も凄かったよ!! すっごく綺麗だった!!」
「当然でしょ! これでも練習頑張ってるんだから!!」
雑用のボクとは違い、アメリーは空中ブランコのパフォーマーの一人だ。空中で支え合ったり、両手を放してタイミングよくブランコを握ったりと、命知らずや息の合った連携でお客さんを楽しませてくれる。
水色の髪が特徴的でしなやかなボディ。ライトを浴びて美しく舞う姿は幻想的で、空中のバタフライなんてニックネームまで付いている。
ボクはそんなアメリーの事が、大好きだ。
もちろん、女の子としてね。
「カルールはもっとバランスを鍛えないとね。そんなんじゃ万年雑用係だよ?」
「うぅ、弱い所を……。精進します、はい……」
「っぷ!」
「あ! 笑ったな!?」
「だってカルールったら弱くなるといっつも口尖らせるじゃない! フフ!」
「参ったなぁ~」
濡れた頭を掻くボク。口元を押さえて小さく笑う彼女を見て、汚水を被ったボクの冷たい体にポカポカと温かみを感じた。
――ボクの名前はカルール・モメンタム。
「あ、この前言ってたリングマスターの名前は決まったの? ほら、カルールはリングマスターに成りたいって言ってたじゃない」
「実はもう決めてあるんだ――」
――リングマスター・『カルーディ・モメンタム』ってね♪
大きなテントの中心。そこでタキシードを着たふくよかな男性が自慢の小粋なハットを手に取り、大勢のお客さんにお辞儀した。
「おっとそこに一人、またもや一人!! どうやら我々一座の公演にどっぷりと楽しみ、浸かってしまった昨日の顔ぶれも居る様ですねぇんん~! 大変うれしい限りですん~!!」
ッドと沸くお客さんたち。
「先に伝えておきますがぁ昨日の公演で魅せたショーもありますしかし!! 一回や二回、百回見ても飽きないのが我々一座の誇れるところ!! 昨日見たショーでも気づかなかった美点が見えるの間違いなし!! どうぞ! 手に汗握り、心臓を絞め、奮って歓声を上げて下さい!!」
それからは一座が誇るパフォーマーが何ともアクロバティックな体捌きだったり、空中ブランコに一丁ブランコ、重ねた椅子のタワーの頂上で逆立ち、息の合ったジャグリングもある。
「――っと」
不意に肩を押されバランスを崩し倒れかけた。
「――おい邪魔だ!」
「雑用は裏方で掃除でもしとけよー」
「そうそう。早く檻の清掃しないと怒られちゃうかもねー」
ぴっちりスーツを着た三兄弟が小馬鹿にする様にそう言った。
「そ、そうだね……。それと……」
「あん?」
ボクの肩を押した長男が、言葉に詰まったボクを睨んできた。
別に怖くはない。怖いというより――
「――がんばってね」
憧れが強いから。
「……っへへ、任せろ!」
そう言って彼らは大腕を振ってステージへと駆けた。
リングマスターの紹介と共に大歓声を真っ向から浴びる兄弟たち。期待に応える様に、のびのびとショーを盛り上げてくれた。
ボクはステージの裏からショーを見る。
「アッハハ!!」
心技体。すべてが合わさって感動と興奮を与えてくれる。思わずこぼれる笑顔。ここから見るショーは、ボクにとって至高のひとときだ。
って言うのは現実だけど……。
「おい! また思い出し笑いでサボるんじゃねえよウスノロ! 明日の準備までにピッカピカにしとけよ~!」
「は~い」
裏方雑用なのも現実だったり……。
夜が更けるまで行われた今日のショー。この街に来てから既に五回も公演してるけど、大きな街なだけあって千客万来で一座もウハウハ。パフォーマーたちは一躍時の人と成り、一人ひとりがスター扱いだ。
「そしてボクもスター扱いっと! 汚れたちのね♪」
場所は大型道具の保管場所。雑用長の檄が飛び、モップとブラシを使ってショー用の檻をひたすら綺麗にしていくのが今のボクの仕事だ。
「っほ! っよ!」
公演で使用する猛獣用の檻。炎の輪に猛獣を潜らせたり、燃え盛る床の上にある一本の細い板の上を歩かせたりと、観客を驚かせるショーだ。まぁ猛獣使いのパフォーマーが上手く調教してるから猛獣たちは大人しいものだけどね。
あ、本番中に猛獣に噛みつかれそうな時ってあるけど、あれも演技だったりするらしい。ホント、ドキドキを止まらなくしてくるのは見事だよ……。
「ええい! しつこい汚れだ!! こんにゃろ!」
炎を扱う猛獣用の檻。火炎のせいかススとかしつこい汚れが多いから誰も檻の掃除をやりたがらない。じゃあ誰がやるんだと白羽の矢が立ったのはボクだ。
めんどくさい仕事を任されてざまぁ見ろと言いたげな視線だけど、それってあなたの意見ですよね?
めんどくさい? 嘘だろ? 手に汗握る猛獣たちの公演。その華やかさの一端に触れる事ができるなんてとても素晴らしいと思わないのか? ありえないね、うん。雑用係としての享受を全うできる素晴らしい仕事だぞ。
「まったく、目標が低い連中にはガッカリするよ」
ブラシで擦りながら首を横に振る。
ブラシを棒に見立てそれを持ち、ボクはぐるりと一回転。
「レディース&ジェントルメン! お待ちかねのお時間です!」
誰も居ないここで丁寧にお辞儀。
「私はリングマスター!! 今宵皆様方を感動と驚きの世界へとお連れする案内役でございます」
持っていないハットを胸に持ち、あたかも持っている様にそれをヒョイと被った。
「我が一座を一目見たく足を運んでいただき、まことに感謝します!」
細かい足さばきで移動し、ブラシを巧みに使い振り回して視界で楽しませる。
ここで倉庫に入ってきた御来客。
「おっと、ご機嫌麗しゅう、お嬢さん」
「まあお上手だこと」
濡れた床を滑るように片膝を着き、お嬢さんの手の甲にそっとキスをした。
「カルールサーカスはもう終わったのかしら?」
「いえいえ! これからでございますお嬢さん!」
クルクル回りながら檻の中へと戻り、落としたブラシを握って小粋に振り回す。
「まずは私のロッドさばきをとくとご覧あれ!!」
ゴシゴシと床を磨きながらブンブンと振り回す。持ち手で檻を叩いて音を出し、それを合図に駆け回り連続で音を出し続けた。
そして勢いよく檻を蹴って空中で一回転。
「っほ!!」
独りでに立つブラシの持ち手にボクは爪先を着け、ブラシの上に立った。
「凄い凄い!!」
お嬢さんがパチパチと拍手してくれる。
嬉しい。純粋に。
でもこんな感じに調子に乗ると。
「――おわッ!?」
――ドンガラガッシャン!!
バランスを崩して床に落ちたりもする。
「あーあ。これじゃショーに出れるのはまだ先ねー」
「まだまだだね……はは……」
水を張ったバケツをもろに頭からかぶったボクは全身ずぶ濡れ。
来客のお嬢さん――幼馴染のアメリーがボクに近づいて手拭いをそっと手渡してきた。
濡れた顔を拭いてシュっと立ち上がる。
「アメリーは今日も凄かったよ!! すっごく綺麗だった!!」
「当然でしょ! これでも練習頑張ってるんだから!!」
雑用のボクとは違い、アメリーは空中ブランコのパフォーマーの一人だ。空中で支え合ったり、両手を放してタイミングよくブランコを握ったりと、命知らずや息の合った連携でお客さんを楽しませてくれる。
水色の髪が特徴的でしなやかなボディ。ライトを浴びて美しく舞う姿は幻想的で、空中のバタフライなんてニックネームまで付いている。
ボクはそんなアメリーの事が、大好きだ。
もちろん、女の子としてね。
「カルールはもっとバランスを鍛えないとね。そんなんじゃ万年雑用係だよ?」
「うぅ、弱い所を……。精進します、はい……」
「っぷ!」
「あ! 笑ったな!?」
「だってカルールったら弱くなるといっつも口尖らせるじゃない! フフ!」
「参ったなぁ~」
濡れた頭を掻くボク。口元を押さえて小さく笑う彼女を見て、汚水を被ったボクの冷たい体にポカポカと温かみを感じた。
――ボクの名前はカルール・モメンタム。
「あ、この前言ってたリングマスターの名前は決まったの? ほら、カルールはリングマスターに成りたいって言ってたじゃない」
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