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もう15歳
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「・・・・・・・・・・・・・・・・・・カーラ様、本当にそちらをお召しになって行かれるのですか?」
たっぷりの間の後、クラウドが私から視線を外して言いました。
私だってこの、製作者の絶対領域への念と、揺れる胸への狂気を感じる、ミニスカ、ニーハイ、胸下ボタンのジャケットなんて着たくありません。
とは言いつつもインパクトを与える為に、胸はつぶさず、コルセットで強調してありますけど。
「カーラ様とお呼び!」
玄関に設置してある大鏡の前で、ゲームのカーラ風に腰に手を当てて、にいっと笑ってみました。ピンヒールの編み上げブーツを履いて、鞭を構えたい気分ですね!
ついでにとんとん、とその場で跳んでみると、ゲームの時のように胸がたゆんたゆんしました。
ふむ。日常生活のどこに、胸が揺れるシチュエーションがあるのでしょうか。思い当たるのは階段くらいです。普通の令嬢は走ったりしませんし。という事は、他の方法で胸をアピールしなければなりませんかね。
胸下で腕を組んで二の腕で胸を寄せ、前かがみになってみます。
おお。これは・・・。
『カーラ。その辺でやめておけ』
呆れきったオニキスの声に振り向くと、クラウドが耳まで真っ赤にして私に背を向けていました。
ずっと一緒にいるクラウドがこれなのですから、効果は抜群ですね!
「姉上・・・」
もうひとつ、呆れた声が降ってきました。眉を寄せて、口を横へ引き結んだルーカスが、何か言いたげに階段を下りてきます。
しまった。寄せて上げてを見られてしまったようです。
オニキスがふんすと息を吐いて、私の影に溶け込みました。耳を寝かせて主を見上げていたモリオンも、クラウドの影に飛び込みます。
「食堂へ朝食をいただきに行きませんか? この時間でしたら、生徒も少ないと思いますし」
じっとりした空気を払拭するために、自ら扉を開けて玄関を出ます。ルーカスは先ほどの表情を消して、ほわーっと笑いました。かわゆす。
そして私の隣へ来ると、彼の左腕を差し出しました。どうやらエスコートしてくれるようです。
「クラウド」
ルーカスが戸締りを終えたクラウドを呼ぶと、心得たとばかりに私の斜め前に立ちました。いつもは斜め後ろなのですか、どうしたのでしょうか。
「行きましょう。姉上」
私の左斜め前にクラウド、右隣にルーカスという配置で歩き始めます。
「おはよう。ルーカス」
「レオン。おはよう」
どこからともなく現れたレオンが私の左隣へ着きました。なんだかシークレットサービスに護衛されている気分ですね。
「何が言いたいかなんとなく分かりますから、言わないでください」
「・・・うん。そうする」
何とも言えない表情のレオンが、視線を落として私の絶対領域をチラ見しています。
脚フェチか? 攻略対象の一人、レオンハルト・ペンタクロム伯爵令息は脚フェチなのか?!
「いや・・・まあ、上半身は慣れたというか・・・」
私の視線に気付いたらしいレオンが、頬を染めつつ言いました。
それはつまり、この2つの狂気に慣れるほど、よく私に抱き着いてきたという事ではありませんかね?
伯爵令息として、それもどうかと思うのですが・・・あぁ。男子側はありかもしれません。20歳前に結婚を済ませる貴族がほとんどなのですから、すでにそういう体験を済ませていてもおかしくはありませんし。
「・・・なんか、誤解されているような気がするんだけど」
無表情なつもりなのですが、やはり顔に出てしまっているのでしょうか。もっと精進せねば。
なんとなく緊張した様子の3人にエスコートされながら学食へ行くと、おそらく護衛や側仕えと思われる生徒たちが朝食をとっていました。その数20人前後。皆、私の姿を目にした途端に、俯き、かき込むようにして食事を終えていきます。
私は気にしないことにして、クラウドに案内された端の方だけれど、きれいに手入れされた中庭が見える席へ着きました。丸いテーブルの私の右側にルーカス、左側にレオンが腰かけ、クラウドが離れた所で震えていた給仕のところへ向かっていきます。そして役割を放棄した給仕の代わりに、メニューを私たちへ開いて渡してくれました。そのまま立って控えていることから、注文を取ってくれるようです。
この学食はレストラン形式で、専属の給仕がちゃんといるのですが、動けないのでは仕方がありませんね。クラウドが戸惑うことなく代わりを務めていることからして、昨日の昼にも同じようなやり取りがあったのかもしれません。
メニューには卵の調理法、ハムやソーセージ等の肉類、サラダ、スープの種類、フルーツ、飲み物が書かれていて、選択方式になっていました。もちろん複数選択も可。そして焼き立てのパンを給仕がすすめに来る・・・はずです。
「クラウド。この状態を3年間続けるというのはどうかと思います。給仕を呼んできてれませんか?」
「かしこまりました」
だってそうでないと、焼き立てパンをすすめに来てくれないかもしれないではないですか。食事の途中でクラウドに持ってきてもらうのも、気が咎めますし。
クラウドに連れられてやってきた若い・・・と言っても18歳くらいの給仕は、真っ青な顔で私の頭を見ながら震える声で言いました。
「ご、ご注文をお取りいたしましゅっ」
噛みましたね。
しかし羞恥に顔を赤くするのではなく、さらに血の気を無くして涙目になる給仕君。私は敵意がない事を示すように、できる限り優しく、柔らかに微笑んでみました。
「ありがとう。では私はオムレツと・・・」
私の努力の甲斐あってか、無事に美味しい朝食と、焼き立てパンにありつくことができました。
朝食後、別館へ戻るのも面倒だった私たちはそのまま教室へ向かい、雑談をしていました。
しばらくして私と同じクラスになった可哀相な方々がおみえになりましたが、皆びくっとすると教室へ入ることなくどこかへ行ってしまいます。そんなところへ比較的早くやってきた殿下を、立って出迎えました。
「カ・・・カム・・・ごめん・・・」
なぜか開口一番、謝罪されました。
「いいえ、殿下。殿下が私に謝罪される理由がございません。それに王子殿下ともあろうお方が、そう簡単に謝罪の言葉を述べるものではありませんよ」
私の首から下へ焦点を合わせないようにしているのでしょう。殿下は頬を赤く染めながらも、まっすぐに私の目を見ていらっしゃいます。
その後ろにいたアレクシス様はというと、盛大にむせながら、涙目でご自分の足元へ視線を落としていらっしゃいました。
「おはようございます。殿下。アレクシス様」
朝の挨拶がまだだったので優雅に淑女の礼をしてから顔を上げると、お二人に目をそらされました。
うん。見てしまったのですね。目線からして谷間を。ここはもう二度と「着て来い」と言われないように、狂気たちを強調しておきましょう。
「殿下、アレクシス様。どうされましたか?」
二の腕でぐっと寄せつつ、やや前かがみの姿勢で、殿下の顔を覗き込むようにしてみます。アレクシス様は私に背を向けて再びむせ始め、殿下は両手で顔を覆ってしゃがみ込んでしまいました。
殿下を立たせようと、私は慌ててその近くに跪きます。他の生徒たちが来る前に、誤解されることが確実な現状を改善しておきたいからです。
「おやめください、殿下。人目を引いてしまいます」
殿下は指の隙間からちらりと私のどこかを見て、今度は耳まで赤く染めました。
「ごめん。私が悪かった。もう許して・・・」
人聞きの悪い・・・私が何をしたというのですか。殿下の護衛たちが廊下にいますが、他の生徒が教室にいなくて本当に良かった。
「何の事だか分かりかねますが、立っていただかないと私が困ります。立てないのでしたら、手をお貸しいたしましょうか?」
「ひゃん!」
殿下の肩に触れたら、飛び上がられた上に変な声を上げられました。殿下は顔を覆ったままで、いやいやをするように頭を横に振っています。
これではまるで私が、殿下を手籠めにしようとしている様ではないですか。
「あ、あの・・・殿下。そろそろ悪ふざけはおやめくださいませんか?」
「やぁんっ」
焦って殿下の肩を掴んだら、もっと変な声をあげられました。
ヤバす。軽く萌えた。
どうやら中性的な美人が、赤面しながら潤んだ目で恥ずかしそうにこちらを見るしぐさにやられたらしいです。
自分の嗜好に愕然として硬直していたら、扉の方からねっとりとした視線を感じました。
驚いて顔を上げると、扉の隙間からこちらを覗き見ていたテスラ侯爵令嬢、イングリッド様と目が合います。彼女は私と目が合うと、うっとりとほほ笑みました。
「すれきった殿下の純情を呼び覚ました挙句に弄ぶなんて・・・さすがカーラ様ですわっ!」
をい。制作者。どうせ死んでしまうからって、適当にキャラを設定したのではあるまいな?!
そして帰ってきて! 面白がってないで、私を助けて! イングリッド様!!
うふふ・・・と扉の隙間から不気味に微笑む、イングリッド様。
座り込んだまま、潤んだ瞳で私の萌えをつついてくる、殿下。
相変わらずむせながらぜいぜい言っている、アレクシス様。
どうしたらいいのかわからない、私。
混乱は、見かねたルーカスとレオン、それに従ったクラウドが助けてくれるまで続きました。
たっぷりの間の後、クラウドが私から視線を外して言いました。
私だってこの、製作者の絶対領域への念と、揺れる胸への狂気を感じる、ミニスカ、ニーハイ、胸下ボタンのジャケットなんて着たくありません。
とは言いつつもインパクトを与える為に、胸はつぶさず、コルセットで強調してありますけど。
「カーラ様とお呼び!」
玄関に設置してある大鏡の前で、ゲームのカーラ風に腰に手を当てて、にいっと笑ってみました。ピンヒールの編み上げブーツを履いて、鞭を構えたい気分ですね!
ついでにとんとん、とその場で跳んでみると、ゲームの時のように胸がたゆんたゆんしました。
ふむ。日常生活のどこに、胸が揺れるシチュエーションがあるのでしょうか。思い当たるのは階段くらいです。普通の令嬢は走ったりしませんし。という事は、他の方法で胸をアピールしなければなりませんかね。
胸下で腕を組んで二の腕で胸を寄せ、前かがみになってみます。
おお。これは・・・。
『カーラ。その辺でやめておけ』
呆れきったオニキスの声に振り向くと、クラウドが耳まで真っ赤にして私に背を向けていました。
ずっと一緒にいるクラウドがこれなのですから、効果は抜群ですね!
「姉上・・・」
もうひとつ、呆れた声が降ってきました。眉を寄せて、口を横へ引き結んだルーカスが、何か言いたげに階段を下りてきます。
しまった。寄せて上げてを見られてしまったようです。
オニキスがふんすと息を吐いて、私の影に溶け込みました。耳を寝かせて主を見上げていたモリオンも、クラウドの影に飛び込みます。
「食堂へ朝食をいただきに行きませんか? この時間でしたら、生徒も少ないと思いますし」
じっとりした空気を払拭するために、自ら扉を開けて玄関を出ます。ルーカスは先ほどの表情を消して、ほわーっと笑いました。かわゆす。
そして私の隣へ来ると、彼の左腕を差し出しました。どうやらエスコートしてくれるようです。
「クラウド」
ルーカスが戸締りを終えたクラウドを呼ぶと、心得たとばかりに私の斜め前に立ちました。いつもは斜め後ろなのですか、どうしたのでしょうか。
「行きましょう。姉上」
私の左斜め前にクラウド、右隣にルーカスという配置で歩き始めます。
「おはよう。ルーカス」
「レオン。おはよう」
どこからともなく現れたレオンが私の左隣へ着きました。なんだかシークレットサービスに護衛されている気分ですね。
「何が言いたいかなんとなく分かりますから、言わないでください」
「・・・うん。そうする」
何とも言えない表情のレオンが、視線を落として私の絶対領域をチラ見しています。
脚フェチか? 攻略対象の一人、レオンハルト・ペンタクロム伯爵令息は脚フェチなのか?!
「いや・・・まあ、上半身は慣れたというか・・・」
私の視線に気付いたらしいレオンが、頬を染めつつ言いました。
それはつまり、この2つの狂気に慣れるほど、よく私に抱き着いてきたという事ではありませんかね?
伯爵令息として、それもどうかと思うのですが・・・あぁ。男子側はありかもしれません。20歳前に結婚を済ませる貴族がほとんどなのですから、すでにそういう体験を済ませていてもおかしくはありませんし。
「・・・なんか、誤解されているような気がするんだけど」
無表情なつもりなのですが、やはり顔に出てしまっているのでしょうか。もっと精進せねば。
なんとなく緊張した様子の3人にエスコートされながら学食へ行くと、おそらく護衛や側仕えと思われる生徒たちが朝食をとっていました。その数20人前後。皆、私の姿を目にした途端に、俯き、かき込むようにして食事を終えていきます。
私は気にしないことにして、クラウドに案内された端の方だけれど、きれいに手入れされた中庭が見える席へ着きました。丸いテーブルの私の右側にルーカス、左側にレオンが腰かけ、クラウドが離れた所で震えていた給仕のところへ向かっていきます。そして役割を放棄した給仕の代わりに、メニューを私たちへ開いて渡してくれました。そのまま立って控えていることから、注文を取ってくれるようです。
この学食はレストラン形式で、専属の給仕がちゃんといるのですが、動けないのでは仕方がありませんね。クラウドが戸惑うことなく代わりを務めていることからして、昨日の昼にも同じようなやり取りがあったのかもしれません。
メニューには卵の調理法、ハムやソーセージ等の肉類、サラダ、スープの種類、フルーツ、飲み物が書かれていて、選択方式になっていました。もちろん複数選択も可。そして焼き立てのパンを給仕がすすめに来る・・・はずです。
「クラウド。この状態を3年間続けるというのはどうかと思います。給仕を呼んできてれませんか?」
「かしこまりました」
だってそうでないと、焼き立てパンをすすめに来てくれないかもしれないではないですか。食事の途中でクラウドに持ってきてもらうのも、気が咎めますし。
クラウドに連れられてやってきた若い・・・と言っても18歳くらいの給仕は、真っ青な顔で私の頭を見ながら震える声で言いました。
「ご、ご注文をお取りいたしましゅっ」
噛みましたね。
しかし羞恥に顔を赤くするのではなく、さらに血の気を無くして涙目になる給仕君。私は敵意がない事を示すように、できる限り優しく、柔らかに微笑んでみました。
「ありがとう。では私はオムレツと・・・」
私の努力の甲斐あってか、無事に美味しい朝食と、焼き立てパンにありつくことができました。
朝食後、別館へ戻るのも面倒だった私たちはそのまま教室へ向かい、雑談をしていました。
しばらくして私と同じクラスになった可哀相な方々がおみえになりましたが、皆びくっとすると教室へ入ることなくどこかへ行ってしまいます。そんなところへ比較的早くやってきた殿下を、立って出迎えました。
「カ・・・カム・・・ごめん・・・」
なぜか開口一番、謝罪されました。
「いいえ、殿下。殿下が私に謝罪される理由がございません。それに王子殿下ともあろうお方が、そう簡単に謝罪の言葉を述べるものではありませんよ」
私の首から下へ焦点を合わせないようにしているのでしょう。殿下は頬を赤く染めながらも、まっすぐに私の目を見ていらっしゃいます。
その後ろにいたアレクシス様はというと、盛大にむせながら、涙目でご自分の足元へ視線を落としていらっしゃいました。
「おはようございます。殿下。アレクシス様」
朝の挨拶がまだだったので優雅に淑女の礼をしてから顔を上げると、お二人に目をそらされました。
うん。見てしまったのですね。目線からして谷間を。ここはもう二度と「着て来い」と言われないように、狂気たちを強調しておきましょう。
「殿下、アレクシス様。どうされましたか?」
二の腕でぐっと寄せつつ、やや前かがみの姿勢で、殿下の顔を覗き込むようにしてみます。アレクシス様は私に背を向けて再びむせ始め、殿下は両手で顔を覆ってしゃがみ込んでしまいました。
殿下を立たせようと、私は慌ててその近くに跪きます。他の生徒たちが来る前に、誤解されることが確実な現状を改善しておきたいからです。
「おやめください、殿下。人目を引いてしまいます」
殿下は指の隙間からちらりと私のどこかを見て、今度は耳まで赤く染めました。
「ごめん。私が悪かった。もう許して・・・」
人聞きの悪い・・・私が何をしたというのですか。殿下の護衛たちが廊下にいますが、他の生徒が教室にいなくて本当に良かった。
「何の事だか分かりかねますが、立っていただかないと私が困ります。立てないのでしたら、手をお貸しいたしましょうか?」
「ひゃん!」
殿下の肩に触れたら、飛び上がられた上に変な声を上げられました。殿下は顔を覆ったままで、いやいやをするように頭を横に振っています。
これではまるで私が、殿下を手籠めにしようとしている様ではないですか。
「あ、あの・・・殿下。そろそろ悪ふざけはおやめくださいませんか?」
「やぁんっ」
焦って殿下の肩を掴んだら、もっと変な声をあげられました。
ヤバす。軽く萌えた。
どうやら中性的な美人が、赤面しながら潤んだ目で恥ずかしそうにこちらを見るしぐさにやられたらしいです。
自分の嗜好に愕然として硬直していたら、扉の方からねっとりとした視線を感じました。
驚いて顔を上げると、扉の隙間からこちらを覗き見ていたテスラ侯爵令嬢、イングリッド様と目が合います。彼女は私と目が合うと、うっとりとほほ笑みました。
「すれきった殿下の純情を呼び覚ました挙句に弄ぶなんて・・・さすがカーラ様ですわっ!」
をい。制作者。どうせ死んでしまうからって、適当にキャラを設定したのではあるまいな?!
そして帰ってきて! 面白がってないで、私を助けて! イングリッド様!!
うふふ・・・と扉の隙間から不気味に微笑む、イングリッド様。
座り込んだまま、潤んだ瞳で私の萌えをつついてくる、殿下。
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