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九頁 愛憎のヒガンバナ
129話 羅針盤
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「……襲われたというのは?」
決して穏やかではない報告にエヴェイユの声色が自然と冷たくなる。
「はい。まずアルストロメリア伯爵令嬢たちのグループは宿泊していた宿を幻影の魔術で覆われ、内側からの脱出ができなくなってしまったそうです」
「……幻惑魔術、ですか。それはかなり高度な術のはずです。そんな魔術を発動できる者などそう多くはないはずです」
「そうだな。だが一人では無理でも複数人であれば可能だろう」
わざわざそんな魔術を使ってまでアラグリア・リコリスはシュヴァリエ・アクナイトを手に入れたいらしいと考えるとその執念にぞっとする。
「……そうですね。他のグループはどのような状態ですか?」
「セントポーリア子爵子息らはならず者たちから奇襲を受けたそうです。多くがただのならず者たちのようですが騎士の剣術を使う者たちが複数交じっており、アーダから付けていただいた護衛たちと共に捕縛を行いました。彼らの言葉から様々な理由で騎士団を追放された者たちだと判断し、現在黒光騎士団の駐屯地へ連行中とのことです」
「……ああ、いましたね。そういった報告は度々受けますが、なるほど……少なからず恨みを抱いてもおかしくないところに付け込まれましたか」
「はい。彼らから不快な魔術の気配がしたそうで、おそらく洗脳された可能性があると」
「……最近この手の話をよく聞くのはただの偶然か?」
「……明らかに何者かの意図を感じますね。本当に気分が悪い」
嫌悪を隠しもせずに吐き捨てるエヴェイユに周囲は同意と言わんばかりにうなずく。リヒトに至っては前世から思っていたことでもあり、より一層の不気味さを感じていた。ストーリーの構成から考えても続編ありきだという予想はユーザーたちの中でよく出てくるもので紅夏も風車も続編出る側の人間だった。それが転生という形で現実になったことで余計に一連の騒動を裏で操っている存在がいるという考えになる。
「ほかにもマトリカリア侯爵令嬢のグループが魔物に襲われたようですが、こちらは魅惑の魔香を嗅がされていたらしく、狂暴化していたと」
「魅惑の魔香……」
「それは禁忌の代物だろ。そんなものまで使用するとは……エヴェイユ、入手ルートを早急に洗い出したほうがいい」
「もちろんです。もはや一刻の猶予もありませんね。アラグリア・リコリスを反逆者としてリコリス一族は極刑に処されるでしょう。すぐにでも捕縛したいのですが……」
「そのためにはシュヴァリエが預けたこれを解かなければならないが……」
そう言ってアウルは机の上に置かれている本に視線を向ける。その視線を追うようにその場にいた全員も本に視線を向けた。
「その本は一体……」
「ああ、クオーレは見るのは初めてでしたよね。これはシュヴァリエ様が寄こしたものです。どうやらあの人、あえておかしくなったふりをしていたようなんですよ」
「……は?」
珍しく間抜けな顔をしたクオーレに全員が同情した。この場にいるのは皆、シュヴァリエに騙された面々である。その心境は嫌というほど察せられた。それから深いため息をこぼして一言。
「……あの阿呆はどこにいる?」
「それをこれから解くんですよ。今回の件に関して言いたいことがあるのは貴方だけではありませんのでさっさと解いてしまいましょう」
『賛成です』
みんなの心が様々な理由でひとつになった瞬間だった。
その時、件の人物が背筋を凍らせながらくしゃみをしたとかしないとか……。
「さて、リヒトが取ってきてくださった本が正規の物になります」
シュヴァリエが寄こした暗号の本とその中身をバラバラにしたもの、そして正規の本が並べられた。
「こちらの魔法陣が描かれた紙を見ていて気付いたのですが、この端の絵、正規版のページに載っているんです」
エヴェイユがめくったページには確かに同じ形の絵が描かれていた。他の物も見ていくと同様に載っている。表紙は月食の下で悲しげに微笑む女が船の上で二本に絡まった枝を握りしめている全体的に暗い絵。船、連理の枝、月蝕、竜胆、水仙など様々描かれているがこれらはページのところどころにも載せられている。これらが鍵になるだろうことは間違いない。
「ならばそのページの絵の順に並べ変えてみたらどうだ?」
「やってみます」
バラバラにした紙は全部で二十枚。すべて見開きで四分の一ずつあり、同じ絵が描かれている紙同士でまとめてページの位置と重なるように並べ替えると五枚の完全な魔法陣が完成した。
「……これで魔法陣は完成ですね」
「ええ。本当に手が込んでいますね。ですが魔法陣だけということはないでしょう。他にも何か……」
「……表紙を見せてくれないか?」
「いいですよ」
本を閉じて今度は表紙を並べるとアウルはすっとタイトルの頭を指さした。
「ここだけ文字の形が違っている」
「……おや、本当ですね」
「……ならこれが意味するのは絵の頭文字を並べろということではないでしょうか」
「やってみよう。おそらくページの順番どおりでいいはずだ。絵は他にもあるのにわざわざこれらの絵だけ抜粋したようだからな」
クオーレの言葉通りページに描かれている絵は他にもあるのにシュヴァリエの本には見当たらない。この絵の物だけ抜き取って綴ったことは明白だった。
絵の順番はスイセン、船、枝、赤い月、リンドウである。
「スイセンと船、そしてリンドウはおそらくそのままだろう。残りの枝と月は……」
「……連理の枝と月食、ではないでしょうか」
「……ああ、それなら辻褄は合うな。なら絵はスイセン、船、連理の枝、月蝕、リンドウそれぞれの頭文字を取ると……」
書き損じの紙に並び替えた文字を綴っていき頭文字に印をつけると一つの単語が浮かび上がった。
スイセン
ふね
れんりのえだ
げっしょく
リンドウ
「スフレゲリ……スプレンゲリ湖畔!」
「ああ、あそこですか。我が国でも有数の避暑地ですね。あそこに別荘を持っている貴族はかなりの数いますから盲点でした。すぐさま騎士を派遣します。わざわざこんな手の込んだ方法で伝えてきたのです。これで外れということはないでしょうから」
「俺も行こう」
場所が判明した途端、意思表示をしたアウルをエヴェイユはじっと見つめ、ため息をついた。
「…………どうせ止めても無駄ですよね。貴方には大人しくしていてほしいんですが……ただし、絶対に無茶はしないでください。いくら私でも弁明するのは困難になりますよ」
「問題ない。父上や兄上にとってはいつも通りだと言われて終わりだ」
「……問題大ありです。まったく、これから父上のところへ行ってきますのでそれまで待機してください。すぐに済みますから」
「わかった。だが王都のすぐ外にある駐屯地にいることは許してくれ」
「……特例で認めますが、くれぐれも先に行こうとはしないようにお願いします。それとこちらの魔法陣はどうしますか」
「それも持っていく。その魔法陣にはフェイバースパイダーの糸が使用されていることを考えれば、おそらく魔法陣が羅針盤になっているはずだからな」
「わかりました。リヒト、アウルへ随伴してください」
「かしこまりました、殿下」
「クオーレは私と共に城へ向かいます」
「御心のままに」
それぞれが速やかに動き出す中、フェイバースパイダーの子どもがアウルの背中に飛び乗った。
「一緒に来たいのか?」
「ギュウ、ギィイッ!」
つぶらな瞳には明らかな怒りと意思が宿り、じっとアウルを見つめている。アウルにはその思いを無視することはできないし、するつもりもない。何よりもここまでやる気になっているこの子蜘蛛を置いていったりしたら後々どのような事態になるかわからなかった。
「絶対に俺からはぐれるなよ」
「ギュウ!」
アウルとリヒトはすぐさま部屋を飛び出し寮へ戻ると剣を手に取り馬に飛び乗るとすぐさま走らせる。決着はもう間もなく——
決して穏やかではない報告にエヴェイユの声色が自然と冷たくなる。
「はい。まずアルストロメリア伯爵令嬢たちのグループは宿泊していた宿を幻影の魔術で覆われ、内側からの脱出ができなくなってしまったそうです」
「……幻惑魔術、ですか。それはかなり高度な術のはずです。そんな魔術を発動できる者などそう多くはないはずです」
「そうだな。だが一人では無理でも複数人であれば可能だろう」
わざわざそんな魔術を使ってまでアラグリア・リコリスはシュヴァリエ・アクナイトを手に入れたいらしいと考えるとその執念にぞっとする。
「……そうですね。他のグループはどのような状態ですか?」
「セントポーリア子爵子息らはならず者たちから奇襲を受けたそうです。多くがただのならず者たちのようですが騎士の剣術を使う者たちが複数交じっており、アーダから付けていただいた護衛たちと共に捕縛を行いました。彼らの言葉から様々な理由で騎士団を追放された者たちだと判断し、現在黒光騎士団の駐屯地へ連行中とのことです」
「……ああ、いましたね。そういった報告は度々受けますが、なるほど……少なからず恨みを抱いてもおかしくないところに付け込まれましたか」
「はい。彼らから不快な魔術の気配がしたそうで、おそらく洗脳された可能性があると」
「……最近この手の話をよく聞くのはただの偶然か?」
「……明らかに何者かの意図を感じますね。本当に気分が悪い」
嫌悪を隠しもせずに吐き捨てるエヴェイユに周囲は同意と言わんばかりにうなずく。リヒトに至っては前世から思っていたことでもあり、より一層の不気味さを感じていた。ストーリーの構成から考えても続編ありきだという予想はユーザーたちの中でよく出てくるもので紅夏も風車も続編出る側の人間だった。それが転生という形で現実になったことで余計に一連の騒動を裏で操っている存在がいるという考えになる。
「ほかにもマトリカリア侯爵令嬢のグループが魔物に襲われたようですが、こちらは魅惑の魔香を嗅がされていたらしく、狂暴化していたと」
「魅惑の魔香……」
「それは禁忌の代物だろ。そんなものまで使用するとは……エヴェイユ、入手ルートを早急に洗い出したほうがいい」
「もちろんです。もはや一刻の猶予もありませんね。アラグリア・リコリスを反逆者としてリコリス一族は極刑に処されるでしょう。すぐにでも捕縛したいのですが……」
「そのためにはシュヴァリエが預けたこれを解かなければならないが……」
そう言ってアウルは机の上に置かれている本に視線を向ける。その視線を追うようにその場にいた全員も本に視線を向けた。
「その本は一体……」
「ああ、クオーレは見るのは初めてでしたよね。これはシュヴァリエ様が寄こしたものです。どうやらあの人、あえておかしくなったふりをしていたようなんですよ」
「……は?」
珍しく間抜けな顔をしたクオーレに全員が同情した。この場にいるのは皆、シュヴァリエに騙された面々である。その心境は嫌というほど察せられた。それから深いため息をこぼして一言。
「……あの阿呆はどこにいる?」
「それをこれから解くんですよ。今回の件に関して言いたいことがあるのは貴方だけではありませんのでさっさと解いてしまいましょう」
『賛成です』
みんなの心が様々な理由でひとつになった瞬間だった。
その時、件の人物が背筋を凍らせながらくしゃみをしたとかしないとか……。
「さて、リヒトが取ってきてくださった本が正規の物になります」
シュヴァリエが寄こした暗号の本とその中身をバラバラにしたもの、そして正規の本が並べられた。
「こちらの魔法陣が描かれた紙を見ていて気付いたのですが、この端の絵、正規版のページに載っているんです」
エヴェイユがめくったページには確かに同じ形の絵が描かれていた。他の物も見ていくと同様に載っている。表紙は月食の下で悲しげに微笑む女が船の上で二本に絡まった枝を握りしめている全体的に暗い絵。船、連理の枝、月蝕、竜胆、水仙など様々描かれているがこれらはページのところどころにも載せられている。これらが鍵になるだろうことは間違いない。
「ならばそのページの絵の順に並べ変えてみたらどうだ?」
「やってみます」
バラバラにした紙は全部で二十枚。すべて見開きで四分の一ずつあり、同じ絵が描かれている紙同士でまとめてページの位置と重なるように並べ替えると五枚の完全な魔法陣が完成した。
「……これで魔法陣は完成ですね」
「ええ。本当に手が込んでいますね。ですが魔法陣だけということはないでしょう。他にも何か……」
「……表紙を見せてくれないか?」
「いいですよ」
本を閉じて今度は表紙を並べるとアウルはすっとタイトルの頭を指さした。
「ここだけ文字の形が違っている」
「……おや、本当ですね」
「……ならこれが意味するのは絵の頭文字を並べろということではないでしょうか」
「やってみよう。おそらくページの順番どおりでいいはずだ。絵は他にもあるのにわざわざこれらの絵だけ抜粋したようだからな」
クオーレの言葉通りページに描かれている絵は他にもあるのにシュヴァリエの本には見当たらない。この絵の物だけ抜き取って綴ったことは明白だった。
絵の順番はスイセン、船、枝、赤い月、リンドウである。
「スイセンと船、そしてリンドウはおそらくそのままだろう。残りの枝と月は……」
「……連理の枝と月食、ではないでしょうか」
「……ああ、それなら辻褄は合うな。なら絵はスイセン、船、連理の枝、月蝕、リンドウそれぞれの頭文字を取ると……」
書き損じの紙に並び替えた文字を綴っていき頭文字に印をつけると一つの単語が浮かび上がった。
スイセン
ふね
れんりのえだ
げっしょく
リンドウ
「スフレゲリ……スプレンゲリ湖畔!」
「ああ、あそこですか。我が国でも有数の避暑地ですね。あそこに別荘を持っている貴族はかなりの数いますから盲点でした。すぐさま騎士を派遣します。わざわざこんな手の込んだ方法で伝えてきたのです。これで外れということはないでしょうから」
「俺も行こう」
場所が判明した途端、意思表示をしたアウルをエヴェイユはじっと見つめ、ため息をついた。
「…………どうせ止めても無駄ですよね。貴方には大人しくしていてほしいんですが……ただし、絶対に無茶はしないでください。いくら私でも弁明するのは困難になりますよ」
「問題ない。父上や兄上にとってはいつも通りだと言われて終わりだ」
「……問題大ありです。まったく、これから父上のところへ行ってきますのでそれまで待機してください。すぐに済みますから」
「わかった。だが王都のすぐ外にある駐屯地にいることは許してくれ」
「……特例で認めますが、くれぐれも先に行こうとはしないようにお願いします。それとこちらの魔法陣はどうしますか」
「それも持っていく。その魔法陣にはフェイバースパイダーの糸が使用されていることを考えれば、おそらく魔法陣が羅針盤になっているはずだからな」
「わかりました。リヒト、アウルへ随伴してください」
「かしこまりました、殿下」
「クオーレは私と共に城へ向かいます」
「御心のままに」
それぞれが速やかに動き出す中、フェイバースパイダーの子どもがアウルの背中に飛び乗った。
「一緒に来たいのか?」
「ギュウ、ギィイッ!」
つぶらな瞳には明らかな怒りと意思が宿り、じっとアウルを見つめている。アウルにはその思いを無視することはできないし、するつもりもない。何よりもここまでやる気になっているこの子蜘蛛を置いていったりしたら後々どのような事態になるかわからなかった。
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