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八頁 愛国のナスタチウム
112話 魔法の解除 ☆(※R18)
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※前回R15と表記しましたが15禁の基準が曖昧で書いている途中で不安になったのでR18としました。なのでR18としては物足りないと思うこともあると思いますがご容赦いただけますと幸いです。
・・・・・・・・・・・
猛烈な寒さに襲われ意識を失った俺が目覚めたのは翌日の昼だった。俺は今アウルと共に借りることになった例の部屋のベッドに冬用の布団を掛けられ横たわっている。目覚めたのはいいが体が真冬の水に落ちたのかと思うほどに冷えている。
「起きたかシュヴァリエ」
湯気の立った飲み物を手に傍へやってきたのは同室のアウル。お前授業はどうしたよ。
「なぜいる?」
「……そんな状態になった君を放っておけるわけないだろう? アストラ殿下にも許可を取っている。そもそも俺に君の看病をするように言ったのは彼だ」
「はあ……それで状況は?」
アウルはカップをテーブルに置き椅子に腰かけて状況説明を始めた。
「まず昨日の騒ぎについてだが君と俺のグラスから倒れた二人が飲んだのと同じ成分が検出され出所を調べたところヴェント伯爵子息の仕業だと判明した。これにより彼を拘束し薬が抜け次第尋問を行うそうだ」
「それはそうだろうな」
「こうなるとわかっていたからあの時俺には飲むなと視線を寄こしたのか」
「ああ。怪しさしかなかったからな。君にまで飲ませるわけにはいかなかった」
「……はあ。俺のことは気にしなくていい。約定のことはすでに知っているだろう」
「それでも公爵家の人間としては動かざるを得ない。君こそそういうものだということは理解しているはずだ」
「面倒なものだな」
「仕方ないだろう。どうしても嫌だというのなら我が国の国王陛下とうちの公爵に直談判したらどうだ?」
「……ほんとうに君という人は」
俺だって好きでやっているんじゃないんだよ。約定があろうとなんだろうとこればかりはどうにもならんのでね。ため息つかれてもこっちが困るわ。
「グラスに入っていたのは裏ルートでしか手に入らない媚薬だそうだ」
「……はあ?」
媚薬って……いやゲームの知識で知っていたけどさ。あのねそれを俺らにまで盛ってどうするつもりだったのかということなんですが。媚薬なんだからそういうことですよね。……うん、とりあえず今回の犯人は何が何でも地獄に送ろう。
「即効性で口に含むとまずは全身の痛みと動悸に襲われる。その後ゆっくりと催淫効果が現れるそうだ。個人差はあるらしいが一時間から長い人だと約三時間くらいの時間をかけて催淫効果が出る。完全に効果が現れると精を中に一定量注がれない限り薬が抜けないらしい」
「……悪趣味極まりないな」
「まったくだ。飲まなくて正解だったな。シュヴァリエも飲んでいないんだろ?」
「当たり前だろう。警戒していた人物の手にあったものなど誰が」
ゲームだとクラルテ飲んじゃったんだよな。そんでそのまま濡れ場突入って流れになる。この時点でゲームとは流れが大きく違う。それに加えて俺はこんな症状知らんし。
「それで私のこの状態はなんだ?」
「ああ……それ、なんだが……」
アウルにしては珍しくごにょごにょと気まっずそうに口を開閉し視線をうろうろ。……え? 何そんなやばい状態なの? やめて超怖いんですけど!?
「あ~……その、な。まず君が受けたのは魔法だ。これを受けた者は死ぬ手前まで体温が下がる。だが意識はある。この国の魔術師に見てもらったところ複雑な術式で構築されていて手っ取り早い解除方法は…………………………火属性と高い魔力を持った人間と交合すること、らしい」
…………………………? なんて?
こうごう? コウゴウ? 人間と……………ってまさか交合じゃないよな!!!!!???
「交合、とは?」
「……せ、性行為だ」
「………………………………ふざけているのか?」
「断じて違う! 俺だって言いたくて言っているんじゃないしできれば冗談であってほしいが……事実なのだから仕方ないだろう」
嘘……ではないな。この状況で嘘をつく人間じゃない。ってことはなに? まじでそういう解除方法なわけ? 道理であんなに渋ったわけだよ。そりゃ言えねえわな!
「それで、どうする?」
「一応聞くがこのまま放置していたらどうなる?」
「徐々に君の体が凍りつき意識があるだけの人形になるそうだ」
怖っ! なにそれ!? 要するに氷の中で生きているようなものってことか!? どこのどいつだこんな魔術作った奴は!!! ……ちょっと待てよ?
「君がここにいる理由は……そういうことか?」
「……ああ」
アウルは五属性を持ち魔力も豊富にある。つまりアウルは俺の看病兼治療要員としてこの場にいるという。なるほどね。だからさっきどうするって聞いたのか。…………………………はあ。
「…………………………わかった。治療を受けよう」
「いいのか? 嫌がるかと思ったが」
「意識ある氷像と化すよりもはるかにましだ。それにこの私にこのような下劣なものを浴びせておいてただで済ますわけにはいかないだろう」
「……わかった。だが君の場合は魔力量が多いから……その……………最後までする必要はない」
「…………そうか」
突っ込まれなくていいと分かってちょっと安心した。でも……お、男同士なんて今まで意識したこともねえんだけど……………大丈夫かな?
「じっとしていてくれ。俺がやるから」
「……ああ」
「少し寒いぞ」
そう言ってアウルはそっと布団をめくり俺の上に乗ってきた。そして……そっと唇が重なる。悪趣味な魔法を受けてから寒くて仕方ないはずの体なのに合わさった唇だけは熱を持ち徐々に全身へ広がっていく感覚がした。角度を変え次第に重なりが深くなる。
「ん……はぁ…………」
リップ音に水音が混じり唇の間に湿った感触が乗った。そして……口内にアウルの熱い舌が入ってくる。
「んぁ……ふぅ…………」
くちゅくちゅと耳のすぐそばで響く水音が恥ずかしくて気づけばアウルの服の裾を掴んでいた。
「あっ…んっ………はぁ…………」
裾を掴んだ俺の手首を掴んで耳のすぐ横で固定して再び唇を合わせ口の中を舌で優しく撫でていく。上の歯の表面から裏側をなぞり下の歯へ自身の唾液を塗り込むように丹念に舌を這わせ……俺の舌と絡ませた。
「ふぅ、んっ……」
や、やばい……これ、き…もち、いい……。つーかこいつキス上手すぎだろ。
「大丈夫か?」
小さく震えている俺を心配そうに見つめて頭を撫でるアウルだがそんなこと気に止められる状況じゃない。
「……少し、勃って…きた……」
「……っ! 今そんなこと言うな……!」
やや目が据わったアウルはそう怒鳴った直後先ほどよりもやや乱暴に舌を入れ口内を激しく掻き回す。あれだけ寒かったはずの体は火照りだしどんどん敏感になっていく。
「はっ……あん…………」
未知の快感にどんどん力が抜けていく。俺、初めてなのに……キスで、感じている………。そう思った時、ズボンの上からゆるく勃ち上がったそれをアウルの手が撫で上げた。
「んんっ……!」
爆発的に膨れ上がった快感にキスされているのに声を抑えられない。
「……おい! いきなり何をしている!?」
「ここまできたら一度出したほうがいい」
「なっ……それなら自分で……ひゃぁあ!」
いつの間にか下着ごとズボンを下ろされて完全に上を向いた花芯はポロポロと卑猥な雫を流している。外気に触れてふるりと震えるそれに俺は耐えれず目を逸らした。
「大丈夫だ。そのまま感じていればすぐに終わるから」
アウルの手が壊れ物を扱うようにそっと握り込む。それだけで快楽が背中を貫き自分の声とは思えないほど高い喘ぎ声が出た。慌てて口を塞ぐがアウルの手が上下に動くと我慢できずに声が漏れる。
「ああっ……! ふ……は、ぁ……あぁ…んっ……」
緩急をつけながら扱かれ自分の口から漏れる喘ぎ声は次第に単調になっていき、そして——
「あああぁっ——…………!!!」
アウルの手で絶頂を迎え白濁が飛び散った。快楽の象徴はアウルの手だけでなく顔にも一部かかってしまっている。絶頂の余韻に浸りようやく呼吸が落ち着いてきて意識もまともになったところで凍えるような寒さが嘘のように消え失せ元の感覚に戻っていることがわかった。……とりあえず。俺は無言で布を取り出しアウルに渡す。
「これで顔を拭け」
顔についた俺の欲望の残骸は見るに堪えないのでさっさと綺麗にしていただきたいです。そんでもって俺もこのどうしようもない格好を何とかせねば! 備え付けのシャワー室に行き速攻で体を拭き着替えを済ませ部屋に戻るとアウルはおらずもう一つのシャワー室から水音が聞こえている。……そういえば自分のことでいっぱいだったから他のことに意識が向かなかったけどアウルの奴も勃っ…………………………ああああああっ!!!!! その思考と現在の水音の意味を結び付けるという愚かな働きをした脳みそのおかげで絶叫しかけ己の目が机の上に置かれたマグカップを捉えた瞬間、俺はマグカップを乱暴に引っ掴み中身を一気に飲み干した。中身はローマンカモミールを使用したハーブティーだったらしい。
アウルが入れてくれたのであろうそれはすっかり冷え切っていた。
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猛烈な寒さに襲われ意識を失った俺が目覚めたのは翌日の昼だった。俺は今アウルと共に借りることになった例の部屋のベッドに冬用の布団を掛けられ横たわっている。目覚めたのはいいが体が真冬の水に落ちたのかと思うほどに冷えている。
「起きたかシュヴァリエ」
湯気の立った飲み物を手に傍へやってきたのは同室のアウル。お前授業はどうしたよ。
「なぜいる?」
「……そんな状態になった君を放っておけるわけないだろう? アストラ殿下にも許可を取っている。そもそも俺に君の看病をするように言ったのは彼だ」
「はあ……それで状況は?」
アウルはカップをテーブルに置き椅子に腰かけて状況説明を始めた。
「まず昨日の騒ぎについてだが君と俺のグラスから倒れた二人が飲んだのと同じ成分が検出され出所を調べたところヴェント伯爵子息の仕業だと判明した。これにより彼を拘束し薬が抜け次第尋問を行うそうだ」
「それはそうだろうな」
「こうなるとわかっていたからあの時俺には飲むなと視線を寄こしたのか」
「ああ。怪しさしかなかったからな。君にまで飲ませるわけにはいかなかった」
「……はあ。俺のことは気にしなくていい。約定のことはすでに知っているだろう」
「それでも公爵家の人間としては動かざるを得ない。君こそそういうものだということは理解しているはずだ」
「面倒なものだな」
「仕方ないだろう。どうしても嫌だというのなら我が国の国王陛下とうちの公爵に直談判したらどうだ?」
「……ほんとうに君という人は」
俺だって好きでやっているんじゃないんだよ。約定があろうとなんだろうとこればかりはどうにもならんのでね。ため息つかれてもこっちが困るわ。
「グラスに入っていたのは裏ルートでしか手に入らない媚薬だそうだ」
「……はあ?」
媚薬って……いやゲームの知識で知っていたけどさ。あのねそれを俺らにまで盛ってどうするつもりだったのかということなんですが。媚薬なんだからそういうことですよね。……うん、とりあえず今回の犯人は何が何でも地獄に送ろう。
「即効性で口に含むとまずは全身の痛みと動悸に襲われる。その後ゆっくりと催淫効果が現れるそうだ。個人差はあるらしいが一時間から長い人だと約三時間くらいの時間をかけて催淫効果が出る。完全に効果が現れると精を中に一定量注がれない限り薬が抜けないらしい」
「……悪趣味極まりないな」
「まったくだ。飲まなくて正解だったな。シュヴァリエも飲んでいないんだろ?」
「当たり前だろう。警戒していた人物の手にあったものなど誰が」
ゲームだとクラルテ飲んじゃったんだよな。そんでそのまま濡れ場突入って流れになる。この時点でゲームとは流れが大きく違う。それに加えて俺はこんな症状知らんし。
「それで私のこの状態はなんだ?」
「ああ……それ、なんだが……」
アウルにしては珍しくごにょごにょと気まっずそうに口を開閉し視線をうろうろ。……え? 何そんなやばい状態なの? やめて超怖いんですけど!?
「あ~……その、な。まず君が受けたのは魔法だ。これを受けた者は死ぬ手前まで体温が下がる。だが意識はある。この国の魔術師に見てもらったところ複雑な術式で構築されていて手っ取り早い解除方法は…………………………火属性と高い魔力を持った人間と交合すること、らしい」
…………………………? なんて?
こうごう? コウゴウ? 人間と……………ってまさか交合じゃないよな!!!!!???
「交合、とは?」
「……せ、性行為だ」
「………………………………ふざけているのか?」
「断じて違う! 俺だって言いたくて言っているんじゃないしできれば冗談であってほしいが……事実なのだから仕方ないだろう」
嘘……ではないな。この状況で嘘をつく人間じゃない。ってことはなに? まじでそういう解除方法なわけ? 道理であんなに渋ったわけだよ。そりゃ言えねえわな!
「それで、どうする?」
「一応聞くがこのまま放置していたらどうなる?」
「徐々に君の体が凍りつき意識があるだけの人形になるそうだ」
怖っ! なにそれ!? 要するに氷の中で生きているようなものってことか!? どこのどいつだこんな魔術作った奴は!!! ……ちょっと待てよ?
「君がここにいる理由は……そういうことか?」
「……ああ」
アウルは五属性を持ち魔力も豊富にある。つまりアウルは俺の看病兼治療要員としてこの場にいるという。なるほどね。だからさっきどうするって聞いたのか。…………………………はあ。
「…………………………わかった。治療を受けよう」
「いいのか? 嫌がるかと思ったが」
「意識ある氷像と化すよりもはるかにましだ。それにこの私にこのような下劣なものを浴びせておいてただで済ますわけにはいかないだろう」
「……わかった。だが君の場合は魔力量が多いから……その……………最後までする必要はない」
「…………そうか」
突っ込まれなくていいと分かってちょっと安心した。でも……お、男同士なんて今まで意識したこともねえんだけど……………大丈夫かな?
「じっとしていてくれ。俺がやるから」
「……ああ」
「少し寒いぞ」
そう言ってアウルはそっと布団をめくり俺の上に乗ってきた。そして……そっと唇が重なる。悪趣味な魔法を受けてから寒くて仕方ないはずの体なのに合わさった唇だけは熱を持ち徐々に全身へ広がっていく感覚がした。角度を変え次第に重なりが深くなる。
「ん……はぁ…………」
リップ音に水音が混じり唇の間に湿った感触が乗った。そして……口内にアウルの熱い舌が入ってくる。
「んぁ……ふぅ…………」
くちゅくちゅと耳のすぐそばで響く水音が恥ずかしくて気づけばアウルの服の裾を掴んでいた。
「あっ…んっ………はぁ…………」
裾を掴んだ俺の手首を掴んで耳のすぐ横で固定して再び唇を合わせ口の中を舌で優しく撫でていく。上の歯の表面から裏側をなぞり下の歯へ自身の唾液を塗り込むように丹念に舌を這わせ……俺の舌と絡ませた。
「ふぅ、んっ……」
や、やばい……これ、き…もち、いい……。つーかこいつキス上手すぎだろ。
「大丈夫か?」
小さく震えている俺を心配そうに見つめて頭を撫でるアウルだがそんなこと気に止められる状況じゃない。
「……少し、勃って…きた……」
「……っ! 今そんなこと言うな……!」
やや目が据わったアウルはそう怒鳴った直後先ほどよりもやや乱暴に舌を入れ口内を激しく掻き回す。あれだけ寒かったはずの体は火照りだしどんどん敏感になっていく。
「はっ……あん…………」
未知の快感にどんどん力が抜けていく。俺、初めてなのに……キスで、感じている………。そう思った時、ズボンの上からゆるく勃ち上がったそれをアウルの手が撫で上げた。
「んんっ……!」
爆発的に膨れ上がった快感にキスされているのに声を抑えられない。
「……おい! いきなり何をしている!?」
「ここまできたら一度出したほうがいい」
「なっ……それなら自分で……ひゃぁあ!」
いつの間にか下着ごとズボンを下ろされて完全に上を向いた花芯はポロポロと卑猥な雫を流している。外気に触れてふるりと震えるそれに俺は耐えれず目を逸らした。
「大丈夫だ。そのまま感じていればすぐに終わるから」
アウルの手が壊れ物を扱うようにそっと握り込む。それだけで快楽が背中を貫き自分の声とは思えないほど高い喘ぎ声が出た。慌てて口を塞ぐがアウルの手が上下に動くと我慢できずに声が漏れる。
「ああっ……! ふ……は、ぁ……あぁ…んっ……」
緩急をつけながら扱かれ自分の口から漏れる喘ぎ声は次第に単調になっていき、そして——
「あああぁっ——…………!!!」
アウルの手で絶頂を迎え白濁が飛び散った。快楽の象徴はアウルの手だけでなく顔にも一部かかってしまっている。絶頂の余韻に浸りようやく呼吸が落ち着いてきて意識もまともになったところで凍えるような寒さが嘘のように消え失せ元の感覚に戻っていることがわかった。……とりあえず。俺は無言で布を取り出しアウルに渡す。
「これで顔を拭け」
顔についた俺の欲望の残骸は見るに堪えないのでさっさと綺麗にしていただきたいです。そんでもって俺もこのどうしようもない格好を何とかせねば! 備え付けのシャワー室に行き速攻で体を拭き着替えを済ませ部屋に戻るとアウルはおらずもう一つのシャワー室から水音が聞こえている。……そういえば自分のことでいっぱいだったから他のことに意識が向かなかったけどアウルの奴も勃っ…………………………ああああああっ!!!!! その思考と現在の水音の意味を結び付けるという愚かな働きをした脳みそのおかげで絶叫しかけ己の目が机の上に置かれたマグカップを捉えた瞬間、俺はマグカップを乱暴に引っ掴み中身を一気に飲み干した。中身はローマンカモミールを使用したハーブティーだったらしい。
アウルが入れてくれたのであろうそれはすっかり冷え切っていた。
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